温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2012年06月29日

猿ヶ京温泉 「生寿苑」



 ・・・座敷わらしを見た人は、幸運が舞い込むといいます・・・


 昨年からコツコツと訪ねては、取材を続けている猿ヶ京温泉。
 観光協会に加盟する全24軒の温泉宿を回っています。

 残り、あと1軒!


 紅葉も見ました、雪も見ました、桜も見ました、新緑も……。
 四季折々に色を変える赤谷(あかや)湖の湖水の美しさに、幾たびとなく感嘆の声を上げました。

 また昨日から2日間滞在して、温泉宿のほか、「与謝野晶子紀行文学館」や「民話と紙芝居の家」、「猿ヶ京関所資料館」 などを取材して回ってきました。
 そして夜は、ご厚意により 「生寿苑(しょうじゅえん)」 に泊めていただきました。

 生寿苑には、こんな逸話が残されています。


 <むかし、むかし。旅の夫婦が大きな空き家に一夜の宿を借りると、その夜、男の子が現れたました。
   奥さんが、その男の子と遊んであげると、その男の子は 「奥の座敷の下を掘ってください」 と言ったそうです。
   夫婦が言われたとおりに掘ってみると、なんとそこには大判小判の入った金瓶が埋まっていました。
   その後、旅の夫婦は、その家で暮らすようになり、「座敷わらし」 に似た可愛い男の子をもうけて、末永く幸せに暮らしたといいます。>


 で、この夫婦が 「生寿苑」 のご先祖様だというはなしです。


 「ええ、私でその夫婦から18代目です。今でも座敷わらしは、ときどき遊んでいますよ」
 と、旅館としては2代目主人の生津秀樹さんが話してくれました。

 旅館の入口に建つ、立派な大門の前には、今でも、先祖が掘り出した金瓶が「八幡」さまとして祀られていました。
 地元では昔から、この八幡さまを拝むと宝くじが当たると言われているそうです。

 「で、座敷わらしは、どの部屋に出るんですか?」 と僕。
 「どの部屋とは、決まってないようですよ。廊下で遊んでいる姿を見たという人が多いですね」 と主人。

 おお~っ、それは良いことを聞いた。
 今晩は、寝ずの番をして、廊下を見張っていることにしょう。
 しめしめ・・・

 と、1人でほくそえんでいたのであります。


 そして夜……。
 毎度のことですが、カメラマン氏と深酒をしてしまい、あっという間に白川夜舟を漕いで夢の中へ。

 真夜中、トイレに起きると、廊下が騒がしいのです。
 でも、どう聞いても子どもの声じゃない。
 大人の話し声のようでした。
  

 なーんだ、しょせん、オイラに金の瓶は無縁なのだよ・・・

 と、ふて寝を決め込んでしまいましたとさ。

 いちがさけた(おしまい)。

  


Posted by 小暮 淳 at 18:40Comments(2)温泉地・旅館

2012年06月27日

「美肌の湯」 と 「美人の湯」


 昨日は、NHK文化センター主催による温泉講座日でした。

 この講座は平成21年に開講して以来、おかげさまで人気のシリーズで、今年で4年目を迎えました。
 現在、キャンセル待ちの状態が続いています。

 で、今年度3回目の昨日、当講座初の 「はしご湯」 をしました。
 ちょっぴり無謀かとも思ったのですが、似て非なる2種類の温泉を “浴み比べ” てみるのも、講座としてはいいかと、企画しました。


 前橋駅~高崎駅と回って受講生が乗り込み、バスは榛名山へ。
 人気のパワースポット、榛名神社に参拝し、近くの須恵器作家、佐藤烓(けい)さんの工房を見学。
 須恵器とは、古墳時代後期から奈良・平安時代に行われた、大陸系技術による素焼きの土器(広辞苑より) とのこと。
 穴窯という、登り窯より歴史の古い窯や作品を見学しました。

 その素朴な焼き上がりの陶器類に、みなさん感激していました。
 この温泉講座が楽しいのは、こういった旅行気分で、寄り道をいっぱいするところなんです。


 国道406号から県道54号線で、二度上峠へ向かうと、道の端に “美肌の湯” の看板が、ちらりほらりと見えてきます。
 これが今回の1湯目、「倉渕川浦温泉」です。

 群馬の人には、「はまゆう山荘」 と言ったほうが分かりやすいですかね。
 昭和62年に、神奈川県横須賀市の市民保養村として建てられた施設です。
 (なぜ、横須賀市の保養施設が群馬県の旧倉渕村に建てられたのかについては、拙著 『ぐんまの源泉一軒宿』 を参照ください)

 で、平成18年の高崎市との合併を機に、高崎市へと移譲され、温泉を掘削して、同21年3月に温泉施設としてリニューアルしました。
 と、いうことで倉渕川浦温泉は、群馬県内で最も新しい温泉地なのであります。

 湧き出した温泉は、ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
 “三種混合の湯” といわれ、良く温まり、成分が濃いわりには浴感がやわらかく、肌がスベスベになることから 「美肌の湯」 と名づけられました。
 源泉が、黄金色をしていることも、当初は評判になりましたね。


 入浴の後、昼食を済ませ、バスは県道を引き返して、2湯目の「亀沢温泉 亀沢温泉センター」へ。
 ご存知、群馬を代表する “美人の湯” です。

 「美肌の湯」 は、肌がキレイになるから美肌の湯です。
 では、俗に言われている 「美人の湯」 とは?

 決して、器量が良くなるわけではありませんよ。

 やっぱり、昔から皮膚病に効いたり、肌荒れ、ニキビ、シミ、ソバカスに効能があったことから、“美肌→美人” と呼ばれるようになったのです。
 ここは昭和40年頃まで 「湯の沢温泉」 と呼ばれていました。
 そう、以前、ブログでも書きましたが、赤城温泉もかつては 「湯ノ沢温泉」 でした。

 実は、全国に 「湯の沢温泉」は、たくさんあったんです。
 (温泉は、たいがい沢から湧き出しますからね)
 で、高度成長期以降、どこも集客のためにインパクトのある温泉地名に改名したのです。

 宿の前に流れる渓流が、亀沢です。


 源泉の温度42.3度。
 相変わらず豊富な湯が、かけ流されていました。
 夏場は浴槽の湯が冷めにくいので、やや熱めになっていますが、それでも露天風呂は外気とのバランスが絶妙です。

 ここの露天風呂の最大の魅力は、渓流の森に向かって、囲いなどの遮蔽物が一切ないこと。
 受講生たちも、「いい湯ですね。極楽です」「風が気持ちいいですね」「緑が目にしみますね」と、大満足でした。


 次回は、二度上峠を越えて、北軽井沢の温泉へ行きます。
 受講生のみなさん、また来月も元気にお会いしましょうね。
   


Posted by 小暮 淳 at 18:26Comments(5)講座・教室

2012年06月25日

直木賞 『香港』 連載スタート!


 昨年の11月からコラムサイト「ハイハイQさんQさんデス」で、毎週水曜日と土曜日に連載をしている温泉コラム 『温泉で元気』。
 読んでいただいていますか?

