温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使
四万温泉大使



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2015年03月31日

スカートの中のソレ


 <女にとって、女のソレはソレでしかなく、
  男のソレもソレでしかない。
  男にとって、男のソレはソレでしかないが、
  女のソレはソレにあらず。> 詠み人しらず


 木の芽時っていうんでしょうか?
 急に暖かくなると、おかしなヤカラがモゾモゾと湧いたように出てきます。

 このところテレビのニュースや新聞記事で気になるのが、盗撮犯の逮捕です。
 昔から “のぞき” が趣味という人はいましたが、彼らは技を持った玄人でした。
 ところが最近の盗撮犯ときたら、安易にスマホを使った素人ばかりです。

 困ったものです。


 で、彼らが狙うのは、決まってスカートの中であります。
 本屋やコンビニ、駅やデパートのエスカレーターという場所が、犯行現場となります。

 でもね、スカートの中を撮って、何が楽しいんでしょうか?
 だって、下着をはいてますよね。
 下着を写真に写して楽しいんですか?

 僕ぐらいの歳になると、女性の下着に興味がなくなってしまうので、まったく理解ができませんけど、その筋の人には、たまらなくコーフンするんでしょうな。
 でもね、若い頃は多少の興味がありましたよ。
 10代の頃です。

 学校帰りに同級生の家に遊びに行くと、部屋の外のベランダに洗濯物が干してある。
 なかには、フリルが付いた可愛い女物の下着もあったりして。
 「お前さ、あんなの毎日見てて、ムラムラしないの?」
 「するわけ、ねーだろ! だって、ねーちゃんのだぜ」
 「そんな、ものか。でもオレにとっちゃ、お前のねーちゃんは他人だからな」

 なーんてね、女のきょうだいがいない僕としては、複雑な思いで眺めていたわけです。


 でも、今の我が家には娘がいますからね。
 珍しいものではありません。

 女のソレは、ソレでしかないのであります。

 でもね、僕だって男です。 
 まだまだ枯れてはいませんよ。

 スカートの中のソレには興味がありませんが、ソレの中のアレなら・・・
 (今回は下ネタで、すみません)
   


Posted by 小暮 淳 at 20:24Comments(2)つれづれ

2015年03月30日

使用前使用後


 いよいよ大詰めに入りました。

 5月に出版が予定されている群馬の温泉シリーズ、第7弾!
 ただいま、制作が急ピッチで進んでいます。

 僕に残された仕事は、各コーナーのコラムと 「あとがき」 を書くこと。 
 それ以外の原稿は、すべて入稿しました。

 と、いうことで現在、これまでに出稿した本文原稿の校正が続々と届いています。


 取材が始まったのが、昨年の6月です。
 そして、54軒目となる最後の温泉宿を訪ねたのは今月でした。
 ちょうど、10ヶ月の取材期間を要しました。

 で、熱烈な僕の読者ならばご存知かと思いますが、僕の著書は、すべて著者である僕がモデルも兼ねて、自ら入浴している写真を掲載しています。
 ま、賛否両論ありますが、これが “小暮流” の取材スタイルであり、今では “売り” となっています。

 で、で、今回!
 今までのシリーズではありえなかった、とんでもないコトが起きてしまったのです!

 なんだと思いますか?


 はい、察しのいい読者なら、もうお分かりですね。
 この10ヶ月の間に、僕の体重は13㎏も減少しているのです!

 いやいや、これはスゴイ!
 というか、笑ってしまいます。
 ページをめくるたびに、僕が太ったり、やせたりするのですから!

 ある温泉地の某旅館の風呂では、丸い顔をしているのに、次のページの温泉旅館に写っている僕は、頬がこけています。
 湯舟から出した腕も、太くなったり、細くなったり、実に不自然極まりないのであります。

 まるで、あぶない薬に手を出す前と後の人間のようです。

 まさか、もう1回ずつ、写真を撮り直すわけにはいきませんものね。
 このまま掲載され、出版されることでしょう。


 読者のみなさーん、次回本は楽しみが2倍ですぞ!
 使用前、使用後の姿も、お楽しみください。
   


Posted by 小暮 淳 at 19:44Comments(0)著書関連

2015年03月29日

にっくきPM2.5


 ♪ 学生が自分らの 青春に気づかずに
   街中をさざめいて 歩いてる昼休み
   春だ春なんだなあ
   老人の顔にも 赤みがさして
   肉屋ではコロッケを 揚げている人だかり
   花屋にはアネモネが われ先にあふれてる ♪
   ( 『春なんだなあ』 by 小椋桂)


 サクラが咲きました。
 待ちに待った春がやって来ました!

