温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
群馬のブログポータルサイト「グンブロ」顧問
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使
四万温泉大使
ぐんまの地酒大使
群馬県立歴史博物館「友の会」運営委員



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ぐんま謎学の旅~民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2023年10月04日

来週放送! 「温泉王国ぐんま」 第4弾

 
 僕は現在、群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』 という番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。

 スーパーバイザーというと、たいそう偉そうに聞こえますが、まったく違います。
 正しくは、「ご意見番」 といったところで、毎回会議の末席に座っていて、ディレクターたちから提案されるネタに、「あーだこーだ」 と難癖をつけたり、「いいんじゃないの」 と投げやりな返答をしているだけの、いわば、居ても居なくても会議には関係ないようなオマケ的な存在なのです。


 でもね、ときどき、ネタの提案などもします。
 そして、ネタの内容によっては、自らがリポーターを買って出たりもします。
 過去には、県内のミステリースポットをめぐる “ミステリーハンター” なんていう役もやりました。

 で、昨年からスタートした新シリーズ 「温泉王国ぐんま」。
 このシリーズでは、提案・企画から現地リポートまでも僕が務めます。
 番組では、県内の温泉地を訪ね、あっと驚くトリビアな事実を紹介します。


 第4弾となる来週放送回では、“奇跡の湯” と呼ばれる群馬の秘湯を訪ねます。
 いったい何が、奇跡なのでしょうか?

 僕と一緒に、探しに行きましょう!



          『ぐんま!トリビア図鑑』
            温泉王国ぐんま
          奇跡の湯 「法師温泉」

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  2023年10月10日(火) 21:00~21:15
 ●再放送  10月14日(土) 10:30~ 16日(月) 12:30~
  


Posted by 小暮 淳 at 10:53Comments(0)テレビ・ラジオ

2023年09月10日

プロのトークはスゴイ!


 芸人さんたちの話術に圧倒されて、帰ってきました。


 読者のみなさんは、覚えていますか?
 ある日突然、東京のテレビ局から出演依頼が来たという話を?
 (2023年9月2日 「どこかで誰かが見ている」 参照)

 昨日が、その収録日でした。


 東京・台場の某テレビ局のスタジオ。
 受付を済ますと、個室の控え室に通されました。
 部屋に入って最初に目に入ったのは、弁当とお茶。
 「おお、これが噂の楽弁 (楽屋弁当) か!」
 と、いきなり感動してしまいました。

 まずはプロデューサーとディレクターとの名刺交換。
 その後、番組の進行についての打ち合わせ。
 30分ほど休憩をはさみ、メイク室へ。

 いやいや、驚きました!
 今までにローカル局でのスタジオ出演はありましたが、メイクをされたことはありません。
 また、何度かは東京のテレビ番組にも出させていただきましたが、すべて旅番組のロケだったので、やはりメイクなんてありませんでした。

 人生初のメイク体験。
 若くてきれいなお姉さんに、顔と頭をなで回されました。


 30分ほど控え室にて休憩。
 係りの人が、僕を呼びに来ました。

 「先生、そろそろ本番です」
 「先生?」
 「はい、番組ではゲストの方は先生と呼びます」


 スタジオ前は、まるでお祭り会場のよう。
 ケータリングが用意されていて、大勢のスタッフが集まっていました。
 その全員がスタジオへ入る僕に、
 「よろしくお願いしま~す!」
 と大きな声をかけて来ます。

 おお~、凄い!
 これが大都会東京のテレビ局というものなのか!
 と、感動しきり。


 いよいよ、スタジオ入りです。
 それにしても、で、で、デカ~い!
 広さだけではなく、天井も高い。
 セットも派手だし、カメラの台数も多い。

 「はーい、小暮先生、入りま~す!」
 スタッフの声に、スタジオ内から拍手が沸き起こりました。

 見渡せば観覧席があり、すでに公募で集められた大勢の観客らが拍手をしていました。
 なんだかスターになった気分で、ステージへ。

 で、おったまげ~!
 僕の席は、ほぼほぼステージの中央です。
 お笑いコンビBの2人の前、そしてKの2人の隣です。


 その後も会場は、出演者の名前が呼び上げられるたびに、大きな拍手が起こります。
 そして……
 最後は、この人の登場!
 MCは、大物タレントのAさんです。

 「Aさん、入りま~す!」
 スタッフの声に、会場は今日一番の拍手が沸き起こりました。


 いよいよ本番スタート!

 とにかく、滑り出しからトークが凄いんです。
 Aさんの話術に乗せられ、ひな壇のタレントやお笑い芸人たちのマシンガンのようなトークが炸裂。
 会場は、そのたびにドッカン、ドッカン、笑いが巻き起こります。


 あっというの収録でした。
 笑った、笑った!

 あれ、僕は何かしゃべりましたっけ?
 終わってみたら、ほぼほぼ記憶にありません。

 ただ、夢中で呼び鈴をチンチン叩いていた記憶だけはあります。  
 (勘のいい人は、何の番組だか分かりますよね)


 オンエアは来月下旬です。
 近くなりましたら詳細を報告いたします。

 お楽しみに!
  


