温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
群馬のブログポータルサイト「グンブロ」顧問
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使
四万温泉大使



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ぐんま謎学の旅~民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2011年12月10日

またまた楽天とタイアップ!


 やって来ました!
 今年もまた、楽天トラベルと僕の著書とのタイアップによる
 特集企画がスタートしましたよ。

 今日の上毛新聞(7面) に、大きく全5段の広告が掲載されました。
 もう、ご覧になりましたか?


 <「楽天トラベル」×「上毛新聞社」 コラボレーション企画第3弾!
   『あなたにも教えたい 四万温泉』>

 <『あなたにも教えたい 四万温泉』 が日本最大級の宿泊予約サイト 楽天トラベル に特集ページとして登場!
  宿の紹介から予約までワンストップでできる便利なサービスです。
  さらにタイアップを記念し、同サイトでは33軒の宿を紹介。
  冬の湯めぐりから行楽まで予約し、群馬の名湯四万温泉を訪ねてみよう!>

 と、大々的に宣伝をしています。

 実はこのコラボレーション企画は、2009年に出版した 『ぐんまの源泉一軒宿』 、2010年 『群馬の小さな温泉』 と毎年行われています。
 今回で、3回目となります。

 とにかく、覗いてみてくださいな!
 いきなり、ドーンと僕の露天風呂入浴シーンがトップページに出てきますから。

 続いて、本と著者の紹介記事。
 そして各旅館の一覧へ。

 もちろん、楽天ブックスから書籍の購入もできますよ。


 アクセスはこちら!
 http://travel.rakuten.co.jp/movement/gunma/201112/

 ※裸の小暮淳が、全部で何人いるでしょうか?
   


Posted by 小暮 淳 at 12:37Comments(3)著書関連

2011年12月09日

猿ヶ京温泉 「仁田屋」


 国道17号の関所前の信号から、“湯の町” へ入って、最初に迎えてくれる旅館が「仁田屋」 です。

 平成2(1990)年にリニューアルした和風旅館ですが、それ以前は先代がスキー民宿をやっていました。

 当然、創業は赤谷湖の完成以降(昭和30年代) ですが、林家は昔より屋号を 「仁田」 といい、代々この地に暮らす旧家であります。
 それゆえ、こんな伝説が残されています。


 一人の旅の僧侶が、一夜の宿を求めて仁田に立ち寄った。
 おばあさんは 「うちでよろしければ」 と言って、僧侶を家に上げて、手足を洗う手桶にそばをゆでた湯を入れて持ってきた。
 「なぜに、そば湯を私に?」
 と僧侶が不思議に思い問うと、
 「この村は水が不足しているので、このお湯を使ってください」
 と言った。
 僧侶は、親切にもてなしてくれたお礼に、三日三晩祈り、屋敷の近くに水を出してくれたという。

 この泉は 「空海の枝先の水」 と呼ばれ、最近まで猿ヶ京の人々の生活用水として利用されていたといいます。


 宿に着くなり、そんな話を3代目主人の林繁利さんから聞きました。

 ご主人と女将の清子さんは、とにかく明るくて元気いっぱいの夫婦です。
 宿の歴史からネットの話まで、お茶を飲みながら延々と話し込みました。

 突然、女将が僕にケータイを向けて、
 「はい、小暮さん。チーズ!」
 パシャリ!

 えっ、え? なんですか?

 「ブログに載せてもいいですか?」
 とご主人。
 なんでも、旅館のホームページに、取材をされたことを載せるんだそうです。

 「別にいいですよ」
 と言ったものの、取材にきて取材されているようで、ヘンな感じです。

 で、「仁田屋」 のホームページを検索して、ブログを見てみると・・・

 ぎゃ~~っ!
 しっかり、本当に僕の写真が載っているではありませんか!
 それも二日酔いのボケ顔で・・・

 でも、しっかり僕の新聞連載のことも書いてくれているし、このブログまでリンクをはってくださっていました。
 ご主人、女将さん、ありがとうございます。


 ※ボケ顔で取材をしている僕を見てみたい方は、ぜひ「仁田屋」のHPブログをご覧ください。
   カメラマンのK氏も撮影風景を、しっかり逆撮りされています。
   


Posted by 小暮 淳 at 21:09Comments(4)温泉地・旅館

2011年12月08日

「温泉で元気」 好評連載中!