 おかげさまで、先週の土曜日で第60回を迎えました。
 これも、ひとえに読者あっての60回だと、感謝しております。

 でも、早いものですね。
 昨年の秋に、直木賞作家で経済評論家の邱永漢先生の事務所からコラム連載の話をいただいたときは、正直言って 「書けるだろうか? ネタが続くだろうか?」 と、心配だったのですよ。
 でもなんとか、ここまで来ました。
 お約束の100回まで、あと40回です。
 なんとか、頑張って完走いたします!
 みなさん、応援してくださいね。


 で、お知らせです。

 僕のこのブログを読んで、コラム連載の声をかけてくださった邱先生の訃報が届いたのは、先月のことです。
 僕も自分のページで、先生への思いを書いた追悼コラムを掲載させていただきました。

 先生のファンは日本中、いや、世界中にいますから、この先生のサイトには今でも月間200万以上のアクセス数があります。
 当然、先生亡き後も、事務所および編集部の方々の尽力により、コラムサイトは継続されています。

 そこで、先週末から、先生の連載が始まりました!
 えっ、亡くなったのに、どうしてって?

 ななな、なんと、先生が若き日に書かれた直木賞受賞作品の小説 『香港』 が、丸々1冊、全文を読めてしまうのです。
 驚きました~!(編集部もやりますね)

 この作品は、昭和30(1955)年下期の直木賞受賞作品で、外国籍の受賞者は史上初だったようです。
 僕も、前々から読みたかった小説なのですが、本書は現在、非常に手に入りにくい状態だといいます。


 小説の舞台は1949年の香港。
 混乱期の台湾から脱出した主人公が、戦後の香港でさまざまな人物と出会い、たくましく生きていく様が描かれています。

 コラムサイトでは、毎週金・土・日に3回更新されます。
 第4章の構成からなり、昨日までに第1回~第3回が掲載され、第1章が終わったところです。

 いよいよ、今週末から第2章に突入です!
 どんなストーリー展開になるのか、今から楽しみでなりません。

 まだ小説 『香港』 をお読みでない方は、ぜひ、この機会に読破してみてください。
 同時に、小暮淳の温泉コラム 『温泉で元気』 も、よろしくお願いいたします。



 小説 『香港』 および 『温泉で元気』 の閲覧は・・・
 ●「ハイハイQさんQさんデス」 http://www.9393.co.jp/

 または、当ブログ内 「お気に入り」 からもリンクされています。
   


Posted by 小暮 淳 at 20:34Comments(4)執筆余談

2012年06月24日

さらば涙と言おう


 ♪さよならは誰に言う
   さよならは悲しみに
   雨の降る日を待って
   さらば涙と言おう♪
   (作詞:阿久悠 作曲:鈴木邦彦)


 5年前の6月に、中学時代のクラス会をして、昔のクラスメートと卒業以来、34年ぶりの再会をしました。

 僕は幹事で、有志と41名の名簿を1年がかりで作成しました。
 かつての3年8組の生徒は、41名です。
 現在の所在地が判明した生徒は39名。
 あの手この手を駆使しましたが、残念ながら2名は所在不明でした。

 さらに残念だったのは、すでに2名(男1、女1) が他界していたことです。

 それでも当日は、日本全国へ散ったクラスメート23名と担任の先生が集まりました。
 一番遠い人は、鹿児島県からやって来てくれました。


 で、その時、メールのアドレス交換がされ、その後、頻繁に元同級生の間でメールが飛び交うようになったのです。
 春に、夏に、暮れに、「飲みませんか?」 メールが送られて来ます。

 もちろん、こちらも都合があり、毎回は出席できませんが、それでも、この5年間に僕も何度かは顔を出しています。
 で今回、2年ぶりに「出席」メールを返しました。


 昨晩、ミニクラス会場となった前橋市内の居酒屋に集まったのは、男子6人、女子3人。
 2年ぶりくらいだと、あまり変化はありませんが、それはそれなりに皆さん上手に老いていましたよ。

 N君は、今年長女が嫁いだといいます。
 Mさんは、念願の再婚を果たしたと、ごきげんでした。
 O君は、今年おじいちゃんになりました。僕のお仲間ですね。

 9人中、これで孫のいる人が3人になりました。
 K君については、すでに3人の孫のおじいちゃんです。

 「早く孫を作ったほうがいいぞ!」
 とO君に言われたN君は、
 「オレが作るんじゃねぇ。そういうことはムコに言ってくれよ」
 と言って、笑いをとっていました。


 同級生って、不思議な存在ですね。
 “現在” が無いんですよ。
 あるのは、“過去”と“未来”だけ・・・

 「あの頃はどーだった」「あの時はこーだった」話を、会えばまた何回でも繰り返します。
 未来といっても、「今度、温泉で集まろう」とか「また先生を呼んでクラス会をやろう」といった当たり障りの無い未来話です。


 そしてお決まりは、カラオケボックスへ。
 会社や友人たちとのカラオケでは、きっと新しい今の歌も歌っているのでしょうが、なぜか、同級生が集まると懐かしの青春ソングばかりになってしまいます。

 「俺たちの旅」 や 「太陽がくれた季節」 なんて、定番です。
 そして今回は、「さらば涙と言おう」 を大合唱しました。

 ご存知、現・千葉県知事の森田健作の主演ドラマ 『おれは男だ!』(1971~72) の主題歌であります。
 当然、「やあ、吉川く~ん」と言いながら、みんなで歌い出したのは言うまでもありません。


 ♪青春の勲章は
   くじけない心だと
   知った今日であるなら
   さらば涙と言おう♪
  


Posted by 小暮 淳 at 17:19Comments(4)つれづれ

2012年06月23日

出演時間変更のお知らせ


 先日(6月15日)、四万温泉で開催される 『レトロ通りの懐かしライブ』 に、僕が出演するとの告知をしましたが、一部変更がありましたので、改めてお知らせします。


 『レトロ通りの懐かしライブ』 は、四万温泉協会の主催による四万温泉街をステージに繰り広げられるストリートライブショーです。
 一般公募により選ばれたアーティスト(バンド) とゲストアーティストら、計12組が競演します。

 会場は、昭和レトロな雰囲気を残す 「落合通り」。
 「旧吉田屋」ステージと「東屋~積善館本館前」ステージ の2会場で行われます。
 ※もちろん、入場&観覧は無料です!

 で、僕らのバンド 「KUWAバン」 は、積善館本館前ステージにて、15時(午後3時)~演奏を行います。
 懐かしの70年代フォーク&60年代グループサウンズを中心に、オリジナルご当地ソングも歌います。

 また、ライブ終了後には、四万温泉協会の協力により昨年出版した拙著 『あなたにも教えたい 四万温泉』(上毛新聞社) の販売および著者のサイン会を開催します。
 ぜひ、この機会に四万バージョン(書店販売と四万温泉内販売の本は、帯が異なります) の本をお求めください!