Posted by 小暮 淳 at 12:13Comments(6)テレビ・ラジオ

2023年09月02日

どこかで誰かが見ている


 「1体だけ、ちゃんとしたモノを作ればいいんだよ。あとは俺が寝てても遊んでいても、こいつがもう1体作ってくれる。そして、そいつがもう1体。知らないうちに、こんなにも作品が増えているんだ」

 この言葉を覚えていますか?
 1週間前のブログに書いた、さる作家の言葉です。
 (2023年8月25日 「1体の木彫り人形」 参照)


 掲載後、ブログを読んだ数人から 「いい話ですね」 と声をかけられました。
 しかも、その人たちは自営、もしくはフリーランスで仕事をしている人たちでした。

 自営やフリーランスの人間は、勤め人のように保障がありません。
 ゆえに日々、不安と闘っています。
 「自分の生き方は間違っていないのだろうか?」
 「このままで、いいのだろうか?」
 「もしかしたら自分には、才能なんてないんじゃないか?」

 僕も、そうでした。
 この歳までフリーランスで生きてこられたのは、奇跡としかいいようがありません。
 何度、挫折しかけたか分かりませんもの。

 そんな時、いつも心の支えになっていたのが、冒頭に示した作家の言葉でした。
 「ちゃんとしたモノを作っていれば、どこかで誰かが必ず見ていてくれる」
 僕は、そう解釈して、迷うことなく生きてきました。


 半月ほど前のこと。
 僕が温泉大使を務める某観光協会の職員から、一本の電話がありました。

 「大使に東京のテレビ局から出演依頼の話が来ているんですが……」
 「なんで?」
 「よく分かりませんが、とりあえず届いている企画書を転送します」

 送られてきた企画書を見ると……
 えっ、えーーー!!!
 と自分の目を疑いました。
 有名なタレントが司会をする有名な番組名が書かれていました。

 なんで僕なのだろうか?
 群馬の限られた世界だけでモノを書いている自分に、なぜ出演依頼の話が来たのか、さっぱり訳が分かりません。


 その後、番組のADやディレクターからも連絡をいただき、「こんな私でよければ」 と、出演を承諾しました。
 「群馬のためになるならば……」
 ただ、その思いだけで、お受けしました。

 どこかで誰かが必ず見ている。


 「1体だけ、ちゃんとしたモノを作ればいいんだよ。あとは俺が寝てても遊んでいても、こいつがもう1体作ってくれる」
 N先生の言葉が、またもや僕の背中を押してくれました。

 ありがとうございます。
   


Posted by 小暮 淳 at 11:45Comments(0)テレビ・ラジオ

2023年08月31日

トリビアなる郷土


 「なぜ群馬に、こだわるのですか?」
 最近、そんな質問を受けることが増えました。

 こだわっている?

 長年、そんなことは考えもせずに仕事をしてきましたが、言われてみれば、なるほど。
 温泉にしても、民話にしても、地酒にしても、僕が追いかけているネタは、すべてに “群馬の” が付くんですよね。。
 気が付いたら無意識に、群馬限定で物を書いていました。

 なぜなんでしょう?

 思い当たる節があるとすれば、それば郷土愛しかありません。
 僕はかつて、3つの雑誌の編集人を歴任しました。
 すべて群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパーです。

 だからでしょうか?
 興味やテーマを探すとき、自然と思考回路は群馬県内に向いてしまいます。
 それは群馬が好きだから?
 それもありますが、それだけでは、ここまでのめり込むことはできなかったと思います。

 思うに、生まれ育ったところのことを、もっともっと知りたいという探求心なのだと思います。
 そして、探せば探すほど、次から次へと新しい発見が見つかるのです。


 現在、僕は群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』 という番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。
 番組は2015年4月にスタートし、すでに放送回数は330回を超えています。

 今週、3カ月に1度開かれる番組の構成会議に出席してきました。

 プロデューサー、ディレクター、放送作家らが集まり、各自が探してきたネタを披露します。
 歴史あり、文化あり、伝説あり、自然あり、人物あり、グルメ、ミステリー……
 とジャンルを問わず、さまざまなトリビアネタが提案されます。

 そのほとんどが、初めて知ることばかり!
 8年間も番組は続いているのに、一向にネタが枯渇することはありません。
 恐るべし、群馬県!
 まさに、ネタの宝庫であります。


 全国をまたに広く活動するライターは多くいると思いますが、僕はこれからもこの土地に暮らし、“魅惑の群馬県” を取材し続けようと思います。
 だって本当に、ネタに尽きない県なんですよ!
  


