温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
群馬のブログポータルサイト「グンブロ」顧問
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使
四万温泉大使
ぐんまの地酒大使



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ぐんま謎学の旅~民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2020年12月19日

「温泉暖議(サミット)」 閉幕!


 昨日今日と2日間にわたり、相間川温泉 (高崎市) の一軒宿 「ふれあい館」 で開催された 「温泉暖議(サミット)」 が、無事に閉幕いたしました。
 僕は講師に招かれ、講演後のサミット (意見交換会) と懇親会にも参加してきました。

 県外からの参加者も数名いて、女性の方が多かったのが印象に残りました。
 そして何より、みなさん、温泉が大好き!

 募集チラシにも <温泉好き集まれ~!> <温泉を熱く語ろう> なんて書かれてましたからね。
 いつもの講演や講座とは、ちょっと参加者の顔ぶれが違います。
 「温泉ソムリエ」 の肩書を待つ人たちが、圧倒的に多かったですね。
 また年齢層も幅広く、下は大学生から上はリタイヤ組まで、まさに老若男女が集まりました。


 では今回、なぜ、相間川温泉でサミットが開催されたのでしょうか?

 主催者であり、当日は司会進行を務めた 「ふれあい館」 の副支配人、秋山博さんによれば 「何年も前から構想はあった」 といいます。
 そして今年の1月に決定、4月には開催を予定していたのですが、このコロナ禍により延期になってしまったのだといいます。。

 たぶん、大きな温泉地の大きな旅館やホテルだったら、そのまま年内は中止になったことでしょうね。
 でも、そこは小回りが利く、一軒宿です。
 情熱は冷めやらず、11月になって突然、僕に講師の依頼がありました。

 「もし、断られたら、どうしようと、緊張しながら電話を差し上げたんですよ。でも快く受けていただいて、本当にありがとうございました」
 と、その熱意が、ひしひしと伝わってきました。

 「小暮さんは大きな温泉地の大使をいくつもしておられます。なのに、なぜ、相間川なのか? と思われるかもしれませんが、私どもの温泉は歴史も浅く、マイナーな小さな温泉ですが、温泉の質なら名だたる全国の有名温泉と比べても、決して引けを取りません。ぜひ、お力を貸してください」

 もう、その言葉に、男心がくすぐられたわけです。


 そして迎えた昨日、午後3時からサミットは、高らかに開催されました。
 嬉しいことに、地元の新聞社も取材に駆け付けてくださいました。

 講演会約1時間、サミット約1時間半、懇親会約2時間。
 さらに日付が変わり、今日の午前中にも約1時間の 「サミットまとめ」 と称し、引き続き熱い温泉談議を交わしてきました。


 いや~、温泉って、いいですね!
 歴史があり、文化があります。
 湯には色があり、においがあり、味があります。
 そして、人それぞれに好きな温泉があり、それぞれのこだわりがあります。

 熱く熱く語り明かした2日間。
 参加者の皆さん、大変お疲れさまでした。

 楽しかったですね!
 また、お会いしましょう。
   


Posted by 小暮 淳 at 13:34Comments(0)講演・セミナー

2020年12月11日

「ぐんま再発見講座」 延期のお知らせ


 すでにチラシおよび一部の新聞等で告知が始まっていた群馬県立図書館主催による 「第6回ぐんま再発見講座」、『群馬のとっておき温泉話』(講師/小暮淳) の開催 (2021年1月15日予定) が延期となりました。

 主催者側の発表によりますと、<新型コロナウイルス感染症に対する群馬県の警戒度が3に引き上げられたことを受け、開催は見合わせ、延期または中止の方向で様子を見る> とのことです。
 今後、年明けの状況により判断し、警戒度が下がれば改めて開催日を調整。
 3のままだと中止の場合もあるようです。


 予定では、今日 (12月11日) が参加者の予約申込開始日でした。
 楽しみにしていた方々には、誠に申し訳ありませんが、ご了承ください。

 僕も大変楽しみにしていたので、とっても残念です。
 “泣く子とコロナ” には、勝てませんものね。

 来年の発表を、お待ちください。


 最後に、すでに配布されていたチラシに掲載されている講師のコメントを紹介します。

 <群馬県が温泉県と言われるゆえんは、知名度や温泉の数だけではありません。何より、その泉質の豊富さにあります。有名温泉地から一軒宿の秘湯まで、「湯の国ぐんま」 の知られざる魅力をお話しします。>


 きっと、コロナは収束します。
 いや、絶対にします。
 その時、お会いしましょう!
  


Posted by 小暮 淳 at 11:11Comments(2)講演・セミナー

2020年12月09日

おかげさまで SOLD OUT


 先日、告知した相間川温泉 (高崎市) に宿泊して温泉を熱く語る温泉ファンのための温泉合宿 『相間川の温泉暖議(サミット)』。
 ※(当ブログの2020年11月15日 「温泉暖議 開催します!」 参照)

 おかげさまで、締め切り日を待たずして、定員になりました。
 早々に参加申し込みしてくださった方々、ありがとうございました。


 いや~、まさかの、あっという間の満員&満室に、企画に参加して講師を引き受けた僕自身も大変驚いています。
 しかも、群馬県外からの参加者が多く、しかもしかも、男性よりも女性のほうが多かったといいます。

 “温泉大好き女子” に囲まれて、湯上りの一杯なんて、イイですね。
 これぞ、温泉ライター冥利に尽きるというものではないでしょうか!?


 ラッキーにも参加が決まった方、当日は、よろしくお願いいたします。
 惜しくも定員にもれてしまった方、次回は早めに、お申し込みください。

 それでは来週12月18日に、相間川温泉の “黄金の湯” で、お待ちしております。
 ※(当日は著書の販売もいたします)


 ちなみにサミットの日程は、下記のとおりです。

 <12月18日(金)>
 13:00~15:00  受付・入浴タイム
 15:00~16:00  講演:「群馬は温泉パラダイス」 講師:小暮淳 (温泉ライター)
 16:00~17:30  温泉暖議 (意見交換会)
 18:00~20:00  夕食会 (懇親会)
 <12月19日(土)>
 05:30~08:00  入浴
 08:00~09:00  朝食
 09:00~10:00  温泉暖議まとめ

 ●問合/相間川温泉 「ふれあい館」 TEL.027-378-3834
   


Posted by 小暮 淳 at 11:35Comments(2)講演・セミナー

2020年11月15日

「温泉暖議(サミット)」 開催します!


