温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使
四万温泉大使



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2017年06月29日

なぜにあなたはHへ行くの?


 一見客 「ネットに、安くて、可愛いママがいる店だって出ていたものですから……」
 常連客 「あいにく今日はママ、休みなんだよ」
 一見客 「そうなんですか……。それは残念です」

 客の会話をカウンターの中で聞いていたママの心の内は、いかばかりだったのだろうか?

 ご存知、我らのたまり場、酒処 「H」 でのエピソードであります。
 毎夜毎夜、気の置けない飲兵衛たちが、三々五々と集まってまいります。


 山梨県へ仕事で行った帰り。
 前橋駅前に降り立って、時計を見れば、午後6時半。
 まっすぐ家に帰るには、まだ明る過ぎます。

 そんな時、僕は迷わず、Hへ向かいます。


 「で、ママは、なんて言ったのよ」
 「私は、チーママですって言ったわよ」
 同席していた常連客から、ドッと笑いが沸きあがりました。

 「その一見のお客さん、本当に、ママは休みだって信じたのかな~?」
 「どうだかね」
 「でもさ、これでその客は、もう1回は来るね。“可愛いママ” に会いに」

 爆笑!


 枝豆に冷や奴、焼き魚を突きながら、キーンと冷えた生ビールを流し込む。
 う~ん、しみるしみる五臓六腑に、しみわたる。

 「ジュンちゃん、次はどうするの? もう1杯、ビール?」
 「いや、ヒヤにする」

 冷蔵庫から取り出される一升瓶。
 それがそのまま、デ~ンとカウンターの上に置かれます。
 銘柄は、H御用達の 「乱」。
 飲兵衛にはたまらない、スッキリとした辛口であります。


 ♪ ヤッテマレ ヤッテマレ ヤッテマレ ヤッテマレ ♪

 誰かが歌う、北国の祭り唄

 飲むほどに、酔うほどに、ほろほろと心が、ほどけてゆくのです。


 ママ、一見のお客さん、また来るといいね。
   


Posted by 小暮 淳 at 14:54Comments(0)酔眼日記

2017年06月26日

マロの独白(27) 記録更新


 こんばんワン! マロっす。
 ここんちの飼い犬、チワワのオス、10才です。
 (来月、11才になります)

 みなさんは、お元気でしたか?
 オイラは、なぜか絶好調なんでやんす。

 以前、老化のために足腰が弱り、リビングのソファーに飛び乗れなくなり、あわれんだ奥様が踏み台代わりのクッションを置いてくださったことは書きましたよね(長女様と次女様が、オイラを「おじいちゃん」と言って笑ったのだ!)。
 と、と、とこが!
 先日、何気なくジャンプしたところ、ポーンと昔のように飛び乗れたのであります。

 「おっ、マローーー!!」
 ビングに居合わせたのは、ご主人様だけでした。
 「スゴイじゃないか! どうしたんだよ、若返りの秘訣を教えろよ~!」
 ですって。

 でもね、オイラも分からないんですよ。
 たまたまかと思って、もう一度、ソファーから下りて、挑戦してみたんでやんす。
 すると、

 「おっ、おおおお!! マロ、スゲエーーーッ! 完璧じゃないか」
 と、ご主人様が感動して、オイラを抱きしめるくらいの見事なジャンプだったのであります。
 「エッヘン、大したもんでしょ、ご主人様。オイラ、まだまだ年寄りじゃありませんからね。ご安心ください」
 そう言うと、ご主人様は、
 「あ~ぁ……」
 と、深いため息をついたのであります。

 「ご主人様、いかがされましたか?」
 「じいさんもよ、マロぐらい元気だと、いいんだけどなぁ~」


 そうなんです。オイラも、うすうす気づいていたのでやんす。
 ご主人様のお父上の大主人様のことです。
 毎週末、我が家にやって来るのですが、かなり老化が進行しています。
 ま、今年93歳になる高齢ですから仕方がないのですが、それにしても認知症は日に日にひどくなっています。

 これまた以前にも書きましたが、何度、ご主人様が説明しても、大主人様はオイラのことを野良犬だと思っています。
 「家の中に、なんか動物が入り込んでいるぞ!」 ってね。
 でも、オイラのことなんて、どうだっていいのであります。
 かわいそうなのは、ご主人様です。

