2013年11月20日
今日の朝日新聞
今日の朝日新聞を見て、「あれ?」 と思われた読者がいたかもしれませんね。
僕は現在、朝日新聞の群馬版に毎週水曜日、『小暮淳の温泉考座』 というコラムを連載しています。
おかげさまで順調に回を重ね、今日が30回目の掲載日のはずでした。
でも、時として、新聞には誌面上の都合という編集サイドの事情により、急きょ掲載内容が変更される場合があります。
それが、今日だったのです。
でも、さすが天下の朝日新聞ですね。
ちゃーんと、読者のためにお知らせ文を載せています。
<「小暮淳の温泉考座」 は休みました。>
とね。
筆者としては、うれしいかぎりです。
この一文が、あるのと、ないのとでは、読者の反応が違いますものね。
「あれ、今日が掲載日じゃなかったっけな? 自分の記憶違い?」
「過激なことばかり書いているから、ついに小暮さんは降ろされたのかな?」
なーんてね。
担当者およびデスクに、お礼を申し上げます。
実は2日前、新聞社より電話がありました。
「誌面の都合で、水曜日の掲載がズレる可能性が出てきました。その場合、数日ズラすのか、丸々1週間ズラすのか、現在、検討中です」
とのこと。
そして昨晩、再度、電話があり、
「毎週、水曜日の掲載を楽しみにしている読者もいますので、曜日をズラすことはやめました。お知らせ文を入れて、予定していたコラムは、1週間先送りにします」
との連絡を受けました。
筆者にも読者にも配慮した丁寧な対応に、
「ああ、なんて気持ちがいいのだろう」
って、感心しました。
そして、
「よーし、頑張って、これからもジャンジャン書くぞーーっ!」
って、意欲まで湧いてきたのです。
一見、新聞の編集って、事務的に行われているように思われがちですが、こんな小さなコラム1本にも、編集者は気を遣ってくださっているのですね。
ただただ、感謝であります。
誌面の隅っこに載った、わずか2行の文章に、ホッコリと心が温かくなった1日でした。
Posted by 小暮 淳 at 18:09│Comments(0)
│執筆余談