2011年01月26日
宝川温泉 「汪泉閣」③
昨日は毎月開催しているNHK文化センターの温泉講座 「探訪!ぐんまの源泉一軒宿」の開講日でした。
平成22年度の最終講座日であります。
ファイナルにふさわしく、極寒・豪雪の「宝川温泉」へ行ってきました。
この講座で「宝川温泉」へ行くのは2回目です。
一昨年度、真夏の大露天風呂を体験。その感動が忘れられなかったようで、受講生らから「ぜひ、雪の大露天風呂を体感したい!」との要望があり、今年度のファイナルに急きょ、追加講座として組み込みました。
僕が担当するこの講座も、今年で3年目になります。
初年度の冬季は、極寒の地は避けて、あたたかな西上州の温泉を訪ねました。が、!
なぜか、昨年度、バスの中で「真冬の万座温泉へ行ってみたい」と誰かが言い出し、「行きたい」「行きたい」コールが起こり、 「ねぇー、先生ぇ~。万座温泉に連れてって~」と熟女たちからラブ注入されてしまい、渋々、行ったのであります。
案の定、身の丈以上の豪雪で、バスと旅館から一歩も出られずじまい。
露天風呂も猛吹雪のため、午前中は閉鎖。
それでも、やや吹雪が落ち着いたため午後に解除され、元気なオバサマたちはスッポンポンで飛び出して行きました。
僕も渋々、数名の男性受講生らと、露天風呂へ。
さにあらん、外は午前に増して猛吹雪であります。
あれよあれよのうちに、首から上は雪ダルマに。
さー、これで懲りただろう。もう、我がままは言うまい。と高をくくっていたら、これまた、さにあらん。
「せんせー! 最高だった。来年も豪雪温泉ねっ(ラブ注入)」
熟女たちは、どーも、刺激を求めているようです。
と、いうことで、今年もリクエストにお応えして、群馬最北の地へ。
水上温泉を抜け、うのせ温泉を過ぎたあたりから、雪は激しくなりました。除雪車も運行しています。
バスの運転手さんも「行ける所までスタッドレスで行きます」と言っていましたが、藤原湖手前の「粟沢」あたりで断念。
路肩にバスを止めて、チェーンを装着。さすが、プロですな。わずか10分で完了です。
よっぽど良質なパウダースノーなんでしょうね。
地吹雪のように、もうもうと雪けむりが行く手をはばみ出しましたよ。
風が吹き、雪が舞い上がるたびに、熟女たちは「うわ~っ!」と叫びます。
いくつになっても、女性というやつは、可愛いものです。
なんだか、修学旅行のようで、楽しくなりました。
雪の降りしきる中、長靴を履いて、女性陣は奥の「摩耶の湯」へ。男性陣は手前の「摩訶の湯」へ向かいました。
やっぱり、いつ見ても、ここの露天風呂はデカイ!
「摩訶の湯」だけでも120畳分あります。4つの露天風呂の合計は、なんと470畳分!
当然、こんだけの湯量を加温して循環ろ過はできませんから、かけ流しとなります。
所有する4本の自家源泉の総湯量は1800リットル。一番熱い源泉は約70℃ありますから、真冬でも温度が保てるんですね。
以前、お話を聞いたときに、「こんだけ源泉が熱いと、夏季のほうが適温に保つのが大変です」と言ってました。
なんとも、贅沢なことです。
僕はいったい、今までに何度、宝川温泉に来たのでしょうか?
湯舟の中で、考えました。
もう、思い出せないくらい、取材に来ているんですね。
でも、よーく考えてみたら、厳冬期に訪ねたのは、今回が初めてだったんです。
(ま、この豪雪では、取材は遠慮します)
頭にタオルをのせて、シンシンと降る雪を見上げながら、口を大きく開けて、雪を食べました。
子どもの頃、雪が降ると、よくやりましたよね。
なんだか、シアワセ~な気分になりましたよ。
受講生らに、感謝……
帰りのバスの中では、恒例・お約束の歌を披露。
この講座では、最終講座日の帰路の車中で、僕が受講生らに感謝と御礼を込めて、『GO!GO!温泉パラダイス』 を歌います。これで、一年間の講座も無事、終了しました。
4月からは平成23年度の新講座 「探訪! ぐんまの小さな温泉」 が開講します。
ほとんどの受講生が更新手続きをしてくださいました。
もしかしたら、数名のキャンセルが出るかもしれませんので、希望される方は問い合わせてみてください。
●問い合わせ/NHK文化センター前橋教室
TEL.027-221-1211
平成22年度の最終講座日であります。
ファイナルにふさわしく、極寒・豪雪の「宝川温泉」へ行ってきました。
この講座で「宝川温泉」へ行くのは2回目です。
一昨年度、真夏の大露天風呂を体験。その感動が忘れられなかったようで、受講生らから「ぜひ、雪の大露天風呂を体感したい!」との要望があり、今年度のファイナルに急きょ、追加講座として組み込みました。
僕が担当するこの講座も、今年で3年目になります。
初年度の冬季は、極寒の地は避けて、あたたかな西上州の温泉を訪ねました。が、!