 昨日の朝日新聞群馬版に、隔週で連載している 『湯守の女房』 の第18回目が掲載されました。
 「日本三美人の湯」 唯一の一軒宿、川中温泉「かど半旅館」 の2代目女将・小林順子さんを取材した記事です。

 ちなみに 「日本三美人の湯」 の残りの2つは、和歌山県の龍神温泉と島根県の湯の川温泉です。

 もう1つちなみに、旅館名の 「かど半」 とは、昔、半兵衛という人が 「かどや」 という店を開いていた場所だったからだそうです。


 で、昨日の紙面は、この連載記事だけでなく、おまけに、もう1つ下に僕の記事が載りました。

 <「湯守の女房」の小暮淳さん
      邱永漢さんのHPでコラム連載 >

 というタイトルで、

 <温泉ライターの小暮淳さん(53)=前橋市=が、作家で経済評論家の邱永漢さんのホームページ 「ハイハイQさんQさんデス」(http://www.9393.co.jp) で、コラム「温泉で元気」の連載を始めた。
 このホームページは経済、食、健康などをテーマにした情報を邱さんやその分野の専門家が執筆し、月200万以上のアクセス数があるという。(後略)>

 と、僕のコラム連載を伝えています。

 いやいや、さすが朝日新聞であります。
 記事が、早い!

 さらに記事は、コラムの内容にも触れ、
 <毎週水・土曜に更新し、100回の連載をする予定。>

 と締めくくっています。
 記者さん、ありがとうございます。

 記事の掲載にあたっては、東京都渋谷区の編集室にも取材が入ったそうです。
 編集室からも、お礼のメールをいただきました。

 コラムの連載は始まったばかりで、今週の水曜日でまだ第3回ですが、アクセス数も好調のようで、読者からの感想メールが編集室へ続々と届いています。
 みなさん、ありがとうございます。
 すぐは返事を書けないかもしれませんが、編集室から転送され次第、目を通すようにしています。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 ※なお、『湯守の女房』 および 『温泉で元気』 は、当ブログの 「お気に入り」 から閲覧することができます。
  


Posted by 小暮 淳 at 21:25Comments(3)執筆余談

2011年12月07日

猿ヶ京温泉 料理旅館 「樋口」


 ここにきて、とっても猿ヶ京温泉づいています。

 昨日も昼から猿ヶ京温泉の “湯の町”地区(国道17号より上のエリア) に入って、黙々と取材活動を続けてまいりました。
 昨晩は、料理旅館「樋口」 のご厚意により、泊めていただきました。

 いゃあ~、懐かしいですなぁ。
 8年ぶりの宿泊であります。
 当時、僕は群馬県から依頼を受けて、男女共同参画グループが発行する雑誌の取材記事を担当していたのですよ。
 で、打ち上げだか、暑気払いだか忘れましたが、夏にカメラマンなど制作スタッフたちと 「樋口」 に泊まったことがありました。

 「確か、男性4名で泊まられましたよね」
 と、女将の樋口桂子さんは、しっかり僕のことを覚えていてくださいました。
 嬉しいですね。

 ここの女将は、“美人女将” としてつとに知られ、テレビや雑誌などでも、たびたび登場している有名人であります。
 もちろん僕も、その美貌にメロメロなのでありますが、僕には、もう1つの楽しみがあったのです。
 8年前に味わってから昨日まで、ずーーっと 「また、やりた~い! また、やりた~い!」 と駄々っ子のように心の中で叫び続けていた至福の時間です。

 それは、湯上がりの生ビール!

 なーんだ、普通じゃないかって?
 とーんでもない!
 これが、ふつうの湯上がりビールではないんですよ。
 「樋口」 に行けば分かりますって!