 せっかく温泉の話をしているんだもの、温泉に入りたいし、できれば湯上りに生ビールも呑みたいし、その勢いで地酒なんて差し合いながら、夜通し温泉談議ができたら最高なんだけどなぁ~……

 そんな夢のようなことを考えていたら、実現してしまいました!


 会場として名乗り出てくださったのは、旧倉渕村 (高崎市) の相間川(あいまがわ)温泉 「ふれあい館」。
 温泉ファンに呼びかけ、熱く温泉について語り合おうという企画です。

 いただいたチラシには、こんなコピーが書かれていました。
 <相間川温泉は歴史も浅くマイナーな温泉ですが、温泉の泉質ときたら名だたる全国的な有名温泉と比べても、決して引けを取らないトップクラスの温泉です。
 今回開催する 「相間川の温泉暖議」 は、小さな集まりのビッグな温泉会合で、温泉経済と温泉文化で地域活力を探るべく開催されます。
 全国の温泉好きよ集まれ! 熱く温泉を語ろう!>


 えっ、相間川温泉ってどこにあるか知らないって?
 そんな方は、拙著 『西上州の薬湯』(上毛新聞社) をご覧ください。
 表紙になっている赤褐色の湯をたたえている濃厚な湯舟を!

 ということで、第1回サミットの講師として、僕が講演をすることになりました。
 もちろん、講演の後には座談会もあり、その後は懇親会もあります。

 コロナ禍のストレスを発散すべく、山深い秘湯の一軒宿で、のんびりゆったり、そして熱く温泉について語り合おうではありませんか!


          温泉を熱く語ろう
       相間川の温泉暖議 (サミット)

 ●日時  2020年12月18日(金) 受付 13:00~15:00
 ●場所  相間川温泉 「ふれあい館」 会議室
 ●会費  7,150円/人 (1泊2食・宿泊代込み/当日持参)
       ※11,000円のところGoToトラベル35%割引が適用されています。
       ※さらに地域共通クーポン券2,000円が付きます。(飲み代に回せます)
 ●定員  20名 (1部屋2~3名) 相部屋となります。
 ●締切  12月11日(金) ※定員になり次第締め切ります。
 ●問合・申込  相間川温泉 「ふれあい館」 TEL.027-378-3834
            (群馬県高崎市倉渕町水沼27)

 <内容>
 13:00~15:00  受付 (入浴タイム)
 15:00~16:00  講演 「群馬は温泉パラダイス」 講師:温泉ライター 小暮 淳
 16:00~17:30  温泉暖議 (自由討論式意見交換会)
 18:00~20:00  夕食 (懇親会)
 ※翌日、朝食の後、温泉暖義のまとめ会あり
   


Posted by 小暮 淳 at 11:30Comments(0)講演・セミナー

2020年11月06日

限定10人公開募集!


 すっかり秋めいてまいりました。
 ますます温泉が恋しい季節となりました。

 今年の8月、高崎市の箕郷公民館で 『民話と伝説の舞台』 をテーマに講演をしました。
 コロナ禍最初のソーシャルディスタンスを保ちながらの開催でした。
 この時、「次回は温泉をテーマに、お願いできないでしょうか?」 という依頼があり、僕も快諾。
 今月、開催されることになりました。

 ところが、対象とされるシニア講座の受講生の数が多く、この時期、ソーシャルディスタンスを保てないという理由から2回に分けて開催することになりました。
 これにより、定員に若干の余裕が生じました。

 ということで、箕郷公民館さんのご厚意により10人に限り、一般公開にて募集することになりました。
 わずか10席の限定ではありますが、ご興味のある方は、お申込みください。


      湯の国ぐんま!温泉パラダイス

 ●日時  2020年11月16日(月) 午後1時30分~3時30分
 ●料金  無料
 ●対象  成人10人
 ●講師  小暮 淳 (温泉ライター)
 ●会場  高崎市箕郷公民館 2階大会議室
        (高崎市箕郷町西明屋421-3)
 ●問合・申込  高崎市箕郷公民館 TEL.027-371-3152
   


Posted by 小暮 淳 at 11:49Comments(2)講演・セミナー

2020年10月10日

ウイズコロナの新スタイル


 「ねえ、パパ! これ見て! テレビの中の人たち、みんなマスクをしてないよ」
 「ああ、これは平成時代の映像だからね」

 なーんて、未来の家庭では、そんな会話がされているかもしれませんね。
 長引くコロナ禍の中、不安が募ります。
 もしかしら “コロナ後” なんて来ないんじゃないかとさえ思ってしまいます。

 このまま、ずーっと地球は “ウイズコロナ” なんではないかと……


 昨日は、以前ブログでもお知らせした公開講座の開催日でした。
 コロナ禍に加え、台風接近の影響で朝から雨模様です。
 はたして、参加者はいるのだろうか?
 と晴れない気持ちで、会場へ向かいました。

 午後1時半。
 それでも、たくさんの方が集まってくださいました。
 中には、ブログを見てくださったようで、わざわざ市外から来てくれた読者もいたりして、充実した2時間の講話を終えることができました。
 聴講された方々には、心よりお礼を申し上げます。


 で、確実に以前とは異なる変化が生じていることを感じ取りました。
 「静かだ」 ということ。

 “3密” を避けて、ソーシャルディスタンスを保っているため、聴講者の間隔が広くとられているため、たとえ知り合い同士で参加しても、席は離れて座ります。
 ゆえに、雑談が皆無となりました。
 (話者からすると、会場内のヒソヒソ話って、すごく気になるんですよね)
 ということは、とっても話しやすいんです。
 また、聴講者も熱心に聴いてくれるし、メモを取る人たちも多く見受けられました。


