2014年06月16日
“ふんどし” の意味
昨日は、「父の日」 でした。
僕はふだん、両親の介護をしているので、常に “子” であり、“息子” である意識は持っているのですが、考えてみれば僕も人の “父親” だったのであります。
あわただしく過ぎて行く日々の中で、“父親” としての自分を意識することは、ほとんどありませんが、昨日ばかりは 「人並みに父親なのだ」 と実感しました。
僕には3人の子供がいます(孫も1人います)。
長女はすでに嫁いでいて、同居はしていません。
来年の就職が内定し、バイトに明け暮れている大学4年の息子と、来年は高校受験を控えている中学3年の次女が、僕ら夫婦と寝食を共にしています。
「はい、これは私から父の日プレゼントね」
と食後のテーブルに、デザートとして出されたのは、クレープでした。
それもチョコクレープです。
なんてことは、ありません。
次女は、自分が食べたかったモノを家内に買ってもらったようです。
「なんだよ、お母さんが買ったんだろ?」
と突っ込めば、
「お父さんの分は、私が払ったんだからね!」
と猛反撃。
ここは、素直に 「ありがとう」 と感謝の気持ちを伝えました。
バイトから帰った息子から、いきなり包みを渡されました。
「なんだ、これ?」
「ああ、父の日」
と、そっけない返事。
いつもなら決まって、缶ビールなのになぁ~?
と思いながら、取り出してみると・・・
な、な、なんだぁ~、こりゃゃゃゃゃゃ!!!!!!!
「ああ、ちょっと変わっているけど。お父さんに…」
小箱のパッケージには 「ふんどし」 の文字が!
そして、サムライのような若者が、ふんどしをして、左手に刀を持って立っているイラストが描かれています。
“ふんどしみたいなスースー感”
“軽くて、爽快、しめつけ軽減”
“何もつけていないような開放感が心地よい”
「ふんどしパンツ」 と書かれていました。
「あ、あ、ありがとうな」
と、やはりここは素直に、お礼を言いました。
一夜明けて、
「あのさ、なんで、オレに “ふんどし” なんだろうなぁ~?」
今朝、家内に言うと、
「変わり者の父親だからじゃないの!」
と、一喝。興味がないようです。
<褌(ふんどし) を締めなおせ>っていう意味なのだろうか?
「いい歳をして、毎日プラプラしてないで、まともな職に就いてくれよ」 っていう息子からダメ親父へのメッセージなのかもしれませんね。
いや、まてよ!
♪もしかしてだけど~、もしかしてだけど~、
「ムスコをやさしく包んでほしい」 っていう意味なんじゃないの~♪
Posted by 小暮 淳 at 20:53│Comments(5)
│つれづれ
この記事へのコメント
今朝の上毛新聞にフンドシの記事が出てますね。
リラックスできて体にも心にも良いみたいですね。
リラックスできて体にも心にも良いみたいですね。
Posted by 優・寛の母さん at 2014年06月17日 08:03
『おやじー、撮影のとき使ってくれ』と、無言ながらの新ユニフォームの提案?
あくまでも想像ですから…(笑)
あくまでも想像ですから…(笑)
Posted by ぴー at 2014年06月17日 15:33
優・寛の母さんへ
ふんどし女子が、急増中 !?
男女ともに、ブームらしいですね。
と、いうことは、流行の最先端をプレゼントされたということですね。
息子に感謝! ムスコもよろこんでます。
ぴーさんへ
なるほど~!
いつも全裸で出ているから、せめて 「ムスコくらい隠せよ」 と息子が気を効かしてくれたわけですね。
ふんどし女子が、急増中 !?
男女ともに、ブームらしいですね。
と、いうことは、流行の最先端をプレゼントされたということですね。
息子に感謝! ムスコもよろこんでます。
ぴーさんへ
なるほど~!
いつも全裸で出ているから、せめて 「ムスコくらい隠せよ」 と息子が気を効かしてくれたわけですね。
Posted by 小暮 淳 at 2014年06月17日 20:33
褌も混浴も西洋の影響で廃れていったもの。
Posted by まさがた at 2014年06月18日 08:47
まさがたさんへ
ですね。
日本は 「湯を浴む」 文化、西洋は 「体を洗う」 文化。
入浴のスタイル1つ比べても、まったく異なります。
古き良き、日本の湯浴み文化を残したいですね。
ですね。
日本は 「湯を浴む」 文化、西洋は 「体を洗う」 文化。
入浴のスタイル1つ比べても、まったく異なります。
古き良き、日本の湯浴み文化を残したいですね。
Posted by 小暮 淳 at 2014年06月18日 13:56