温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2016年10月30日

記念番組に出演します


 群馬テレビが開局45周年記念番組を制作することになり、僕にも出演依頼がありました。

 番組名は、『明日行きたい!ぐんま道の駅リレー~厳選ご当地グルメ&おみやげ・穴場日帰り温泉~』。
 かなり長いタイトルですが、ま、内容は、読んでもらったとおりで、群馬観光特使の方たち(旅行ジャーナリストや歌手など) がアナウンサーとペアになって3チームに分かれ、県内の道の駅をリレーして回り、ご当地グルメや土産物を紹介するという旅バラエティー番組です。

 で、僕の役どころは、タイトルの最後にくっ付いている 「穴場日帰り温泉」 の紹介です。
 ということで、先日、群馬テレビのスタジオで収録を済ませてきました。

 業界用語で、クロマキーっていうんですってね。
 いわゆるブルーバック撮影というやつです。
 青い布の前で、僕だけがテレビカメラに向かって話しかけます。
 後で、僕の体は切り抜かれて、他の映像と合成されるわけです。
 すると、あたかも、僕も一緒に道の駅を旅しているような映像になるわけです。

 今回、僕が紹介した温泉は6ヶ所。
 6つの道の駅周辺の穴場温泉です。
 “日帰り温泉” とありますが、日帰り温泉施設ではありません。
 ちょっぴりマニアックな温泉宿(なかには、かなりマニアックな宿もあります) でありながら、日帰り入浴も可能なところを紹介しました。

 興味のある人は、ぜひ、ご覧ください。



 ●放送局  群馬テレビ(地デジ3ch)
 ●番組名  明日行きたい!ぐんまの道の駅リレー
        ~厳選ご当地グルメ&おみやげ・穴場日帰り温泉~
 ●放送日  2016年11月5日(土) 21:00~21:55
  


Posted by 小暮 淳 at 21:10Comments(0)温泉雑話

2016年10月28日

伊香保温泉 「旅邸 諧暢楼」


 「1泊、じゅうまんえーん!!!!」

 2008年1月、伊香保温泉に諧暢楼(かいちょうろう) がオープンした時には、業界は騒然としたものでした。
 「1人10万円の部屋なんて、どんな人が泊まるのよ!?」

 時代は、すでにバブルが去った後です。
 ということは、バブル長者の成金客をターゲットとした宿ではなさそうです。

 当時の諧暢楼を紹介した雑誌の記事では、「真の富裕層になってくると、景気の変化に左右されない。長期的な視点に立てば、こうした客層を獲得することが経営を安定させる上で、どれだけ有利に働くかは論ずるまでもないだろう」 と分析しています。

 客室は8部屋、平均単価は10万円。
 そんな旅館は全国的に見ても、ほとんどありません。

 「どんな人が泊まるの? どんな部屋なの?」
 温泉ライターとしては興味津々ですが、自腹で泊まれるわけがありません。
 さりとて、一介のライターに取材の申し込みが来るわけがありません。

 と、思っていたら、願いは念じていれば叶うものなのですね。
 昨日、行ってきました!
 それはそれは、貴重な体験をしてきました。


 「10万円以上の部屋もあるんですか?」
 「ええ、15万円以上の部屋もあります」
 とマネージャーの須藤秀明さん。
 「客層は、どんな方なのですか?」
 「医者や会社社長、芸能人の方もいます」

 当然のことですが、乗り付ける車もベンツやポルシェ、アウディなどの高級車ばかりのようで、中古の軽自動車を乗り回している貧乏ライターには、肩身が狭くなるような話ばかりで……。

 「取材するからには、お風呂に入りたいのですが?」
 恐る恐る訪ねると、
 「少々お待ちください」
 と席を立ち、しばらくして、
 「清掃が終わった部屋がありますので、どうぞ」
 と促がされ、庶民は決して入ることのない宮殿の中へ。


 おお、おおおおおーーーっ!
 何から何まで別世界であります。
 部屋は広いし、調度品は高そうだし、インテリアもすべて有名デザイナーによるもののようで、ただただ、見惚れていました。
 極めつけは、“羽毛の宝石” と呼ばれるアイダーダウンの寝具(僕には普通の羽毛布団に見えるのですが)。
 なんと、1枚100万円以上するそうです。
 きっと僕なんて、ヨダレで汚すんじゃないかと心配で、一晩中眠れないんじゃないかな。

 そしてそして、庭園露天風呂へ。
 ギェッ、でかい庭!
 これが部屋に付いているんですか!?
 よそには庭園露天風呂と名が付いていても、もっと小さな旅館があまたとありますよ。

 撮影とはいえ、一瞬でも富豪になれたような錯覚に陥りました。
 紅葉迫る景色をひとりじめしながら、うたかたの夢を見てまいりました。


 PS
 当然ではありますが、宿泊は本館の 「福一」 にお世話になりました。
  


Posted by 小暮 淳 at 15:09Comments(0)温泉地・旅館

2016年10月27日

みなかみ いやし紀行


 みなかみ温泉大使からのお知らせです。

 『男の隠れ家』(三栄書房) という雑誌をご存知ですか?
 現在発売中のベストシリーズ 「思い立ったら、ひとり旅。」 を、ぜひご覧ください。
 特集で、ひとり旅のおすすめ温泉として、熱海&みなかみを紹介しています。