 メンバー一同、たくさんの方のご来場をお待ちしています。



     『レトロ通りの懐かしライブ』

 ●日  時  2012年6月30日(土)
         11時~16時
 ●会  場  四万温泉 落合通り
         ・旧吉田屋ステージ
         ・東屋~積善館本館前ステージ
          (入場無料)
 ●出演者  一般公募&ゲストバンド(アーティスト) 12組
 ●問合せ  四万温泉協会
         TEL.0279-64-2321
  


Posted by 小暮 淳 at 15:24Comments(2)ライブ・イベント

2012年06月22日

おかげさまで通算30回!


 「小暮さん、今回の掲載で通算30回です。祝杯を挙げましょう!」

 と電話をくれた I さん。
  I さんは、朝日新聞の僕の担当記者です。

 何のことかと言えば、僕が朝日新聞の群馬版に連載している 『湯守(ゆもり) の女房』 というシリーズのことを言っているのであります。
 『湯守の女房』 は、昨年(2011年) の2月から隔週で掲載している温泉記事です。
 群馬県内の湯を守る “「湯守」の女房=女将さん” たちを紹介しています。

 この連載が、今週の水曜日(6月20日) で、第27回を迎えました。

 実は、この間に、今年の2月から 『湯守の女房』連載1周年を記念して、番外編 『おやじの湯』 シリーズが不定期連載で始まりました。
 この番外編が、すでに3回掲載されていますので、通算30回なのであります。


 今思えば僕の場合、人との出会い、仕事の縁は、すべて “酒の席” から始まっているのですね。

 一昨年の暮れのことです。
 知人を通じて、「朝日新聞が温泉の連載をしたいって言ってるけど・・・」 という話がありました。
 だったら、「担当者と一度会ってみましょう」 と返事をすると、先方が顔見せの席に指定してきた場所が、“飲み屋” だったのです。

 いいですね~!
 いきなり初対面で飲み屋とは、すでに会う前から 「この話は絶対にうまく行く」 という自信がありましたよ。
 だって、この時点で 「仕事の話をする」 というより、「互いの人となりを見せ合う」 わけですからね。
 素面だったら人は装うこともできますが、酒が入ったら本音で語ります。
 何よりも、酒好きに悪い人はいませんって!

 案の定、I さんとは、初対面とは思えないくらい打ち解けることができ、飲めば飲むほどトントン拍子に話がまとまったのであります。
 すでに、この場で 『湯守の女房』 というタイトルも決まってしまいました。
 (ちょうど、その年はNHKドラマ「ゲゲゲの女房」が流行った年でした)


 まだまだ30回であります。

 群馬県内には、90以上の温泉地があります。
 温泉旅館は、600軒以上もあります。
 根気のいる取材ですが、読者のみなさんが楽しみにしている限り、1人でも多くの女将さんとご主人を紹介し続けたいと思います。

 今後も 『湯守の女房』 および 『おやじの湯』 に、ご期待ください。

 ※(朝日新聞掲載の 『湯守の女房』 は、当ブログ内 「お気に入り」 よりバックナンバーを閲覧することができます)
   


Posted by 小暮 淳 at 18:48Comments(0)執筆余談

2012年06月21日

次は勝てばいい!


 僕は昔から体育会系男子ではなかったので、あまりスポーツ観戦ということはしません。
 テレビで観るのは、サッカーとボクシングくらいのものです。

 で、昨晩の 「WBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦」 は、久々に感動しました。


 何度も言うようですが、僕はスポーツには疎いですから、判定勝ちした井岡一翔も負けた八重樫東も知りませんでした。
 でも、知らなくても充分に楽しめるのが、ボクシングの良さであります。
 (相手を倒せばいいという単純なルールが、分かりやすいのだと思います)

 どちらを応援していたというわけでもありません。
 でも、両まぶたを腫らしながらも、果敢にパンチを出し続ける八重樫の姿には、心をワシづかみにされてしまいました。
 変形して、いびつにゆがんだ顔・・・
 なのに、すがすがしく見えるのは、なぜ?

 「ベルトがなくなったという感じはない。もちろん、なくなったけど、それでもいいと思って勝負をかけたから」

 も~~う、そんなこと言ったらオジサンは、ウルウルしちゃうじゃあーりませんか!


 いい試合でしたよ。
 「2人が主役だ」
 と言ったWBAの大橋会長の言葉にも、納得です。

 でもね、勝負の世界は “勝ちは勝ち”“負けは負け” なのであります。
 そんなことは、選手が一番分かっていることでしょうが・・・
 厳しい、男の世界です。

 また、ゲストで来ていた元プロボクサーの辰吉丈一郎が八重樫にかけた言葉が、泣かせるじゃあ~りませんか!
 「気持ちは、分かる。思いっきり泣けばいい」
 と言った後です。

 「悔しかったら、次は勝てばいい!」

 だなんて、もー、オジサンの涙腺はぶっ壊れちゃいましたよ。

 そーですよ、そーですよ。
 人生、戦う限り、勝つときもあれば、負けるときもあります。
 それはそれは、悔しくて悔しくて悔しくて・・・眠れない夜だって幾たびもありますよ。
 でも、次は勝てばいいんです!

 腫れ上がった両まぶたの奥からのぞいた、八重樫の小さな瞳が、遠くを見つめています。
 その視線の先にあるものは、きっときっと、もっともっと大きな栄光に違いありません。


 「立つんだ、ジョー!」
 「勝つんだ、八重樫!」
 丹下のおっちゃんの声に重なって、八重樫へのエールの声が全国から聞こえてくるようです。


 悔しかったら、次は勝てばいいんです。
  


Posted by 小暮 淳 at 18:24Comments(0)つれづれ

2012年06月20日

新鹿沢温泉 「鹿の湯 つちや」②


 台風一過の今日、関東地方は軒並みどこも猛暑日となりました。
 こんな日は、高原へ行くに限ります。


 標高1,250m、気温22℃
 上信越高原国立公園の新鹿沢(しんかざわ)温泉へ行って来ました。

 とにかく涼しい~!
 車から降りるなり、上着をはおりましたよ。

 で、今回は 「鹿の湯 つちや」 にお邪魔しました。
 僕が 「つちや」 を訪ねるのは、2年前に出版した 『群馬の小さな温泉』 の取材以来です。
 5代目女将の土屋実千子さんとお会いするのも2年ぶりですが、相変わらず明るくて元気いっぱいの、笑顔が素敵な女性でした。

 女将さんは、新鹿沢生まれの新鹿沢育ち。
 生粋の新鹿沢っ子であります。
 嫁として旅館に入った女将ではありません。
 直系の5代目なのであります。

 「つちや」 は明治時代の創業です。
 当時は、鹿沢温泉(旧鹿沢) にて営業をしていました。
 大正7年に鹿沢温泉は大火に見舞われ、全焼しました。
 そのため湯元の 「紅葉館」 を残して、3軒が現在の地へ移り住み、営業を開始しました。
 これが新鹿沢温泉の誕生です。
 ※(旧鹿沢温泉と新鹿沢温泉については、2010年7月1日「新鹿沢温泉 鹿の湯 つちや」を参照)


 今日も取材の最後に、名湯「雲井の湯」源泉を思う存分に堪能してきました。

 浴室から出てくると、真っ先に女将さんが 「湯はいかがでしたか?」 と訊いてきました。
 これですよっ! 
 最近、湯のことを訊く主人や女将が少ないんですね。
 よっぽど湯に自信がないと、訊けない質問です。

 もちろん、「ガツーンと来る湯で、良く温まりますね。なかなか汗が引きませんよ」 と素直に答えました。

 いい湯といい女将(主人) に出会ったとき、「ああ、この仕事をしていて良かった」 と心から思うであります。


 そうそう、帰り際に、女将さんから 「シオデ」 という山菜をいただきました。

 家に帰って図鑑で調べてみると、シオデは 「牛尾菜」 と書き、アイヌ語の “シュウオンテ” が語源だそうです。
 若苗は見た目も味も、アスパラガスにそっくりで、美味しいとあります。

 さっそく女将さんに言われたとおりに茹でて、アスパラガス同様にマヨネーズでいただきました。
 「うんまーーーーいっ!」
 こんなに美味しいモノが、山の中にはたくさん育っているんですね。

 まさに、山の幸であります。

 女将さん、ごちそうさまでした!
   