 我が家のまわりのあぜ道にも、菜の花やショカッサイ、ホトケノザ、イヌノフグリなど、色とりどりの野花が咲きだしました。
 今日は、愛犬マロ君との散歩の途中、一面のツクシ畑を見つけましたよ。

 思わず、春なんだなぁ~♪と、歌い出してしまいました。


 でもね、春はいいことばかりじゃありません!
 なななんと、20年ぶりに花粉症を再発してしまいました。
 もしかして、やせて体質が変わってしまったのでしょうか?
 免疫力が、低下してしまったのかもしれませんね。

 目が、カユカユ。
 鼻が、ムズムズ。
 これに加えて、喉がヒリヒリと痛いのです。
 咳も出ます。

 なんだか、従来の花粉症とは症状が違います。
 「咳が出るのは、スギじゃなくてヒノキらしいよ」
 「いやいや、黄砂のせいだよ」
 と、まことしやかにウワサが飛んでいます。

 で、もう我慢の限界に達した僕は、主治医の元へ駆け込みました。
 「先生、どうやら僕も人並みに、花粉症にかかってしまったようです」
 「どれどれ、アーンして! あれれ、喉の奥が真っ赤だね。これは花粉じゃないな」
 「えっ、花粉症じゃないんですか?」
 と驚く僕に、先生は急に小声になり、こんなことを言いました。

 「今年は症状の重い人が多いんだよね。僕の推測なんだけど、これは花粉だけじゃないね。PM2.5の影響だな」

 えええーーっ、あの中国の大気汚染で大量発生しているという微小粒子状物質のことですかーーっ!


 ということで、点眼薬と点鼻薬、それにアレルギー症状を抑える喘息の予防薬をいただいてきました。
 これが、効くんです。
 とても楽になりましたよ。

 花粉症、またはPM2.5でお悩みの方は、一度、お医者さんに診てもらうことをおすすめします。
    


Posted by 小暮 淳 at 19:19Comments(0)つれづれ

2015年03月28日

サラリーマン失格


 「もう一度言ってくれないか? オレのこれからの予定は?」
 「歯を磨いて、トイレへ行って、もう寝てください」
 「・・・わかった」

 そう言って、部屋から出て行くと、すぐにもどって来て、
 「もう一度、言ってくれないかな? 何をするんだっけ?」
 オヤジの記憶は3分ともちません。

 耳が遠いので、そのたびに僕は、ヒステリーおばさんのように大声を上げて、怒鳴ってしまいます。
 いけない、いけない、と思いつつ、同じことを繰り返す毎日です。


 オヤジが寝て、部屋の電気が消えると、ドッと疲れが吹き出して、もう仕事をする気が起きません。
 そんな日は、そーっと実家を抜け出して、いつものたまり場、酒処 『H』 へ。
 僕が、仕事も介護も忘れて、唯一、ホッとできる空間です。

 昨晩は、花の金曜日。
 すでにカウンターには、見知った常連たちが顔をそろえていました。

 「ジュンちゃん、お腹のほうは?」
 と、いつものようにママが聞いてきます。
 「いいや、オヤジと食べたから」

 この店には、メニューもお品書きもありません。
 すべて料理は、ママにおまかせです。
 だから一見の客は、入りづらいのかもしれませんね。

 まずは生ビールを2杯。
 その後は、カウンターに置かれた一升瓶を手酌で、タラタラと勝手に。
 突き出しは、“菜の花のおひたし” と “ふきのとうの和え物”。
 春の香りを楽しみながら、至福の時を過ごします。


 「だったら、30年のお祝いをしなくちゃね」
 と、ママの声に、カウンターの奥が盛り上がっています。
 「えっ、なになに30年って?」
 話を聞いていなかった僕が問えば、
 「I さんが今年、勤続30年なんだって。偉いよね~」
 と言って、ママは言葉を続けた。
 「ジュンちゃんには、無理よね」

 勤続30年・・・確かに、それは凄い!
 I さんは、僕と同世代です。
 30年ということは、新卒で入社した会社ではないということですね。
 でも20代半ばに、再就職してからは、ずーーーっと同じ会社に勤めている。

 「そうだね。僕にはできない芸当だ」
 と、素直に答えました。
 でもね、そんなことを言ったら隣の席のS君だって独立組だし、ママだってアウトローじゃないの?
 決して、僕だけができない芸当じゃありませんって!

 みんな、サラリーマンを失格した者同士です。


 「I さん、おめでとう」
 そう言ってから、<あれ? これって、おめでたいことなのかな?> と自問自答。
 まっ、いいか。
 30年間、1つのことを続けてきた証しですからね。

 でも、その忍耐力って凄いなぁ~!
 やっぱり、尊敬してしまいます。
   


Posted by 小暮 淳 at 17:41Comments(3)酔眼日記

2015年03月26日

オンパラがCMソングに!


 ♪ あの娘の魅力に 水上(皆カミング)
   俺にゃ高嶺の 花敷(はなしき) よ
   無理を承知で 老(追い)神すれば
   私ゃ人妻 猿(去る)ヶ京
   GOGO温泉パラダイス
   YUYU湯の国群馬県 ♪
  (『GO!GO!温泉パラダイス』 by じゅん&クァパラダイス)


 群馬県北部、利根・沼田地区のみなさーん!
 こんにちは~!