 カラー6ページの特集 「1泊2日 みなかみ いやし紀行」 では、上越新幹線の上毛高原駅から 「たくみの里」 のある須川宿をめぐり、真田ゆかりの温泉地・湯宿(ゆじゅく)温泉の外湯を訪ねます。
 そして宿泊は、「ゆじゅく金田屋」 です。

 そう、先日、僕が泊まった旅館です。
 大正時代に若山牧水が投宿した宿で、当時の部屋が 「牧水の間」 として現存しています。


 今回のこの企画、みなかみ町観光協会とのタイアップ記事とのことで、旅人を演じているのは観光協会きっての若きホープ、木村崇利君であります。
 実は彼、僕を温泉大使に推薦してくれた立役者でもあるのです。

 すらっとした長身のイケメンの彼は、どの写真も絵になっています。
 なかでも、浴衣姿で書をしたためている姿なんぞ、太宰治の若かりし頃のようで、しびれるのであります。
 女性のみなさん、一見の価値がありますぞ!


 ひとり旅大歓迎の湯宿温泉へ、いらっしゃ~い!!

 みなかみ温泉大使からのお知らせでした。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:42Comments(0)大使通信

2016年10月25日

法師温泉 「長寿館」⑦


 今日は、法師温泉(群馬県みなかみ町) へ行って来ました。

 えっ、「おとといも行っていただろう」 って?
 ええ、おとといは “温泉大使” としてですが、今日は “温泉講師” として行って来たのです。
 僕は8年前からNHK文化センターの野外温泉講座の講師をしています。
 その2016年度後期講座が、今日からスタートしました。

 で、後期講座の1回目の温泉が、法師温泉だったというわけです。

 でもね、講座日のほうが半年以上先に決まっていたんですよ。
 みなかみ町から温泉大使に任命されたのは今年の5月。
 さらに 「みなかみ牧水まつり」 に招待されたのは、数ヶ月前のことです。
 本人も、まさか、こんなにもすぐに法師温泉へ行くことになるとは思いませんでした。
 ※( 「みなかみ牧水まつり」 については昨日のブログをお読みください)


 ところが、受講生らとバスから降りて、ビックリ!
 なななんと、「長寿館」 の玄関前に若山牧水が立っているではありませんかーーーッ!!!

 本当に一瞬、目を疑いましたよ。
 だって、和服の尻をからげて、脚絆(きゃはん) に草鞋(わらじ) を履いて、杖代わりのこうもり傘を持った姿は、僕らが良く知っている牧水の旅支度そのものだったのです。
 しかも、ヒゲをたくわえた顔までが、そっくり!

 あれれ、牧水のことが好き過ぎて、ついに幻覚が見えてしまったのか!?
 と思ったら、まわりにも同じような格好をした人がいて、カメラを担いだ人までいました。

 なーんだ、撮影だったのか!

 そうです。
 すでに新聞報道などで、ご存知の方もいるかもしれませんが、現在、若山牧水の著書 『みなかみ紀行』 を原作とした映画 『牧水~あくがれのみなかみ~』(監督:桜井顕) の撮影が、群馬県内で始まっていたのです。
 それにしても、牧水役の俳優・伊嵜充則さんは、牧水に良く似ています。
 映画は来春公開予定とのこと。
 今から、とても楽しみであります。


 今さら、法師温泉の湯について語ることはないと思いますが、受講生のほとんどが今回 “足元湧出泉” を初体験しました。
 また混浴自体が初挑戦の婦人方もいたりして、それはそれは大盛況となりました。

 もちろん湯上がりには、みんなで地酒をいただきましたよ。
 (今日は肌寒かったので、生ビールとはいきませんでした)
 1杯が2杯、2杯が3杯……

 またもや僕に、湯と酒を愛した牧水さんが乗り移ってしまったようです(笑)。
   


Posted by 小暮 淳 at 22:00Comments(0)温泉地・旅館

2016年10月24日

牧水の旅 法師~猿ヶ京~湯宿


 十月廿二日
 <今日もよく晴れていた。嬬恋以来、実によく晴れてくれるのだ。(中略) 今日はこれから九里の山奥、越後境三国峠の中腹にある法師温泉まで行く事になっていたのだ。> 『みなかみ紀行』 より


 歌人の若山牧水は、大正11年(1922) に群馬県を旅し、『みなかみ紀行』 をつづりました。
 ※(この著書が 「みなかみ町」 の由来となっています)
 10月22日に法師温泉、23日に湯宿(ゆじゅく)温泉に投宿しています。

 と、いうことで、2日間にわたり開催された第5回 『みなかみ牧水まつり』 に、みなかみ温泉大使として参加してきました。

 いや~、凄い! ひと言で言えば、牧水の名を借りた “のん兵衛集団の集まり” または “無制限酒飲みの旅” であります。
 旅と酒をこよなく愛した牧水にあやかり、ただただひたすらに名酒を飲み続けた2日間でした。


 10月22日(土)、午後6時30分より法師温泉 「長寿館」 にて、前夜祭開始!
 すでに到着早々、部屋では町の議員さんたちとビールで乾杯しています。
 前泊で前夜祭に参加したツワモノは、13人。
 大学教授や作家など、そうそうたるその道(?) の権威たちが集まりました。

 ズラリとならんだ名酒が12種類!
 ほとんど、利き酒会の様相です。
 みなさん、大丈夫なのでしょうか?
 明日は三国路を歩くんですよ!



