2014年03月03日
若山牧水ゆかりの宿
歌人の若山牧水は、大正11 (1922) の10月14日~28日までの14日間に、群馬県内の9ヶ所の温泉地を旅しています。
長野県の星野温泉から群馬県に入り草津温泉、花敷温泉、沢渡温泉、四万温泉、法師温泉、笹の湯(現・猿ヶ京)温泉、湯宿温泉、老神温泉、白根温泉とめぐり、金精峠を越えて日光湯元温泉へと向かいました。
この旅のエピソードは、のちに 『みなかみ紀行』(大正13年) と題して紀行文を発表しています。
え? 『みなかみ紀行』 なのに、水上温泉へは行かないのかって?
タイトルの 「みなかみ」 とは、源流旅行のことなんですね。
ここでは吾妻川や片品川のことです。
利根川の源流である湯原温泉(現・水上温泉) や湯檜曽(ゆびそ)温泉、谷川温泉へは、それ以前の大正7年に旅しています。
で、『みなかみ紀行』 から約90年が経ちました。
牧水が立ち寄った温泉宿のほとんどは、廃業もしくは経営者が変わり、泊まった宿も建て替えられています。
が、現在でも当時の建物が残っている宿が、3軒だけあります。
さて、その宿とは?
次回、僕がコメンテーターを務める群馬テレビの 「ニュースジャスト6」 では、今でも現存する牧水ゆかりの宿をご紹介します。
牧水が泊まった部屋、
牧水が浸かった風呂、
牧水が食べた料理・・・などなど。
牧水ファンは、必見ですぞ!
いえいえ、温泉ファンにも楽しめる内容になっていますので、ご興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。
●放送局 群馬テレビ(地デジ3ch)
●番組名 「ニュースジャスト6」
NJウォッチのコーナー
●放送日 3月7日(金) 18:00~18:30
●ゲ ス ト 小暮 淳 (温泉ライター)
●テーマ 「若山牧水ゆかりの宿」
Posted by 小暮 淳 at 20:49│Comments(0)
│温泉雑話