 ただ、難点もあります。
 それはマスクをしているため、聴講者の表情が読み取れないということ。
 これって非常に、やりにくいんです。

 一人一人の顔を見て話し、うなずいたり、ほほ笑んだりする表情を確認しながら、話を進めています。
 時には、大きくうなづいた人に対しては、その人だけに向かって話しかけるときもあります。

 それがマスクをしていると、まったく表情が分かりません。
 だから、つい 「はい、そこ、笑うところですからね」 なんて、確認を入れてしまうことも。


 かれこれ10年以上も講演やセミナー、講座の講師を続けてきましたが、こんなことは初めてです。
 でも、これが新しい時代のスタイルなのだとすれば、慣れなくてはいけません。

 ただ、リモートによる会議や講義もそうですが、人と人が “密” になれない世の中は、なんだか意思の疎通が取れなくて、ますます人間関係が希薄になって行くようで、さみしい気がします。

 それでも、会いたい人には、会いたいですものね。
 ウイズコロナであろうと、新スタイルであろうと、僕は人に会いに行きたいと思います。

 あなたの街にも行きます!
 待っていてくださいね。
   


Posted by 小暮 淳 at 11:48Comments(0)講演・セミナー

2020年09月30日

公開講座のお知らせ


 例年だと、バスで温泉地をめぐるカルチャーセンター主催の野外講座も含め、年間20~30回の講演やセミナーの講師を行っているのですが、今年はコロナ禍の影響で3月以降の開催は、すべて延期または中止となってしまいました。
 それでもポチポチではありますが、先月から定員の人数を下げて、 “3密” を避けながらの新スタイルによる講演やセミナーが開催されつつあります。

 僕の場合、講話のテーマが 「温泉」 や 「民話」 ということもあり、対象は公民館主催による地域限定であったり、企業や団体主催による社員や関係者限定での開催がほとんどです。
 よく 「どうしたら小暮さんのお話を聴けますか?」 と訊かれるのですが、「ぜひ、主催者となって呼んでください」 としか答えられません。

 でも稀に、一般公開で、しかも参加費が無料という講演やセミナーが開催されることがあります。


 この度、このコロナ禍でありながらも、一般公開に踏み切ってくださった殊勝な公民館さんがありました!
 そこは、高崎市の矢中公民館です!(拍手)

 定員は30人と少人数ですが、居住地域も年齢も問いません!(素晴らしい)
 ただし先着順です。
 当日参加も可能ですが、心配な方は事前申し込みをお勧めします。

 一応 「シニアライフアップ講座」 と銘打ってありますが、温泉はシニア世代だけのものではありません。
 ので、若い方でも大歓迎です。
 また、「市内在住者」 とも記載されていますが、これも “建前” とのことなので、申し込み時にご相談ください (と公民館の担当者が言ってました)。


 ということですので、お時間がある人、温泉に興味がある人は、ぜひ、ご参加ください。
 たっぷり2時間、面白くて、ためになる温泉雑学をお話しします。

 お待ちしています。
 (マスク着用で、お越しください)


     「シニアライフアップ講座」
   湯の国ぐんま!温泉パラダイス

 ●日時  10月9日(金) 午後1時30分~3時30分
 ●会場  高崎市矢中公民館 2階ホール
 ●対象  市内在住の方 (市外者は要相談)
 ●定員  30人 (先着順)
 ●参加費  無料
 ●講師  小暮 淳 (温泉ライター)
 ●申込  矢中公民館窓口で受付 (電話申込可)
        群馬県高崎市矢中町153 TEL.027-352-8671
、  


Posted by 小暮 淳 at 11:10Comments(0)講演・セミナー

2020年09月26日

温泉で免疫力アップ!


 誰が、こんなにも長引くと予想したでしょうか?
 新型コロナウイルスと人類の闘いは、長期戦になりそうです。

 まさに、「ウイズコロナ」 の新しい生活です。
 なかなか終息しないのなら、コロナと付き合っていくしかありません。
 でも、誰もが感染したくはありません。
 それゆえ予防に躍起になり、予防しない人たちを攻撃する人たちまでが現れるのです。

 だったら、予防も大切ですが、コロナにかからない “体” を作ることのほうが、より有効だと思うのです。
 そうです!
 本来、人間が生まれながらに持っている免疫力を高めればいいのです。
 その一つの方法として、僕は古来、日本人が行っていた “湯治” を推奨しています。


 この半年間、中止か延期になっていた講演やセミナーが、ここに来て、一気に戻ってきました。
 ついに、みなさん、しびれを切らしたようです。
 ただ、以前のようにはできません。
 あくまでも 「3密」 を避けての開催となります。

 消毒や換気の徹底は、もちろんのこと、コロナ前との最大の違いは、「定員」 です。
 ソーシャルディスタンスを保つため、聴講者の人数は半分となります。
 コロナ禍の募集の場合は、それで済みますが、コロナ前に決定していた場合、人数を半分にすると不公平が生じます。
 たぶん、これは主催者側の知恵か、または苦肉の策なのでしょうね。
 半分の人数の講演を、2回に分けて開催するというスタイルが定着しつつあります。

 ま、講師としては、手間は倍になりますが、そのぶん講師料も2倍になるわけですから、今までのキャンセル分が取り返せるというものです。
 ここに来て、「同じ内容で、2回、お願いします」 という依頼が、増えています。


 ということで昨日も、高崎市内の某公民館にて開催されたセミナーに講師として招かれて、講話をしてきました。
 今回のテーマは、「温泉」。
 当然ですが、講話の冒頭は、新型コロナウイルスの話題から始まりました。

 コロナ禍の温泉地の様子や旅館の対応などを話した後、通常の講話に入りました。
 温泉の成り立ち、温泉地の歴史、正しい入浴法やマナー、ルールから群馬県内の温泉の特長に至るまで、たっぷりと2時間、お話してきました。

 そして何よりも僕が伝えたかったのが、湯治文化の見直しです。
 コロナ禍の今だからこそ、コロナにかからない体づくり、いわゆる “未病” のための免疫力アップが有効だと!