 今日は、地域限定のお知らせです。

 毎度お馴染みの群馬の温泉応援ソング 『GO!GO!温泉パラダイス』(通称:オンパラ) が、ついにCMソングになりました!
 CMに起用してくださったのは、一昨年に僕が出版した 『みなかみ18湯』 でお世話になったみなかみ町観光協会様であります。

 で、地域限定といったのは、そのCMが流れる放送局が 「FM-OZE」(76.5MHz) だからです。
 みなかみ町の観光PRガイドに、オンパラが流れるとのことです。

 でもね、1番の歌詞をよーく見てくださーい!
 4ヵ所盛り込まれた温泉地名のうち、花敷温泉以外は利根・沼田地区にある温泉なんですよ。
 たぶん、それで起用されたんだと思います。

 いずれにせよ、初のCMソングであります。
 電波の届くエリアにお住まいの方、仕事や観光でお出かけの方、ぜひFM-OZEにラジオのチャンネルを合わせて、聴いてくださいね。

 オンエアは、4月~6月の3ヵ月間です。
 詳しい放送時間帯については、みなかみ町観光協会(TEL.0278-62-0401) まで。
  


Posted by 小暮 淳 at 22:02Comments(0)温泉雑話

2015年03月25日

上諏訪温泉 「双泉の宿 朱白」


 NHK文化センター主催による 「名湯・秘湯めぐり講座」 の平成26年最終講座が昨日開催され、無事に終了しました。

 この講座は、平成21年度から僕が講師を務めている野外温泉講座です。
 毎月第4火曜日に、前橋駅と高崎駅からバスが出発し、僕が同乗します。
 道中、温泉の話しをしたり、温泉街を散策したりしながら、ゆっくり温泉に入って、食事をする楽しい講座です。

 本年度最後の温泉は、長野県の上諏訪温泉へ行ってきました。

 上諏訪温泉といえば、信州が誇る天下の名湯。
 約7,000年前、縄文時代にはすでに温泉の利用がされていたといい、室町時代には諏訪大社に参拝する武将や武士、甲州街道を行く商人たちでにぎわっていた古湯です。


 僕がここを訪れるのは、約20年ぶり。
 雑誌の取材で、諏訪湖畔に点在する美術館をめぐった記憶があります。

 それと、名物の “間欠泉”。
 確か、高さ約50メートルまで自噴する世界2位の高さを誇っていたと記憶します。
 が、今回、久しぶりに訪ねてビックリ!(がっかり)。
 なんでも10年ほど前に、自噴が止まってしまったとのこと。
 現在は、観光用にコンプレッサーで圧縮空気を送り、時間を決めて噴出しているとのことでした。

 その高さ、5メートル!!!

 でもね、受講生たちは拍手を送って喜んでいましたよ。
 めでたし、めだたし(講師として、ホッ)。 


 温泉と料理をいただいたのは、湖畔にたたずむ 『朱白(すはく)』。
 別名、「双泉の宿」。
 そう、読んで字のごとく、2つの源泉を所有する宿であります。

 「朱の泉」 は、鉄分を含む茶褐色の炭酸水素塩温泉。
 「白の泉」 は、無色透明な弱アルカリ性の単純温泉。

 これを交互に入りながら、諏訪湖を一望する絶景を楽しみました。
 そして湯上がりは、受講生たちと乾杯!

 1年間、お世話になりました。
 そして、ありがとうございました。
 次年度も、よろしくお願いいたします。


 ※新講座は、4月28日(火) より開講いたします。
  まだ若干名の空席がございます。
  ご興味のある方は、NHK文化センター前橋教室(TEL.027-221-1211) まで。
  


Posted by 小暮 淳 at 13:33Comments(0)温泉地・旅館

2015年03月23日

あさって最終回


 今日、新聞社から送られてきた最後の校正が終了しました。


 2013年4月3日に、朝日新聞群馬版で連載がスタートした 『小暮淳の温泉考座』。
 初の週刊連載であり、しかも自分の名前がタイトルに入った冠コラムです。
 正直なところ、連載の話をいただいた時は、悩みました。

 はたして、書けるだろうか?
 ネタは続くだろうか?
 ってね。

 でも、いざ連載が始まると、読者からの反響もあり、また担当編集者からのサポートもあり、滞りなく、楽しみながら書くことができました。

 あれから丸2年。
 早いものですね。
 あさっての掲載で、無事に最終回を迎えることになりました。

 コラムの数は、84回目となります。
 我ながら良く続いたと思います。


 実は朝日新聞での連載は、その2年前から始まっていました。
 2011年2月から2013年3月まで隔週で、温泉旅館の女将たちを取材した 『湯守の女房』 というエッセイを連載していました。
 番外編の 『おやじの湯』(こちらは主人です) を含めて、計46回の連載をしました。

 と、いうことは、4年間でトータル130回ものエッセイとコラムを書いたことになります。
 我ながら良く続いたと感心します。


 さて、3月25日(水) の最終回は、総集編として、“なぜ、温泉ライターになったか?” について書かせていただきました。
 僕と温泉との出合い、そして旅館の女将や主人たちを取材して感じたこと、さらに今後の活動について・・・
 今、僕が考えていることを、ありのまま書きました。

 とりあえず、一区切りとして連載は終了しますが、僕の温泉取材は、まだまだ続きます。
 ご縁がありましたら朝日新聞の読者のみなさんとも、ふたたび、お目にかかりたいと思います。