Posted by 小暮 淳 at 21:36Comments(4)温泉地・旅館

2012年06月19日

赤い柔道衣


 話の発端は、何気ない会話からでした。


 昨日の午後、高崎市内の某会社の会議室でのこと。
 デザイナーやライターが集まって、編集会議が行われました。

 とにかく暑い!
 エアコンが故障しているらしく、窓を開けての会議となりました。
 まだ全メンバーが集まらず、雑談をしているときでした。

 「今年の夏も、暑くなりそうですね」
 「でも関東地方は、節電しなくても大丈夫らしいですよ」
 「火力発電所がフル稼働してますからね」
 「その分、電気料金が値上げします」
 「火力発電は燃料費が大きいから」
 「いえいえ、それより大気汚染、地球温暖化が心配です」

 と誰ともなしに、話が転がり出しました。
 そして・・・

 「いっそ、昭和の暮らしに戻りましょう! 映画 『ALWAYS』 の頃、30年代まで戻れば電力の心配もなくなるでしょう」
 と僕が勢いで言ったときです。
 若いデザイナーの1人が、
 「小暮さん、その頃の生活知ってるんですか?」
 と訊いてきました。

 ええ、生まれてましたから幼少の頃に30年代は過ごしましたよ。
 僕の家の前は、まだ未舗装でしたね。
 家には、電話も冷蔵庫もありませんでした。

 「私の子供の頃は、まだ白黒テレビでしたよ」
 と40代の女性。

 そーでしょうね、ギリギリ白黒テレビ世代ですよね。
 NHKテレビの人形劇 『ひょっこりひょうたん島』 は白黒でしたものね。

 で、僕は、我が家にカラーテレビが来た日のことを、よーく覚えています。
 昭和44年(1969)年の夏のことです。

 僕は小学校5年生でした。
 どうしてハッキリ覚えているのかと言えば、それまで町内でいち早くカラーテレビが入ったO君の家へ、毎週毎週、テレビアニメの 『紅三四郎』 を見に行っていたからです。
 もちろん、僕だけじゃありませんよ。
 町内の子どもたちは、みーんなO君の家に行ってました。
 毎日行っていた子もいましたが、僕は大好きな 『紅三四郎』 だけ見に行ってました。

 だって・・・

 家で見ていたときは、黒色だと思っていた三四郎の柔道衣が、な、な、なんと真っ赤!だったんです!
 (“紅”ですもの当然、赤色なんです)

 「三四郎の柔道衣って、本当は赤いんだぜ~! お前んちのテレビは何色に映ってる~?」
 なんてO君に言われれば、見たくて見たくて仕方がないじゃありませんか!

 で、初めて見たときのショックと言ったらありませんでした。

 父親の仇を討つために、「片目の男」 を捜しながら、さまざまな武術・格闘技の使い手と戦いながら旅を続ける三四郎。
 そして、敵と戦う前には必ず、空中高く赤い柔道衣を投げ上げて、鮮やかに身にまといます。
 最後に黒帯をサッと締める、その姿がカッチョイイんですよ!


 「こんな夜遅くまで、他人の家に行ってるんじゃない!」
 と怒るオヤジ。
 「じゃあ、うちもカラーテレビ買ってよ」
 と逆ギレする僕。

 毎週毎週、そんな言い争いが続くうちに、ついにオヤジが根負けしてカラーテレビを買ったのでした。
 もちろん、O君の家よりひと回り大きいサイズのテレビです(オヤジも見栄がありますから)。

 で、その日から今度はうちが、町内の子どもたちのたまり場になってしまったことは、言うまでもありません。

 向こう三軒両隣
 縁側でうちのオヤジと隣のおやじが将棋をさす
 和気あいあいとした、良き昭和の時代の話です。
  


Posted by 小暮 淳 at 21:45Comments(6)つれづれ

2012年06月18日

ブロガーの特権


 先日、知人の男性から、
 「小暮さんの名前を利用させていただいています。いや~、効力がありますねぇ!」
 なんて意味不明のことを言われました。

 何のことかと訊ねると・・・
 以前僕から、「○○温泉の××旅館は湯が良いから、一度行くといいよ」 と言われたので、さっそく行ったのだといいます。
 ところが、その日は、旅館の都合で日帰り入浴は受け入れていませんでした。
 玄関先で宿の主人に断られた彼は、
 「残念だなぁ……、せっかく小暮さんの紹介で来たんだけど……」
 と、言ったそうです。

 そしたら!
 「えっ、小暮さんのご紹介でしたか。どうぞ、どうぞ」
 と、特別に入浴を許可してもらったといいます。

 「いやあ、これからも小暮さんの名前は使わせていただきますよ」
 と嬉しそうに話してくれました。

 それはそれは良かったですね。
 せっかく行ったのに無駄足にならなくて。

 実は、それに近い話は以前からありました。
 僕の紹介だと言って予約して泊まったらサービスをしてもらったとかね。
 でも、それらは友人や知人の話です。
 実際に僕が紹介した宿ですから、なんら問題はありません。


 ところが!
 最近、僕の “読者” と名乗る人たちが増えているようです。

 「小暮さんの読者だという人が、よく見えますよ」 とか、
 「ブログにうちのことを書いてくださったんですってね。読んだ人が来てくださいました」 とか・・・。

 中には、モノは言いようで、
 「小暮さんの (ブログに) 紹介 (されていたの) で来ました」と、
 ( ) の部分を省略してしまう人がいるようです。

 「いつかさ、小暮さんの知り合いの人が来たよ」
 と某温泉旅館のご主人。
 どうも話しを聞くと、知り合いではなく、ブログの読者だったようです。
 「でも、嬉しいじゃないの。こうやって来てくれるんだからさ。小暮さんの読者は、みんな知り合いだよ」
 と言って、みやげまで持たせてあげたようです。


 でも、これでいいんですよね。
 温泉好きの “わ” が広がっているんですから。

 このブログを読んでいる温泉好きのブロガーのみなさん!
 ジャンジャン、県内の温泉に出かけてくださいね。
 もちろん、「小暮さんの (ブログに) 紹介 (されていたの) で来ました」 と言っていただいてかまいませんよ。

 それが、このブログを読んでいるブロガーの特権ですから!
   


