2010年06月18日
湯檜曽温泉 「林屋旅館」
またまた水上温泉郷に入り込み、滞在取材をして来ました。
水上温泉郷には、いくつ温泉地があるかご存知ですか?
利根川下流から、水上温泉・谷川温泉・うのせ温泉・湯檜曽温泉・向山温泉・上の原温泉・宝川温泉・湯の小屋温泉の8つの温泉地があります。
今回は、谷川温泉とうのせ温泉の追加取材を兼ねて、湯檜曽(ゆびそ)温泉へ行って来ました。昨晩は、大正11年創業の老舗旅館「林屋旅館」に泊めていただきました。
林屋旅館へ行くのは、2年ぶりでした。前回は雑誌の取材で伺い、3代目大女将の林茂子さんと4代目若女将の敦子さんにお話をお聞きしました。今回は夕食の後、ゆっくりと4代目若旦那の林伸幸さんと語り合い、それはそれは楽しい話(かなりキワドイ温泉秘話)をたくさん聞くことができて、収穫は大! 大変満足のいく取材となりました。
林屋旅館は、僕の好きな温泉宿の1つです。
何がいいかって、そりゃ、とーぜん“湯”ですよ。
2本の自家源泉と1本の共有泉から引き込まれる温泉の総湯量は、毎分150リットル以上ありますから、いつも滝のようなかけ流し状態です。浴槽内にいて、湯の流れを感じるくらいですから。
使い切れない湯のことを、伸幸さんは「湯を逃がす」と表現します。
「この時期は湯が熱いので、だいぶ逃がしてやらないとダメです」ってな具合に使うんですね(カッコイイ!)
要は、湯をしぼり込んで、浴槽に入れる量を調節することです。それでも温泉は、ジャンジャン湧いていますから、厨房で使ったり、自宅で使ったりして、“湯を逃がしてやる”わけです。
「それでも半分以上は、湯檜曽川へ流れてしまいます」とは、なーんと贅沢なことでしょう。
で、林屋旅館には、露天風呂がないんですよ! ! !
これが僕が、ここの宿を評価する理由です。
小暮の鉄則 “いい湯宿は、露天風呂がない”です。かえせば “いい湯守(ゆもり)のいる宿”ということです。
本当に湯のことを考え、大切にしている宿は、あえて露天風呂は造りません。これは湯守の常識です。
このあと延々と二人して、夜が更けるのも忘れて、熱い湯談義を語り合いました。
水上温泉郷には、いくつ温泉地があるかご存知ですか?
利根川下流から、水上温泉・谷川温泉・うのせ温泉・湯檜曽温泉・向山温泉・上の原温泉・宝川温泉・湯の小屋温泉の8つの温泉地があります。
今回は、谷川温泉とうのせ温泉の追加取材を兼ねて、湯檜曽(ゆびそ)温泉へ行って来ました。昨晩は、大正11年創業の老舗旅館「林屋旅館」に泊めていただきました。
林屋旅館へ行くのは、2年ぶりでした。前回は雑誌の取材で伺い、3代目大女将の林茂子さんと4代目若女将の敦子さんにお話をお聞きしました。今回は夕食の後、ゆっくりと4代目若旦那の林伸幸さんと語り合い、それはそれは楽しい話(かなりキワドイ温泉秘話)をたくさん聞くことができて、収穫は大! 大変満足のいく取材となりました。
林屋旅館は、僕の好きな温泉宿の1つです。
何がいいかって、そりゃ、とーぜん“湯”ですよ。
2本の自家源泉と1本の共有泉から引き込まれる温泉の総湯量は、毎分150リットル以上ありますから、いつも滝のようなかけ流し状態です。浴槽内にいて、湯の流れを感じるくらいですから。
使い切れない湯のことを、伸幸さんは「湯を逃がす」と表現します。
「この時期は湯が熱いので、だいぶ逃がしてやらないとダメです」ってな具合に使うんですね(カッコイイ!)
要は、湯をしぼり込んで、浴槽に入れる量を調節することです。それでも温泉は、ジャンジャン湧いていますから、厨房で使ったり、自宅で使ったりして、“湯を逃がしてやる”わけです。
「それでも半分以上は、湯檜曽川へ流れてしまいます」とは、なーんと贅沢なことでしょう。
で、林屋旅館には、露天風呂がないんですよ! ! !
これが僕が、ここの宿を評価する理由です。
小暮の鉄則 “いい湯宿は、露天風呂がない”です。かえせば “いい湯守(ゆもり)のいる宿”ということです。
本当に湯のことを考え、大切にしている宿は、あえて露天風呂は造りません。これは湯守の常識です。
このあと延々と二人して、夜が更けるのも忘れて、熱い湯談義を語り合いました。
Posted by 小暮 淳 at 18:32│Comments(0)
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