 十月廿三日
 <うす闇の残っている午前五時、昨夜の草鞋(わらじ) のまだ湿っているのを穿きしめてその渓間の湯の宿を立ち出でた。峰々の上に冴えている空の光にも土地の高みが感ぜられて、自ずと肌寒い。> 『みなかみ紀行』 より


 翌23日(日) は、「牧水なりきりウォーク」 の開催日。
 まさに “牧水日和” の晴天に恵まれました。

 午前9時30分、一行は法師温泉を出発。
 当日参加の牧水ファンも含め、総勢40人が草鞋に履き替えて歩き出しました。

 法師温泉~永井宿~吹路宿~ごぜの坂~猿沢橋~猿ヶ京温泉と、牧水が歩いた三国路を行きました。
 ゴール間近の猿ヶ京温泉の民宿街では、早くも昼食前のビールが振る舞われ、一気に湯宿温泉を目指したのであります。


 <湯の宿温泉まで来ると私はひどく身体の疲労を感じた。数日の歩きづめとこの一、二晩の睡眠不足とのためである。其処で二人の青年に別れて、日はまだ高かったが、一人だけ其処の宿屋に泊る事にした。> 『みなかみ紀行』 より


 午後1時、湯宿温泉「ゆじゅく 金田屋」 にて
 ひと風呂浴びて、汗を流した後、いよいよ 「ほろ酔い交流会」 の始まりです。

 実行委員長やみなかみ町長のあいさつに続き、のん兵衛の神様、若山牧水の遺影に “献酒” がされました。
 そして、乾杯!
 あとは、ひたすら夜まで飲み続けるだけです。

 みなさん、本当にお強い!
 自称、のん兵衛の僕ですが、3次会まで付き合ってダウンしました。
 しかし、実に実り多い2日間でした。

 参加者のみなさん、大変お疲れ様でした。
 また来年、お会いしましょう!


 PS
 ※今日の上毛新聞に 「みなかみ牧水まつり」 の記事が掲載されました。先頭の一番左、三度笠姿で歩いているのが僕です。
  


Posted by 小暮 淳 at 13:30Comments(0)大使通信

2016年10月22日

おかげさまで1,900話


 知らず知らずのうちに回を重ねていたようで、前回のブログで投稿した記事総数が、ちょうど1,900話になっていました。
 今日のこのブログで、1,901話であります。

 「へ~、そんなにも書いていたんだぁ~」
 と他人事のように、驚いています。


 ブログを開設したのが2010年の2月ですから、6年と8ヵ月が経ったことになります。
 ざっと計算してみると、1.2日に1話書いているんですね。
 これまた驚きました。
 (さすがライター、マメです)

 どんなことを書いてきたのかは、「カテゴリー」 の項目を見ていただければ分かるのですが、やっぱりタイトルが 『源泉ひとりじめ』 ですからね。温泉ネタが一番多いです。
 「温泉地・旅館」 450話、「温泉雑話」 229話。
 トータルで679話と全体の3分の1を占めています。

 次に多いのが、日々の出来事をつづった 「つれづれ」 の544話です。
 両親の介護話や愛犬マロ君の独白なんかも、この項目に入っています。


 はてさて、いつまで書けるのかは分かりませんが、体力と視力のある限りは書きつづっていこうと思います。
 この調子で行けば、半年後には “2,000話達成!” のお祝いができるかもしれませんね。
 とりあえずは、それを目指して頑張りたいと思います。

 たかがブログ、されどブログ。

 読者のみなさま、これからも末永くお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 12:38Comments(0)執筆余談

2016年10月20日

四万百遍


 ♪ はるか昔 戦(いくさ) に疲れ ひとりの武士(おとこ) が
    夜露に濡れる仮の宿で 夢見たものは
    「四万(しまん) の病 癒やす泉をそなたに授けん」 と言う
    童(わらべ) が立ちて 願いたくした 湯いずる国 湯源郷(とうげんきょう) ♪
      『湯源郷』 より


 2000年10月に開催された 『探四万展(さがしまてん)』 というイベントに、作家兼パネリストとして参加したのが四万温泉(群馬県吾妻郡中之条町) との仕事の出合いでした。
 それ以前からプライベートでも出かけていましたから、かれこれ僕と四万温泉との付き合いは20年以上になります。
 そんな縁もあり、僕は2011年に 『あなたにも教えたい四万温泉』(上毛新聞社) という本を上梓しました。

 今回、またまた縁があり、中之条町から 「観光大使」 に任命されました。
 その初仕事として、某紙より執筆依頼があったため、今日、久しぶりに四万温泉を訪ねてきました。

 ま、著書では43本の源泉と37軒の宿と6つの外湯(共同湯) をすべて取材していますから、今さら取材することもないんですけどね。
 やっぱ、そこは、ライターとしてのプライドが許しません!