Posted by 小暮 淳 at 21:08Comments(0)温泉雑話

2012年06月17日

子として父として


 自慢ではありませんけど、日頃から僕は親孝行をしているほうなので、あえて 「父の日」 だからという考えはありませんでした。

 でもね、出かけついでに本屋をのぞいたら、オヤジの好きそうなパズルの雑誌がいくつも並んでいたのですよ。
 “ああ、ボケたオヤジの楽しみって、本を読むかパズルを解くくらいしかないものなぁ・・・”
 なんて思ったら、無性に買って届けてやりたくなってしまったのです。
 で、ボケ防止(いや、すでにボケでいるので進行防止) のために 「漢字パズル」 と 「ナンプレ」 を1冊ずつ買いました。


 「なんで来た?」
 実家へ行くと、相変わらず所在なげに、うろついているオヤジがいました。

 「今日は、父の日だよ。はい、プレゼント」
 と雑誌を手渡すと、
 「おお~、ナンプレじゃないか! 俺の大好きなパズルだ」
 と満面の笑みを浮かべて喜んでくれました。
 思いつきのプレゼントですが、大成功です。

 「ありがとう……、ありがとう……、ありがとう……」

 あれれ、ちょっとオヤジの様子がヘンであります。

 「ありがとう……、ありがと…… 、ありが……」

 なんだか壊れた蓄音機みたいに、何度も何度も同じ言葉を繰り返しています。
 良く見れば、目にうっすらと涙を浮かべています。

 なんて大袈裟な、歳をとるとこれだから困ります。
 たかがパズルの雑誌ですよ。

 「じいちゃん、良かったな。いい息子がいてさ」
 と、自画自賛ぎみに言ってやりました。

 す・る・と、

 スーッと手が伸びてきたのであります。

 「?」
 と思っていると、僕の手を取って握手を求めてきたのです。
 「ありがとう……」

 握ったオヤジの手は、ガリガリにやせ細っていました。

 あー、いやだ、いやだ!
 どーしちまったんだい。
 情けねーなぁ~!
 子供の頃、オレを思いっきり殴ったぶっとい手は、どこへ置いてきちまったんだい。
 ちょっぴり、淋しくなってしまいました。

 “年寄りを笑うな、行く道だ” か・・・

 なんだか、また安い親孝行をしてしまいましたね。



 家に帰ると、ちょうど大学生の息子もアルバイトから帰って来たところでした。
 彼は手に、コンビニの袋をさげています。

 チラッと横目で見て、気づかなかったふりをして、通り過ぎようとしたとき、
 「これ」
 と、袋を僕に差し出しました。
 「なに?(中身はだいたい察しは付いていましたが、知らないふりをしたのです)」

 「父の日」
 とだけ告げて、彼は2階へ上がって行ってしまいました。

 中身は、缶ビールです。
 それも 「キリン一番搾り」。
 僕の一番好きな銘柄じゃないですか!

 いつもは、安い発泡酒を飲んでいるのを知っていたんでしょうね。
 “「父の日」くらい、好きなビールを飲め”ってか!

 なんだか、目頭が熱くなってきましたよ。
 オヤジが 「ありがとう」 を連発した気持ち、分かるような気がします。


 やがて、遊びに出ていた中学生の末娘が帰宅しました。

 「はい、父の日」
 と言って、渡されたのは酒のつまみでした。
 おいおい、お前ら兄妹で示し合わせて、晩酌セットにしたのか?!

 ま、そんなことは、どうでもいいことです。


 「ありがとう……、ありがとう……、ありがとう……」

 オヤジのか細い声が、今も聞こえています。

 父から子へ、子から孫へ・・・
 「ありがとう」 のバトンが受け継がれているようです。


 あれ?
 で、嫁いだ長女は、どうした?
 メールも電話もないぞ!

 ま、催促するものでもないし、便りがないのは元気な証拠だと解釈しましょう。
  


Posted by 小暮 淳 at 21:14Comments(5)つれづれ

2012年06月16日

雨の屋外トークショー


 よりによって、朝から雨です。

 しかも、今日は屋外イベントだ~!

 こんな日は、無理矢理にでも元気チョークを目一杯引っ張って、エンジンの回転数をアゲアゲにして、いざ、出発!


 やって来たのは、前橋市大友町。
 市民葬儀相談センター(メモリードグループ) で年に一度開催される「大友市」であります。
 ここの屋外(玄関前)で、僕は午後、トークショーを行う予定です。
 いや、中止になる気配はありませんから、予定ではなく “雨天決行” のようです。

 スタッフの方々は、テントやシートを張って、雨対策におおわらわです。
 とりあえず僕も、自分のブース(著書の販売コーナー) を設営しました。


 午前10時、開場。
 う~ん、この雨です。
 お客さんの入りは、パラパラであります。

 「みんなの広場」(玄関前ステージ) では、市内のダンス教室に通う子どもたちのキッズダンスが始まりました。
 父兄が観客ですから、このときだけは、傘をさした人だかりができました。
 その後、マジックショーがあり、午前のメーンステージは、あのギター漫談師の「ヨロコンデ ぶっち」さんの登場です!

 ぶっちさんとお会いするのは、今回が2度目です。
 昨年、某団体のイベントで、お互いゲストとして呼ばれたことがあり、その際に名刺交換をしました。
 彼は、歳も僕と同世代。
 大阪生まれの大阪育ち。
 なのに、なぜか群馬で芸人をしている実にユニークな人です。
 当然、話す言葉は、コテコテの大阪弁。

 彼の特技は、ギターをかき鳴らし、即興で何でも歌にしてしまいます。

 ♪温泉ライターの小暮さ~ん、このあと午後にトークショーをいたします~♪
 なーんてね。
 今日は、子ども向けに紙芝居を披露していました。
 とにかく、芸達者な人です。

 もう1人、助っ人に登場したのが、沼田市在住の若手お笑い芸人「関あっし」さんです。
 プロダクションを飛び出し、群馬でフリーの芸人をやっている人です。
 ライターだって地方でフリーはキツイのに、フリーの芸人とは根性のある若者であります。
 彼の芸は、“人間紙芝居” 。
 彼自体が、大きな絵の中に入って演じるのです。
 これが、面白いのなんのって、腹を抱えて笑ってしまいましたよ。

 世界も日本も広いけど、いやいや、まだまだ群馬も広いですぞぉー!
 ぶっちさんやあっしさんのような芸人が、いるのですから!

 と、なると、同じステージに立つ僕も同類なんでしょーうか?
 温泉漫談師? お笑い温泉芸人? ってことですか?