 大主人様ったら、我が家の玄関に入るなり、
 「お世話になります。よろしくお願いします」
 って、急に他人行儀になってしまったんです。
 「やだなぁ、じいさんったら、この間も来たろう! オレんちだよ」
 「オレんち?」
 「そうだよ、ジュンのうちだよ」
 「そうですか、はじめまして、よろしくお願いします」
 と、完全にご主人様のことを介護施設の職員と勘違いしています。

 「なに言ってるんだよ! あなた息子のジュンですよ」
 「はぁ……、私には息子がいるんですか……」


 ああ、かわいそうなご主人様。
 最近は、ご主人様もあきらめて、職員に徹しています。

 でもね、そろそろ、ご主人様も疲労がピークに達してきているようですよ。
 先日も夜中に何度も 「おしっこ、おしっこ」 って、トイレに起こされていましたからね。
 オイラ、隣の部屋で数えていたんでやんす。
 そしたら、何回行ったと思います?

 なんと! 17回です。

 今までの最高が12回ですから、一気に記録を更新してしまいました。
 ご主人様は一睡もできなかったようで、翌日は一日中、大主人様と一緒に昼寝をしておりました。

 ご主人様、これからはオイラも起こしてくださいな。
 一緒に、寝ずの番をいたしやす。
 だって、オイラとご主人様は、一心同体、一蓮托生。
 一生、ご主人様について行くだワン!
  


Posted by 小暮 淳 at 19:32Comments(5)つれづれ

2017年06月24日

なぜか今、オンパラなのだ!


 ♪ あの娘の魅力に 水上(皆カミング)
   俺にぁ高嶺の 花敷(はなしき) よ
   無理を承知で 老(追い)神すれば
   私ゃ人妻 猿(去る)ヶ京
   GOGO温泉パラダイス YUYU湯の国ぐんま県
   GOGO温泉パラダイス YUYU湯の国ぐんま県


 これは僕が10年以上前に作った群馬の応援ソング 『GO!GO!温泉パラダイス』(通称:オンパラ) の1番の歌詞です。
 6番まであり、群馬県内の27の温泉地名が盛り込まれています。

 ふだんはバンドのライブや講演会などで歌っているのですが、過去には緑化フェアや観光活性化フォーラムなど県のイベントに呼ばれて、歌ったり踊ったりしたこともありました。

 そうなんです!
 この歌には、振り付けがあるんです。
 ドドンパのリズムに乗せて、盆踊りのように輪になって踊れるんです。
 ※(CDのほか、踊りのDVDなんかも作っちゃいました!) 


 でもね、ここんところ、バンドのライブと講演会の最後にカラオケで歌うぐらいしか出番がなかったのですよ。
 そ、そ、そしたらーーーー!!!
 ぬぁ、ぬぁ、ぬぁんと、東京で踊られていました!

 すでに新聞記事等で、ご存知の人もいるかと思いますが、先日(20日)、都内のホテルで 「ググッとぐんまプレゼンテーションin東京」 というイベントが開催されました。
 この会場で、県内の温泉地の女将さんたちが、僕の歌(CD) に合わせて踊ったそうです。
 
 翌21日の上毛新聞には、女将さんたちがステージで踊る写真が大きく載りました。 
 で、よーく見てみると、女将さんたちの後ろのスクリーンには、何やら文字が……
 そうなんです、オンパらの歌詞が映し出されているではありませんか!

 関係者の話によると、県のマスコットキャラクターの 「ぐんまちゃん」 や 「おいでちゃん」(水上温泉のキャラ) も一緒に踊ったそうです。
 いゃ~、その場で見たかったですね。
 いや、踊りたかった~!


 会場では大沢正明知事が、「オール群馬の態勢でおもてなしする」 とコメント。
 また昨日の毎日新聞と読売新聞には、県は「『温泉といえば群馬』のイメージが定着するよう、PRを行いたい」 との記事が載ってました。

 でしょ、でしょ!
 「オール群馬」 も 「温泉といえば群馬」 も、僕が10年も前から講演やセミナーなどのイベントで言い続けている言葉じゃないですか!
 やっと分かって、くださったんですね。

 そして 「オンパラ」 の東京進出!
 もしかすると、もしかして、何かが来ているかもしれませんぞ~!!!
    


