2017年06月05日
絶景の天空遊覧を楽しむ
今朝、朝刊を開いて驚いた!
上毛新聞、18面(最終面)。
でかでかと、拙著新刊の広告が載っていました。
もちろん、著者といえども初めて見る広告です。
“絶景の天空遊覧を楽しむ”
最初に目に飛び込んで来たのは、このキャッチコピー!
そして、青い空に浮かぶ温泉街と緑の山稜。
<言わずと知れた群馬の名湯。春夏秋冬、多くの観光客が訪れる。だが、案外知られていない面もある。「黄金(こがね)の湯」「白銀(しろがね)の湯」と命名された金銀に輝く源泉もその一つ。>
リード文の隣には、『金銀名湯 伊香保温泉』 の表紙が、伊香保嶺(榛名山) の山肌に立てかけられています。
<東京オリンピック・パラリンピックを見据え、伊香保はますます進化する。首都圏からのアクセスも良いメダル色に輝く湯につかって絶景の天空遊覧を楽しむ贅沢。>
つくづく本というものは、たくさんの人の手により世に送り出されているのだと思いました。
決して著者一人の力では、成し得られない総合作品なのであります。
取材と文章までは、僕が担当します。
でも、そこから先は、それぞれの分野のプロに託すことになります。
ディレクターがいます。
カメラマンがいます。
デザイナーがいます。
印刷・製本技師がいて、出版・制作・営業担当者がいて、直接読者に本を売ってくださる書店員さんがいます。
新聞広告を見ていたら、たくさんの人の顔が次から次へと浮かんできました。
広告には、僕が今回取材した44軒すべての旅館・ホテル名が掲載されています。
その一つ一つの名前を読み上げるたびに、お世話になったご主人や女将さん、支配人たちのことを思い出します。
たかが1冊の本ですが、たくさんの人の思いが込められているのです。
ぜひ一度、手に取ってご覧ください。
そして湯の舟に乗って、絶景の天空を舞う遊覧をお楽しみください。
Posted by 小暮 淳 at 12:24│Comments(0)
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