 浴室から上がると、そこは赤谷湖を一望に見下ろすロビーなんです。
 ここのソファーに腰を下ろして、夕日に暮れる湖を眺めながらの生ビールの、美味いことったらありゃしませんよ!
 これを昨日、8年ぶりに味わいました。


 実は、まだ楽しみがあります。
 ここは、料理旅館ですからね。
 ご主人の樋口博計(ひろかず)さんが作り出す創作和食料理の美味も、ちゃーんと僕の舌は8年間忘れずに覚えていましたよ。

 昨晩も、「たくみの里」で作られているカマンベールを使ったサラダの前菜から始まり、あかざ海老のお造り、赤城高原野菜の鍋物と、箸を置くのを忘れてしまいそうなラインナップであります。
 なかでも、上州麦豚の角煮は、8年前と同じ味で、涙がチョチョ切れそうになっちゃいました。


 突然、襖(ふすま)が開いて、ご主人の登場です!
 手にしたお盆には、冷酒のビンが何本も載っています。

 「大盃が、お好きと聞いたものですから……」
 と、見れば群馬県最古の酒蔵、牧野酒造(旧倉渕村・現高崎市) の 「大盃」 ではありませんか! ! !
 いやいやいや、僕の大好物ですよ。

 まー、ビックリするくらいスイスイーッと、ノドの奥へ染み込んでいきます。
 あれよあれよのうちに、冷酒の小瓶が次々と空いていきます。

 その様子を見ていたご主人が、
 「どうです、これから外へ飲みに出ませんか?」
 と僕を誘惑します。

 “気をつけよう 暗い夜道と のん兵衛の誘い”
 
 なーんて、気をつけるもんですか!
 「行きます!行きます!」
 と2つ返事で、寒風の中、近くの飲み屋まで出かけて行きましたとさ。

 なーんだ、ご主人も相当なのん兵衛ですぞ。
 のん兵衛が、のん兵衛の飲んでいる姿を見ていたら、自分も飲みたくなって、誘い出したんですな。
 ま、確かに、自分の旅館では飲みづらいですものね。

 いや?
 美人女将が、怖いのかもしれませんね。

 ご主人、また、あの店でやりましょう!
    


Posted by 小暮 淳 at 22:03Comments(2)温泉地・旅館

2011年12月06日

GTVニュースにゲスト出演


 今日はこれから、出張取材に出かけるため、取り急ぎお知らせだけさせていただきます。

 今週の木曜日(8日) 、群馬テレビの午後6時からのニュース番組に、ゲスト出演することになりました。
 話の内容は、今秋出版した拙著 『あなたにも教えたい 四万温泉』 の取材・制作話のようです。

 何時頃に出演するかは、知らされていません。
 お暇な方は、ご覧ください。



     群馬テレビ 「ニュース ジャスト6」

 ●放送日   12月8日(木) 18:00~18:50
                   ゲストコーナー
 ●内  容   『あなたにも教えたい 四万温泉』(上毛新聞社刊)
 ●ゲ ス ト   小暮淳 (温泉ライター)

  


Posted by 小暮 淳 at 10:23Comments(0)温泉雑話

2011年12月05日

猿ヶ京温泉 「野の花畑」


 “知っているようで知らない
 聞いたことはあるけど行ったことはない”

 これは、拙著 『群馬の小さな温泉』 の宣伝コピーです。

 まさに群馬の温泉は奥が深くて、温泉ライターをやっていても、まだまだ知らない温泉や宿がたくさんあるものです。

 群馬県内には、約600軒の温泉宿があるらしいのですが、お恥ずかしい話、まだ半分も回れていない気がします。
 先日、猿ヶ京温泉の 「野の花畑」 を初めて訪ねました。


 「野の花畑」
 なんとも乙女チックな旅館名ですが、10年前に改名する前は 「蔵やしき」 という名前でした。
 名前どおりの重厚な蔵を改造して建てられた旅館です。

 玄関を入ると、ロビーが米蔵。
 廊下をはさんだ隣には、養蚕蔵を使用したカラオケルーム。
 裏庭には、200年以上前から先祖代々使用している味噌蔵があり、こちらは従来の使用目的のまま、味噌の貯蔵樽や野菜の漬け込み樽が所狭しと置かれていました。