Posted by 小暮 淳 at 12:14Comments(2)温泉雑話

2017年06月22日

野栗沢温泉 「すりばち荘」④


 久しぶりに野栗沢温泉(群馬県多野郡上野村) の一軒宿、「すりばち荘」 を訪ねてきました。
 確か前回は著書 『西上州の薬湯』(上毛新聞社) の取材でしたから、約1年半ぶりになります。
 今回は、連載中の雑誌の取材です。

 やっぱり上野村は遠いですね。
 いえいえ昔に比べれば、下仁田町経由で南牧村から上野村に抜けるトンネルができたので、ずいぶんと時間が短縮されたんですけどね。
 それでも前橋から車で約2時間かかります。


 「お久しぶりです。お元気でしたか?」
 最初に出迎えてくれたのは、息子で2代目の黒沢忠興さん。
 「あれ、ご主人は?」
 「じきに帰ってきますよ」
 「では、先に湯をいただいてきます」
 と、勝手知ったる浴室棟に上がり込み、朝風呂をいたたくことに。

 泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。
 今から34年前、山奥に湧く、この魔法の水を引いて来て、旅館を開業しました。

 えっ、何が魔法の水かって?
 それは、発見したのが人間ではなかったこと。
 飲用すると、野良仕事をしても疲れないこと。
 何よりも現在は、その効能を求めて全国からアトピー性皮膚炎の患者たちがやって来ること。
 などなど、温泉水にまつわるエピソードは枚挙にいとまがありません。
 ※(詳しくは、拙著『ぐんまの源泉一軒宿』『新ぐんまの源泉一軒宿』『西上州の薬湯』を参照ください)


 「炭酸泉で練っているから、少し色が黄色いやな」
 昼には、ご主人の武久さんが源泉水で打った、名物の 「すりばちうどん」 をいただきながら、話を伺いました。

 うどんは黄色というよりは、そばのような淡い灰色をしています。
 太くて、モチモチとした食感があり、ほんのり塩気があります。
 これを薄味の出し汁に、たっぷり浸して、豪快にパクつきます。

 「うまいっ!」
 「あったりまえさ、水が違うんだからよ」

 10数年前に初めて泊まった晩も、同じ会話をした記憶があります。
 あの時は、「ほれ、これが源泉だ! 絶対に二日酔いしないから、1杯飲んどきな」 とグラスを手渡されました。
 そしたら本当に翌朝は、散々酒を飲んだにもかかわらず、スッキリと目覚めることができました。

 ゴホン、ゴホン、ゴホン!

 食事の最中に突然、むせてしまいました。
 すると、すかさずご主人は厨房へとんで行って、水の入ったグラスを持ってきてくれました。
 「ほれ、これを飲めば一発でセキなんて、止まっちまうよ」

 源泉水です。

 ほんのり甘くて、今日はスポーツドリンクのような味がしました。
 でも、不思議不思議……、ピタリとセキが止んだのです。

 またしても “魔法の水” のお世話になってしまいました。


 温泉って、本当に不思議ですね。

 昔々、そのまた大昔、海底火山が噴火して、温泉が湧き出し、地球に最初の生命が誕生したといいます。
 やがて長い時間をかけて小さな命は、人間へと進化しました。
 だから生命の細胞の中には、温泉が含まれているということです。

 温泉は命のふるさとなんですね。

 実は、魔法でもなんでもないんです。
 人間は昔から、温泉に元気をもらって暮らしてきたのですから……。
   


Posted by 小暮 淳 at 21:20Comments(0)温泉地・旅館

2017年06月21日

毎度お馴染みの 「G☆FORCE」 詣で


 1年ぶりにFMぐんまのスタジオで収録をしてきました。
 番組は、櫻井三千代さんと竹村淳矢さんがパーソナリティーを務める人気の 「G☆FORCE」。
 いったい、何回目の出演になるのでしょうか?

 思えば、三千代さんとは長いつきあいになります。
 前身の 「スパングル」 という番組から本を出版するたびに呼んでいただいています。

 ということで、今回は先月出版した 『金銀名湯 伊香保温泉』(上毛新聞社/1,200円+税) のプロモーションを兼ねてのゲスト出演であります。
 有名温泉地の知っているようで知らなかった取材エピソードや伊香保温泉の隠れた楽しみ方など、おもしろ、おかしく、ためになる話をしてきました。

 オンエアは、来週の月曜日。
 「人間力向上委員会」 のコーナーです。
 お聴きのがしのないように!