 “現場百遍”

 取材は、し過ぎるということはないのです。

 ということで四万温泉協会を訪ね、午前は事務局長および職員らと打ち合わせをし、午後はカメラマンと共に外湯および飲泉所をめぐりました。


 取材とは、面白いものですね。
 何十回、いや、たぶん百回以上は訪れているはずなのに、やはり新しい事実にめぐり合うものです。
 たとえば、源泉の数は42本に、宿の数は36軒に、外湯は5つに変わっていました。
 それに入浴と飲泉の結果、においや浴感、味までもが変化していました。
 温泉は、生きているのですね。

 やっぱり、“現場百遍” なのです。


 でも変わらないものもあります。
 自然の豊かさと人のやさしさです。


 <四万には、コンビニがありません。四万には、信号機がありません。四万には、歓楽施設がありません。でもここには、青く澄んだ川の流れと、こんこんと湧き出す豊潤な温泉、そして何百年もの間、湯とともに暮らしてきた素朴な人たちが生きています>
    『あなたにも教えたい四万温泉』 より
  


Posted by 小暮 淳 at 22:21Comments(0)取材百景

2016年10月18日

一湯一会


 「現場は筋書きのないドラマだ」
 そう言って、僕に仕事を教えてくれたのは、はるか昔、アルバイトでお世話になった看板屋の社長でした。
 「同じ仕事でも、現場によっては手順も工具も異なる。2つとして同じ仕事はないんだよ」
 ということです。

 30年も昔のことなのに、なぜか印象深く脳裏に残っています。


 「事件は会議室で起こっているんじゃない!」
 と叫んだのは、有名な刑事ドラマの主人公でしたっけね。
 ここでも、現場の重要性を訴えていました。

 “現場主義”

 まさにライターにとっても、現場(取材) がすべてです。
 書くことが主の仕事でも、現場ありきなんですね。
 このへん、看板屋さんと似ていると思います。

 どんな優れた文章を書いたとしても、それが事実と違っていたら、なんの価値もありません。


 僕がバンド活動や講演会を行うのも、この “現場” の緊張感とライブならではのサプライズ感が忘れらずに、病み付きになっているのかもしれません。
 毎回、毎回、まさに 「筋書きのないドラマ」 に心をときめかしています。


 先日、高崎市の 「ニューサンピア高崎」 で開催されたセミナーでは、思わぬ出会いがありました。
 終演後、数名の読者が僕の著書を手にサインを求めに来ましたが、その中に1人の男性がいました。
 見た目、僕と同世代です。

 「ジュンちゃん、久しぶり!」
 声をかけられた僕は、ビックリ仰天。

 えーと、誰だっけ?
 苗字ではなく、名前で呼ぶところをみると、昔を知っている人か? 同級生だろうか?

 あっ気にとられていると、彼から 「○○です」 と名乗ってくれました。
 「えーーーーーっ!!! ○○ちゃん!」
 なんと20代にライブハウスで共に活動していた音楽仲間でした。
 30年以上ぶりの再会です。
 話を聞けば、この日ここで僕がセミナーを開くことを知り、わざわざ、そのためだけに来てくれたと言います。
 ありがたい話です。


 と思えば今日、また講演会場でサプライズがありました。

 僕は現在、前橋市や高崎市の公民館をめぐって、「高齢者教室」 の温泉講師をしています。
 今日は前橋市の総社公民館で、2時間の講話をしてきました。
 終了後、高齢の婦人が僕のところへやって来ました。

 「大変ご無沙汰しています。以前、○○でお世話になった××です」

 なんと、20年以上前に僕が勤めていたいた会社の経理のおばちゃんでした。
 当時は50代ですから、すでに70歳は超えているはずです。

 「公民館からのお知らせでね、小暮さんが講師で来るって知ったものだから。絶対に会いに行こうと思ったのよ」
 うれしさで、僕の目はウルウルしちゃいました。


 それもこれも、ライターという仕事していたから出会えたんですね。
 温泉が縁を結んでくれた一期一会です。
 いえ、“一湯一会”  です。

 これからも素敵な出会いを求めて、ライブ活動を続けたいと思います。
   


Posted by 小暮 淳 at 18:42Comments(0)講演・セミナー

2016年10月17日

oh!コーエツ !!


 石原さとみちゃんが好き!

 なーんて言うと、「へぇー、小暮さんって、ああいうタイプが好みなんだ」 と思われそうですが、ハイ、それで結構です。
 年甲斐もなく、娘ほど若い女の子を好きになりました。
 と言っても、最近ではありませんよ。
 映画 『包帯クラブ』(2007年) を観てからのファンであります。

 そんな彼女のドラマが始まりました。
 『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)
 さとみちゃん演じる河野悦子(略して「こうえつ」) が、ファッション誌の編集者を夢みながらも、配属された校閲部で奮闘するコメディードラマです。


 校閲とは?
 一般の人には、聞き馴染みのない言葉だと思います。
 これは、文章の誤字や脱字、内容の間違いを直す仕事です。
 出版や雑誌の編集では欠かせない、重要な部署であります。

 そういう僕も、昔は雑誌の編集者として毎月、校閲作業をしていました。
 現在は、する側からされる側になっています。
 当然ですが、僕の著書にも出版される前に、何人もの校閲者による厳しい文章チェックが入ります。

 だから、このドラマ、他人事じゃないんですよ。
 おまけに、主役がさとみちゃんだしね。
 ワクワクしちゃいます。


 そんな折り、珍しく知り合いの印刷関係者から校閲の依頼を受けました。
 90歳になるおばあさんが自叙伝を自費出版をされるとかで、その文章チェックを頼まれたのです。
 何も考えずに 「はいはい、いいですよ」 なんて、二つ返事で引き受けたのですが、これが、さあ大変!

