2011年02月03日
四万温泉 「四万やまぐち館」
△□○
これ、なんて読むか分かりますか?
昨日は昼過ぎから四万温泉に潜入。
今日の昼まで、取材活動を続けていました。
以前にも書きましたが、四万温泉は渓流沿いに4kmつづく、細長い温泉地です。
手前から「温泉口」「山口」「新湯(あらゆ)」「ゆずりは」「日向見(ひなたみ)」の順で5つの温泉街が形成されています。
今回は、もっとも古い温泉街といわれている山口地区を取材しました。
昨日の四万温泉は、数日前に降った雪が凍って、旅館の軒はつらら下がり、道の端は凍結していて、大変危険な状態でした。何度も滑りそうになりましたよ。僕もカメラマンも底に溝のある靴を履いていたにもかかわらずです。ヒールや底が平らな革靴では、散策は不可能です。この時季、訪ねる人は注意してください。
夜は、四万温泉屈指の老舗旅館 「四万やまぐち館」 に泊めていただきました。
社長の田村亮一さんは、群馬県観光国際協会の理事長でもあります。また、昨年から僕がお世話になっている同業異種交流会「メディア懇親会」でも、幾度となく顔を合わせている方で、何よりも、昨年の出版記念パーティーでは、乾杯の音頭をとってくださった方でもあり、僕にとっては、公私共に日々大変お世話になっている恩人なのです。
そして女将は、みなさんよーくご存知の田村久美子さんであります。
グルコサミンのCMで、お馴染みの群馬の温泉地が誇る美人女将であります。
僕自身、「四万やまぐち館」 は取材で訪れたことは、たびたびあったのですが、宿泊するのは昨晩が初めてでした。
社長の配慮もあり、かなりの待遇で、もてなされてしまいました。
社長、本当にありがとうございました。
夕食の後、ほろ酔い気分で、4階のお祭り広場へ。
毎晩、開催されている名物 「女将の紙芝居」 を拝見、拝聴しました。
時節柄、お題目は「雪おんな」。
さすが芸達者な女将さんです。
感情たっぷりの名朗読で、観衆を魅了していました(本当に恐かった!)。
その後は、スタッフによる太鼓演奏と、ふたたび女将が登場し、“懐かしの歌声広場” となりました。
「りんごの歌」や「みかんの花咲く丘」「早春譜」などなど、本当に懐かしい歌(僕の知らないくらい古い歌もありました)のオンパレードで、観客たちは大合唱していました。
イベント終了後、「もうひと風呂浴びて、部屋にもどって飲みなおしましょうか……」とカメラマン氏と話していると、女将が僕らのところへやって来て、「良かったらビールでも、ご一緒にいかがてすか?」と誘ってくださいました。
願ったり叶ったり、ちょうどノドも乾いていたし、こんな美人女将と酒が飲めるなんて、なんたる幸せか!
ということで、凍結した滝と四万川がライトアップされた絶景を見下ろす茶房にて、「お疲れさま」の乾杯をしたのでした。
座に社長も加わり、四万温泉の今昔話に花が咲き、貴重な女将と社長の新婚時代、はたまた女将の若女将時代の奮闘話も聞くことができました。
生きた取材、っていうヤツですかね。
ネタになるような、面白い話がたくさん拾えた、有意義な時間でした。
それにしても、グルコサミンは凄い!
女将の美しさは、半端じゃねーっす(惚れちまうやろ!)。
※ △□○ と書いて「やまぐちかん」と読みます。
Posted by 小暮 淳 at 18:59│Comments(0)
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