 それには、“湯力(ゆぢから)” のある本物の温泉を見極める目が必要となります。
 そのために僕は、これからも講演活動を続けていきたいと思います。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:56Comments(0)講演・セミナー

2020年08月25日

完全防備のソーシャル・トーク


 こんな体験は、初めてです。
 なんとも不思議な空間で、講話をしてきました。


 新型コロナウイルス感染が拡大し始めた3月以降、それまで入っていた講演、講座の予定は、すべて中止か延期になってしまいました。
 この半年間、不特定多数の人たちに会わず、講話もせずに、本業であるライターの仕事だけを細々とこなして生きてきました。
 講演活動を続けて、十数年……
 こんな年は、初めてです。


 でも、いるんです!
 いち早く、“ウイズコロナ” の時代を察知して、前向きに活動を続けようとする人たちが!
 6月あたりから電話が鳴り始めました。
 勇気ある講演依頼の電話です。

 もちろん、“ただし付き” ではあります。
 コロナの蔓延状況によっては、中止になることもあるとのこと。
 また開催されるにしても、当日は、いくつものチェック項目があります。

 ■次の場合には参加することができません。
 ・来館前に検温で37度以上、または平熱比1度以上の発熱があった場合
 ・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさや軽度であっても咳、のどの痛みなどの症状の場合
 ・過去2週間以内に感染が拡大している国、地域へ訪問歴がある場合

 ■参加する場合は感染防止対策のため必ず行ってください。
 ・マスクを着用してください。
 ・手洗い、手指の消毒を行ってください。
 ・人と人との距離を最低2m以上取ってください。
 ・間近での会話や発声は避けてください。

 との書類が、開催前に送られてきました。


 そして昨日、まだコロナ禍ではありますが、待ちに待った講演が県内の某公民館にて開催されました。
 会場は、一番大きな会議室です。
 定員は半数以下に縮小され、対象もシニアから一般へと年齢が引き下げられました。

 僕は職員との打ち合わせのため、開講の1時間前に会場に入りました。
 入って、ビックリ!
 頭の中で想像していたイメージを、はるかに超える徹底ぶりです。

 まず、演台の前には、飛沫防止の大きな透明のビニールが張られた衝立(ついたて)があります。
 この裏側に立ち、マスク姿のまま、マイクで話すことになります。

 聴講席を見渡すと、テーブルとテーブルの間は優に2メートル以上あり、さらに1テーブルに1人、しかも前後の聴講者が重ならないように、交互に着席するよう配列されています。
 もちろん、受付には、アルコール消毒液が設置されています。

 完全防備であります!


 「講演中は、換気のため窓を開けますので、暑くなると思います。先生は、こちらをお使いください」
 と、職員が演台の脇に、僕専用の扇風機を1台、持ってきてくださいました。

 そして、エアコンはついているのに、窓は開けられているという、なんとも非効率的な空間の中で、開講しました。


 今回の演題は、『民話と伝説の舞台』 であります。
 一昨年に出版した同タイトルの著書に基づきながら、群馬県内にまつわる民話や伝説、言い伝えなどを面白おかしく話させていただきました。

 やりづらかったか?
 ええ、まあ、最初のうちだけですけどね。
 衝立から、はみ出すたびに、「ソーシャルディスタンス!」 と言いながら立ち位置を直していましたが、だんだん話が白熱して来ると、いつものように演台から飛び出して、身振り手振りで説明をしてしまいました。

 ただ一つ、難があったとすれば、マスクをしたまま話していると、お茶を飲むタイミングが取りづらいということぐらいでしょうかね。
 それ以外は、いつも通りで、講話を楽しんで来ました。

 公民館の職員のみなさん、そして暑い中、足を運んでくださった聴講者のみなさん、お疲れさまでした。
 ありがとうございました。


 やっぱりライブは、いいですね。
 まだまだコロナ禍は続きそうですが、全国のライブ関係のみなさん、知恵を絞って、少しずつ、感動を呼び戻しましょう!
  


Posted by 小暮 淳 at 12:11Comments(0)講演・セミナー

2020年07月29日

不要不急が恋しくて


 「今は、講師の取り合いなんですよ」
 「取り合い?」
 「ええ、ですから、とりあえず先生のご都合だけでも、お伺いしようと思いまして」

 突然、県内の公民館から電話をいただきました。
 初めて耳にする公民館名ですが、声の主には聞き覚えがあります。
 「わたくし、〇〇公民館にいた☓☓と申します。その節は、大変お世話になりました。今年から△△公民館に異動になりまして、ぜひ、また先生に、ご講演をお願いしたく、お電話いたしました」

 〇〇公民館といえば、昨年、2回も呼んでいただいた公民館です。
 1回目は 「温泉」 、2回目は 「民話」 がテーマでの講演でした。


 「お願いできますか?」
 なんて頼まれてしまいましたが、本音を言えば、お願いしたいのは、こちらのほうです。
 だって3月以降というもの、このコロナ禍の影響で、講演および講座、セミナーの類は、すべて中止または延期になってしまいましたもの。

 もう、人に会いたくて、話がしたくて、うずうずしていたのです。

 「で、いつでしょうか?」
 「10月以降でしたら、先生のご都合の良い日で……」


 はは~ん、そういうことなんですね。
 “講師の取り合い” って!

 まだコロナが収束したわけではないけど、“ウィズコロナ事業” の一環として、イベント業務を再開させるようであります。
 ついては、この半年間、キャンセルになっていた今年度の講演やセミナーが、一気に、秋以降に集中したというわけです。
 それで、講師が足りなくなり、“取り合い” になっているようであります。


 「そうですねぇ……、少々お待ちください。えーーーと、ですね……」
 本当は10月以降のスケジュールなんて、真っ白なんですが、そこは、やはり見栄を張って、忙しいふりをさせていただきました。
 「そうですね、今なら、だいたい大丈夫ですよ。そちらの都合の良い日を、おっしゃってみてください。調整しますので」
 とかなんとか、カッコつけちゃって!


