2017年02月22日
目指せ! 2.07
先日、新聞に 「合計特殊出生率」 というのが出ていました。
15~49歳の 「1人の女性が生涯に産む子どもの数」 を推定した数字だそうです。
これによれば2015年の合計特殊出生率の全国平均は1.45人で、少子化の現状が浮き彫りにされました。
ちなみに群馬県は1.49人で、全国平均を上回っているものの大差はありません。
なんでも1人の女性が2.07人産まないと、現在の人口は維持できないそうです。
でも、そうですよね。
単純に考えて、1組の男女が結婚して、生まれてくる子どもが2人以下では人口は減少します。
しかも生涯未婚だったり、出産を経験しない人もいますから最低2人以上は必要となります。
で、気になって全国の表を見てみました。
平均2.07人以上産んでいる県は、いくつあるのだろうかと!
すると、驚いたことにゼロなんです!!!
1位の沖縄県ですら、1.96人ですからね。
これでは、日本の人口は減る一方です。
まさに “少子高齢化” であります。
年寄りの寿命は延びていますものね。
でもね、群馬県内にはあるんです!
2.07人以上子どもを産んでいる村が~ッ!!
それは、上野村と川場村です。
上野村が2.29人、川場村が2.13人。
やっぱり都会より田舎の方が、子育てには環境が良いのかなと思ったのですが、そうとも限らないようです。
県内35市町村での最下位は、片品村で0.82人なのですからね。
ちなみに全国最下位は、やっぱりというか、東京都で1.24人でした。
でも、これってどういうことなのでしょうか?
都会より出生率の高い田舎と低い田舎があるって?
一概に子育て環境だけの理由ではなそさうですね。
Posted by 小暮 淳 at 17:38│Comments(0)
│つれづれ