Posted by 小暮 淳 at 11:11Comments(0)テレビ・ラジオ

2023年06月17日

祝! FM GUNMA 新社屋


 エフエム群馬さん、新社屋完成!
 おめでとうございます。

 な~んて、今さらですが、遅ればせながらお祝いを申し上げます。
 昨年7月に若宮町の旧社屋から千代田町に移転オープンしたことは知っていましたが、昨日、初めて足を踏み入れました。
 いや~、ピカピカで最新鋭の施設にワクワクしながら見学してきました。


 思えば、僕とエフエム群馬さんとの付き合いは、僕の著書 “群馬の温泉シリーズ” の歴史なんですね。
 『ぐんまの源泉一軒宿』(上毛新聞社) が出版された2009年に、「SPANGLE(スバングル)」 という番組に出演させていただきました。
 その時のパーソナリティーが櫻井三千代さんだっということもあり、その後も本を出版するたびにスタジオにお邪魔するようになりました。

 その後とは、エフエム群馬の人気番組 『G☆FORCE(フォース)』 であります。
 パーソナリティーは櫻井さんと、お笑い芸人の竹村淳矢さん。
 同じ “淳” つながりということもあり、「ジュンジュンコンビ」 と呼ばれるようになりました。


 また番組以外の数々の特番にもコメンテーターとして呼んでいただきました。
 それも温泉ライターとしてではなく、民話や伝説をテーマに語る “謎学ライター” としても出演したことがあります。
 とにかく、エフエム群馬さんには、ただただ、お世話になりっぱなしなのであります。

 そんなエフエム群馬さんから、このたび、またしても出演依頼のお声がかかり、昨日、生放送に出演してきました。
 番組名は、『FRIDAY フルスロットル』。
 お相手は、シンガーソングライターの玉城ちはるさんと、アナウンサーの大津瑛寛さんです。

 お聴きになりましたか?

 20分ほどのゲストコーナーでしたが、現在僕が活動しているNPO法人で制作中の 「ぐんま温泉かるた」 の話をしてきました。


 放送したスタジオは、観覧スペースのある 「クラブエア」。
 なんと、クラブエアが2つもあってビックリ!

 地上4階建ての新社屋には、その他にも2つ、計4つのスタジオがあります。
 それぞれには、赤城・榛名・妙義の上毛三山と谷川岳の名が付いていました。
 というのも番組出演後、旧知の市川まどかアナが、社内を案内してくれたのであります。

 社内では櫻井三千代さんや以前、特番でご一緒したお笑いコンビ 「アンカンミンカン」 の川島さんともお会いし、ご挨拶をすることができました。


 玉城さん、大津さん、ありがとうございました。
 そしてなにより、番組出演を企画してくださり、社内見学の案内までしてくださった市川さん、本当にありがとうございました。

 「ぐんま温泉かるた」 の制作、がんばります!
  


Posted by 小暮 淳 at 12:06Comments(4)テレビ・ラジオ

2023年06月10日

FM GUNMA 生出演 決定!


 現在、クラウドファンディング (キャンプファイヤー) にて、『ぐんま温泉かるた』 の制作費支援を募っているNPO法人 「湯治乃邑(くに)」。
 僕は、この法人の代表理事を務めています。

 しかし、クラファン開設から2カ月近くが経ちましたが、依然、苦戦をしいられています。
 でも、ここにきて、マスコミによる援護射撃が始まりました!

 朝日新聞は今月2日、朝刊の群馬版にて、僕の写真とともに、かるたの読み札・絵札を掲載し、大々的に報じてくださいました。
 また朝日新聞は、今日(10日)の夕刊(全国版)にも掲載してくださるとのことです。
 (朝日新聞デジタル版からも閲覧できます)


 そして、ついに!
 エフエム群馬が、名乗り出てくださいました!

 来週16日(金)、午後1時~の人気ワイド番組 『FRIDAY フルスロットル』 に、生出演することになりました。
 パーソナリティーは、シンガーソングライターの玉城ちはるさん、アナウンサーの大津瑛寛さん。
 「今週のタマキ」 のコーナーにてゲスト出演し、インタビューを受けます。

 なぜ、温泉ライターになったのか?
 なぜ、今回、温泉かるたを作ろうと思ったのか?
 などなど、予定は未定のライブトークをお楽しみください。


 クラウドファンディング終了まで、あと13日。
 never give up!



 ■放送日  2023年6月16日(金) 13:00~13:55
 ■放送局  FM GUNMA (86.3MHz)
 ■番組名  「FRIDAY フルスロットル」
 ■ゲスト   小暮 淳 (温泉ライター)
  


Posted by 小暮 淳 at 12:00Comments(2)テレビ・ラジオ

2023年05月17日

トリビア温泉


 群馬テレビの人気番組 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 おかげさまで、放送開始から9年目を迎えました。
 回数も昨日の放送で、326回を数えました。

 これもひとえに、スポンサー様と視聴者様のお陰と心よりお礼を申し上げます。
 僕は、この番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。


 昨日、番組の企画・構成会議がありました。
 テレビ局の会議室には、プロデューサー・ディレクター・放送作家ら12名が集まり、毎度ながらの白熱した討論となりました。
 僕も末席にて、拝聴させていただきました。

