2012年06月22日
おかげさまで通算30回!
「小暮さん、今回の掲載で通算30回です。祝杯を挙げましょう!」
と電話をくれた I さん。
I さんは、朝日新聞の僕の担当記者です。
何のことかと言えば、僕が朝日新聞の群馬版に連載している 『湯守(ゆもり) の女房』 というシリーズのことを言っているのであります。
『湯守の女房』 は、昨年(2011年) の2月から隔週で掲載している温泉記事です。
群馬県内の湯を守る “「湯守」の女房=女将さん” たちを紹介しています。
この連載が、今週の水曜日(6月20日) で、第27回を迎えました。
実は、この間に、今年の2月から 『湯守の女房』連載1周年を記念して、番外編 『おやじの湯』 シリーズが不定期連載で始まりました。
この番外編が、すでに3回掲載されていますので、通算30回なのであります。
今思えば僕の場合、人との出会い、仕事の縁は、すべて “酒の席” から始まっているのですね。
一昨年の暮れのことです。
知人を通じて、「朝日新聞が温泉の連載をしたいって言ってるけど・・・」 という話がありました。
だったら、「担当者と一度会ってみましょう」 と返事をすると、先方が顔見せの席に指定してきた場所が、“飲み屋” だったのです。
いいですね~!
いきなり初対面で飲み屋とは、すでに会う前から 「この話は絶対にうまく行く」 という自信がありましたよ。
だって、この時点で 「仕事の話をする」 というより、「互いの人となりを見せ合う」 わけですからね。
素面だったら人は装うこともできますが、酒が入ったら本音で語ります。
何よりも、酒好きに悪い人はいませんって!
案の定、I さんとは、初対面とは思えないくらい打ち解けることができ、飲めば飲むほどトントン拍子に話がまとまったのであります。
すでに、この場で 『湯守の女房』 というタイトルも決まってしまいました。
(ちょうど、その年はNHKドラマ「ゲゲゲの女房」が流行った年でした)
まだまだ30回であります。
群馬県内には、90以上の温泉地があります。
温泉旅館は、600軒以上もあります。
根気のいる取材ですが、読者のみなさんが楽しみにしている限り、1人でも多くの女将さんとご主人を紹介し続けたいと思います。
今後も 『湯守の女房』 および 『おやじの湯』 に、ご期待ください。
※(朝日新聞掲載の 『湯守の女房』 は、当ブログ内 「お気に入り」 よりバックナンバーを閲覧することができます)
Posted by 小暮 淳 at 18:48│Comments(0)
│執筆余談