 文章って、書き慣れている人と素人さんのものでは、雲泥の差なんです。
 ふだん僕は、プロが書いた文章しか読んでいませんからね。
 いきなり、お手上げ状態です。

 誤字・脱字の部類は、いくつあっても一向に構いません。
 プロだって、やらかしますから。
 でも、素人さんの場合、すでに文章自体が文章として成り立っていないのです。

 「てにをは」 はもちろんのこと、主語も述語もありません。
 会話文も、登場人物が不明で、誰が話した言葉なのかが、さっぱり分りません。
 と思えば、話の時代が、行ったり来たり。
 完全に、構成を無視して、思いつきで書いているんですね。

 気が付いたら原稿は赤字だらけで、もう原稿としての体を成していない状態になっていました。
 これだったら、僕がゴーストライターになって、書き直したほうが早いくらいです。

 やっぱ、校閲って地味で大変な仕事ですね。
 さとみちゃん、がんばれ~! 
    


Posted by 小暮 淳 at 20:43Comments(0)執筆余談

2016年10月16日

ウンチが出ちゃう!


 「じいさん、散歩行くかい?」
 「……えっ?」
 「散歩だよ、さ・ん・ぽ!」
 「連れてってくれるのかい?」
 「ああ」
 「行くよ、連れてっておくれよ」
 「だったら準備して。ほら、帽子とステッキ」
 「あ、その前に、トイレに行かなくちゃ」

 オヤジは大正13年(1924) 生まれの92歳です。
 目も耳も不自由で、認知症が進んでいます。
 でも、散歩が大好きなんです(マロと同じ)。
 だいぶ足腰が弱ってきているんですけどね。
 それでも、雨さえ降っていなければ、毎日何回でも外へ出かけたがります。

 昨日は、今年最高の “晴天” に恵まれました。
 僕は伊香保温泉の帰り道、実家に寄ってオヤジを誘い出すことにしました。


 庭先で待っていると、しばらくして帽子をかぶって、ステッキを突いたオヤジがやって来ました。
 「さて、今日はどっちへ行こうか? お寺かな、神社かな?」
 オヤジの手を引いて歩き出した途端、
 「トイレ、行ってくる」
 「えっ、今行って来たんじゃないの?」
 「今度は、ウンチ」
 そう言って家の中へ、もどってしまいました。

 子どもかよ! 1回で済ませて来いよ! ったく!!


 「ウンチ、出たかい?」
 「うん、出た」
 「じゃ、行こう」
 とオヤジの手を引っ張りますが、動こうとしません。
 それどころか、見る見るうちに顔がコマッタちゃんになっていきます。

 「どうした? 具合が悪いのか?」
 「……」
 「どうしたんだよ?」
 「……、ウンチが出る」
 「まだ出るの? 早く行って来なよ」
 と、また家の中へもどりました。


 待つこと約10分。
 帽子をかぶって、ステッキを突きながらオヤジが、ヨタヨタと歩いてきます。
 「またウンチ、出たの?」
 「出た」
 「お腹、痛いの?」
 「平気」
 「散歩、どうする? 行く?」
 「うん、行くよ」

 僕らは、町内の寺院を目指して歩き出しました。
 歩き出して、ものの2~3分です。
 またしてもオヤジが立ち止まってしまいました。

 ま、さ、か……

 「どうした、じいさん?」
 「ウ、ウ、ウンチが出ちゃうーーーーーっっっ!!!!!!」


 「大丈夫か? 間に合うか? 尻の穴、キューっと締めて! もうすぐ、がんばれ、ほれ、着いたよ」
 なんとか漏らす前に、オヤジをトイレに押し込むことができました。

 トイレから出てきたオヤジは、グッタリとしてベッドに横になってしまいました。
 「今日は、もう散歩へ行かないよ」
 「……」
 「いいね!?」
 「う、……うん」
 顔を覗き込むと、うっすらと涙を浮かべて、情けない顔をして僕を見上げていました。

 子どもかよ!
 また連れってやるから、体調整えておけよ!
 明日からも、しばらく天気はいいらしいよ。
  


Posted by 小暮 淳 at 12:40Comments(0)つれづれ

2016年10月15日

伊香保温泉 「森秋旅館」②


 今週、2度目の伊香保温泉です。
 昨晩は、「森秋旅館」 に泊まってきました。

 でも取材ではありません。
 ではプライベートなのかというと、そのへんは微妙です。
 プライベート8割、仕事が2割といった案配です。

 みなさんは、“中打ち” という言葉をご存知ですか?
 僕らの業界(出版・編集) では、よく使う言葉です。
 すべての仕事が完成して行うのが “打ち上げ” ですが、“中打ち” とは、その中間に行う儀式(慣例) です。

 宴会の “中〆” のようなもので、共に同じ仕事をしている者同士が、近況を報告し合い、新たに志を確認し合う場であります。
 まあ、言い方を変えれば、ただの飲み会なんですけどね。
 でも、とても重要な儀式なんです。


 ということで、昨日は伊香保温泉に、著者(僕) とディレクターと担当編集者が集まりました。

 編集者はサラリーマンですが、僕とディレクターはフリーです。
 当然、こんな日の午後に他の予定なんて入れているわけがありません。
 午後の4時前にはチェックイン!