 ●放送局  FMぐんま (86.3MHz)
 ●番組名  「G☆FORCE」
         月~水曜日 12:00~14:55
 ●出演日  2017年6月26日(月) 13:05~
         「人間力向上委員会」
   


Posted by 小暮 淳 at 13:44Comments(0)テレビ・ラジオ

2017年06月19日

文化講演会のお知らせ


 2011年9月、『あなたにも教えたい四万温泉』(上毛新聞社) 出版。
 2016年10月、「中之条町観光大使」 委嘱。

 たぶん、そんな関わりからだと思います。
 このたび、四万温泉(群馬県吾妻郡中之条町) をテーマに講演をすることになりました。


 中之条町歴史と民俗の博物館 「ミュゼ」 では、2017年7月1日(土)~8月30日(水) の期間、企画展 『世のちり洗う四万温泉』 を開催します。
 この関連事業として、四万温泉本の著者であり、町の観光大使である僕が、四万温泉の魅力についてお話をします。

 定員に制限がありますが、入場は無料です。
 お時間がある人は、講演および企画展に、お越しください。



   文化講演会 「あなたにも教えたい四万温泉」

 ●日時  2017年7月2日(日) 10:00~11:30
 ●会場  中之条町ツインプラザ 交流ホール
 ●講師  温泉ライター 小暮 淳
 ●入場  無料 (定員200名)
       ※当日会場へお越しください。
       ※満席の場合、入場をご遠慮いただく場合があります。
 ●問合  中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」 TEL.0279-75-0027
       


Posted by 小暮 淳 at 13:58Comments(2)講演・セミナー

2017年06月17日

祝! ユネスコ登録


 みなかみ町(群馬県利根郡) の快進撃が止まりません!

 昨年の「温泉総選挙」 リフレッシュ部門1位、「にっぽんの温泉100選」 21位に続いて、先日 「みなかみエコパーク」 が国連教育科学文化機関(ユネスコ) の生物圏保存地域(エコパーク) に登録されました。

 エコパーク?
 耳慣れない言葉ですが、これはスゴイ事なんです。
 同じくユネスコが認定する世界自然遺産と並ぶ歴史があり、海外では世界遺産と同等の価値と捉えられています。
 ただ日本では、まだ認知度が低いのが残念です。

 エコパークは、1976年にユネスコが自然の保護と利用の両立を目指して登録を始めました。
 これまでに120カ国669地域が登録されています。
 日本は今回で9カ所となり、南アルプス(山梨・長野・静岡) や屋久島・口永良部島(鹿児島)、志賀高原(長野・群馬) などが登録されています。


 みなかみ町の観光協会や商工会のみなさんのご苦労を知っているだけに、みなかみ温泉大使としての僕の喜びもひとしおであります。
 みなかみ町のみなさん、心よりお祝い申し上げます。
 おめでとうございます!

 特に立役者である赤谷プロジェクト地域協議会長の林泉さん、大変お疲れさまでした。
 ご苦労が実りましたね。
 おめでとうございます。
 (林さんは、川古温泉 「浜屋旅館」 のご主人であります)
   


Posted by 小暮 淳 at 12:12Comments(2)大使通信

2017年06月15日

四万ライブ 参加アーティスト募集中!


 今年も四万温泉の夏がやって来ます!

 四万の夏といえば、そう、『レトロ通りの懐かしライブ』 です。
 今年で6回目を迎え、ただいま参加アーティストを募集しています。

 もちろん、我がスーパーローカルオヤジバンド 「KUWAバン」 も出演します。
 2012年の第1回から出演しているのは、我がバンドだけであります。
 ということで、今年も四万温泉協会認定アーティストとして出演します。

 今年は、どんなバンドが登場するのか?
 毎年、楽しみです。
 ライブ終了後の交流会は、さらに楽しみであります。
 たくさんのバンドの参加をお待ちしています!


 応募資格/四万をこよなく愛するミュージシャン
 応募方法/演奏の雰囲気が分かる写真およびCD・DVDに応募申込書を添えて送付
 応募締切/2017年6月23日(金) 必着
 応募先 /四万温泉協会内「レトロ通りの懐かしライブ」係
      〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万4379


     『レトロ通りの懐かしライブ』

 ●日時  2017年7月29日(土) 11:00~16:15
 ●会場  四万温泉 新湯横丁広場
 ●出演  一般公募アーティスト
 ●観覧  無料
 ●問合  四万温泉協会 TEL.0279-64-2321
   