 でもね、ここに来て、ポチポチですが、こんな依頼電話が入り始めているのであります。
 決して、コロナが収束したわけでは、ないのにね。

 たぶん、“不要不急” とされていたモノが、みなさん、そろそろ恋しくなってきたのかもしれませんね。
   


Posted by 小暮 淳 at 12:20Comments(0)講演・セミナー

2020年04月15日

キャンセルの嵐の中で


 「講演をお願いしたいのですが?」
 「えっ……」
 正直、驚きました。

 このコロナ禍のさなかです。
 キャンセルはあっても、依頼の電話が来るとは……


 飲食や宿泊業ほどではないにしろ、僕のようなフリーランスの非正規雇用者は、真っ先に不要不急の仕事として外されるご時世です。
 僕の場合、本業はライターですから、外出が伴わないコラムなどの連載は続いていますが、ご多分にもれず、4月からの新企画の取材モノは、延期となってしまいました。

 そして何よりもイタイのは、副業です。
 講演、講座、セミナー等の講師の仕事は、現在、7月までキャンセルをくらっています。
 バスで現地を訪れる講座、公民館や会館のホールでの講演、セミナーは、当然、“3密”(密閉・密集・密接) にあたりますから、僕も仕方ないこととあきらめています。


 そんなキャンセルの嵐の中、一本の電話が鳴りました。
 声の主は、県内の某公民館です。

 「確か以前に、そちらでは一度、やりましたよね?」
 「ええ、あの時は温泉のお話でした。ぜひ、今度は民話のお話をしていただけたらと……」
 「もちろん、それは構いませんが……。大丈夫ですか?」
 「はい、当然、コロナが終息したらという条件付きなのですが……。とりあえず、先生のご都合をお聞きしないと、と思いまして」

 都合も何もありませんって!
 スケジュールは、7月以降も “マッシロシロスケ” であります。

 ということで、8月以降に講演をお受けすることにしました。
 「延期、または中止の場合もあるということで、お願いいたします」
 ということになりました。


 へー、こんなこともあるんですね。
 「先生のお話をみなさん、楽しみにされているんですよ」
 と言われれば、誰だって悪い気はしませんものね。
 「それまでに終息すると、いいですね」
 そう告げて、電話を切りました。


 おーい、コロナ野郎!
 とっとと、地球から出て行きやがれーー!
  


Posted by 小暮 淳 at 10:54Comments(0)講演・セミナー

2020年03月03日

自粛いたします


 「先生、大変申し訳ないのですが……」
 「もしかして?」
 「ええ……」

 電話の主が、高崎市の某公民館だと分かった瞬時、「やっぱり!」 と確信しました。
 新型コロナウイルスの感染を懸念した講演会の中止連絡です。


 政府の通達により、今週から全国の小中高校が臨時休校を始めました。
 またディズニーランドをはじめ大型レジャーランドの休園、演劇やミュージシャンのライブ公演なども、軒並み中止となっています。
 さらに街中からはマスクが消え、ネットのデマによるトイレットペーパーの買いだめに奔走する国民たち……

 今、世の中には東日本大震災以来の “自粛ムード” が広がっています。
 しかも今回は、日本だけではありません。
 世界規模の自粛であります。
 だもの、一地方都市の小さな公民館で開かれる無名のライターによる講演会なんて、当然のように消えてなくなります。


 いつ、連絡が来るだろうか?

 先週あたりから僕は万全の言い訳や回避手段を算段して、その電話を待っていました。
 まずは、「無観客でやりましょう!」 と言うつもりでした。
 壇上には、講師ひとり。
 公民館の職員がカメラで撮影して、ネット配信します。

 でも、これには、かなり無理がありました。
 予定されていた講演は、「湯の国ぐんまの魅力!~群馬は温泉パラダイス」 と題した高齢者向けの内容でした。
 ネット配信しても、誰も見ないことに気づききした。

 「だったら感染リスクを避けて、客席を2メート間隔で離しましょう!」
 講師も受講者もマスク着用のこと。
 会場も密閉された空間ではなく、すべて窓を開け放つか、屋外にすればいいのです。

 でも、これにも無理がありました。
 いくら暖冬とはいえ、まだ、この時季は寒い!
 しかも、対象は高齢者たちです。
 たぶん、誰も来ないだろうと思われます。


 ということで、やむなく、
 「そうですか、それは残念ですね。ウイルスが終息したら、またの機会に、よろしくお願いします」
 とだけ告げ、電話を切りました。

 ささやかながら、僕もウイルスの感染拡大防止に協力しています。
  


Posted by 小暮 淳 at 12:16Comments(2)講演・セミナー

2019年12月27日

あぶない話


 「ここだけの話ですよ」
 そう小声で言いながら、僕は唇に人差し指を持っていきます。
 これは講演やセミナーなどで、時々使う話術の1つであります。

 “ここだけの話”

 そう、新聞、雑誌、著書には、絶対に書けない話というのがあります。
 いわゆる取材で出合った 「あぶない話」 です。

 たとえば、有名人や芸能人がお忍びで泊まりに来る宿、難病が治ったという神がかりな湯、消毒や衛生面にかかわる話、旅館の裏事情、犯罪や事故、タブーなどなど、モラルやプライベートに関する事柄は、一般メディア では紹介できません。
 これらの話を唯一、披露できるのが “ライブ” なのです。


 今より若い頃、取材で仕入れた面白いネタを何でもかんでも書いて、新聞社や雑誌社に送っていたことがありました。
 でも、さすがに相手は編集のプロです。
 「信憑性がない」 「裏が取れていない」 「薬事法に抵触する」 といった理由から、たびたび原稿がボツになりました。

 でも根も葉もないウソではありません。
 温泉地では、そんな話が、まことしやかに伝わっているのです。
 いつか書きたい!
 書けないのならば、話したい!

 そんな僕の願いを叶えてくれたのが、講演やセミナーなどの直接、読者と触れ合える場でした。


 過日、講演を終えて、会場の隅で荷物の片づけをしている時でした。
 中年の女性から声をかけられました。

 「とっても楽しかったです。ありがとうございました。はい、これはファンレターです」
 と、封筒を手渡されました。
 講演中に書いたようで、手紙には、その日の話の内容についてのコメントがビッシリと書かれていました。
 そして最後に、こんな、ひと言が書き添えてありました。

 <これからもっと、あぶないお話を拝聴したいです。楽しかった!>

 これぞ、ライブの醍醐味ですね。


 来年も、たくさんの町へ出かけて、一人でも多くの人に温泉の魅力を語り伝えたいと思います。
 もし、僕が唇に指を当てて、小声になったら、ぜひ、お聴き逃がしなく!