 本当に長い間、ご愛読いただきありがとうございました。
 心より感謝いたします。

 また朝日新聞社前橋総局のみなさん、大変お世話になりました。
 お礼を申し上げます。
   


Posted by 小暮 淳 at 20:28Comments(2)執筆余談

2015年03月22日

尾瀬戸倉温泉 「冨士見旅館」


 尾瀬の玄関口、片品村の最北温泉地。
 尾瀬戸倉温泉には、約20軒の温泉宿があります。

 僕は昨年から通い、取材活動を続けています。
 昨日も午後から入り込み、夜は冨士見旅館に泊まってきました。


 お世話になった3代目主人の萩原勇さんは、スキーの世界では名だたる選手でした。
 現在は県スキー連盟の常任理事として、競技の運営や育成指導を行っています。

 創業は昭和30年代。尾瀬戸倉スキー場(現・スノーパーク尾瀬戸倉) の開設以前から営んでいる老舗旅館であります。
 前身は、祖父が昭和8(1933)年 に開業した尾瀬ヶ原の冨士見小屋。
 現在は、先代の父、始さんが冨士見小屋を管理しています。


 昨晩も、勇さんを慕ってやってきたスキーヤーたちが、大勢泊まっていました。
 ひと風呂浴びた後、僕も夕食を共にしました。

 席に着くと、まだ頼んでもいないのに、ちゃんと瓶ビールが1本、テーブルの上に置かれています。
 その心遣いに、感謝、感激!
 まずは、キューッと湯上がりビールで喉を湿らせてから、食事を楽しむことに。
 トンカツや野菜炒めなど、シンプルなメニューながら、しっかりした味付けで食が進みます。

 冬のスキーヤー、夏のスポーツ合宿の学生たちが集う宿です。
 栄養とボリュームのある料理に、久々に満腹感を覚えました。


 一夜明けて、目覚ましの風呂へ。

 源泉は尾瀬戸倉温泉でも、一番人気の 「戸倉の湯」 を引き入れています。
 何が人気かといえば、硫黄泉であること。
 そしてpH9.6という高いアルカリ性泉であること。
 その滑らかな浴感に、初めて訪れる人は、たいがい驚かれるそうです。

 泉温が高くないため加温はされていますが、加水せず、源泉を同時に浴槽へ注ぎ入れています。
 うれしい、ですね!
 たとえ加温されていても、源泉そのものが味わえる配慮に頭が下がります。

 源泉を何度も何度も手ですくい、硫黄泉独得の香りを楽しみました。
  


Posted by 小暮 淳 at 20:56Comments(0)温泉地・旅館

2015年03月20日

詩人と画家の父子展


 東宮七男(とうみや・かずお) 1897~1988

 萩原朔太郎に啓発され詩の世界へ。萩原恭次郎らと前衛的な詩作に傾くが、激動の昭和10年代に文学の筆を折って満洲へ。敗戦で引き揚げ後、群馬の詩壇で活躍。
 県文化功労賞、第2回高橋元吉賞等受賞。群馬ペンクラブ会長、県文学会議副会長。
 詩集『魚鷹』『遍羅』『空の花』。


 東宮不二夫(とうみや・ふじお) 1926~2013

 満洲で18歳の時、陸軍に召集され、敗戦によりシベリア抑留。復員後、小学校教師となり児童画指導に情熱を注ぐ。
 群馬県知事賞、自由美術展平和賞、第26回高橋元吉文化賞受賞、群馬県美術会常任理事、県展・前橋市民展審査員。
 詩集『激怒考』。


 東宮七男は、詩人であり、僕の父の叔父であります。
 その息子の不二夫は、僕の父のいとこであります。

 僕も子どもの頃から東宮一族とは、家族づきあいをしていて、大いに刺激と影響を受けました。

 実は、父方の祖母も、母方の祖母も旧姓は 「東宮」 なんです。
 僕の体の中は、小暮の血よりも、“東宮の血” の方が濃いということです。

 だからでしょうか?
 時々、東宮の血が騒ぎ出します。


 そんな僕のルーツともいえる、詩人と画家の父子展が、今日から前橋文学館で始まりました。
 ぜひ、足をお運びください。



     『七男と不二夫 父子展』

 ●会 期   2015年3月20日(金)~3月26日(木)
        9:30~17:00 ※3月25日は休館
 ●会 場   前橋文学館 3階オープンギャラリー
        前橋市千代田町3-12-10  Tel.027-235-8011
 ●料 金   入場無料
 ●問 合   「東宮七男の会」 東宮春生 Tel.090-2432-9367
  


Posted by 小暮 淳 at 20:45Comments(0)ライブ・イベント

2015年03月19日

終わりある旅


 “終わらない旅はない”

 これは僕が苦しい時に、心の中で唱えるおまじないのような言葉です。


 1冊の本を作り上げるという作業は、長い長い旅をしているようなもの。
 時に、「このまま終わらないのではないだろうか」 と不安になることもたびたび。

 本の出版というと、一見華やかなイメージがありますが、その制作過程は実に地味な作業です。
 コツコツと1軒ずつ取材を重ね、コツコツと原稿を仕上げる。
 来る日も、来る日も、そのくり返しです。

 マラソンや登山に似ているとも思います。
 折り返し地点、七合目~八合目にさしかかったときの苦しさといったらありません。

 今、どのくらいまで、来たんだろう?
 半分以上は、来たような気がする。
 でも、まだまだ頂上もゴールも見えない。

 そんな時間と精神力との闘いを、常に強いられています。
 最近は、これに体力の消耗も加わり、加齢とともに年々しんどくなっています。

 でも、終りのない旅はない!
 旅は、必ず終わるのです!