Posted by 小暮 淳 at 15:33Comments(2)ライブ・イベント

2017年06月13日

湯の旅へ <草津~川原湯~沢渡>


 取材でもないのに、思わぬ湯の旅へ出かけてきました。

 近々、中之条町(群馬県吾妻町) で講演会があるため、昨日は主催者との打ち合わせに行ってきました。
 来月から 「中之条町歴史と民俗の博物館 ミュゼ」 で開催される企画展 「世のちり洗う四万温泉」 の関連事業として、僕が文化講演をすることになりました。

 打ち合わせの後、会場となる 「中之条町ツインプラザ交流ホール」 の下見をして、その足で草津温泉へ向かいました。


 前乗り前泊というやつです。
 翌日早朝よりテレビロケがあるため、夜までに指定されたホテルにチェックインしました。
 午後9時半、ディレクターとホテルの部屋で打ち合わせの後、昨晩は早々に就寝。

 今朝は午前5時半に、ロケ隊と共にホテルを出発。
 西の河原で旅人(若手俳優のWさん) と僕が出会い、「御座之湯」 にて入浴シーンの撮影がスタート!

 基本、撮影でもタオルを巻かない僕に、
 「小暮さん、脚を閉じてください。見えてます」
 と、ディレクター(女性) に注意されて、思わず赤面!


 昼前、ロケ隊一行はグルメレポートの撮影のため、僕は別行動に。
 午後の撮影まで時間があるので、草津から離れ、川原湯温泉(群馬県吾妻郡長野原町) へ。
 八ッ場(やんば)ダム建設のため、3年前に新天地へ移転した温泉地です。
 思えば僕は、移転後、まだ川原湯温泉へ行ってませんでした。
 新しくなった共同浴場の 「王湯」 に立ち寄り、ザブン と一浴。


 午後3時、沢渡温泉(群馬県吾妻郡中之条町) にて、ふたたびロケ隊と合流。
 共同浴場にて、撮影開始!

 今回の旅のテーマは、“草津のなおし湯”。
 旅人に、草津温泉の湯と沢渡温泉の湯の違いを説明し、実感してもらいました。


 なんとも長い2日間でした。
 さすがに1日で3つの温泉に入ると、湯疲れをしてしまいます。
 でも久々のテレビロケに参加して、改めて群馬の温泉の素晴らしさを確認しました。

 番組名や放送日については、後日、お知らせいたします。
   


Posted by 小暮 淳 at 22:05Comments(2)テレビ・ラジオ

2017年06月11日

マロの独白(26) 人気急上昇!


 こんばんワン! マロっす。
 ここんちの飼い犬、チワワのオス、10才です。
 (もうすぐ11才になります) 

 お久しぶりでやんした。
 みなさん、お元気でしたか?
 オイラの人生(犬生) は可もなし不可もなし、相変わらず散歩と昼寝の毎日であります。

 引き換え、ご主人様は、とても忙しそうであります。
 新刊の出版以来、式典やら講演やら取材やら宴会やら、「よく体力が持つなぁ~!」 と飼い犬ながら感心しております。


 昨日は、そんなご主人様の出版を記念した書店でのサイン会でした。
 夕方、帰って来るなり、荷物を置くと、
 「おい、マロ、散歩に行くぞ!」
 と、オイラの首にリードを付けました。

 「ご主人様、お急ぎですね」
 「ああ、ノドがカラカラだ。すぐに出かける」
 「あっ、分かりました! もしかして酒処Hですね?」

 ご主人様の返事はありませんでしたが、絶対そうに決まっています。
 だって、いい事があった日や講演会などの仕事が上手く行った日は、必ずHに行きますからね。


 「ところで、ご主人様、今日のサイン会はいかがでしたか?」
 「ああ、たくさんの読者が来てくれたよ」
 「そうですか、それは良かった! オイラも、うれしいっす」

 「ただなぁ……」
 「ただ、なんでございますか?」
 「みんなマロの話をするんだよな」
 「オイラの話ですか?」
 「ああ、『いつもブログ、読んでます』 『マロちゃんのファンなんです』 『もっとマロくんを登場させてください』 だってよ」
 「えっ、ご主人様の読者様がですか!?」
 「ああ、そうだよ。それも何人もだ。なんだかオレよりもマロのほうが人気者だな」
 ですって!


 なんだか、照れるなぁ~~!
 オイラって、そんなに人気者なんですかね。

 あ~、飼い犬冥利に尽きる幸せでやんす!
 でも、これもすべて、ご主人様と読者様のおかげであります。
 ありがとワンダフル!!