 あぶない話の、はじまりです。
   


Posted by 小暮 淳 at 12:31Comments(2)講演・セミナー

2019年12月21日

納話


 今週、前橋市内のホテルで、さる法人会が主催するセミナーがあり、講師として温泉の話をしてきました。
 「おはようございます」
 マイクを握り、第一声を発した途端、声がーーーー!!!!

 あれ?
 声が思うように出ません。
 かすれています。
 少々風邪気味ではありましたが、こんなことは初めてです。
 それでもなんとか、ハスキーボイスのまま、約1時間のセミナーを無事終えてきました。

 これにて、2019年に予定されていたすべての講話を終了いたしました。


 思えば今年は、例年になくノドを酷使した一年でした。
 講演、講座、セミナーと名が付く会場へ足を運んだ回数は、34回もありました。
 その他、イベントやライブなどの出演を入れると40回を超えます。

 特に今年は、来年群馬県で開催される大型観光イベント 「群馬デスティネーションキャンペーン」 のプレイヤーということもあり、群馬の応援ソングを歌っているシンガー(?) としても、多くのステージに立たせていただきました。

 やっぱり、ノドを酷使した年だったようです。


 でも、その分、いろんな土地へ行けたし、たくさんの人たちにも出会えました。
 近くでは、我が家から自転車で行ける距離にある公民館での高齢者向け講座から、遠くは、三重県四日市市の銀行で開催された新人研修のためのセミナーまで、“遠近混交” のバラエティーに富んだ講話内容で、飽きることがありませんでした。

 また今年は、昨年 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) を出版したこともあり、民話をテーマとした講演を頼まれた会場が2ヶ所ありました。
 テレビやラジオで民話の話をする機会が増えたのも今年からです。
 温泉の話も楽しいのですが、民話や伝説などの不思議な話も大好きなので、こちらも大いに楽しませていただいています。


 さて、今年も残り少なくなりました。
 来年は、どんな場所で、どんな人たちと出会えるのでしょうか?
 とても楽しみです。
   


Posted by 小暮 淳 at 12:31Comments(0)講演・セミナー

2019年12月13日

ぬるくとも効能あつき湯


 「先生のお名前を、どこかで拝見したことがあると思ったら、私が持っている民話の本の著者でした。今日は、民話ではなく、温泉のお話をしていただきます」
 と、館長から紹介がありました。

 昨日は高崎市内の公民館で、女性のみを対象とした講演を行ってきました。


 今年も残りわずかとなりました。
 公私共にあわただしい年でしたが、講演やセミナーの講師として呼ばれることの多い年でもありました。
 振り返れば、県外への出張セミナーあり、企業の研修あり、団体や自治体からのイベント出演ありと、多忙ながらも充実した楽しい年でした。

 講師として呼ばれた会場で、一番多かったのは市町村や地区の公民館です。
 その規模は、さまざまです。
 畳の部屋で10数名を対象に座談会のように話すこともあれば、大きなホールで何百名の聴講者を相手に話すこともありました。
 そんな中で今年一番、印象に残った会場があります。

 真夏に行った県内中部の某公民館での講演です。
 気温は35度越えの猛暑日でした。
 会場に着くなり、職員が駆け寄って来ました。

 「申し訳ございません! 館内のエアコンが故障してしまいました」

 ということで、会議室の窓を全開にして、4台の扇風機を回しながらの講演となりました。
 講師は汗だくになりながら、タオルで顔を拭き拭き。
 受講者は、ペットボトルで水分補給しながらのガチンコ対決です。

 そんな中で温泉の話をしても、まったくもって説得力がありません。
 誰も温泉に入りたいとは思いませんものね。

 そこで、とっさに講義の内容を変更しました。
 「夏に入りたくなる温泉があります。それは “ぬる湯” です」

 “ぬる湯” とは、40度以下の体温と変わらない低温の温泉のことをいいます。
 昔から 「持続浴」 とか 「微温浴」 と呼ばれる長時間入浴する湯治療法に用いられてきました。
 ぬるい湯は長く入浴ができるため、温泉の薬効成分が肌から吸収されやすく、皮膚病などに効く温泉が多いのも特徴です。

 また長湯により血行が良くなり、老廃物や疲労物質が排出されるため、精神の鎮静作用が高いといわれています。
 ノイローゼやヒステリーなどの効能を表示している温泉もあります。

 ところが、この “ぬる湯” は現在、絶滅の危機に瀕しています。
 微妙な温度のため、客からのクレームを恐れて加温してしまう宿が多いからです。
 だから、頑として “ぬる湯” を貫いている宿は、湯に歴史があり、昔ながらの湯治場風情が残り、腕の確かな湯守(ゆもり) がいる宿だといえるでしょう。


 さてさて、今年も暖冬だとは言われていますが、それでも師走の声を聞いた途端、朝夕はめっきり寒くなりました。
 一年で最も温泉が恋しくなる季節の到来です。

 まだ年内に講演の依頼があります。
 でも話のテーマは “ぬる湯” ではなく、体の芯から温めてくれる “熱の湯”に変更したいと思います。

   


Posted by 小暮 淳 at 10:38Comments(2)講演・セミナー

2019年12月10日

オリンピックの前の年


 4年に1度といえば、たいがいの人は 「オリンピック」 と 「うるう年」 を思い浮かべると思います。
 でも僕は、それプラス 「明寿大学」 という言葉が出てきます。