 旅館に隣接する茅葺き屋根の古民家が、「おやすみ処」として開放されているというので、覗いてみると、囲炉裏端でご主人の林具公(ともまさ)さんが、炭火をおこしていました。
 「ここは俺が生まれて育った家なんだよ」
 そう言って、屋敷内を案内してくれました。

 馬屋のあとは、炊事場となり、現在はうどんやそばをご主人が打っているそうです。
 急な階段を上ると、そこは昔、お蚕様の部屋だったところ。
 その広さから想像するに、かなりの豪農だったようです。

 天井の茅や竹は、もうもうと上がる煙に燻(いぶ)されて、テカテカに黒光りしています。
 「茅葺きは一年中燻してやらなきゃならねーんだけど、最近の人は、この煙がダメだって言って、家ん中に入ってこねーんだよね」
 と言って、炭火の様子を時々うかがう、ご主人。

 なんと、この炭も、ご主人が焼いているのです。
 それも、旅館の隣で!

 と、いうことで、敷地内の炭焼き小屋も見学しました。
 土で囲った窯の中の炭は、火を落としてから10日間も燻しているのだそうです。
 10日に一度、有志が集まり、前の炭を取り出し、新しい炭を焼きながら、窯のまわりで酒盛りをするのが楽しいのだとか。
 数日前に炭を焼いたようで、確かに小屋の中には、一升瓶とつまみ類がそのまま転がっていました。

 「こりぁあ、楽しそうですね」と僕。
 「楽しいよ。そうだ、今度、小暮さんも来(き)なよ!」
 と、ご主人言われれば、行かないわけがないじゃありませんか。

 自分で焼いた炭で、古民家の囲炉裏で火をおこし、鍋を囲みなから酒を飲む!

 もう、想像しただけで、ワクワクしてきます。

 林さん、必ず行きますから、その時は “どぶろく” をご馳走してくださいね。
  


Posted by 小暮 淳 at 18:33Comments(0)温泉地・旅館

2011年12月04日

水上温泉 「湯原」構想


 みなさんは 「ミナカミ」 と音で聞いた場合、群馬県の地図のどのあたりを思い浮かべますか?

 群馬県民のほとんどの人が、漢字の 「水上」 をイメージし、旧水上町または水上温泉を思い浮かべるのではないでしょうか?
 ところが、群馬に詳しくない県外の人は、違うらしいんですね。

 「ミナカミの温泉へ行ってきました」
 と言われて、僕は、水上温泉および水上温泉郷を思い浮かべました。
 「法師温泉、一度行ってみたかったんですよ」
 と話がつづいて、
 「あー、旧新治村の法師温泉へ行ったんだ」
 と、やっと地図の位置が判明した次第です。

 “ミナカミ” とは、平成の大合併後の旧月夜野町と旧新治村を含む、現在の 「みなかみ町」 のことを言っていたのです。
 まったく、ややこしいったらありゃしねぇ~!

 ※(ちなみに水上温泉郷とは、水上温泉・谷川温泉・うのせ温泉・湯檜曽温泉・向山温泉・宝川温泉・上の原温泉・湯の小屋温泉の8湯をいいます)


 と、いうことで、とってもいい機会だから、いっそのこと水上温泉は、元の 「湯原温泉」 に戻したらいいのではないかと、ひそかに(ウソ、けっこう方々で) 言い回っているのです。

 湯原温泉の開湯は、永禄年間(1558~1570) と伝わります。
 かの歌人、若山牧水や与謝野晶子も訪れています。
 大正時代までは、年間平均入浴客数が500人未満という、小さな湯治場だったのです。

 湯原温泉が飛躍的に変貌したのは、昭和3年の水上駅開業、そして昭和6年の上越線全線開通を契機にです。
 昭和22年、水上町が誕生すると、いつしか「湯原の湯」は、水上温泉と呼ばれるようになりました。