 僕の役割は、“ご意見番” であります。
 出されたテーマに対して、「あーだ」 「こーだ」 と難癖をつけたり、ヤジったりするのが仕事。
 でも年に数回は、自らテーマを提案して、採用されることもあります。

 その場合、僕が番組のリポーターを務めます。


 昨年の夏からスタートしたシリーズ 「温泉王国ぐんま」。
 このシリーズのみ本業 (?) の “温泉ライター” として登場します。
 もちろん企画から構成、ロケハンにも参加して、ディレクターや放送作家らと一緒に番組を作り上げます。

 シリーズでは今までに、倉渕川浦温泉 (高崎市) や宝川温泉 (みなかみ町)、上牧温泉 (みなかみ町) をリポートしてきました。
 そして今回の会議で、第4弾が決定!
 群馬が全国に誇る秘湯中の秘湯を紹介することになりました。


 これよりロケハンに入り、台本制作となります。
 放送は秋頃の予定です。
 追って、進捗状況をお知らせします。

 ご期待ください。



        「ぐんま!トリビア図鑑」

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  火曜日 21:00~21:15 (毎月最終火曜日を除く)
 ●再放送  土曜日 10:30~10:45 月曜日 12:30~12:45
  


Posted by 小暮 淳 at 11:29Comments(2)テレビ・ラジオ

2023年02月18日

好奇心を刺激する知の宝庫


 火曜日の夜9時~、群馬テレビで放送している 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 ご覧になってますか?
 僕は、この番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。

 放送開始は2015年4月ですから、もうすぐ8周年になります。
 放送された回数は、今週の僕がリポーターを務めた回で、なんと!316回になります。

 なぜ、こんなにも、この番組が続いているのでしょうか?
 これには、有能なスタッフらによる地道な調査と英知を駆使した、並々ならぬ努力があるからなのです。


 昨日は、番組の企画・構成会議でした。
 僕も末席にて、参加してきました。

 出席者の内訳は、以下の通りです。
 ディレクター6人、放送作家2人、プロデューサー1名、スーパーバイザー2人。
 もう一人のスーパーバイザーは、先日 『ブラタモリ』 にも出演した群馬地域学研究所の手島仁さんであります。


 会議では、まず放送日順に担当ディレクターが割り当てられます。
 次に、そのディレクターから提出された資料をもとに、ネタの選択が始まります。

 過去に同じようなテーマの放送はなかったか?
 映像としての被写体は十分にあるか?
 リポーターは誰を起用するのか?
 季節感、話題性はあるか?
 などなど、時に厳しく、忌憚のない意見が飛び交います。


 「○○カードという不思議なカードを配布している自治体があります」
 「前橋市が発展しなかったのは、ある女の怨念が今も続いているからという、まことしやかなウワサが」
 「特定の地域だけに、ある動物を信仰した神社が、いくつも点在しています」
 「ヘンな形をした石室のある古墳があります」
 「いまでも県内には、マタギがいます」

 テーマが提案されるたびに、会議室には 「へー」 とか 「ほー」 とか、驚きの声が飛び交います。
 そして、侃侃諤諤、喧喧囂囂、言いたい放題に突っ込みが入り、ディレクターは資料を読み上げながら内容を詳しく説明します。

 採用するか、ボツになるかは、最終的にはチーフディレクターとプロデューサーが決定します。


 あっという間の2時間半なのであります。
 僕は3か月に1回開かれる、この会議が楽しみでなりません。

 とにかく、みなさん、知識の幅が広い!
 歴史あり、文化あり、民俗あり。
 「よくもまあ、こんなにもマニアックなネタを拾ってきたなぁ~」
 と、感心することしきり。

 まさに、ここは “知の宝庫”。
 毎回、好奇心を刺激されています。


 今年、番組は9年目に突入します。
 ますますパワフルに、そしてトリビアるに番組をお届けします。

 今後もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
   


Posted by 小暮 淳 at 12:31Comments(0)テレビ・ラジオ

2023年02月14日

今夜放送! モッコリ星人は現れるか!?

 
 こんにちは!
 “モッコリ星人” こと、リポーターの小暮です。

 いや~、前回のオンエアでは、まさかの放送事故かと思いました(汗)。
 放送終了後、問い合わせが多数寄せられました。

 「小暮さんの股間がおかしい」
 「異様にモッコリしている」
 とのことから、“モッコリ星人” の異名が付いてしまいました。

 おかげさまで、検証するためか?
 再放送の視聴率が上がったとか?


 いよいよ、シリーズ 「温泉王国ぐんま」 の第3弾が、今晩オンエアとなります。
 さて、今回も “モッコリ星人” は現れるのでしょうか!?
 乞う、ご期待!