 「カンパーイ!」
 と、宿の部屋に入るなり “呼び水” と称して、まずはビールで喉を潤します。
 缶ビールを1本、2本、3本目に手を出そうとしたところに、仕事を終えた編集者が到着。

 「さて、ひと風呂浴びに行きますか!」
 と僕。
 「ここは、黄金(こがね)の湯ですよね!?」
 と編集者。
 「オフコース! 伊香保屈指の老舗旅館ですからね。“雨情の湯” ですよ」
 ※(雨情の湯については、当ブログの2016年6月8日「伊香保温泉 森秋旅館」を参照)


 どっぷりと黄金色の湯に浸かり、日頃の疲れを癒やし、飲んで語って、英気を養い、改めて書籍の完成を誓い合ったのでした。
 あと半年です。
 ガンバリましょう!

 僕の温泉旅は、まだまだ続くのです。
   


Posted by 小暮 淳 at 15:03Comments(2)温泉地・旅館

2016年10月14日

さいたまの里山てくてく歩き


 僕は2011年1月に 『ぐんまの里山てくてく歩き』(上毛新聞社) という本を出版しています。

 これは高崎市のフリーペーパー 『ちいきしんぶん』 に2006年12月~2010年8月に連載された 「里山をゆく」 と 「ぶらり水紀行」 に加筆・訂正し、新たに書き下ろしを付け加えたものです。
 おかげさまで本は増刷となり、現在も県内の書店で販売されています。

 ところが連載のほうは、その後しばらく休載されていました。
 が、今年の4月より 「新・里山をゆく」 「続・ぶらり水紀行」 とタイトルを変えて、6年ぶりにシリーズが復活しました。


 このシリーズは、“公共交通機関で行く” というサブタイトルが付いています。
 また、著書にも “電車とバスで行く” と付いています。
 なーんでか?

 勘の良い読者は、すぐにお分かりですよね。
 そう、酒が飲みたいからです!
 下山後に、キューッと生ビールを飲みたいじゃないですか!!

 だったらクルマなんて、いらない!
 不便で結構!
 小さな山でも、丸一日かけて、のんびり、ゆっくりと歩こうじゃないの!

 と、そんな山が好きで、酒が大好きな僕と相棒のカメラマンが10年前に企画したスローなレジャー企画なのであります。


 ということで昨日は、標高400メートルにも満たない小山を、1日かけてのんびりと歩いてきました。
 目指したのは、埼玉県小川町にある官ノ倉山(344.7m) ~石尊山(344.2m) の縦走。
 高崎駅からJR八高線の電車に揺られること、約1時間。
 無人駅の竹沢駅に降り立ち、2つのピークを踏破してきました。

 山頂では、お約束の芋焼酎のお湯割りでカンパイ!
 下山後は、ゴールのJR八高線、小川町駅前の居酒屋に飛び込んで再度、祝杯を挙げました。

 えっ、「よく飲みますねぇ」 ですって?
 いえいえ、のん兵衛は、これで終わりませんよ!
 勢いがつき、高崎駅に降り立った2人は、さらに夜の街へと繰り出して行ったのであります。


 筆者が楽しい旅は、読者だって楽しいに決まっているのだ!
 これで、いいのだ!!
   


Posted by 小暮 淳 at 12:08Comments(0)取材百景

2016年10月12日

伊香保温泉 「ホテル天坊」


 「天坊」 といえば、ディナーショーでしょう!

 その昔、と言っても20数年前のことです。
 若かりし頃、と言っても30代前半のことです。
 家族を連れて、ホテル天坊へ行ったものです。

 というのも、当時は雑誌の編集長をしていまして、まあ、なんていうか、色々とお付き合いもありまして、天坊様のチケットを買わせていただていたわけであります。
 歌手やモノマネ芸人のショーに、たびたび足を運んでいました。

 いわば僕にとっては、“家族との思い出の場” なのであります。


 昨晩は、1年9ヶ月ぶりに 「ホテル天坊」 に泊まってきました。
 前回は、真冬の1月でした。
 某教育関係団体から依頼を受けて、研修会の講師として伺いました。
 ※(当ブログの2014年1月10日 「研修会 in 伊香保②」 参照)

 今回は、初の取材であります。
 過去には、ディナーショー以外にも忘年会などで、たびたび伺っていますが、取材となれば勝手が違います。
 まずはチェックインを済ませ、「黄金(こがね)の湯」 と 「白銀(しろがね)の湯」 の温泉三昧を堪能しました。


 ところで、読者のみなさんは、なぜ 「天坊」 という名前だか知っていますか?
 その理由は、長い長い歴史にあったのです。

 創業は不明。
 しかし、明治25年(1889)年に写された石段街の写真には、すでに前身の 「ふじのや旅館」 が写っています。
 わずか15部屋の小さな木造旅館です。
 昭和34年(1959)、本館の奥に4階建ての別館 「山彦」 を開業します。

 しかし、時は高度成長期。
 石段街では、駐車場を確保することができません。
 昭和43年、意を決して当時は山林だった現在地へ移転しました。

 では、なぜ屋号を 「天坊」 と改名したのでしょうか?
 その答えは、来春出版予定の著書をご覧ください。

 なーんて、ちゃっかり予告なんてしたりして!