 以前にもブログに書いたことがあるので、覚えている読者もいるかと思いますが、『上毛かるた』 の札に詠まれた温泉地は、3ヶ所しかありません。
 「伊香保温泉 日本の名湯」「草津温泉 薬のいで湯」 それと 「世のちり洗う 四万温泉」 です。
 当然ですが、戦後にできたカルタに、水上温泉の札はありません。

 水上は、「水上谷川 スキーと登山」 です。


 先日も取材で、水上温泉の旧湯原地区を歩いてきました。
 昭和の隆盛を知っている者の目には、なんとも胸を締め付けられるような光景ばかりが映りました。
 シャッターを下ろした商店や廃墟と化したホテルや旅館の姿は、まさに “夢の跡” に見えます。

 でも考えてみてください。
 元はといえば、小さな湯治場だったんですよ。
 “水上温泉” という虚像(今となっては) は脱ぎ捨てて、本来の「お湯を売る」温泉場に戻ったらいかがでしょうかねぇ。

 そのきっかけとして、温泉地名を 「湯原温泉」 と改名するわけです。

 そうすれば、他県の人に 「ミナカミの温泉」 と言われても、混同しません。


 “駅から降りたら歩いて10分”
 こんな便利な温泉地は、なかなかありませんよ。

 水上温泉のみなさ~ん、僕は 「湯原」構想を提案します! ! !
 ご一考くだされ。
   


Posted by 小暮 淳 at 21:16Comments(4)温泉雑話

2011年12月03日

月夜野温泉 みねの湯 「つきよの館」⑧


 このところ、なぜか月夜野温泉づいています。


 昨日は午後から水上温泉へ入り、取材を続けました。
 そして夕方、月夜野温泉 「つきよの館」 へ。

 なんだか、毎月のように来ている気がします。
 9月に新聞の連載取材で、10月に家族とプライベートで、そして、またもや昨日も泊めていただきました。
 と、言っても取材じゃありませんよ。
 でも、完全プライベートでもないんです。

 実は、女将の都筑理恵子さんから 「集合!」 の号令がかかったのであります。
 呼び出されたのは、拙著 『ぐんまの源泉一軒宿』 のアートディレクターK氏と、僕が連載している朝日新聞 『湯守の女房』 の担当記者 I さん、と僕。
 で、女将を囲んで祝杯を上げようというのです。

 なんの祝杯?

 別になんでもいいんですよ。
 女将にしてみれば、本と新聞に旅館の記事が載ったということで、関係者と一緒に 「ご苦労さん会」 をしよう!ということのようです。
 ま、忘年会だと思えば、呼ばれたほうも気が楽だというものです。
 (僕たちは、仕事として当たり前のことをしただけですから)


 ゆっくり、たっぷりと温泉に浸かって、湯上がりにグィ~ッと生ビールを飲み干して、食事をしながら冷酒をキュッキュッと飲みながら、忘年会(?)が始まりました。

 そのうち女将が、ワインを持って登場!
 「美味しいワインなのよ~」
 とフランス産の赤ワインを、ドボッドボッとグラスに注いでくれて、いよいよ全員そろって
 「カンパーイ!」
 カキーーーンと、グラスとグラスの当たる心地よい音が、部屋中に響き渡ります。

 「本当に、今年もありがとうございました」
 と、女将の丁寧なあいさつ。
 「とんでもない、僕らは、なーんもしてませんって」
 と、謙遜しつつも、目の前の料理をパクついておりました。

 すると・・・

 「朝日新聞を読んだって、校長先生の会が宴会にうちを使ってくださったんですよ」
 と女将。
 「へぇ~、それは良かったですねぇ」
 と、新聞の反響に喜びを隠せない I さん。

 今度は・・・

 「『ぐんまの源泉一軒宿』 を読んだ栃木県の男性から、1週間もの湯治予約が入ったんですよ」
 と言われれば、今度はK氏が
 「それは、スゴ~イ!」
 と、ご満悦の様子。

 我々、物づくりを生業としている者にとって、作品の評価や反響をほめていただくのが、何よりもの “ご褒美” なのであります。
 と、いうことは、、その両方の著者である僕にとっては、これはこれは “至福の極み” 状態というもの。
 もう、脳内モルヒネが、ドックンドックンと、たれ流しになってしまいましたとさ。


 気が付けば、今年もあと1ヶ月とありません。
 日本は大きな震災に見舞われた、大変な年でもありました。
 みなさんにとっては、どんな1年だったのでしょうか?

