2012年05月07日
猿ヶ京温泉 「猿ヶ京ホテル」②
昨年から僕は、出版の取材でたびたび猿ヶ京温泉を訪ねています。
今年に入ってからでも、すでに12旅館を取材しています。
今日は、また猿ヶ京温泉を訪ねてきました。
でも、今回は、別件の取材です。
赤谷湖の湖底に沈んだ “旧四軒” の1つ、猿ヶ京ホテル(旧・桑原館) を訪ねたのは、半年ぶりのこと。
前回は、3代目主人の持谷明宏さんに会い、旧湯島温泉と猿ヶ京温泉の歴史について話をお聞きしました。
で、今回は女将の美奈子さんへのインタビューです。
「新聞の記事、毎回楽しみに読んでいるんですよ。え、えーっ、本当に私でいいんですか?」
と、取材交渉の電話で喜んでくださった女将さん。
うれしいですね。
そう言っていただけると、こちらも取材のやりがいがあります。
「お待ちしておりました。楽しみにしていたんですよ」
と、大歓迎を受けてしまいました。
(ライター冥利であります)
「今日は、『おやじの湯』 じゃ、ないんですよね?」
とは、一緒に出迎えてくださったご主人。
「ええ、今日は 『湯守の女房』 の取材なんですよ。ちょっと奥様をお借りしますね」
と僕。
なんだか、残念そうであります。
もしかしたら、『おやじの湯』 に出演したかったのかな?
でも、うれしいですね。
それだけ、シリーズが認知されているということです。
『湯守の女房』 とは、昨年の2月から隔週で朝日新聞に僕が書いている連載です。
“湯守”=主人、ですから、その女房、すなわち女将さんへのインタビュー記事です。
で 『おやじの湯』 とは、今年の1月から 『湯守の女房』 の番外編として、不定期にスタートした連載です。
タイトルのとおり、湯を守る頑固おやじたちにスポットを当て、僕が一緒に温泉に入りながら湯談義をするという、画期的なシリーズなのであります。
『おやじの湯』 は、まだ2回しか連載していないのに、すでに業界で注目されているとは、これまたライター冥利であります。
とにかく今日は、午前10時のチェックアウト時間に間に合うように、高速をすっ飛ばして行きました。
なんでか?
お客のチェックアウトが終わると、浴室の掃除が始まるからなんです。
その前に、お約束の僕の入浴シーンの撮影を済ませなくてはなりません。
今日は天気もいいし、名物 「民話の湯」 の露天風呂からは、新緑に萌える山並みと、エメラルドグリーンに水面をたたえる赤谷湖が、それはそれはキレイでしたよ。
女将さんも、「四季折々、どの季節も味わいがありますが、特別、新緑の季節は美しいですね。自然の命の芽吹きは、見ていると、元気になれますものね」 と、これからが一番いい季節だと言います。
山と湖と温泉と・・・
猿ヶ京は、何度訪ねても飽きることがありません。
Posted by 小暮 淳 at 21:01│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
今晩わ!
猿ヶ京は良い宿がありますね!
日帰りだけで泊まりは無いのですけど・・・
以前から比べると宿も減りましたね(涙)
R-17を通過する度に感じます
そうそう前から気になっていました
赤谷湖に沈んだ温泉宿の四軒
僕は1966年生まれです
ビートルズが来日した年に生まれました
赤谷湖に猿ヶ京の沈んだ宿
とても気になります
里山てくてく歩き
やっと書店で発見しましたよ♪
木暮さんは温泉で浴衣でビールを飲んでいる姿の方が似合ってますね(笑)
猿ヶ京は良い宿がありますね!
日帰りだけで泊まりは無いのですけど・・・
以前から比べると宿も減りましたね(涙)
R-17を通過する度に感じます
そうそう前から気になっていました
赤谷湖に沈んだ温泉宿の四軒
僕は1966年生まれです
ビートルズが来日した年に生まれました
赤谷湖に猿ヶ京の沈んだ宿
とても気になります
里山てくてく歩き
やっと書店で発見しましたよ♪
木暮さんは温泉で浴衣でビールを飲んでいる姿の方が似合ってますね(笑)
Posted by うえちゃん at 2012年05月08日 21:33
うえちゃんへ
里山本のお買い上げ、ありがとうございます。
そーですね、いつしか浴衣と裸がユニフォームになってしまいましたね。
赤谷湖に沈んだ “旧四軒” については、今年9月出版予定の本に詳しく書きます。
お楽しみに!
里山本のお買い上げ、ありがとうございます。
そーですね、いつしか浴衣と裸がユニフォームになってしまいましたね。
赤谷湖に沈んだ “旧四軒” については、今年9月出版予定の本に詳しく書きます。
お楽しみに!
Posted by 小暮 at 2012年05月09日 16:00