 ご主人様、お気をつけて行ってらっしゃいませ。
 くれぐれも、飲み過ぎませんように。
 チワワン!
  


Posted by 小暮 淳 at 19:21Comments(4)つれづれ

2017年06月10日

牧水~あくがれのみなかみ


 読者のみなさんは、覚えていらっしゃいますか?
 昨秋、法師温泉を訪ねたときに、若山牧水にそっくりな人に出会った話を……。
 ※(当ブログの2016年10月25日「法師温泉 長寿館⑦」参照)

 そうなんです。
 あれから8ヵ月が経ちまして、ついに映画 『牧水~あくがれのみなかみ』 が完成し、上映会がスタートしたのであります。
 今週、僕は、あこがれの牧水様に会いに、上映会場である前橋文学館へ行って来ました。


 この映画は、歌人・若山牧水の長編紀行 「みなかみ紀行」 をベースに制作されています。
 大正11年(1922) 10月14日、牧水は沼津の自宅を出発し、長野県佐久~小諸~軽井沢を経て、17日の夜に群馬県嬬恋村に入ります。
 その後、草津温泉~花敷温泉~暮坂峠を越えて、沢渡温泉~四万温泉、中之条~渋川~沼田を経由して、法師温泉~笹の湯温泉(現・猿ヶ京)~湯宿温泉~老神温泉~白根温泉を経て、丸沼、菅沼を抜け、28日に金精峠を越えて日光へと向かいます。

 「あくがれ」 とは、体から魂が抜けるような居ても立ってもいられない激しい衝動のこと。
 「みなかみ」 とは、川の上流、源流のこと。

 約1時間の小編映画ではありますが、牧水の歌への熱い想いが伝わってきました。
 何よりも見終わったときに、酒が飲みたくなりますよ。
 湯と酒と歌を愛した牧水の旅へ、あなたも出かけてみてください。


 今後の県内上映日程
 ●6月16日(金) 高崎市ティギャラリーコアホール 19時~
 ●7月14日(金) 渋川市民文化会館小ホール 19時~
        全席自由 1,200円(高校生以下半額)
 ※問い合わせ  (株)シネマプロ TEL.027-325-4125



   けふもまた こころの鉦を うち鳴らし
   うち鳴らしつつ あくがれて行く    牧水
  


Posted by 小暮 淳 at 11:25Comments(0)ライブ・イベント

2017年06月08日

あと3日間、フェア開催中!


 <ジイジだ~!って、かなり喜んでたよ>

 長女からメールが届きました。
 添付された画像には、僕の写真パネルの前でピースマークを見せている小学1年生の孫の姿が……。
 さっそく、娘の家族がフェアへ行ってくれたようです。


 現在、紀伊国屋書店前橋店(けやきウォーク前橋1F) にて、新刊 『金銀名湯 伊香保温泉』(上毛新聞社) の出版を記念した 「群馬の温泉シリーズ フェア」 を開催しています。
 先月末から開催されているフェアですが、いよいよ残り3日間(6月11日まで) となりました。

 これまでに、たくさんの方々に来場していただきました。
 メールをいただいた人もいますが、ブログやツイッターなどSNSでも多くの人たちが配信してくださっています。
 遅ればせながら、お礼を申し上げます。

 また期間中、温泉シリーズ本を購入された方には、10日(土) 午後2時から行われる著者サイン会の整理券をお配りしています。
 ぜひ、この機会に、会いに来てください。
 たくさんの読者にお会いできるのを楽しみにしています。

 では当日、紀伊国屋書店でお会いしましょう!
 ※(フェアの詳細は、当ブログの2017年5月26日「紀伊国屋書店でフェア開催!」、5月30日「整理券をゲットせよ!」を参照)


 かーくん、ジイジ、がんばるからね! 