 僕の “伊香保旅” は、まだまだ続くのであります。
   


Posted by 小暮 淳 at 22:58Comments(0)温泉地・旅館

2016年10月09日

される側の心理


 僕はライターですから、人に会って話を聞くのが仕事です。
 編集者時代も含めると、かれこれ30年近くも行っています。
 たぶん、今までに何千人という人と会い、話を聞いて、記事にしてきたことになります。

 いわば、取材のプロと言えるかもしれません。

 現在も、温泉地をまわって、ご主人や女将さん、関係者に会って話を聞いて、文章を書いていますから、30年前と変わらないビジネスライフを送っています。
 が、ここ数年で、僕を取り巻く環境が変わりました。

 本が出版された後、講演やセミナー、また最近ではNPOの活動や温泉大使に就任した時などは、新聞や雑誌、テレビ、ラジオからインタビューや取材を受けるようになりました。
 そう、それまでと、まったく逆の立場になる瞬間が訪れるようになったのです。

 最近は、少しだけ慣れてきましたが、最初は勝手が分らず、緊張のしっぱなしでした。
 だって話を聞くのはプロでも、聞かれるのはズブの素人ですからね。
 「えっ、そんなこと考えたこともありませんでした」
 「たぶん、そうだったと思います」
 なーんてね。あたふたとしていたわけです。

 でも、おかげで、取材を “される側” の心理が理解できるようになりました。
 「ここはストレートに訊くんじゃなくて、やんわりと遠回しに訊いたほうが、答えやすいんだな」
 なんて。


 それと、もう1つ。
 取材を “する側” の心理までもが、読めるようになるんですね。
 「あっ、この人、僕のことあまり知らないな」
 とか、
 「著書の1、2冊くらい読んでから来ればいいのに」
 とかね。

 でも、大概はその逆で、
 「わぁ~、さすがプロの記者だなぁ~」
 と、出来上がった原稿を見ると、感心してしまいます。
 また、同業者なので、取材の苦労も知っていますしね。


 正直なところ、お互いが記者同士ですから、やりにくいことは確かです。
 相手も緊張するけど、こっちも平常心ではいられません。
 プロとプロの真剣勝負!

 「いい記事を書くぞ!」 VS 「いい記事にしてもらうぞ!」
 のガチンコ対決です。
 結果、新聞や雑誌で記事を見たときに、感動と満足感が味わえるのです。


 でも所詮、僕は “する側” の人間です。
 いい取材をして、いい記事を書いて、いい仕事をしたご褒美として、“される側” の人間に時々ならせていただくことにします。
   


Posted by 小暮 淳 at 11:44Comments(0)取材百景

2016年10月07日

観光大使になりました!


 “瓢箪(ひょうたん) から駒” “棚からぼた餅”
 僕の人生は、そんなハプニングの連続です。
 またまた、思わぬところから 「駒」 と 「ぼた餅」 が転がり込んできました。

 突然ですが、このたび、中之条町(群馬県吾妻郡) より 「観光大使」 に任命されました!


 今年5月に就任した 「みなかみ温泉大使」 同様、本当にひょんなことから降って湧いて来たのであります。
 ※(温泉大使就任については、2016年5月28日のブログ 「温泉大使になりました!」 参照)

 読者のみなさんは、先月のエフエム群馬の中之条町からの公開生放送を覚えていますか?
 (覚えていない方は、2016年9月26日のブログ 「頑張った自分に赤兎馬を」 参照)
 この時、町長とお会いしたことは書きましたよね。

 実は、町長が僕の読者だったのであります!

 僕は過去に 『あなたにも教えたい四万温泉』(上毛新聞社) をはじめ、中之条町の温泉に関する本を4冊書いています。
 また、旧六合村(現・中之条町) の観光パンフレットや中之条町の温泉スタンプラリーの制作にも関わってきました。

 まあ、そんないきさつもありまして、「だったら、うちの観光大使になってよ」 なーんていうことになり、「そりゃ~、光栄なことであります」 と僕も調子に乗って答えていたのです。

 そ、そ、そしたら!
 今日、本当に中之条町から観光大使の委嘱状と名刺が届きました!
 (町長さんって、本当に約束を守る人なんですね。ステキ)


 と、いうことで、正式に10月1日付で、中之条町の観光大使に就任いたしました。
 中之条町のみなさん、よろしくお願いいたします。

 今後は、「なかんじょ9湯」(中之条町には9つの温泉があります) を県内外を問わず、全国に発信していきたいと思います。
 全国のみなさ~ん、“花と湯の町 なかのじょう” へ、いらっしゃ~い!
   


Posted by 小暮 淳 at 21:50Comments(0)大使通信

2016年10月05日

温泉大使は今日も行く


 “日本で最初の温泉大使”

 「小暮さん、上毛かるたの 『に』 の札が変わりますよ」
 なんて、まわりからおだてられ、持ち上げられ、なんだかんだとイベントに引っ張り出されています。


 「えっ、これも温泉大使の仕事なんですか?」
 「そうですよ。就任記念の一環ということで」

 と、我らがスーパーローカルオヤジバンド 「KUWAバン」 のバンマスから手渡されたパンフレットには、こんな一文がありました。
 <今回は、温泉ライターの小暮淳の 「みなかみ温泉大使」 就任ということもあり、みなかみ町観光協会の協力を得ている。>

 ということで昨日は、群馬県庁で開催された生活共同組合70周年記念イベント 『感謝の集い』 に、バンドメンバーとしてゲスト出演するかたわら、「みなかみ温泉大使」 としての任務もはたしてきました。

 ステージは、たっぷり1時間半。
 演奏して、歌った歌は全15曲。
 演奏の合い間には、正解者に僕の著書がプレゼントされる 「みなかみ温泉クイズ」 もあり、それはそれは楽しい時間を過ごして来ました。


 たかが大使、されど大使。
 大使だからこそできることが、こんなにもあるのだと、改めて使命の大きさを実感しています。

 県内だろうが、県外だろうが、群馬の温泉のためならば、どこでも馳せ参じますぞ!
    