 その目で、検証してみてください。
 


         『ぐんま!トリビア図鑑』
            温泉王国ぐんま
       「裸の大将が愛したぬくもりの湯」

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  2023年2月14日(火) 21:00~21:15
 ●再放送  2月18日(土) 10:30~ 20日(月) 12:30~
  


Posted by 小暮 淳 at 10:57Comments(0)テレビ・ラジオ

2023年02月08日

「温泉王国ぐんま」 第3弾! 来週放送


 昨年からスタートした群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』 の新シリーズ 「温泉王国ぐんま」。
 早くも第3弾が放送されます。

 今回の舞台は、みなかみ町の上牧(かみもく)温泉。
 老舗旅館の 「辰巳館」 には、3つの “ぬくもり” があるといいます。
 その “ぬくもり” に触れながら、同館の不思議な魅力に迫ります。


 「裸の大将」 で知られる放浪の画家・山下清は、なぜ何度も訪れたのか?
 清が残していった絵に描かれている謎とは?
 館内いたるところに埴輪が置かれている理由は?

 今回も僕が、体を張ってリポートいたします。
 乞う、ご期待!

 ※(ロケの様子は、当ブログ2023年1月31日 「裸の大将と埴輪風呂」 を参照)


 
          『ぐんま!トリビア図鑑』
            温泉王国ぐんま
       「裸の大将が愛したぬくもりの湯」

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  2023年2月14日(火) 21:00~21:15
 ●再放送  2月18日(土) 10:30~ 20日(月) 12:30~
  


Posted by 小暮 淳 at 10:23Comments(4)テレビ・ラジオ

2023年01月31日

裸の大将と埴輪風呂


 「はい、『みなかみ18湯』 の一つ、上牧(かみもく)温泉にやって来ました! (中略) ここ上牧温泉は、“裸の大将” で知られる放浪の画家・山下清が何度も訪れた温泉なんです。今回は、そんな上牧温泉と山下清の深~い関係に迫ります!」

 「はい!」
 「オーケー?」
 「ん~、……もう一回、行きましょう」
 「えっ、……ええ、何回でもやりますけど……」


 午前8時、マイナス7℃。
 寒風吹きすさぶ、利根川上流に架かる橋の上。
 足元には積雪、欄干は真っ白く凍結しています。

 手はこごえ、口が開かず、ろれつが回りません。


 「はーい、オーケーです。次のシーンに移動しま~す」
 若いディレクターが元気いっぱいに、声を張り上げます。
 「まだ屋外なの?」
 「はい、次は橋のたもで旅館を眺めながらのコメントをお願いします」

 この後の入浴シーンの撮影だけが、心のよりどころであります。


 群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 僕は、この番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。
 が、時々、リポーターにも借り出されます。

 昨年からスタートしたシリーズ 「温泉王国ぐんま」 では、県内の温泉地を訪ね、その温泉にまつわる様々なトリビアを紹介しています。
 今回は、みなかみ町の上牧温泉 「辰巳館」 に行ってきました。


 辰巳館といえば、「上牧温泉は知らなくても辰巳館は知っている」 と言われるほどの人気旅館であります。
 人気の秘密は、“三つの温もり” にあります。

 温泉のぬくもり、人のぬくもり、炭火の温もり。

 炭火とは、「いろり献残焼(けんざんやき)」 のこと。
 山の幸を炭火で焼きながら食べる名物料理です。


 でも今回のトリビアでは、山下清と埴輪の謎に迫ります。

 “日本のゴッホ” とまで賞された山下清が、なぜ何度も上牧温泉を訪れたのか?
 残していった作品とは?

 そして、なぜ、館内いたるとこに埴輪が展示されているのか?
 湯舟の中に巨大な埴輪が鎮座している 「埴輪風呂」 が造られた経緯とは?


 前回、“モッコリ星人” の異名をいただいた温泉ライターが、今回も全裸で体当たりのリポートをいたします。
 ご期待ください!

 ※『ぐんま!トリビア図鑑』 温泉王国ぐんま vol.3 は、2月14日(火) 21時~の放送です。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:10Comments(0)テレビ・ラジオ

2022年12月08日

モッコリ星人、現る!


 今週6日(火) に放送された群馬テレビの 『ぐんま!トリビア図鑑』 は、ご覧になりましたか?
 今回はシリーズ 「温泉王国ぐんま」 の第2回、「みなかみ18湯~いで湯発見伝説~」 でした。

 僕がリポーターとなり、水上温泉 (旧・湯原の湯) と宝川温泉 (旧・白鷹の湯) の伝説を紹介したのですが、放送終了後から思わぬことが、ちまたでウワサとなり、騒がれています。


 番組のラスト、僕が湯浴み着に着替え、露天風呂に入るシーンがありました。
 恥ずかしげもなく、老いたオヤジの裸体をさらしたのであります。
 が……
 放送を観た友人知人の中から、ある部分の異変について指摘する人が数名いました。

 「股間がモッコリしている」


 まさか!と思い、録画した番組を再生してみると……
 ギェ、ギェギェギェーーーーッ!!!!