  


Posted by 小暮 淳 at 15:40Comments(0)著書関連

2017年06月07日

根拠のない自信④


 「あなたの生き方は、間違ってます!」
 「いや、間違ってない!」
 「いっつもいつも、なんですか、その自信は……」

 若い頃から夫婦げんかは、この繰り返しでした。

 さすがに最近は家人もあきらめたようで言わなくなりましたが、そのぶん、言っても無駄だと愛想を尽かしたのだと思います。
 僕自身、加齢とともに “根拠のない自信” に自信がなくなってきたのかもしれません。


 思えば10代、20代は何をするわけでもなく、ただ思いのままに、やりたいことだけをして生きていました。
 30~40代は、ひたすらに家の中でも社会でも、我を通して、敵を作って生きてきてしまいました。
 すべての原動力は、この “根拠のない自信”にあります。

 学歴もなく、資格も免許も持たずに、ただ無手勝流にて、なんとか今日まで生きてきました。
 気が付けば、早や来年は還暦です。

 ♪ 思えば遠くに来たもんだ~♪

 ここに来て、やっと僕も人並みに、自分の人生を振り返ることができるようになりました。
 「“根拠のない自信” は、所詮、根無し草なんだよなぁ~! いざと言う時に、つぶしが効かないんだよなぁ~」
 と、反省しきりだったのであります。


 と、ところが!
 またしても、そんなマイナス思考は、瞬時に一掃されてしまいました。

 先日の毎日新聞に、こんな対談記事が載っていました。
 AKB48グループのプロデューサーで知られる作詞家の秋元康氏の言葉です。

 <人は根拠のない自信を持つことが大事。根拠があったらそれが崩れた時に自信を失ってしまうから。>

 なるほど!
 目からウロコの発見であります。
 そうだったのか!
 オレは根拠がなかったからこの歳まで、この生き方を貫いて来れたのか!

 と、新聞を握りしめて、人知れず感動に身を震わせていたのであります。


 「だから、あなたの生き方は間違ってるって言うんです」
 そんな言葉が、聞こえてきそうですが……。
 

  


Posted by 小暮 淳 at 11:12Comments(0)つれづれ

2017年06月05日

絶景の天空遊覧を楽しむ


 今朝、朝刊を開いて驚いた!

 上毛新聞、18面(最終面)。
 でかでかと、拙著新刊の広告が載っていました。
 もちろん、著者といえども初めて見る広告です。

 “絶景の天空遊覧を楽しむ”

 最初に目に飛び込んで来たのは、このキャッチコピー!
 そして、青い空に浮かぶ温泉街と緑の山稜。


 <言わずと知れた群馬の名湯。春夏秋冬、多くの観光客が訪れる。だが、案外知られていない面もある。「黄金(こがね)の湯」「白銀(しろがね)の湯」と命名された金銀に輝く源泉もその一つ。> 

 リード文の隣には、『金銀名湯 伊香保温泉』 の表紙が、伊香保嶺(榛名山) の山肌に立てかけられています。

 <東京オリンピック・パラリンピックを見据え、伊香保はますます進化する。首都圏からのアクセスも良いメダル色に輝く湯につかって絶景の天空遊覧を楽しむ贅沢。>


 つくづく本というものは、たくさんの人の手により世に送り出されているのだと思いました。
 決して著者一人の力では、成し得られない総合作品なのであります。

 取材と文章までは、僕が担当します。
 でも、そこから先は、それぞれの分野のプロに託すことになります。
 ディレクターがいます。
 カメラマンがいます。
 デザイナーがいます。
 印刷・製本技師がいて、出版・制作・営業担当者がいて、直接読者に本を売ってくださる書店員さんがいます。

 新聞広告を見ていたら、たくさんの人の顔が次から次へと浮かんできました。


 広告には、僕が今回取材した44軒すべての旅館・ホテル名が掲載されています。
 その一つ一つの名前を読み上げるたびに、お世話になったご主人や女将さん、支配人たちのことを思い出します。

 たかが1冊の本ですが、たくさんの人の思いが込められているのです。

 ぜひ一度、手に取ってご覧ください。
 そして湯の舟に乗って、絶景の天空を舞う遊覧をお楽しみください。
 




 
   


Posted by 小暮 淳 at 12:24Comments(0)著書関連

2017年06月03日

赤兎馬に願いを込めて


 今週、僕の “弟子” を名乗る有志らが集まり、新刊の出版を祝ってくれました。

 「先生、おめでとうございます」
 「これは私たちからのプレゼントです」

 と手渡された白い紙袋。
 中には、デパートの包装紙にくるまれた長方体の箱が……。
 大きさといい、持った重量といい、だいたい中身は想像がつきました。

 「開けてみてください」
 「今ここで?」
 「はい、私たちの前で」

 ゆっくり包装紙を解くと、「赤」 という漢字が飛び込んできました。
 その瞬間、僕の涙腺は壊れてしまい、コントロール不能に。

 ウグッ、ウグウグーーーーッ!!

