2013年07月23日
上の原温泉 「水上高原ホテル200」②
2009年の4月から僕は、NHK文化センター前橋教室の温泉講座講師をしています。
早いもので、今年度で5年目を迎えました。
毎年、毎年、新講座が開講するのが楽しみなのですが、そのためには講座候補地の温泉をピックアップして、スケジュールを組まなくてはなりません。
新年度になると、数名の受講生の入れ替えがありますが、5年前から毎年受講している人もいます。
ので、一度行った温泉には行けません。
また、春夏秋冬、季節を考えて、花や新緑、紅葉、雪景色なども考慮したコースを選択します。
で、毎年、頭をひねるのが、この時期です。
そうじゃなくてもクソ暑いのに、さらに熱い温泉に入るわけですからね。
なるべくなら涼しい場所にある温泉へ連れて行ってあげたいのです。
と、なると、標高の高いところ!
と、いうことで、7月講座の今日は、群馬県最北の地、みなかみ町にある 「上の原温泉」 へ行ってきました。
涼し~い!のなんのって、下界(前橋市や高崎市) とは10度ほど気温が違います。
完全に、避暑地であります。
だからでしょうか、一軒宿には観光バスが何台も来てましたし、館内は夏休みを楽しむ家族連れで大変にぎわっていました。
一軒宿というと、どうしても、ひなびた旅館をイメージしてしまいますが、ここはリゾートホテルです。
しかも、ゴルフ場もテニスコートもあり、話題の 「フォレストジップライン」(森の中をワイヤーを使ってターザンのように滑空する遊具) など、自然を満喫するアクティビティにあふれています。
※(ホテルの概要については、2012年8月24日「上の原温泉 水上高原ホテル200」を参照)
でもね、なんと言っても話題は、ここの温泉なんです。
pH 9.1とpH 9.4 というアルカリ性単純温泉が湧く2本の源泉を所有しています。
しかも湧出量は、合わせて毎分100リットル以上!
高濃度のアルカリ性単純温泉らしい “ツルスベ” 感は、今日も入浴客を驚かせてくれました。
「うわ~、本当だ! ヌルヌルしますね」
「ツルツル感が、凄いですね」
と、受講生たちにも大好評。
そして、もう1つ人気だったのが、昼食でした。
いつもは、たいがい和食料理なのですが、こちらはホテルです。
イタリアン&フレンチのコースをいただきました。
みなさん、ナイフとフォークに戸惑いながらも、
「先生、たまには、こういうのもいいね」
なーんて、受講生イチ飲兵衛のNさんは、珍しく日本酒ではなくワインなんか注文していましたよ。
いい温泉、おいしい料理、たのしい講座
「ああ、温泉ライターになって良かったなぁ~」
と、至福を感じるひとときを過ごしました。
受講生のみなさ~ん!
来月は、さらに標高の高い涼しい温泉地へ行きますよ!
それまで、熱中症にはくれぐれも気をつけて、元気に夏を乗り切ってくださいね。
Posted by 小暮 淳 at 21:25│Comments(0)
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