 現在、僕はシリーズ7冊目となる著書の取材&執筆に取りかかっています。
 今回、掲載を予定している温泉宿の数は54軒。
 前作の 『新ぐんまの源泉一軒宿』 と同数のシリーズ最多軒数です。

 そして現在、52軒の取材を終えました。
 残るは、あと2軒!

 いよいよ、ゴールが見えてきました、

 でも、ここから先には、心臓破りの長く急な坂道が待っています。
 あせらず、ていねいに、一歩一歩確かな手ごたえを感じながら山頂を目指したいと思います。

 新刊本の出版は、今年の5月予定です。
  


Posted by 小暮 淳 at 17:45Comments(0)執筆余談

2015年03月18日

似たもの父娘② 天才だから


 昨日の昼前のこと。
 ひと仕事終えて家に帰ると、長女が孫を連れて遊びに来ていました。
 「ジイジ~、おかえりなしゃい」
 と飛びついてきます。

 ん~ん、文句なしにカワイイ! 孫という名の宝物だ~!

 でも、今日は平日である。それも午前中。
 家に居るのは中学を卒業して、春休みを満喫している次女しかいないはずなのに……

 「今日は、なんの用だ?」
 と問えば、
 「やだな~、公立高校の合格発表日じゃないの!」

 「えっ!?」
 と、あわてる僕。
 「あ、そうか、そうだよな」
 と、親として、その場をつくろう僕。


 あちゃーーー、ダメな父親であります。
 娘が受験生だったことは当然知っていましたが、いつが受験日で、いつが発表日だなんて気にしていませんでした。
 だって次女ときたら、まったく受験生の自覚がなく、毎日、テレビを見て、ゲームをしてばかり。
 寝る前に、ちょこっと勉強机に向かう姿しか見ていませんでしたからね。
 こちらも緊張感が薄れてしまい、つい失念していました。
 (僕は、自分が言われてイヤだったことは、子どもたちに言わない主義なので、一度たりとも 「勉強しろ」 と言ったことがありません)

 「で、なんで、お前(長女) がいるんだ? S(次女) の合格発表と関係あるのか?」
 と問えば、すかさず次女が、
 「今日はお父さんもお母さんも仕事でいないでしょ! だから、お姉ちゃんが連れてってくれたんじゃない!」

 ほほーう、なるほど。そういうことか、それで一緒にいるんだな。
 と、やっと納得した能天気な僕であります。


 「で、どうだったんだ?」
 と訊けば、いとも当然のように、
 「受かった」 と言う。

 「なんだよ、その当たり前のような返事は? お前、自信家だな~」
 「だって、天才ですから」
 と、すっとぼけた。

 その会話を聞いていて、「ワッハハハ~~!」 と大声を上げて笑ったのは長女です。
 「お父さんに、そっくりじゃん! その根拠のない自信ぶり。いっつも 『オレは天才だ』 が口ぐせだったものね」

 すると今度は、次女が、
 「お姉ちゃんもね」
 と、言葉を返した。


 あらあら、困ったものです。
 イヤなところが、2人の娘に遺伝してしまったようであります。

 おい、お前たち、あんまり世の中を甘く見ていると、お父さんのようにシッペ返しをくらうぞ!
   


Posted by 小暮 淳 at 11:23Comments(2)つれづれ

2015年03月16日

ブレない男


 ブレずに生きるということが、どんなに難しいことか……。
 僕には、身にしみて分かります。


 先週、10年ぶりに、さる友人と再会しました。
 彼は、ミュージシャン。
 年齢は、僕と同世代。
 昔のバンドメンバーです。

 彼は、今もソロで音楽活動を続けています。
 それは風の便りで知っていました。
 当然、音楽だけでは生活できません。
 だからライブハウスの雇われマスターをしています。
 そう、風の便りで聞いていました。

 でも、なぜか10年もの間、僕らは連絡も取らず、互いに会おうともしませんでした。


 本当に、ひょんなことでした。
 「えっ、Mちゃんのこと知ってるの~!?」
 と驚く僕に、
 「だったら、これから行きませんか?」
 と飲み屋の客に誘われて、酒の力も借りて、旧友に会いに出かけたのであります。

 店は、場末のさびれた長屋にありました。
 ひと昔も、ふた昔も前に消え失せたような小汚いライブハウス。
 扉を開けると、大音量の音楽とタバコの煙が充満していました。

