2015年09月30日
高齢者予備軍
「私は開演の1時間前に来たんですけど、すでに先生は会場にいて、マイクのテストをしていたんです。大変驚きました。また事前に会場の下見にも来ていらっしゃるんですよ。その熱心さに、感動しました」
なーんて以前、講演会の主催者がスピーチしてくれたことがありましたが、全然違うんですよ。
ただ単に、ヒマなだけなんです。
もしくは、心配性なんですね。
会場の場所を確認したり、雰囲気をつかんでイメージトレーニングをしないと不安な性分なのですよ。
※(2015年2月2日 「下見はイメージトレーニング」 参照)
ということで、今日も来月開催される講演会の打ち合わせを兼ねて、前橋市北部の公民館を訪ね、会場の下見をしてきました。
3年ほど前からでしょうか。
企業や団体に加えて、群馬県内の公民館からの講演やセミナー依頼が増えました。
なんでも公民館というのは横のネットワークが強いらしくて、「○○公民館でもやりましたよね。ついては、うちでもお願いします」 なんていう具合に、講師の情報が広がっていくようです。
たまに一般公開される講演会もありますが、大概の場合、地域のお年寄りを対象にしたセミナーがほとんどです。
「高齢者教室」 とか 「高齢者大学」 と呼ばれる学習講座です。
で、その対象年齢はというと、ほとんどが “60歳以上” なんです。
えええーーーっ! 60歳で高齢者なんですかーーーっ!!!
と、僕も最初はビックリしました。
確かに、サラリーマンなら定年退職する年齢ですが、まだまだ現役で頑張っている人たちが多い年齢であります。
だからか最近は “高齢者” という言葉が敬遠され 「いきいき教室」 や 「はつらつ教室」 なんてネーミングを変えて開催されているところもありますが、対象年齢は同じです。
実は僕、この夏に誕生日を迎えまして、満57歳になりました。
そうなんですよ、年々、その対象年齢に近づいているわけです。
ということは、僕もすでに高齢者予備軍?(ちょっとショック!)。
ま、実際、講演会場に来られ受講者というのは、70代~80代が中心なんですけどね。
でも、やっぱり気にさわるんですよ。
高齢者という言葉が……。
なんとかなりませんかねぇ~。
せめて対象年齢を、あと10歳引き上げるとか……。
Posted by 小暮 淳 at 23:12│Comments(0)
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