 僕にとっては、本を2冊出版して、新聞連載が始まった、忙しい1年でありました。
 でも、その分、大変充実した実りある年でした。

 来年は、どんな年になるのでしょうか?
 なんだか、今年より忙しくなりそうな気配ではありますが、体が資本の仕事ですから、健康に気をつけながら、引き続き温泉巡礼を続けたいと思います。

 いやいや、今年だって、まだまだ温泉取材が残っていますよ。
 さぁ、ラストスパートをかけましょう!
   


Posted by 小暮 淳 at 20:59Comments(3)温泉地・旅館

2011年12月01日

赤城温泉 「赤城温泉ホテル」④


 今年は、なんだか赤城温泉づいています。

 2月にフリーペーパーの取材、9月の温泉講座に続いて、今年3回目の赤城温泉へ行ってきました。
 今日は、新聞連載の取材です。

 それにしても、寒い!
 上着のいらなかった昨日の猿ヶ京温泉がウソのようです。
 一転して、コートの下に何枚も着込んでの取材となりました。

 赤城温泉は、赤城神社から小沼へ抜ける県道を、忠治温泉と滝沢温泉を左右に見送った、奥の奥。
 前橋から見た赤城山は雲に覆われて、真っ白でしたが、案の定、視界10メートル以下の霧の中でした。

 「すごい所ですね」
 と担当カメラマンの I さん。
 彼は、関西に家族を置いて群馬に来ている単身赴任者であります。
 毎度、毎度、群馬の自然と温泉を見ては 「すごい!すごい!」 を連呼するのです。


 今日も、元気いっぱいの若女将、東宮香織さんが、お出迎えです。
 以前もブログでお話しましたが、ご主人の秀樹さんは、僕のはとこであります。

 「本当、あづま屋は、いいお嫁さんが来てくれたよね」

 あづま屋とは、赤城温泉ホテルの旧屋号です。
 僕の母方の祖母と、あづま屋の8代目主人が姉弟。
 そして母と9代目主人が、いとこなんです。

 だから、その子ども同士ですから、僕と10代目の秀樹さんは、はとこ!

 で、一族が冠婚葬祭で顔を合わせ、 “湯之沢” の話になると、決まって誰かが、香織さんのことを 「いい嫁さんが来た」と言い出すのです。
 ちなみに “湯之沢” とは、赤城温泉の旧名 「湯之沢温泉」 のこと。
 ですから、我が一族では、誰もが 「赤城温泉の赤城温泉ホテル」 のことは、「湯之沢のあづま屋」 といいます。

 まあ、それくらい、香織さんは女将が天職じゃないかと思われるほど、元気で明るくて話が面白くて楽しい女性なんですよ。
 僕も、初めてお会いしたときから、大ファンになってしまいました。

 今日は、そんな若女将の生い立ちから旅館に嫁ぎ、今日までの奮闘話をたっぷりと聞いてきたわけです。


 当然、あの、黄褐色のにごり湯も、思う存分に堪能してきましたよ。

 「うわぁ~、すごい湯ですねぇ~!」
 と、海パン姿でシャッターを切る I さんも、大はしゃぎです。

 浴槽の縁に堆積した、珊瑚礁や鍾乳石のような析出物を見て、またまた喚声を上げています。
 思えば、彼とコンビを組んで連載しているシリーズでは、今までで一番色の濃いにごり湯かもしれませんね。

 「群馬は、本当にいい温泉が、たくさんありますね」
 そう帰りの車の中で、I さんに言われて、
 「だから群馬で、温泉ライターやってるんだよ!」
 と、僕も上機嫌でありました。


 群馬の温泉の素晴らしさ、もっともっと、県外の人に知ってほしいですね。
   


Posted by 小暮 淳 at 18:50Comments(8)温泉地・旅館