 本当でした。
 湯浴み着の凹凸が、くっきりとイチモツの形を描いているではありませんか!
 それも、リアル!


 自分で言うのヘンですが、僕は粗●ンであります。
 だからシルエットが、あのような形状およびサイズになるわけがありません。

 なんか、おかしいのです!

 これって、ディレクターの仕業?
 画像を加工しているんじゃないの?
 と疑ってもみましたが、そんなはずはありませんよね。

 目の錯覚なのでしょうか?


 番組を観逃した方、観たけど気づかなかった方、再放送でチェックしてみてください(笑)。



          ぐんま!トリビア図鑑
       「温泉王国ぐんま ~いで湯発見伝説~」

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●再放送  12月10日(土) 10:30~ 12日(月) 12:30~
  


Posted by 小暮 淳 at 13:42Comments(2)テレビ・ラジオ

2022年12月01日

来週放送! 「温泉王国ぐんま」 第2弾


 火曜よる9時~、群馬テレビの 『ぐんま!トリビア図鑑』
 読者のみなさんは、ご覧になっていますか?

 僕は、この番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。
 が、時々、番組にも出演しています。

 どんな時かって?
 はい、僕が提案したネタが採用された回だけです。
 過去に採用されたのは、カッパ伝説や座敷わらし、七不思議など、ミステリーや謎学モノばかりでしたが、やっと今年から本業(?)の温泉シリーズがスタートしました。

 題して、「温泉王国ぐんま」


 いよいよ来週、シリーズ第2弾が放送されます。
 今回は北毛の地、「みなかみ18湯」 へと向かいます。
 そこには、人知を超えた神や仏の加護により湧き出した、霊験あらたかな温泉の発見伝説が眠っていました。

 わたくし、温泉ライターの小暮淳が、体を張って (極寒の露天風呂に入ったよ) リポートします!


 来週の放送で、通算308回目を迎える 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 さて、今回のトリビアは?



           ぐんま!トリビア図鑑
       「温泉王国ぐんま ~いで湯発見伝説~」

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  2022年12月6日(火) 21:00~21:15
 ●再放送  12月10日(土) 10:30~ 12日(月) 12:30~
  


Posted by 小暮 淳 at 10:38Comments(0)テレビ・ラジオ

2022年11月11日

シリーズ 「温泉王国ぐんま」 続々決定!


 どんな土地にも年輪があり、古き良き暮らしがあった。
 大合併で記憶が日々に遠のいてゆく群馬県。
 そこには、今残さなければならない遺産がある。
 二度と聞けなくなる証言がある。
 地域に埋もれた情報を掘り起こして、トリビアに紹介する 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 さあ! 今回のトリビアは?
 <『ぐんま!トリビア図鑑』 オープニングのナレーションより>


 群馬県全域および埼玉県、栃木県、茨城県、千葉県、長野県、新潟県の受信可能エリアにお住いのみなさん、こんにちは!
 群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』 スーパーバイザー (監修人) の小暮です。
 (でも時々、リポーターとしても番組に出演しています)


 早いもので番組開始から8年目に入りました。
 放送回数も300回を超えました。
 歴史、文化、民俗、風習……と、さまざまな切り口で群馬の情報をお届けしていますが、ついに今年の夏から “温泉トリビア” が加わりました!

 題して、シリーズ 「温泉王国ぐんま」。


 第1回は、“泉質が変わった温泉” を紹介しました。
 現在、第2回 “いで湯発見伝説” の撮影・制作が進行中です。

 そんな最中、番組の企画会議が開かれ、僕もスーパーバイザーとして出席してきました。
 会議室に集まったのは、プロデューサー、ディレクター、放送作家ら約10名。
 たっぷり2時間、来春までの番組内容について話し合いました。


 その結果、なななんと!
 「温泉王国ぐんま」 の企画が、2つも採用されることになりました~!
 第3回と第4回、群馬の温泉にまつわるマニアックなネタの制作が決定したのです!

 いやいや、これは温泉ライターとしてだけではなく、番組のリポーターとしても感無量であります。
 それだけ、温泉ネタが好評ということでしょうか?
 それとも他のネタが尽きてきた?

 理由は何でも、いいんです。
 群馬の温泉の魅力を少しでも多くの人に伝えることができれば、それが本望です。


 ということで、今後も 『ぐんま!トリビア図鑑』 を、よろしくお願いいたします



     ぐんま!トリビア図鑑

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  火曜日 21:00~21:15 (毎月最終火曜日を除く)
 ●再放送  土曜日 10:30~10:45 月曜日 12:30~12:45
  


Posted by 小暮 淳 at 11:28Comments(2)テレビ・ラジオ

2022年10月14日

シリーズ第2回は 「いで湯発見伝説」


 8月に放送された群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』 の 「温泉王国ぐんま」 は、ご覧になりましたか?
 いよいよ、シリーズ第2回の制作が始まりました!