 明寿大学とは、前橋市が開催している高齢者を対象とした4年制の学習教室です。
 学生数は、400人を超えます。
 僕は8年前から、この大学の講師を務めています。

 講義は1~4年生まで一堂に集めて行うため、授業を受け持つのは4年に1度。
 オリンピックの前の年に、壇上に立っています。


 今年が、ちょうど4年に1度の年でした。
 昨日、前橋市中央公民館の多目的ホールにて、約400人の受講生を前に、2時間にわたる講演をしてきました。

 「みなさんにお会いするのは初めてだと思いますが、このステージに上がるのは、今回で3回目になります。もし、私の話を聞くのが2度目だという人がいたら、その方は留年した人です」
 ドッと笑いが沸いて、つかみは上々。
 あっという間に、2時間が過ぎ去りました。


 思えば前回(4年前) の講演では、後日、ご丁寧に前橋市よりお礼の手紙をいただきました。
 その手紙には、20人を超える受講生からの感想文が同封されていました。
 <たくさんの温泉の知識をありがとうございました>
 <先生のお話を聞いて、ますます温泉が好きになりました>
 などなど、読んでいて嬉しくなる内容ばかりでした。

 中には、こんな感想もありました。
 <先生が作詞された歌、楽しく歌うことができました>
 これは、僕が作った群馬の温泉応援ソング 『GO!GO!温泉パラダイス』 のことです。
 10年以上前から講演やイベントで披露しています。

 いよいよ来年は、群馬が舞台となる大型観光イベント 「群馬デスティネーションキャンペーン」 が開催されます。
 その公認温泉ソングとしても歌われています。
 ので、今回も講演の最後に、群馬のマスコットキャラクター 「ぐんまちゃん」 が描かれたハッピに着替え、歌いながら群馬の温泉をPRして来ました。


 終了後、控え室に戻ると、
 「大変お疲れさまでした。とっても楽しい講義だったと、みなさん喜んでいます」
 と担当職員。
 「それは良かった。汗だくになって熱弁した甲斐がありました」
 「ぜひ、次回もお願いいたします」
 「はい、4年後ですね」
 「ええ、オリンピックの前の年です(笑)」

 僕が講演の最初に話した、“4年に1度、オリンピックの前の年に現れる講師” の話を覚えていてくださったようです。


 4年後、世の中は、どう変わっているのでしょうか?
 温暖化は、さらに進んでいるのでしょうか?
 子どもへの虐待、ネットによる犯罪、いじめ、自殺……
 気になることばかりです。
 でも、確実に高齢化は進んでいることでしょうね。

 そして僕も……
 次回は、まだ大丈夫でしょうが、もしかすると8年後は……

 壇上から下りて、受講者側の席に座っているかもしれませんね。
   


Posted by 小暮 淳 at 12:10Comments(3)講演・セミナー

2019年11月28日

楽しい時間外質疑応答


 今年は、なんだか講演やセミナーに呼ばれることが多い年でした。
 例年だと月に1~2回ですが、今年は3~4回あり、ほとんど毎週どこかで話をしています。
 年内も、まだ4回残っています。

 なんでだろう?
 はっきりとした理由は分かりませんが、公民館や自治体、団体の間でネットワークがあり、講演会の講師情報が飛び交っているのかもしれませんね。
 だって、初めての依頼者なのに僕のケータイ番号を知っているのですから、そう考えざるをえません。

 ま、理由はなんであれ、「温泉の話が聞きたい」 というのであれば、温泉大使の使命として、どこへでも馳せ参じるのであります!


 ということで今日は、前橋市の北部、赤城山南麓の公民館に呼ばれて、温泉の話をしてきました。
 講演のタイトルは、「群馬は温泉パラダイス~温泉の魅力と効能を詳しく知ろう!」。
 対象は、60歳以上の地域住民です。

 公民館の場合、講演時間は120分のところが多いのですが、今回は、ちょっと短めの90分。
 いつものネタでは、軽くオーバーしてしまいそうなので、できるだけ簡潔に、基礎的な話でまとめさせていただきました。

 「何か先生に、お聞きしたいことはありませんか?」
 と司会者。
 講演終了後、質疑応答の時間に入りました。


 長年の経験から言うと、ここで手を上げられる人は、いても1人か2人です。
 そして、かなり温泉に詳しい人の質問となります。
 <聞きたいけど、恥ずかしくて> <こんなこと聞いたら笑われてしまう>
 と思っている人が大半です。
 だから、そんな人のために僕は終了後、すぐに会場を去らないで、荷物を片付けるふりをしながら、あえて、その場にとどまっています。

 作戦、大成功!
 今日も3人の方が、やって来ました。

 ①「○○温泉に、よく行くんですが、いつも湯がぬるいんですけど?」
 ②「友だちが××温泉に行ったら、血圧が下がったというんですが、本当ですか?」
 ③「温泉の正しい入り方を教えてください」
 みなさん、実に真剣なんです。

 ①の方には、「源泉の温度が約43度と、あまり高くないのに加温せず、かけ流しているから」
 ②の方には、「温泉の効能だけではなく、環境が変わったことによる転地効果が大きいかもしれませんね」
 ③の方には、「必ず、かけ湯をしてください。それもシャワーではなく、これから入る浴槽の湯で行い、事前に温度と泉質を肌で知ってから入りましょう」
 と答えさせていただきました。


 みなさん、もっともっと温泉に興味を持ってくださいね。
 すると、温泉のことが、もっともっと好きになると思いますよ。
 そして、僕に会ったら恥ずかしがらずに、なんでも質問してください。
 知っている限りのことは、お答えいたします。

 ぜひ、講演会場でお会いしましょう!
    