 薄暗い店内で目を凝らすと・・・
 あの頃と変わらない、ストレートの長い髪を揺らしながら歩き回る彼の姿がありました。

 「いらっしゃい……、あれ、ジュンちゃん?」
 「ああ、Mちゃん、久しぶり!」

 気が付くと2人は、握手をして、思いっきりハグをしていました。
 そして彼は、たむろしている常連客一人一人に、僕を紹介してくれました。


 「ジュンちゃんの活躍は知っているよ。温泉ライターやってるんだろ。時々、テレビで見るもの」
 そう言って彼は、バーボンのグラスを僕の目の前に置きました。
 「Mちゃんこそ、すごい! またCDを出したんだってね。1曲、聴かせてよ」

 僕のリクエストに、満面の笑みを浮かべて、彼はステージへ上がりました。
 生ギター1本の弾き語り。
 絶品のテクニックは、今も健在です。


 ああ、スゴイ!
 20年前に出会ったときも、10年前に別れたときも、そして今も・・・
 彼は、まったく変わっていない。
 そして、微動だとして生き方がブレていない。


 「また来るよ」
 「うん、待ってる。今日は、ありがとう。うれしかったよ」  
 僕らは、また握手をして、ハグをして別れました。

 寒空の下、いやに頬がほてった僕がいました。
 慣れないバーボンを飲んだせいかもしれません。
   


Posted by 小暮 淳 at 21:45Comments(2)つれづれ

2015年03月15日

親が寝た間に見る酔夢


 オフクロが入院していることは、以前にも書きました。
 おかげさまでリハビリの成果もあり、言語も回復し、近々退院ができそうです。

 でも問題は、実家に1人残された大ボケ老人のオヤジであります。
 もう、日に日にボケが進行して、面倒が見切れません。

 「今日の予定はなんですか? 」
 「何もありません」
 「今日の予定は?」
 「だから何もないって言っているだろ!」

 でも3分と経たないうちに、
 「オレの今日の予定を教えてくれよ」
 と悲しい目をして、すり寄ってくるのです。

 「分かった、分かった。だったら散歩へ行くかい?」
 ということで、オヤジの手を引いて、町内を一周してきます。
 これが、日に何度も繰り返されます。


 老人の介護は、子育てに似ていますね。
 ホッとできるのは、寝ている時だけですもの。

 昨晩は、オヤジを寝かし付けてから、そーーーっと実家を抜け出しました。
 向かうは、我らのたまり場、酒処 『H』。
 「よー!」 「久しぶり!」 「待ってました!」 と、鈴なりのカウンターで迎えてくれる馴染みの顔、顔、顔・・・

 この一瞬で、仕事の疲れも、介護の疲れも、吹っ飛んでしまうというものです。

 最初の話題は、「広報まえばし」 を見たという話と、なぜ、僕がやせたか?
 やがて、あーじゃ、こーじゃと、取りとめのない雑談に花が咲いて、気の置けない仲間たちは、今宵もしたたかに酔いしれるのであります。


 ふーーーーっ、大きく肩を揺らして、ため息を1つ。
 さて、オヤジがトイレに起きる前に、帰りましょうかね。

 つかの間の酔夢に、身も心も癒やされた夜でした。
   


Posted by 小暮 淳 at 14:44Comments(2)酔眼日記

2015年03月14日

“いきいき” してますか?


 前橋市民のみなさーん、こんにちは~!
 今日は、地域限定でお送りします。

 と、いうのも、ここ数日、友人や知人、読者から「広報、見ました」 というメールやコメントをいただいていたのです。
 ところが、当の本人が、まだ見ていなかったのです。

 が、本日、我が家にも届きました!


 『広報まえばし』 3月15日号、10ページ。
 「いきいき まえばし」 という、まったくもって僕には無縁なコーナーに僕の顔写真が載っています。
 しかも、年齢付き!
 さらに、なななんと、初の在住町名まで掲載されています!
 (ま、前橋市の広報ですからね)
 かなり詳細な個人情報が公開されているわけです。

 何よりも、コーナータイトルの “いきいき” というのが恥ずかしい!
 だって、写っているのは50代半ばの疲れたオッサンですよ。
 無理やり、笑っていますが、顔は引きつっています。

 この記事を見た知人から、こんなメールが来ました。
 「スリムになって、すっきりした感じになりましたね。年相応のいい感じです。」

 えっ、以前は若く見られていましたから、年相応になったということは、老けたということではないですか!
 やせて、しなびてしまったのですかね(笑)。

 ま、いずれにせよ、前橋市民のみなさんは、見て、笑ってやってくださいな。
 “いきいき” しているかは別として・・・
  


Posted by 小暮 淳 at 14:43Comments(0)つれづれ

2015年03月12日

たかさきナイト in あすなろ


 「あすなろ」 といえば、高崎市民にとっては知る人ぞ知る伝説の喫茶店です。
 1957年から四半世紀にわたって営業し、あの群響(群馬交響楽団) を育てた地方文化発祥の店でした。
 閉店から30年以上経った現在、高崎経済大学の学生らで構成するNPO法人の手により復活、そして運営しています。

 昨晩、その 「カフェあすなろ」 に学生や地元の若手商店主たちが集まりました。
 目的は、セミナー。
 テーマは、「これからの温泉について、話をしよう。」

 と、いうことで、話題提供者(講師) として僕が招かれ、お話をしてきました。


 いや~、楽しかった!

