2013年03月05日
紙上温泉講座
某新聞社から、コラム連載の依頼がありました。
それ自体は珍しいことではないのですが、変わっているのは、その内容です。
「温泉講座を書いてほしい」 と・・・
“講座” と名の付く仕事は、今までにいくつもやってきました。
公民館などに呼ばれて、講演会スタイルでお話をしたり、数回に分けてセミナーを開いたり。
またバスで温泉地をめぐる野外講座は、毎年、2教室で開催しています。
ここ数年多いのは、企業や団体からの依頼です。
総会や研修会に講師として呼ばれて、温泉の話をします。
以前、NHKのFMラジオでは、1年間かけて温泉番組を担当しました。
1回の放送が25分もありましたから、毎回かなり詳しい、マニアックな温泉話をすることができました。
と、いうこで、“講座” となると、どうしてもスピーチのイメージが強いんですね。
それが今回は、新聞紙上で行うという。
<内容は、温泉のことを何も知らない人が読んでいるうちに、次第に通になるという構成>
と、担当者は言います。
う~ん、まさに、いつも僕が開いている温泉講座であります。
<温泉の種類はおろか、源泉、配湯、かけ流し、循環、ろ過、加水、加温などの言葉を聞いたこともない人に一から説明し、連載で一度その言葉を説明した後は、それを前提にだんだんレベルアップを図る>
とは完全に、初級→中級→上級と進むセミナーであります。
面白いことを考えるものです。
なんだか、楽しそうな企画であります。
しかも、新聞という媒体がいい!
なんだかんだネット社会だといっても、ネットでは興味のある人にしか読んでもらえません。
でも新聞ならば、不特定多数の人が見ますから、まったく温泉に興味がない人にも、温泉の素晴らしさ、特に群馬の温泉の魅力を存分に伝えられるということです。
これは、一気に、群馬の温泉の知名度をアップさせる絶好のチャンスではありませんか!
と、いうことで、現在、綿密に担当者と打ち合わせを進めております。
早ければ、来月から連載がスタートする予定です。
詳しいことが決まり次第、このブログにて、ご紹介したいと思います。
楽しみに、お待ちください。
Posted by 小暮 淳 at 18:10│Comments(0)
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