 午後になり、雨もいよいよ本降りであります。
 「お客さんも寒いでしょうから、30分くらいでおねがいします」
 と係の人に言われて、
 「えーーっ、1時間を予定していました!」
 と僕。
 「では、40分……。それが限界でしょう」
 と押し切られてしまいました。

 でも確かに、気温は下がってきましたし、玄関前ステージには屋根(ひさし) があるとはいえ、風が吹けば観客席を雨が直撃します。

 と、いうことで、午後1時30分から、サクサクっと温泉話をいたしました。
 それでも観客席では、20~30人の方が熱心に耳を傾けてくださいましたよ。
 終了後に分かったことですが、このブログを読んで来てくださって人が何人かいましたね。

 この悪天候の中、足を運んでくださり、本当にありがとうございました。

 本当は、もっともっと、核心に触れた温泉話をしたかったのですが、場所が場所ですし、時間制限がありましたので、ほんの触り部分しかお話しできませんでした。
 ぜひ、次回は、講演かセミナーにお越しください。
 じっくりと、何時間でもお話させていただきます。


 “雨降って 地固まる” と申します。

 きっと今日の出会いは、新しい何かにつながることでしょう。
 来てくださった方々、本当にありがとうございました。
 重ねて、お礼を申し上げます。
  


Posted by 小暮 淳 at 21:23Comments(6)ライブ・イベント

2012年06月15日

レトロ通りの懐かしライブ


 あの四万温泉落合通りが、ライブ会場に!


 映画やドラマなどでも、たびたびロケ地として使用され、昭和レトロな雰囲気を残す四万温泉の落合通りが会場となり、バンドライブが開催されます。
 その日まで、あと2週間となりました。

 このイベントは、昨年の7月に開催された「オヤジバンドフェスティバル」の翌日に行った、出演バンドによる温泉街(屋外)ライブが好評だったため、今年も一般公募により選出された12バンドが、ストリートライブを行います。

 会場は、みやげ物やスマートボール場、飲食店が軒を連ねる落合通り内の3ヶ所です。
 もちろん、入場&観覧は無料!
 また、出演バンドのメンバーおよびバンドの応援者には、宿泊割引があります(詳しくは四万温泉協会へ)。
 ぜひ、この機会に四万温泉に行って、温泉に入り、演奏を聴きながら、レトロな温泉街を歩いてください。

 当日は、僕もゲストとして、ステージに立ちます。
 懐かしのフォークソングやグループサウンズメドレーを歌いますよ!
 そして、そして、ご当地ソングの 「四万のうた」 や、お約束の “オンパラ” こと、群馬の温泉地名を詠み込んだ 「GO!GO!温泉パラダイス」 も熱唱いたします。

 我が 「KUWAバン」 の出演は、積善館本館前の特設ステージにて、15時半~となっています。
 当日は、著書の販売もいたします。
 遊びに、来てくださいね!
 待ってまーす!



     『レトロ通りの懐かしライブ』

 ●日  時  2012年6月30日(土)
         11時~16時
 ●会  場  四万温泉 落合通り
         (3ヶ所に会場あり)
 ●出演者  一般公募アーティスト ほか
 ●問合せ  四万温泉協会
         TEL.0279-64-2321
         E-mail :shima@bay.wind.ne.jp
  


Posted by 小暮 淳 at 18:17Comments(2)ライブ・イベント

2012年06月14日

『みなかみ ひとり』 をレコーディング


 今日は朝から、バンドのメンバーが集まって、レコーディングをしてきました。


 「えっ、平日の昼日中にですか?」
 と驚かれる人もいるかもしれませんが、うちのバンドのメンバーは、全員がフリーランスです。
 なので、スケジュールさえ合えば、いつだって、どこでだって、いいんです。

 で、今年の3月にみなかみ町で開催したプロジェクトK主催の 『「みなかみ」を考える企画展』 に合わせて作った、みなかみ町の応援ソング 「みなかみ ひとり」(作詞・作曲/桑原一) のレコーディングを行ってきました。

 プロジェクトKとは、桑原氏が率いるフリーランスのクリエーター集団です。
 カメラマンやコピーライター、デザイナー、イラストレーターなど、現在約20名が参加しています。
 その中で、昔、音楽に携わったことのある4名が 「KUWAバン」 というオヤジバンドを組んでいます。

 僕は、このバンドで、ボーカルとギターを担当しています。

 で、今日は、歌録りとコーラス録りとベース録りを行いました。
 今回の僕の出番は、コーラス部分のみの参加です。
 (自分の曲ではないので、気がラクです)

 しかも、コーラスが入るのは、サビの部分だけですから、カラオケを全曲通して流すことなく、その部分だけを何度も繰り返し録り直すことができます。

 「はい、小暮さん。テストです」
 と、ふだんはギター担当のKさんが、録音機材の前で声を上げます。


 ♪みなかみひとり 女の旅は~♪


 「相変わらず、小暮さんの声は、でかいなぁー!」
 と、ヘッドホンをはずしながら、Kさんが笑います。
 「そりゃ、そうだよ。この声は商売道具だからね。会議室程度ならマイクなんていらないもんね」
 と、すかさず僕も返しましたが、良く考えてみたら僕の本業はライターでした。

 リハーサルを1回やって、本番は1発でクリア。
 「OKです。聴いてみますか?」
 と、録りたての音源が流れます。


 ♪みなかみひとり 女の旅は~♪


 桑原氏のボーカルの録り直しと本人のハモリ部分を録音して、午前の部を終了しました。
 午後は、S君のベース録りを行うことになりました。

 残念ながら、僕は出版社での打ち合わせのため、ここまでで失礼しました。


 はてさて、どんな風に仕上がっているのでしょうかね?
 秋に開催される、みなかみ町のイベントで、みなさんにお披露目いたします。
 楽しみにしてて、くださいね。
  


Posted by 小暮 淳 at 21:24Comments(2)ライブ・イベント

2012年06月13日

ライター養成講座①「座談会」


 僕の仕事は、現在9割以上が温泉関係です。

 ま、温泉ライターを名乗っていますから、それでいいんですけどね。
 でも、そもそもはフリーライターですから、依頼があれば温泉以外の記事も書きます。
 今でも、年にいくつかは、昔からお世話になっている印刷会社やデザイン会社から仕事の依頼があります。

 ま、僕も年々歳をとりますから、昔のようにフットワークを必要とする細かい取材モノはできなくなりましたけどね。
 そりぁ~、若い頃は、何でも書きましたよ。
 レストランや喫茶店、ラーメン屋などの飲食店の記事。
 時には、ブティックやケーキ屋、結婚式場だって恥ずかしがらずに、取材で飛び回っていました。

 きっと今でも、若いライターたちは、汗水たらして東奔西走しながら、駆け回っていることでしょうね。
 さすがに、もう僕には、そんな体力勝負の仕事は来なくなりました。
 そのぶん、面倒くさい、手間隙かかる、職人技を必要とする執筆仕事が、たま~に飛び込んで来るのです。


 たとえば、「テープ起こし」 という作業です。

 「えっ、そんな駆け出しのライターでもできる仕事を、小暮さんがやるんですか?」
 と、言われそうですが、これがどーして、奥の深い仕事なんであります。

 ひと言で 「テープ起こし」 と言いますが、種類はいろいろあります。

 インタビューや対談は、比較的簡単な作業です。
 聞き取る内容は、インタビューなら “1人” ですし、対談なら “2人” ですから、新米ライターでも、なんとか聞き取って文章に起こせます。
 鼎談(ていだん) も、3人ですから、なんとか声の違いを聞き取ることができます。

 問題は、“座談会” です。


 4人以上の 「テープ起こし」 は、ライターでも熟練の技が必要となります。

 で、今回、昔のクライアントから、たっての願いで、ナナナント!10人が参加する座談会の「テープ起こし」の仕事がやってきました。
 ええ、僕は、かつて、この手の仕事(ゴーストライターだってやりましたから) は、得意だったのであります。
 きっとクライアントも、そのことを覚えていて、あえて僕に依頼してきたのだと思います。


 では、10人の声を、どうやって聞き分けるのか?