 ふだん講演やセミナーというと、おじさんやおばさん、もしくはおじいさんやおばあさんが多いのですが、すべて20代の若者たちですからね。
 まさに親子ほどの歳の差の中で、たっぷり講義をしてまいりました。

 前半の1時間は、「温泉ってなんだろう?」 をテーマにした入門編と 「いい温泉の見分け方」 についてお話しました。
 後半は、聴講者がフリップに書いた質問事項に対して、ディスカッションしながらお答えしました。

 いやいや~、この質問というのが、若者らしくて面白い!
 絶対に、おじさんやおばさんでは出てこない質問ばかりなんです。

 たとえば・・・
 「一番おいしい温泉まんじゅうは、どこですか?」 とか、
 「若い女の子が多い温泉地は、どこですか?」 なんてね。

 質問された僕のほうが、「えーと、そういえばどこだろう……」 なんて一瞬、返答に困ってしまったりしました。

 でも、うれしいですね。
 若い人たちが温泉に興味をもってくれるということは。
 とっても話し甲斐があります。

 ぜひ、また呼んでくださいな。
 次は、中級編へと進みましょう!
  


Posted by 小暮 淳 at 20:01Comments(3)講演・セミナー

2015年03月11日

大胡温泉 「三山の湯 旅館 三山センター」⑨


 今年もこの日がやって来ました。

 2011年3月11日、午後2時46分。
 僕は大胡温泉(前橋市) 「旅館 三山センター」 の女将さんと従業員たちと一緒に庭に飛び出しました。
 ※(当日の様子は、当ブログ2011年3月12日「大胡温泉ふたたび」を参照)


 「もう4年も経ったなんて、早いものね。こうしてまた、この日に会えるのは幸せな証拠よね」
 女将さんは、あれから毎年、僕が黙とうを捧げに訪ねて来るのを楽しみに待っていてくれます。

 「まずは、湯をいただいてきます。黙とうの時間まではだいぶありますから」
 と、僕はタオルを片手に浴室へ。
 今日も湯舟は貸し切り状態でした。

 芯まで冷えた体を、思いっ切り伸ばします。
 そして、湯縁を枕に目を閉じると、あの日の光景が目に浮かんできます。

 揺れが収まってから家路をたどる途中、道という道すべての信号機が止まっていました。
 やっと我が家にたどり着き、テレビのスイッチを入れると・・・

 あの、想像を絶する津波の光景が映し出されました。


 「黙とう!」

 午後2時46分、僕は女将さんと従業員と、他のお客さんらと共に手を合わせました。

 あれから4年の時が流れたというのに、復興はまだまだ遠いようです。

 東北に、春よ来い!
  


Posted by 小暮 淳 at 23:30Comments(0)温泉地・旅館

2015年03月09日

芯から温まる あつ湯の宿


 この時季は “三寒四温” などといいまして、ひと雨ごとに暖かくなるものですが、それでも寒のもどりがあり、まだまだ寒さには気を抜けません。
 やっぱ、身も心も温まる温泉が恋しくなりますね。

 温泉ライター界の 「猫肌」 を自称する僕でさえ、寒い冬はやはり熱い湯に入りたくなります。
 特に極寒の雪深い温泉では、いくらなんでもぬる湯とはいきません。
 キーンと冷えた体を、ジーンと芯から温めてくれるのは、ちょっぴり熱めの温泉であります。

 最近は、熱い湯を提供する温泉が、めっきり少なくなりました。
 循環式の浴槽が増えたからかもしれませんね。
 適温とされる41~42度に設定した浴槽が多くなりました。

 でもね、探せばあるんですよ!
 客に迎合しない頑固一徹な湯守のいる、昔ながらのアツーイ湯をそのままかけ流している温泉宿が!

 加水もせず、加温もせず、自然流下により湯を冷ましながら浴槽に注ぎ入れている極上の湯宿です。
 だから “熱い” のは、温泉が新鮮な証拠なんです。

 一般的に加水しない場合は、湯の注ぎ入れる量を調節して、浴槽内の温度が上がらないようにしているのですが、それでも頑固な湯守のいる宿は、熱い湯をドボドボと流し入れています。
 「てやんでぇ、これ以上、湯を絞り込んだら、浴槽の湯が汚れちまうんだよ!」
 なーんて、言ってね。
 キャー!カッコイイ~!


 と、いうことで次回、僕がコメンテーターを務める群馬テレビの 『ニュースジャスト6』 では、ガツーンと芯から体を温めてくれる “あつ湯” の宿を紹介します。


 ●放送局  群馬テレビ (地デジ3ch)
 ●番組名  「ニュースジャスト6」
        NJウォッチのコーナー
 ●放送日  3月13日(金) 18:00~18:35
 ●ゲスト  小暮 淳 (温泉ライター)
 ●テーマ  「芯から温まる あつ湯の宿」
   


Posted by 小暮 淳 at 19:55Comments(0)温泉雑話

2015年03月08日

尻が痛い!


