2012年11月01日
大胡温泉 三山の湯 「旅館 三山センター」⑤
ずーっと、気になっていたんです。
「東京の大学から温泉の検査をしたいっていう電話があったのよ。どうも小暮さんの記事で、うちの湯のことを知ったらしいわよ」
と、大胡温泉の一軒宿 「旅館 三山センター」 の女将、中上ハツヱさんから電話があったのは、半月ほど前のことでした。
気にはなっていたんですけれど、なんだかんだと忙しさにかまけて、なかなか訪ねることができませんでした。
でも、今日やっと、女将さんに会いに行ってきました。
「ほんと、小暮さんの読者っていうお客さんが多いわよ。小暮さんに記事を書いてもらわなかったら、うちは、とっくにつぶれていたわね」
なーんて、会うなり、うれしいことを言われてしまい、気分はゴキゲンになってしまいました。
フロントには、ドーンと僕の著書が山積みにされています。
また、館内のいたるところに、僕が雑誌や新聞に書いた記事のコピーがペタペタと貼られています。
なんだか、体中がくすぐったくなってきましたよ。
まるで、これでは、僕がオーナーをしいてる旅館みたいじゃありませんか!?
「小暮さんって、どんな人ですか?って、よく訊かれますよ」
「で、女将は、なんて答えてるの?」
「笑顔が、とっても可愛い人よ、って」
オイオイ、勘弁してくださいよ。
50代半ばのオヤジをつかまえて、“笑顔が可愛い” は、ないでしょう!
ほかに、別の答え方はないの?
僕の読者だって、きっと違う答えを待っていると思いますよ。
で、本題であります。
女将が僕に電話をくれた2日後。
やって来たのだと、言います。
「こういう人が、若い人を連れて訪ねてきたのよ」
と言って、女将が差し出した名刺は・・・
うげーーーっ!
な、な、なんですと~~!
「○○大学教授 工学博士」 と書かれていました。
東京の有名な大学の教授が、直々に、訪ねて来たということです。
「私さ、その日は忙しくてさ、バタバタしていたものだから、良く覚えていないのよ。たぶん、ポリ容器かなにかに温泉をくんで帰って行ったと思うのよね」
ったく、女将ったら、そこが肝心なところじゃないの!
ちゃんと、しっかり思い出してちょーだいよ!
では、なんで大学教授は、大胡温泉の湯を採取しに来たのか?
僕の読者ならば、みなさんご存知ですよね。
そうです!
井戸水だと思って長年使っていた水が、実は温泉で、しかも女将さんをはじめ、たくさんの人のリウマチを治したという “奇跡の湯” だったのです。
(詳しくは、当ブログの大胡温泉 三山の湯 「三山センター」①~④を参照)
今日は、名物の 「もつ鍋」 をいただいて、もちろん、しっかり “奇跡の湯” にも浸かって、ポッカポッカに温まって帰ってきました。
女将さん、大学からの検査結果が出たら、ちゃんと僕に報告してくださいね!
Posted by 小暮 淳 at 20:42│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
すいません
笑顔がカワイイ とおもってます!
三山温泉凄い事になってますね、3,11を待たず行きたくなりました。
震災の日いらい温泉に入らず、そして三山で始まるのも何かの縁かなと
本屋で、続・群馬の逆襲 ありましたよ。
入口前の特設コーナーになってました。
笑顔がカワイイ とおもってます!
三山温泉凄い事になってますね、3,11を待たず行きたくなりました。
震災の日いらい温泉に入らず、そして三山で始まるのも何かの縁かなと
本屋で、続・群馬の逆襲 ありましたよ。
入口前の特設コーナーになってました。
Posted by ぴー at 2012年11月02日 09:23
ぴーさんへ
さっそく、チェックしてくれたんですね。
ありがとうございます。
どの書店に行っても、一番目立つ場所にドーンと積まれていますね。
ベストセラー、間違いなしです!(うらやましい)
さっそく、チェックしてくれたんですね。
ありがとうございます。
どの書店に行っても、一番目立つ場所にドーンと積まれていますね。
ベストセラー、間違いなしです!(うらやましい)
Posted by 小暮 at 2012年11月03日 17:59