 はい、すべての仕事は “段取り8割” であります。
 特別、今回は、ライター志望の読者のために、プロの技を伝授いたしましょう!


 まず座談会場に着いたら、司会者と事前打ち合わせをして、スムーズに座談会が進行するように話の流れを確認します。
 このとき司会者には、コメントが特定の人にかたよらないよう、満遍なくまわすように指示します。

 次に、座席表を作ります。
 テーブルに座っている人のフルネームを書き込み、その上にアルファベットをふります。
 (10人ならば、A~J となります)

 録音機をテーブルにセットします。
 昔はカセットテープレコーダーだったので、録音時間が短くて大変でした(途中で、テープ交換の休憩を入れましたから)。
 今はICレコーダーですから、録音時間の容量の心配はいりません。

 サブに、もう1台、最低でも2台の録音機が必要です(やり直しのきかない、一発勝負です)。
 当然ですが、集音マイクや複数のワイヤレスマイクは使用します(10人からの声をレコーダーの内臓マイクだけでは、均等に拾うことはできません)。
 今回、僕は、念には念を入れて、スタッフにビデオカメラも回してもらいました(これは、あくまでも押さえであり、保険です)。

 で、座談会が始まったら、すべての人のしゃべり出しの言葉だけ拾います。

 <例>
 A 「○○についてですけど・・・」
 E 「私は、そうは思いませんが・・・」

 これさえ、きちんとメモしておけば、大丈夫。
 「テープ起こし」 の段階になっても、誰が話しているかが一目瞭然です。



 いかがでしたか?
 ライター志望のみなさん、参考になったでしょうか?

 ライターという仕事は骨の折れる大変な仕事ではありますが、その分、やりがいのある素晴らしい仕事だと僕は思っています。
 がんばってくださいね!
  


Posted by 小暮 淳 at 21:05Comments(2)執筆余談

2012年06月12日

温泉セミナー開催のお知らせ


 現在、僕は2つの団体の顧問をしています。

 1つは、たびたび、このブログでも紹介している 「ライフプラン21」(代表・本多輝雄氏) の 『ぐんま温泉倶楽部』 です。
 何年も前から毎年のように、講演会やセミナーを開いてくださっています。

 もう1つは、前橋市認定団体「ぐんまを元気にする会」の石井英知氏が、今春開所した 『温泉療養研究所』 であります。
 石井氏の熱烈なラブコールがあり、僕が顧問を務めさせていただくことになりました。

 で、このたび、研究所の開所記念を兼ねて、温泉セミナーが開催されることになりました。


 受講者の対象は、一般です。
 1回の講座は90分で、<初級編><中級編><上級編>と、3回開講します。
 各回は単発での受講も可能ですが、3回パックで申し込むと受講料の割り引きがあり、講師(僕です) の著書がプレゼントされます。

 興味と時間のある方は、ぜひ、ご参加ください。




  【温泉療養研究所主催による温泉セミナー】

 ●テーマ  「必ず行きたくなる群馬の温泉」
         ~美容・健康と温泉の関係~
 ●開講日  2012年 7月17日(火) <初級編>
               7月31日(火) <中級編>
               8月7日(火) <上級編>
         全回とも 13:00受付 13:30~15:00 
 ●会  場  前橋元気プラザ21  5階 56学習室
         (3回とも同じ会場です)
         群馬県前橋市本町2-12-1
 ●受講料  3回パック 5,000円(テキスト代込)
         各回1回 2,000円(テキスト代込)
 ●定  員  30名
 ●講  師  温泉ライター 小暮 淳
 ●主  催  温泉療養研究所
         群馬県前橋市元総社町932-1(Re-sanai 内)
 ●企  画  Applice
 ●申込・問合  温泉療養研究所
           TEL.027-289-5507
           FAX.027-289-5508
  


Posted by 小暮 淳 at 20:57Comments(5)講演・セミナー

2012年06月11日

猪ノ田温泉 「久惠屋旅館」⑥


 「小暮さん、大反響です。記事に書いていただき、ありがとうございました。みなさん、新聞を持ってやって来られます」

 と、ちょっぴり興奮気味で、電話をかけてこられた女将の深澤信子さん。
 ふだんは、ゆっくりと物静かに話される方ですから、よっぽど反響があったんでしょうね。

 新聞とは、先週の金曜日に発行された「ちいきしんぶん」(発行/ライフケア群栄) のことです。
 旧高崎市内に10万部配布されているフリーペーパーです。

 僕は、今年の4月からこのミニコミ紙に、月刊でコラムを連載しています。
 タイトルは 『小暮淳の一湯良談』。

 なんだ? この四字熟語は? と思われるでしょうが、これで 「いっとうりょうだん」 と読みます。
 読んで字のごとく、“1つの温泉にまつわる良い話” を月に1話ずつ書いています。

 4月は、沢渡温泉「まるほん旅館」
 5月は、大胡温泉「旅館 三山センター」
 でした。
 おかげさまで、連載スタートから読者には好評で、その度に掲載した旅館からはお礼の電話をいただいています。


 で、今回は西上州の古湯、猪ノ田(いのだ) の湯であります。
 “古湯を復活させた男のロマン”
 という見出しが効いたのでしょうかね。
 「記事を読んだら行きたくなった」 と言うお客さんが多いとのことです。

 ありがたい話では、ありませんか。
 ライターの仕事は、読まれてナンボです。
 しかも温泉ライターは、読まれて、行ってもらって一人前の世界です。
 なんだか、僕も一人前になれたようで、嬉しいですね。
 (ちょっと一人前になるのが、遅過ぎるって? ほっといてちょーだい!)

 とにかく猪ノ田温泉は、知る人ぞ知る西上州の秘湯です。
 それも江戸時代から皮膚病に効く温泉として栄えた、群馬県内でも最も古い湯治場でした。
 ところが戦後になり、旅館が廃業。
 長い間、源泉は深い森の中で眠ったままでした。

 この温泉を男のロマンを賭けた情熱で、見事に復活させたのが、主人の深澤宣恵(のぶやす)さんです。
 主人の人柄もありますが、僕は出会ったときから、すっかり深澤さんのファンになってしまったのです。
 だから、今回は、その温泉復活までの “男のロマン” 話を書かせていただいたのであります。


 群馬県内には、知られざる温泉秘話が、まだまだたくさんあります。
 1つでも多く、みなさんに紹介したくて、この連載を始めました。
 ぜひ、次回も楽しみにしてください。


 ●連載の問い合わせ先/ちいきしんぶん(ライフケア群栄)
                 TEL.027-370-2262
  


Posted by 小暮 淳 at 20:56Comments(3)温泉地・旅館

2012年06月10日

しあわせの法則


 何をもって 「成功」 とするのかは、人それぞれでしょうが、人生は 「成功」 の延長線上に 「幸福」 が存在するという考え方は、誰もが思い描く “法則” です。

 ところが最近、何かの本で、まったく逆の法則を唱えている文章を見つけました。

 昔は、「成功」 → 「幸福」。
 今は、「幸福」 → 「成功」。

 なんだ、そーです。

 一瞬、ハテナと思いますが、よーく考えてみると、なーるほどと、やけに感心してしまいました。
 要は、“成功が幸福を導く” のではなく、“幸福な人が成功する” という考え方であります。

 逆転の発想かもしれませんが、「ああ、これなら僕でもできそうだ!」 なんて、安堵してしまいました。
 だって、幸福って、自分で決められるでしょ?