 「痛っ、イタタ・・・」
 1ヶ月ほど前から、風呂の浴槽に座れなくなってしまいました。


 以前、このブログにも、僕が突然13㎏やせてしまったことは書きました。
 ※(2015年2月11日「どんどんやせていく」参照)
 おかげで頭痛や胃痛、肩こりが治り、血圧まで正常になり、良いこと尽くめの健康な身体になりました。
 ただ1つ、弊害として 「冷え性」 になってしまったことも書きました。

 肥満は、“百害あっても一利あった” ということです。

 が、もう一利あったのです!
 それは 「ぜい肉クッション」 です。
 身体に巻きつけている脂肪やぜい肉によって、外部の刺激から身体の内部が守られているということです。

 転んでもケガが少ないのは、肥満の特権です!


 で、冒頭の風呂場のシーンです。
 そうなんです、尻の脂肪やぜい肉が消えてなくなってしまったため、尾てい骨が飛び出してしまい、硬い床に座ると骨が当たって痛いのです。

 「あららら、ら~! 小暮さん、ケツがなくなっちゃったじゃないの!」
 なんて、先日も温泉旅館に泊まった時、同行のスタッフに言われてしまいました。

 で、風呂の中で正常に座れないわけですから、どんな格好をしているのかといえば、これがお恥ずかしい話、“女座り” をするしかありません。
 体をちょっと横に倒して、両足を重ねて寝かすわけです。
 自分でもオカマっぽいと思うのですが、仕方がありません。
 この座り方しか、考え付かないのであります。

 風呂の中で尾てい骨が床に当たって座れない方!
 痛くない座り方を知っていたら、ぜひ教えてくださいな。
  


Posted by 小暮 淳 at 20:22Comments(2)つれづれ

2015年03月07日

あやしい表示③ 人の振り見て


 またまた見つけてしまいました!
 おかしな温泉の表示です。

 別にあら探しをしているわけではないんですけどね。
 職業柄、気になってしまうんですよ。

 テレビの旅番組のワンシーンでした。
 群馬県内の某温泉ホテルで、タレントが露天風呂に入っています。
 ナレーションが流れました。

 <美肌の湯として人気のアルカリ性の硫黄泉です>

 ええ、そのとおりであります。
 僕も取材で何度も訪ねていますからね。
 よーく、知っています。

 でも! ここのホテルは源泉を2本所有しているんです。
 そして、その2本の源泉の泉質は異なります。
 1本は、アルカリ性単純硫黄温泉。
 もう1本は、アルカリ性単純温泉です。

 テレビでは、このことを告げていません。
 しかも2本の源泉は、湯舟ごとに使い分けられているのに、そのことも触れていませんでした。

 そして、タレントが入った 「アルカリ性単純硫黄温泉」 とテロップが流れた露天風呂は、実は硫黄泉ではなく単純温泉を引き入れた浴槽でした。


 ちょっと、マニアック過ぎるツッコミでしたかね。
 でも、間違いは間違いです。
 「一般の人は、そんなことは気にしないよ」 と言われそうですが、どんな人が見ているか分かりません。

 僕も文章を書く人間として、常日頃から気をつけていることでもあります。
 当然ですが、僕も間違えることがあります。
 でも、それはただ単に表記ミスなのか?
 それとも無知ゆえの誤記なのか?
 それによって、その後の判断が異なります。

 前述の旅番組も、テロップの表記ミスだったのかもしれません。
 それでも、テレビの影響力はありますから、最新の注意が必要です。


 “人の振り見て我が振り直せ”

 テレビ番組を見ていて、思わず背筋が伸びてしまいました。
  


Posted by 小暮 淳 at 13:34Comments(0)温泉雑話

2015年03月05日

似たもの父娘


 ふぅーーーーーっ、と長いため息を1つ。

 個人事業主のみなさーん、確定申告は、もうお済ですか?
 僕は、無事に終えました。
 だから、落ち込んでいるんです。

 1年で、一番キライな季節。
 それが、確定申告の今の時期です。
 だって毎年、1年間の成績表を突き付けられるんですよ!
 正直、ツライです。

 去年も、一昨年も、毎年毎年、「今年こそは頑張るぞ!」 って、自分にも家族にも誓うんですけどね。
 結局、毎年同じ結果で、ほとほと自分の経済力のなさを思い知らされます。

 今年も、電卓をパチパチ叩いて悪戦苦闘しながら小難しい書類を作成したわりには、かんばしくない結果に終わってしまいました。


 そんな最中、階下から家内の大声が聞こえてきました。
 いつものことですが、中学生の次女と親子ゲンカをしているようです。

 「頑張った、頑張ったって言うけど、結果が出ていないじゃないの。世の中、結果でしか評価されないんだからね!」

 娘を叱る家内の言葉を聞いて、またしても、ふぅーーーーーっ、と大きなため息をついてしまいました。
 娘は試験の成績が悪かったことを、とがめられているようです。

 ♪もしかしてだけど、もしかしてだけど、
  わざと大声を上げて、亭主に聞こえるように言ってるんじゃないの~♪

 きっと娘は僕に似てしまったのですね。
    


Posted by 小暮 淳 at 19:59Comments(0)つれづれ