2011年09月26日
似顔絵落款、押します。
生意気にも、最近は講話や講演会で著書の販売をする際に、別テーブルを用意してくださり、サイン会なるものを開いてくれる主催者が多くなってきました。
ありがたいことです。
「ほかの本は持っているので、今日はこれを買いました」
「私は○○が悪いんですけど、○○に効く温泉はどこでしょう?」
「月刊××に連載していた頃からのファンです」
「新聞の記事を毎回楽しみに読んでいます」
などなど、初めてお会いする人たちなのに、媒体を通して以前から長い付き合いをしているような親近感が、サイン会の魅力です。
ひと言ひと言、かけていただいた言葉が、すべて僕の活動の励みになっています。
ま、特別に 「何か書いてください」 と言われない限りは、ヘタクソナな字で名前を書くだけのことなんですけどね。
人によっては、「○○さんへ」を入れたり、日付けを入れてあげたりします。
「落款(らっかん) があると、いいのにね」
そう言った方がいました。
落款 !?
いわゆる、書家や画家が作品に署名をして捺印することです。
いやいや、僕なんて、ただのライターですからね。
そんな落款だなんて、大それたものは、必要ないでしょう!
と、思っていたんですが、今回、ひょんなことから作ることになりました。
以前にも、このブログに書きましたが、新刊の 『あなたにも教えたい 四万温泉』 は、一般書店で販売される本と、四万温泉内で販売される本では、帯(おび) が異なります。
書店売りは、出版元が考えた “「湯力」 再発見” と書かれた黄緑色の帯です。
四万温泉バージョンは、僕の手書きで “何もないとは なんて素敵な ことだろう” と書かれていて、さらに直筆サインと僕が温泉に入っている似顔絵が印刷された、エンジ色の帯です。
実は、この似顔絵が、だいぶ評判がいいんです。
作者は、今回の本のデザインをしてくれたデザイナーでイラストレーターの栗原俊文氏です。
今年の初めに開催された 「小暮淳キャラクターコンテスト」 のグランプリ作品であります。
版画調の似顔絵で、僕が湯舟のなかで横を向いて、気持ち良さそうに湯浴みをしているイラスト。
応募作品の中で、著者も一票を投じたお気に入りの似顔絵です。
で、先日、このイラストが 3.5cm×4.5cm サイズの印章となり、栗原氏より僕のもとへ届けられました。
いやいや、こりゃ、面白い!
書家や画家が使うような落款の重々しさがなくていい!
思わず、「似てる~!」 と笑っちゃうところが、僕のキャラに合っています。
と、いうことで、今後、サインを求められたときには、この落款をサインの下に、ポンっと捺印いたします。
※必要のない方は、「それ、要りません!」 とサインの前に申し出てくださいね。
Posted by 小暮 淳 at 18:34│Comments(5)
│著書関連
この記事へのコメント
落款お使いになられるとなると、小暮大先生になってしまわれちゃうの?
積善館ライブの時に本と握手していただこうと思っていましたが・・・・・・・
遠い存在になっちゃう(涙)
積善館ライブの時に本と握手していただこうと思っていましたが・・・・・・・
遠い存在になっちゃう(涙)
Posted by 草津っ娘? at 2011年09月26日 21:50
草津っ娘?さんへ
とーんでもない!
落款という名の、プリクラシールのようなものです。
ご希望とあらば、手の甲にポン!
とーんでもない!
落款という名の、プリクラシールのようなものです。
ご希望とあらば、手の甲にポン!
Posted by 小暮 at 2011年09月27日 00:42
恥ずかしいですよー。
やはり積善館のご亭主さまにお願いしてust配信してもらおうかしら?
「落款」が最初読めなくて「ごらくいん」かと思い顔が真っ赤になっちゃいました(照)
今からドキドキです。
やはり積善館のご亭主さまにお願いしてust配信してもらおうかしら?
「落款」が最初読めなくて「ごらくいん」かと思い顔が真っ赤になっちゃいました(照)
今からドキドキです。
Posted by 草津っ娘? at 2011年09月27日 21:48
サインの仕様も バージョンが上がったようで
今度は 最新バージョンで お願いします。
日 月と 大峰館に宿泊してきます
某 予約サイトを見ると 順位を 落とした様子
壁]_ ̄) 気になる
温泉品質は抜群なのに……
やはり 小暮様が 湯治宿と観光用温泉の 定義を作り 発表するべきかと?
あとは
県内の 温泉番付を出したら 面白いかも
d(^-^) 投票でもいいかも?
是非 投票権下さいσ(・_・)
今度は 最新バージョンで お願いします。
日 月と 大峰館に宿泊してきます
某 予約サイトを見ると 順位を 落とした様子
壁]_ ̄) 気になる
温泉品質は抜群なのに……
やはり 小暮様が 湯治宿と観光用温泉の 定義を作り 発表するべきかと?
あとは
県内の 温泉番付を出したら 面白いかも
d(^-^) 投票でもいいかも?
是非 投票権下さいσ(・_・)
Posted by momotaka at 2011年09月28日 11:05
momotakaさんへ
同感です。
湯治温泉と観光温泉の区分けは必須ですね。
次回のNHKラジオでは、この湯治温泉と観光温泉の違いについて、お話しします。
同感です。
湯治温泉と観光温泉の区分けは必須ですね。
次回のNHKラジオでは、この湯治温泉と観光温泉の違いについて、お話しします。
Posted by 小暮 淳 at 2011年09月28日 15:10