なぜか、昨年度、バスの中で「真冬の万座温泉へ行ってみたい」と誰かが言い出し、「行きたい」「行きたい」コールが起こり、 「ねぇー、先生ぇ~。万座温泉に連れてって~」と熟女たちからラブ注入されてしまい、渋々、行ったのであります。
案の定、身の丈以上の豪雪で、バスと旅館から一歩も出られずじまい。
露天風呂も猛吹雪のため、午前中は閉鎖。
それでも、やや吹雪が落ち着いたため午後に解除され、元気なオバサマたちはスッポンポンで飛び出して行きました。
僕も渋々、数名の男性受講生らと、露天風呂へ。
さにあらん、外は午前に増して猛吹雪であります。
あれよあれよのうちに、首から上は雪ダルマに。
さー、これで懲りただろう。もう、我がままは言うまい。と高をくくっていたら、これまた、さにあらん。
「せんせー! 最高だった。来年も豪雪温泉ねっ(ラブ注入)」
熟女たちは、どーも、刺激を求めているようです。
と、いうことで、今年もリクエストにお応えして、群馬最北の地へ。
水上温泉を抜け、うのせ温泉を過ぎたあたりから、雪は激しくなりました。除雪車も運行しています。
バスの運転手さんも「行ける所までスタッドレスで行きます」と言っていましたが、藤原湖手前の「粟沢」あたりで断念。
路肩にバスを止めて、チェーンを装着。さすが、プロですな。わずか10分で完了です。
よっぽど良質なパウダースノーなんでしょうね。
地吹雪のように、もうもうと雪けむりが行く手をはばみ出しましたよ。
風が吹き、雪が舞い上がるたびに、熟女たちは「うわ~っ!」と叫びます。
いくつになっても、女性というやつは、可愛いものです。
なんだか、修学旅行のようで、楽しくなりました。
雪の降りしきる中、長靴を履いて、女性陣は奥の「摩耶の湯」へ。男性陣は手前の「摩訶の湯」へ向かいました。
やっぱり、いつ見ても、ここの露天風呂はデカイ!
「摩訶の湯」だけでも120畳分あります。4つの露天風呂の合計は、なんと470畳分!
当然、こんだけの湯量を加温して循環ろ過はできませんから、かけ流しとなります。
所有する4本の自家源泉の総湯量は1800リットル。一番熱い源泉は約70℃ありますから、真冬でも温度が保てるんですね。
以前、お話を聞いたときに、「こんだけ源泉が熱いと、夏季のほうが適温に保つのが大変です」と言ってました。
なんとも、贅沢なことです。
僕はいったい、今までに何度、宝川温泉に来たのでしょうか?
湯舟の中で、考えました。
もう、思い出せないくらい、取材に来ているんですね。
でも、よーく考えてみたら、厳冬期に訪ねたのは、今回が初めてだったんです。
(ま、この豪雪では、取材は遠慮します)
頭にタオルをのせて、シンシンと降る雪を見上げながら、口を大きく開けて、雪を食べました。
子どもの頃、雪が降ると、よくやりましたよね。
なんだか、シアワセ~な気分になりましたよ。
受講生らに、感謝……
帰りのバスの中では、恒例・お約束の歌を披露。
この講座では、最終講座日の帰路の車中で、僕が受講生らに感謝と御礼を込めて、『GO!GO!温泉パラダイス』 を歌います。これで、一年間の講座も無事、終了しました。
4月からは平成23年度の新講座 「探訪! ぐんまの小さな温泉」 が開講します。
ほとんどの受講生が更新手続きをしてくださいました。
もしかしたら、数名のキャンセルが出るかもしれませんので、希望される方は問い合わせてみてください。
●問い合わせ/NHK文化センター前橋教室
TEL.027-221-1211
Posted by 小暮 淳 at 12:35│Comments(3)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
お疲れ様でした
恐るべし!上州の熟女たち…何か持ってる(笑)
↑↑
と言っている間に予備軍? ハタマタ 2軍待機状態?
恐るべし!上州の熟女たち…何か持ってる(笑)
↑↑
と言っている間に予備軍? ハタマタ 2軍待機状態?
Posted by ぴー at 2011年01月26日 13:51
事故無く
ご無事で何より
韓流スター並に ファンが多くて バレンタインは大変そうですね
暗い世の中 女性が元気なのはいい事ですし
と 一方的に長所だけ考えてみました。
ご無事で何より
韓流スター並に ファンが多くて バレンタインは大変そうですね
暗い世の中 女性が元気なのはいい事ですし
と 一方的に長所だけ考えてみました。
Posted by momotaka at 2011年01月26日 14:59
ぴーさん、momotakaさんへ
とにかく、熟女~老女の女性は元気ですよ。
講座を通して痛感しています。
なにより、行動力がある!
60歳過ぎの男性は、どーしたのでしょうか?
思うに、きっと女性には定年がないからでしょうね。
サラリーマン男性には、“現役” と “引退後” がありますから。
自ら、“使用後” の暗示にかかってしまっているようです。
男性諸君! 一生現役でいられるコツを、女性から学びたまえ!
ですな。
とにかく、熟女~老女の女性は元気ですよ。
講座を通して痛感しています。
なにより、行動力がある!
60歳過ぎの男性は、どーしたのでしょうか?
思うに、きっと女性には定年がないからでしょうね。
サラリーマン男性には、“現役” と “引退後” がありますから。
自ら、“使用後” の暗示にかかってしまっているようです。
男性諸君! 一生現役でいられるコツを、女性から学びたまえ!
ですな。
Posted by 小暮 at 2011年01月27日 01:42