2012年02月01日
『おやじの湯』 今日から連載
今日の朝日新聞は、もう読まれましたか?
いよいよ今日から、小暮淳の新シリーズ 『おやじの湯』 がスタートしました。
これは、昨年の2月から朝日新聞の群馬版に隔週で掲載している 「湯守の女房」 が、今月で1周年を迎えたことを機に、番外編として読者にお送りする不定期連載です。
シリーズ第1回目の今日は、名湯・四万温泉の 「積善館」 であります。
ご覧になられた人は、驚かれたのでは?
そう、いつもは僕だけが裸ですが、今回は、ご主人までもが一緒に入浴している写真が載っています。
ここが、今回の連載のミソです。
長年、温泉ライターとして雑誌や新聞に連載をしてきましたが、旅館の主人と一緒に入浴する取材は、初の試みです。
新聞社から 「湯守の女房とは、違う切り口の連載ができませんかね?」 と相談を受けたときに、ピーンとひらめいたのですよ。
今までに、どこもやっていない企画をやりたい!
それも、他人が真似しようとしても絶対にできない取材方法で!
それは、群馬県内の温泉を行き尽くし、通い続けた者にしか “体を許さない” 湯守との入浴しかない!と・・・
で、その僕の情熱に答えてくれた第1号の温泉旅館が、四万温泉屈指の老舗旅館 「積善館」 だったのであります。
いやぁ~、写真の中の黒澤さんも僕も、気持ち良さそうに温泉に入っていますねぇ~。
これぞ、体を張った取材であります。
今後のシリーズ展開が、筆者本人も楽しみでなりません。
ちなみに今回も、「おやじの湯」 という題字と頑固おやじのイラストは、木彫家で絵本作家の野村たかあきさんにお願いして描いていただきました。
先生、ありがとうございます。
実は24年前、僕が雑誌記者になりたての頃、最初に取材したアーティストが野村たかあきさんだったのです。
「いつか、この人と組んで仕事ができるような物書きになりたい!」
そう、あこがれていた雲の上の先生だったのです。
それが、今、こうやって僕の原稿に、先生が挿絵を描いてくださっています。
人生は、捨てたものじゃありませんね。
みなさん、夢を絶対にあきらめないで!
情熱を持って、コツコツと続けていれば、必ず叶うときが来ますよ!
引き続き 『湯守の女房』 も、よろしくお願いいたします。
次回は、2月22日(水)の掲載となります。
Posted by 小暮 淳 at 12:29│Comments(0)
│執筆余談