 ダメです。
 言葉が出ません。
 黒い箱に、赤く 「赤兎馬(せきとば)」 の文字。
 僕の大好きな芋焼酎です。
 ※(詳しくは、「赤兎馬の酔夢」をブログ内検索)

 だからといって、ふだん飲めるような酒ではありません。
 一時は、“幻の焼酎” といわれ、九州の外ではなかなか手に入らなかった代物です。
 でも僕は、ある日、この酒の味を覚えてしまったのです。
 それからというもの、自分へのご褒美として、目標を達成したり、頑張った時にしか口にしていません。

 恐る恐る箱のふたを開けてみると……

 ウワッ、ウワワワワーーーーッ!!

 僕が見たこともないデザインのボトルとラベルであります。
 しかも、金の布をまとっているではありませんか!
 そして、「本数限定品」 の文字。

 「ウグッ、ウグウグ……、あ・り・が・と・う。お前たちったら……」
 お礼を言おうにも、感動が大き過ぎて言葉が出ません。

 「先生、私たちを誰だと思っているんですか!?」
 「師匠の一番弟子ですよ」
 「これからも、いい仕事をしてくださいね」


 その夜、美酒に酔いしれたことは言うまでもありません。

 で、「赤兎馬」 は、その後どうなったのかというと……
 えっ、もう飲んじゃったんだろうって?
 とーんでも、ございません。
 可愛い弟子たちからいただいた極上の 「赤兎馬」 ですぞ!
 タダで飲んでは、申しわけない。

 ということで、一つ、願を掛けました。
 今ここで明かすわけにはいきませんが、叶った時には必ずご報告します。

 叶いそうで、叶わなかった夢。
 その夢のゆくえを 「赤兎馬」 に託しました。


 一日に千里を走るという名馬よ!
 夢に向かって、突っ走っておくれ!
 私と弟子たちの熱き想いを乗せて!!
  


Posted by 小暮 淳 at 13:26Comments(2)酔眼日記

2017年06月01日

育児も介護もクソのうち


 先週末の夜のこと。
 ちょうど僕がオヤジの手を引いて、トイレへ連れて行こうとしているときでした。
 ぷらりと、息子が訪ねて来ました。

 「お父さん、無理しないでよね。うちのやつも心配していた」
 「何をさ?」
 「おじいちゃんのことだよ」
 「無理なんてしているもんか。育児も介護もクソのうちだ」
 「なに、それ?」

 最近僕は介護について訊かれると、親しい人には、そう答えています。
 あまり良い表現ではありませんが、子育ても年寄りの面倒を看ることも、食べたり排せつをすることと同じだということです。
 当たり前のことで、取り立てて感心するような特別なことではないということです。


 ただ、そう思うようになったのには、僕の人生観と関係があるかもしれません。
 僕は30代半ばで、この世界(フリーランス) で働くようになりました。
 仕事も収入も不定で、ともすれば “毎日が日曜日” のときもあります。

 必然、育児は僕の担当となりました。

 3人の子どもたちは、僕がミルクを作り、オシメを換え、風呂に入れて、保育所に連れて行きました。
 まだ 「イクメン」 なんていう言葉などない時代のことです。
 でも、なんの抵抗もなく育児に参加することはできました。


 では介護は?
 と記憶をたどると、確かに身近にありました。
 オヤジは僕と同じ次男でしたが、晩年の祖父を引き取って暮らしていたのです。

 「じいちゃん、きったねぇ~な~!」
 小便を垂れ流してしまう祖父を笑う僕に対して、オヤジは、
 「おじいちゃんは病気なんだから仕方がないんだよ」
 と言って、イヤな顔一つせず、畳を拭いて、祖父の着替えをしていました。

 きっと子どもの頃に見た、そんな光景が脳裏の片隅にこびり付いているのだと思います。
 人間誰でも年老いたら、体が言うことをきかなくなる。
 それは自然なことで、誰もが通る道なんだと……。


 でも、ちょっぴり嬉しかったのであります。
 息子が、気にかけてくれていたことが。
 そして息子のお嫁さんまでも、僕のことを心配してくれていたことが。

 「オレは将来、お前たちに迷惑かけないようにするからな」
 なんの根拠もありませんが、せめてもの希望的憶測であります。
 そしたら息子が、ひと言、こんな言葉を返してくれました。

 「別にいいよ」


 ちょっぴり心の奥が、温かくなった夜でした。
   


Posted by 小暮 淳 at 14:47Comments(0)つれづれ