 実は、僕は昔から “幸福勝手論者” なんです。

 「幸せは、自分の心が決める」

 これに対して、
 「不幸は、他人が決めるもの」 だと思っています。

 この法則に当てはめると、
 「私は不幸だ」 という人と、「あの人は幸せ者だ」 という人は、存在しないことになります。
 要は、自分の不幸を自分で決めるな!ということ。
 他人の幸せなんて誰も分からないのだから語るな!ということです。

 とかく人は、他人の幸福を決めつけたがります。
 その影には、「成功」 → 「幸福」 の法則があったからではないでしょうか?

 あの人は事業に成功して、お金持ちだから幸せだと・・・


 でも、世の中は、必ずしも、そうではありませんよね。
 当然、その逆の人だって、たくさんいます。。

 幸福な人が、人生の成功者だという法則。
 いいんじゃ、ないですかね。

 だって、幸せは、自分で決められますもの!
  


Posted by 小暮 淳 at 21:10Comments(6)つれづれ

2012年06月09日

研修会 in 伊香保温泉


 年に数回ですが、企業や団体から 「研修会」名目での、講演を頼まれることがあります。
 で、昨日は、会場となった伊香保温泉の 「ホテル木暮」 へ出向き、1時間半の講話をしてきました。


 依頼を受けたのは、群馬県内の食品を扱う某協同組合です。
 午後3時から行われた「総会」の後、3時45分より僕が講師として、講演を行いました。

 受付でいただいた「日程表」を見ると……

 15:45 研修会
 テーマ : 温泉に学ぶ地域資源活用
 講 師 : フリーライター 小暮 淳 氏

 と、あります。
 ナヌ? 「温泉に学ぶ地域資源活用」 だぁぁぁ~~!

 確かに、テーマタイトルは担当の方におまかせしましたよ。
 でも、それにしても、凄いタイトルであります。
 こりゃ、こりゃ、今日の講演は、タイトルと中身がかなり異なるものになりそうですよ。
 とにかく、僕の話は、ユル~イんですから。


 まあ、講演は予定通り、きっちり90分間を話し終えました。
 そしてお約束の、著書の販売&サイン会も無事終了!
 すでに僕の本を持っていて、「サインだけでもいいですか?」 と何冊も本を差し出した人がいました。
 うれしいですね~!
 「今日の講演を楽しみにしていました」 と声をかけてくださった人もいたりして、もう、本当にライター冥利につきます。

 講演会の後のサイン会は、読者と直接触れ合える楽しい楽しい至福のひとときなのであります。


 で、一般の講演会と異なり、企業や団体から依頼された「研修会」での講演は、さらにこの後に楽しみが待っているのです。
 「日程表」 には、次のように記されています。

 17:15 休憩・入浴
 18:30 懇親会 2階「瑞鳳の間」

 とあります。
 そうそう、研修会系講演会に呼ばれたときの一番の楽しみは、これこれ!
 懇親会であります。
 もちろん、講演会の席で聴講者たちと触れ合うのも楽しみでありますが、やはり、飲兵衛の講師にとっては、懇親会への出席は、断れませ~ん!


 まずは、伊香保名物の 「黄金の湯」 を浴びに大浴場へ。
 ホテル木暮(旧・木暮旅館) は、伊香保温泉の筆頭大家(湯の権利を持つ家) であります。
 現在でも、伊香保温泉の総湧出量の4分の1強(毎分約1,000リットル) の引き湯量を誇っています。

 1時間半の熱弁で、たっぷりかいた汗を流し、黄金の湯に浸かり「あ~、極楽極楽」。
 宴会場へ行けば、冷た~いビールが浴びるほど待っています。

 二次会は、1階のスナックへ。
 「先生も、1曲どうぞ」 な~ておだてられ、もちあげられて、気を良くしてしまい、おまけに調子付いて、サザンの曲なんて歌ってしまいました。
 (それも 『マンピーのGスポット』 だぜぇ~。ワイルドだろう~)。


 部屋にもどると、トントンとノックの音が・・・
 ドアを開けると、担当のT課長さんであります。
 「先生、外へ出ませんか? いい店があるんですよ」

 な~んて言われれば、もちろん、返事は1つ!

 酔眼で眺める雨の石段街は、それはそれは湯の町情緒にあふれていましたとさ。
 めでたし、めでたし。
 (またしても二日酔いだ。懲りないオヤジであります )
  


Posted by 小暮 淳 at 19:01Comments(2)講演・セミナー

2012年06月07日

一度は入りたい絶景露天風呂


 以前から言っているように、僕は完全なる内風呂派です。
 理由はいろいろありますが、露天風呂は、すべての面で理にかなっていないからです。

 湯が冷めやすいし、汚れやすい。
 循環風呂が多く、レジオネラ菌の発生源になりやすい。
 露天風呂は、湯守(ゆもり) にとっては、良いところがない浴槽なのです。

 それでも露天風呂を造るのは、お客様の要望に応えてのサービスの一環に過ぎません。
 だからネコの額ほどの、名ばかりの露天風呂を、どこも無理して造っているのです。

 でもね、これも以前に書きましたが、掛け値なしの絶景が望める露天風呂のみ、価値判断の対象としています。
 群馬県内でも、「これは凄い!」 と言える絶景露天風呂は、そんなにはありませんが、今回は特別に発表したいと思います。

 
 と、言っても、このブログでではありませんよ。
 次回の群馬テレビ 「ニュースジャスト6」 でのお話です。

 僕は今年の4月から、ニュース番組のコメンテーターをしています。
 毎回、番組の中でゲストコーナーをいただき、温泉の話をしています。
 で、次回出演日には、「一度は入りたい群馬の絶景露天風呂」 と題して、取って置きの温泉旅館をご紹介します。

 標高1,800メートルの雲上から眺める露天風呂。
 毎分1,800リットルの源泉かけ流しの巨大露天風呂。
 そして、棚田の上を飛び交うホタルを見ながら入る露天風呂など、時間が許す限り、お話しします。

 ぜひ、ご覧ください。



 ●放送局  群馬テレビ(地デジ3ch)
 ●番組名  「ニュースジャスト6」
 ●放送日  (月)~(金) 18:00~18:45
 ●出演日  6月11日(月)
 ●テーマ    ~必見!圧巻!爽快!~
         一度は入りたい群馬の絶景露天風呂
  


Posted by 小暮 淳 at 23:08Comments(4)温泉雑話