Posted by 小暮 淳 at 17:39Comments(0)ライブ・イベント

2016年10月03日

名犬わんDAYライブ 2016


 我らが、スーパーローカルオヤジバンド 「KUWAバン」。
 平均年齢59歳!
 老いて、ますますパワフルに活動範囲を広げています。

 ふだんは温泉地や企業・団体に呼ばれる “お座敷バンド” なんですけどね。
 ときどき、一般のファンとの交流イベントにも出演いたします。
 そんな数少ない公開ライブが、今月、赤城山麓で開催されます。


 群馬で犬好きの聖地といえば、そう!
 「世界の名犬牧場」
 ここで10月23日と30日の日曜日に、『名犬わんDAYライブ』 が開催されます。
 うち30日は、KUWAバンがメインゲストとして出演し、2ステージ行います。

 60年代のオールディーズあり、グループサウンズあり、70年代のフォークソングあり。
 そして、もちろん! オリジナルご当地ソングの 『焼きまんじゅうろう 旅すがた』 や 『GO!GO!温泉パラダイス』 も歌っちゃいますよ。


 ぜひ当日は、愛犬を連れて、赤城高原の雄大な自然と音楽を楽しみに来てください。
 ※(入場券+生ビール×4+おつまみセット=2,000円の 「お得な前売り券」 発売中!)



     名犬わんDAYライブ 2016
     ~犬とワインと音楽と…~

 ●日時  2016年10月30日(日) 10:00~18:00
        (ライブ 11:30~17:00)
 ●会場  世界の名犬牧場
        (群馬県前橋市富士見町石井2252-1)
 ●出演  KUWAバン他、多数アーティスト出演予定
 ●料金  入場料650円
 ●問合  世界の名犬牧場 TEL.027-288-1661
 ※レジャーシート・ピクニックチェアー等は、ご自由にお持ちください。
 ※飲食物の持ち込みは、ご遠慮願います。
      


Posted by 小暮 淳 at 23:05Comments(0)ライブ・イベント

2016年10月01日

伊香保温泉 「和心の宿 オーモリ」③


 昨晩は、伊香保温泉の 「和心の宿 オーモリ」 に泊まってきました。
 といっても取材ではありません。
 だからといってプライベートでもありません。

 仕事(のうち) です!(キッパリ)


 僕は、「プロジェクトK」(代表/桑原一) というクリエイティブネットワークに所属しています。
 ひとことで言えば、群馬県内外で活動するフリーランスのクリエイター集団です。
 2006年の秋に結成、今年で11年目を迎えました。

 メンバーは現在、ライターやデザイナー、イラストレター、カメラマンなど、21人が登録しています。
 なかには、画家や彫刻家、絵本作家、書家、建築家などのアーティストも参加しています。
 で、昨晩は、この集団の11回目の総会が、伊香保温泉で開かれました。


 「いらっしゃいませ。小暮さんは、いっつも元気ですねぇ~」
 いつものように女将の大森典子さんの笑顔に出迎えられました。
 「また、お世話になります」
 「でも今日は取材じゃないんですよね。ごゆっくりしてください」

 午後4時半
 部屋に着くと、すでに3~4名の先客がビールを飲んでいます。
 「ずるい! とりあえず僕も “お着きビール” を1杯いただきたい」
 「だめですよ、その前に、会費を払ってください」
 と幹事。

 そうでした。
 「懇親会+宿泊セット」 で申し込んでいたのでした。


 総会は会議室を借りて、1時間程度で終了。
 2015年後期~2016年前期の活動報告と、今後のプランが話し合われ、現在進行中の企画として、僕の温泉本や他のメンバーのガイド本、イベント予定などが報告されました。

 総会とは名ばかりで、もちろんお目当ては “温泉” と “宴会” であります。
 終了後、一目散に大浴場へ。

 何度も訪れている僕にとっては勝手知ったる湯ではありますが、やはり、取材で1人ぼっちで入る湯と、気の置けない仲間たちとワイワイ入る湯は、違います。

 「小暮さんは、何度も入っているの?」
 「ええ、まあ…」
 「いいなぁ~!」
 「とりあえず、温泉ライターを名乗っているもので」
 「そうでした。失礼しました」
 ドッと笑いが沸いて、にぎやかな湯浴みとなりました。



 懇親会は、お決まりの酒池肉林の宴となりました。
 ビール、ワイン、日本酒が飛び交い、2次会場へ。
 気が付けば、あっという間に午前様です。

 それでも話し足りないのか、各自が部屋にもどって3次会を開くツワモノたちも……。


 誰もが、フリーランスで生きていく不安を抱えています。
 でも、こうやって年に数回、顔を合わせれば、未来の不安よりも夢の大きさのほうが勝っていることを確認し合えます。

 良き仲間に出会えたこと、本当に誇りに思います。
 次は、忘年会でお会いしましょう!
   


Posted by 小暮 淳 at 14:04Comments(2)温泉地・旅館