2014年11月02日
面影さがし
「43年なんて、あっという間ですね」
と、涙をためながら語ったE先生。
「あれから43年も経ったんだものなぁ」
と、しみじみと互いの顔を見つめあったH君。
43年って、長いんかね、短いんかね。
昨晩は我が母校、M小学校昭和45年度卒業生同窓会が開催され、43年ぶりに懐かしい顔と再会をしてきました。
今年の6月、中学校の同窓会があり、40年ぶりに旧友に会った時もミラクルワールドでしたが、今回は小学校です。
さらに、魔法の世界に迷い込んできました。
だって、最後に会ったのはお互い “子供” だったんですからね。
それが、大人になって、結婚して、家庭を持って、子供を育てて、孫がいてもおかしくない年齢になっているわけです。
でも、分かるものですね。
そーっと、近づいて、首から提げている名札をみて・・・、もう一度、顔を見て、
「おおおおおおーーーっ!」
と、互いに大声を上げて叫びながら、握手をしたり、ハグをしたり、それはそれは狂喜乱舞をするわけです。
どちらかというと女の子(?) のほうが、面影が残っているんですね。
ぽっちゃりしていた子は、やっぱり太めのオバサンになっていたし、
目の大きかった子は、相変わらずクリクリした瞳をしていました。
各クラスのマドンナたちも健在でした。
決して、我々男性陣を裏切ることはありませんでした。
でもね、
「うち、来月、3人目の孫が生まれるのよ」
なんて言われると、自分のことは棚に上げて、ちょっぴりショックだったりするわけです。
6月の中学校の同窓会は、約200人もの出席者がいたため、会場はてんやわんやのしっちゃかめっちゃかでしたが、今回の出席者は45人。
会場も小さかったため、たくさんの同級生たちと話をすることができました。
なによりも、マイクを回して、全員がスピーチしたのが良かったですね。
仕事は何をしているのか? どんな人生だったのか? 家族は? などなど先生と卒業生全員が近況報告をしました。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ去るものです。
司会の幹事から閉会のスピーチがありました。
「えー、次回は4年後、還暦に同窓会を行いたいと思います。そして、その時は、4組の小暮君推薦による温泉旅館にて、泊まりでやりましょう! 小暮君、次回は幹事をよろしくお願いします」
だとーーーっ!
みんな、僕が温泉ライターをやっていることを知っていたんですね。
そこまで言われたら、断るわけにもいきませんよね。
おまかせください!
でも、それまでみんな、健康で、元気でいてくださいね。
Posted by 小暮 淳 at 21:41│Comments(0)
│つれづれ