 『ぐんま!トリビア図鑑』 は2015年4月にスタートしたドキュメンタリー番組です。
 知っているようで知らない群馬県内の歴史や文化、民俗などを隅々まで取材してリポートしています。
 僕は、この番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。
 そして時々、番組にもリポーターとして出演しています。

 が!
 番組開始から今年まで、リポーターとして登場した回は、すべて民話や伝説、謎学など “ミステリーハンター” としての出演でした。
 苦節7年!
 やっと今年、本業である “温泉ライター” としての出演が叶いました。

 それが、今年8月に放送された 「温泉王国ぐんま」 シリーズです。


 第1回では、「泉質が変わった温泉」 と題して、西上州の倉渕川浦温泉(高崎市)と相間川温泉(同)を紹介しました。
 すると!
 大変反響があり、担当ディレクターから第2話の制作依頼がありました。

 ということで!
 さっそく昨日は朝からロケハンに行って来ました。


 「ロケハン」 とは、業界用語で 「ロケーションハンティング」 の略です。
 ロケーション=撮影、本番
 ハンティング=取材、下見

 ということで、ディレクターと放送作家と僕の3人は、県北の温泉地へと向かいました。


 今回のテーマは、摩訶不思議な温泉の開湯伝説です。

 温泉王国の群馬には、温泉地の数だけ、伝説や歴史、文化があります。
 この番組では毎回、テーマと切り口を変えながら、温泉の魅力をリポートしたいと思います。

 第2回 「いで湯発見伝説」 の放送日は、12月初旬予定。
 追って、撮影等の進捗状況を報告いたします。

 乞う、ご期待!
  


Posted by 小暮 淳 at 11:11Comments(0)テレビ・ラジオ

2022年10月10日

正解は 「鹿沢温泉」 でした!


 みなさんは、覚えていますか?
 以前、テレビ局のディレクターから番組の制作協力を受けた話を?
 (当ブログの2022年9月3日 「3つの条件」 参照)

 その際、取材対象となる温泉旅館の条件をいくつか出されましたが、それらをクリアしている宿を僕は提示しました。
 そして撮影開始、編集を経て、先日、オンエアされました。


 放送されたのは10月6日午後6時30分からのNHK総合テレビ 「ほっとぐんま630」 (群馬県内)。
 「いいお湯みつけました」 のコーナーでした。

 そこで紹介されたのは、鹿沢温泉 「紅葉館」。

 いかがでしたか?
 みなさんの推理は、当たりましたか?


 番組では、“湯” の魅力を直球で紹介してくれました。
 湯量があるのに、なぜ浴槽が小さいのか?
 なぜ、湯が熱いのか?

 それらの答えは、先祖からの言い伝えでした。
 「湯に手を加えるな」
 真面目な湯守のいる昔ながらの温泉宿であります。


 ☆ここで訂正があります☆
 以前、明日10月11日(火) のNHK総合 「ひるまえほっと」 (関東一都六県) でもオンエアされるとの告知をしましたが、テレビ局の都合により放送日は未定となりました。
 お詫び申し上げます。


 さて僕は、もう1軒の宿を提示しています。
 ディレクターによれば、すでに取材アポは取れているとのこと。
 撮影日は未定。
 詳細が分かり次第、ご報告いたします。

 もう一つの答え合わせを、お待ちください。
  


Posted by 小暮 淳 at 10:39Comments(2)テレビ・ラジオ

2022年09月29日

答え合わせの放送日が決定!


 読者のみなさんは、覚えていますか?
 以前、テレビ局のディレクターから番組制作の協力を依頼された話を?
 ※(当ブログの2022年9月3日 「3つの条件」 参照)

 その時、ディレクターから取材対象となる温泉宿について、3つの条件が渡されました。
 ①経営者の意識が高いこと。
 ②地域との関りがあること。
 ③湯そのものに特徴があること。

 さらに、こんなことも言われました。
 「視聴者が応援したくなる温泉であること」

 ということで、僕は2つの温泉宿を推薦しました。


 この時点で、読者からは、いろいろな意見が寄せられました。
 はたして、僕が選んだ温泉宿は、どこだったのか?

 いよいよ、その答え合わせの日が、近づいてまいりました!


 その後、ディレクターからは逐一、取材と撮影の進捗情報が届いています。
 そして、ついに、放送日が決定したとの連絡がありました。

 下記の番組でオンエアされます。
 乞う、ご期待!
 みなさんの答え合わせをしてみてください。


 ●放送局  NHK総合 (地デジ1ch)
 ●番組名  「ほっとぐんま630」 ※群馬県内のみ
 ●放送日  20022年10月6日(木) 18:30~19:00

 ●放送局  NHK総合 (地デジ1ch)
 ●番組名  「ひるまえほっと」 ※関東一都六県にて
 ●放送日  2022年10月11日(火) 11:30~12:00
   