Posted by 小暮 淳 at 19:18Comments(0)講演・セミナー

2019年11月03日

温泉のエネルギーを学ぶ


 “温泉はエネルギーとして使えるか?”
 このコピーにひかれて、参加を応募しました。

 正式タイトルは、「シンポジウム 温泉県ぐんまの可能性 『エネルギーの地産地消』」 です。
 主催は、群馬県環境政策課・地熱エネルギーを学ぶ会。
 協力は、群馬県環境アドバイザー温暖化・エネルギー部会とあります。
 ちょっと堅苦しそうなシンポジュウムですが、「知らぬは一生の恥」 と思い、興味があるので高崎市の会場へ出かけてきました。


 第1部:基調講演 「地熱エネルギーの利活用と群馬の可能性にいて」
 第2部:「温泉熱有効活用に関するガイドライン」 について
 第3部:フリートーキング
 
 講師の方も、電力中央研究所環境科学研究所上席研究員と環境省自然環境局自然環境整備課温泉地保護利用推進室という、なんとも長たらしくて舌をかんでしまいそうな肩書きなので、“場違いの席に来てしまった” 感が強かったのですが、さにあらん。
 始まってしまえば、すーっと話が頭の中に入ってきました。


 「地熱エネルギー」 と聞くと我々は勝手に 「地熱発電」 のことと解釈してしまいがちですが、これが奥が深いんですね。
 また地熱発電にしても、掘削して取り出した蒸気でタービンを回す 「フラッシュ式」 と、既存の温泉を水より沸点の高い媒体 (アンモニア水など) と熱交換してタービンを回す 「バイナリー式」 があることを知りました。

 群馬県内には現在、地熱発電所はありませんが、温泉熱エネルギーの活用なら行われています。
 草津温泉などでは、90℃以上の温泉と上水とを熱交換して約60℃の温水を作り、旅館や住宅へ供給しています。
 また温泉熱を活用した暖房利用や冬場の融雪利用も行っています。

 でも、それだけではありませんよ!
 まだまだ、温泉エネルギーは利用されているよな~
 農業とか、水産業とか……

 なーんて、考えていたら、突然、サプライズが起こってしまいました。


 「えー、実は今日、会場に、温泉ライターの小暮淳さんがお見えになってますので、ぜひ、ひと言お願いしたいと思います」
 と、司会者から不意をつかれたアナウンスをされてしまいました。

 えっ、なんで知っているの!?
 あっ、そうか、受付で名前を記入したっけ!
 あのとき、「もしかして、小暮さんって?」 と声をかけられたことを忘れていました。

 仕方がありませんね。
 渋々ですがマイクを取り、「それ以外の温泉活用の現状ですが……」 と実例をあげてのスピーチをさせていただきました。


 「あーあ、せっかくプライベートで後学のためにと参加したのになぁ~」
 と車中でグチをこぼしながらも、「まっいっか、だいぶ知らなかったことを知ることができたし」 と納得して帰路に着いたのでありました。

 温泉エネルギーのこと、みなさんも考えてみませんか?
   


Posted by 小暮 淳 at 12:33Comments(0)講演・セミナー

2019年10月29日

満員御礼に感謝!


 「以前、講演を聴いたことがあり、ずっと機会を探していました」
 「これで、お話を聴くのは3回目です。また来ます」
 「昨日から○○温泉の××館に泊まっていました。女将さんに、これから小暮さんの講演を聴きに行くのだと話したら、よろしくと言ってました」
 みなさん、次から次へと声をかけてくださいました。
 講演終了後の著書販売&サイン会でのことです。

 昨日は高崎市新町公民館で、一般公開の 「県民の日講座」 が開催され、『ぐんま謎学の旅~民話と伝説の舞台~』 をテーマに、講師として2時間の講演をしてきました。
 「今日の朝まで申し込みの電話がありましたよ。大盛況です」
 と開口一番、公民館の職員。
 一般公募ということもあり、地元のメディアが情報を載せてくれたのが、功を奏したようです。

 定員をはるかに超える申し込みがあったといいます。


 案の定、開演時間になり会場に入ると、場内は満席でした。
 満員御礼に、ただただ感謝であります。

 過去には、数名しか観客がいない講演会も経験しているだけに、感慨もひとしおです。
 やっぱり、満員は気持ち良いものです。
 今回は公募の条件として、年齢も地域も限定していないため、幅広い層の方々が集まりました。

 “民話と伝説” というテーマが良かったのでしょうか?
 なんだか、いつもの “温泉” よりも、若い方が多かったように思います。


 聴講者のウケも良かったということもあり、あっという間の2時間でした。
 話しているこちらのほうが楽しんでしまったくらい、終始、和気あいあいとした雰囲気の中で講演を終えることができました。

 すべては、スタッフのみなさんのおかげであります。
 館長をはじめとする職員のみなさん、ありがとうございました。
 大変お世話になりました。


 ~99%の嘘と1%の真~
 でも舞台がある限り、必ず謎は解ける!

 これからも僕の謎学の旅は続きます。
   


Posted by 小暮 淳 at 12:11Comments(2)講演・セミナー

2019年10月13日

公開講座のお知らせ


 現在、僕はカルチャーセンターの講師をはじめ、企業や団体、自治会からの依頼で講演やセミナーを開いています。
 そのほとんどは有料であったり、社員や会員、特定地区の居住者を対象とした講話がほとんどです。
 一般公開の講演やセミナーは、数えるほどもありません。

 そして講話のテーマも、“温泉” が9割以上を占めています。
 ※(たまに介護やNPOがテーマのときもあります)
 が、今年から新たなテーマが加わりました。
 きっかけは、昨年8月に出版した 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) です。
 出版元が高崎市内に配付されているフリーペーパーを発行していることもあり、高崎市での講演依頼が増えています。

 テーマは 「謎学」。

 民話や伝説は、何を伝えようとしているのか?
 ~99%の嘘と1%の真~
 舞台がある限り、謎は解ける!


 このたび、高崎市新町公民館のご厚意により、一般を対象とした無料講演会が開かれることになりました。
 居住地は問いません。
 成人であれば、どなたでも聴講することができます(ただし定員があります)。
 当日は、著書の販売もいたします。

 興味のある方は、ご参加ください。
 会場で、お待ちしています!



         ぐんま謎学の旅
  ~伝説や民話の謎を解く楽しい話を聞きませんか~
 ●日時  2019年10月28日(月) 10:00~12:00
 ●会場  高崎市新町公民館 2階集会室
 ●講師  小暮 淳 (フリーライター)
 ●費用  無料
 ●定員  50名(先着順)
 ●申込  公民館窓口または電話(土日祝除く) 9:00~17:00
       TEL.0274-20-2300 高崎市新町2271-1
  


Posted by 小暮 淳 at 12:00Comments(0)講演・セミナー