Posted by 小暮 淳 at 11:33Comments(2)テレビ・ラジオ

2022年09月03日

3つの条件



 某テレビ局から制作協力の依頼があり、ディレクターと会ってきました。

 依頼されたのは、関東甲信越の温泉を紹介する番組です。
 もちろん僕が頼まれたのは、群馬の温泉のセレクトです。


 ただし、ちょっと、こだわりのある番組のようで、会う早々、こんな条件を言い渡されました。

 ①経営者の意識が高いこと。
 ②地域との関りがあること。
 ③湯そのものに特徴があること。

 さらに、ディレクターは、こうも付け加えました。
 「視聴者が応援したくなる温泉」


 ほほう、なかなか注文の多い番組です。
 でも、僕の脳裏には、瞬時に2つの温泉宿が浮かびました。
 ので、どんな宿か説明することに……

 と、ディレクターの手元を見ると!
 おおおおお~!!
 僕の著書が、積まれているではありまぜんか!

 全著はありませんが、半分はあります。


 「これは?」
 「ええ、歴代のディレクターたちの置き土産です」
 「それは、うれしい!」
 「過去にも、だいぶ、お世話になったようですね」

 思い返せば、ニュース番組に限らず、特番やBSにも出演したことがありました。
 またラジオでは1年間、パーソナリティーを務めたこともあります。
 たぶん、そんな縁から今回も、僕に依頼が飛び込んできたのでしょうね。


 さて、読者のみなさん!
 上記の3つの条件を満たす温泉宿として、僕は、どこを紹介したでしょうか?
 考えてみてください。

 正解はオンエアにて。
 放送日が決定次第、お知らせします。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:33Comments(4)テレビ・ラジオ

2022年08月19日

シリーズ第2弾は 「開湯伝説」


 2015年4月に群馬テレビでスタートした 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 早いもので、放送開始から丸7年が経ち、すでに8年目に突入しています。
 その放送回数も来月、300回を迎えます。

 僕は、この番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。


 ふだんは会議室で行われる企画・構成会議に顔を出しているだけなのですが、ネタによっては、僕自身が現地に飛んで、リポートすることもあります。
 この時の肩書は、「ミステリーハンター」 です。

 心霊現象や妖怪、七不思議など、群馬県内のミステリースポットに出かけて行き、リポートしています。


 でも、よくよく考えてみると、僕が番組のスーパーバイザーに就任したのは、“温泉ライター” としてなんですよね。
 それなのに、今まで温泉ネタの回が無かったという摩訶不思議!
 「群馬=温泉」 というのがストレート過ぎて、“トリビア” に値しなかったのかもしれませんね。

 でもでもでも、苦節7年。
 若手ディレクターの I 君がスタッフに加わり、果敢にも、この直球ネタに挑んだのであります。
 そうなれば、本業である温泉ライターの僕が、しゃしゃり出ない手はありません。

 「ネタなら無尽蔵にあるぞ!」
 「よろしくお願いします」
 ということになり、新シリーズ 『温泉王国ぐんま』 の放送がスタートしたのでした。

 今月2日に放送されたシリーズ第1弾 『温泉王国ぐんま ~泉質が変わった温泉~』 は、ご覧になりましたか?
 反響があり、I ディレクターもますます力が入っています。


 今週、3ヶ月に1回開かれる番組の企画・構成会議がありました。
 この会議上で、早くも I ディレクターが、次なる温泉ネタを提案。
 満場一致で、制作および放送が決定しました。

 そのシリーズ第2弾は、「開湯伝説」 です。


 古湯あるところ、伝説あり。
 伝説あるところ、トリビアあり。

 ということで、取材&ロケハン決定!


 摩訶不思議な温泉の開湯伝説をリポートします。
 放送は12月の予定ですが、このブログで逐一、制作の進捗状況を報告いたします。

 乞う、ご期待!
  


Posted by 小暮 淳 at 12:00Comments(2)テレビ・ラジオ

2022年07月29日

来週放送! 「温泉王国ぐんま ~泉質が変わった温泉~」


 毎週火曜日、午後9時から群馬テレビで放送中の 『ぐんま!トリビア図鑑』。
 僕は、この番組のスーパーバイザー (監修人) をしていますが、いよいよ、本業の温泉ライターとして登場します!

 新シリーズ 「温泉王国ぐんま」。
 その第1回は、突然、“泉質が変わった” 温泉です。


 旧倉渕村 (高崎市) の温泉地では、異変が起きている!?
 温泉の色が濃くなった!
 成分の濃度が増した!
 温度が上がった! 下がった!

 そして、ついには泉質名までもが変わってしまった温泉地があります。


 いったい、地中で何が起きているのか?
 その謎を追って、温泉ライターが現地からリポートします。

 乞う、ご期待!



            ぐんま!トリビア図鑑
       「温泉王国ぐんま ~泉質が変わった温泉~」

 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●放送日  2022年8月2日(火) 21:00~21:15
 ●再放送  8月6日(土) 10:30~ 8日(月) 12:30~

  


Posted by 小暮 淳 at 11:17Comments(2)テレビ・ラジオ