2017年07月05日
夏を知らせに
「おおおおーっ、カッチョイイ~!!」
昨晩、遅くのこと。
ひと仕事を終えて、パソコンの電源を落として、缶チューハイのプルタブを引いた時でした。
ふと目の前の窓に目をやると、網戸に、大きな黒い塊が張り付いています。
<ギェッ! ゴキブリ?>
でも、目を凝らして、よーく見ると、角があります。
それも、湾曲した立派な角です。
そう、ノコギリクワガタのオスであります。
思わず、「カッチョイイ~!!」 と叫んでしまいました。
長年の読者さんは、覚えていると思いますが、我が家には毎年、この季節になるとカブトムシがやって来ます。
もう何年も続けて、僕の仕事場に遊びに来ています。
でも今年は、まだ現れません。
その代わりにか、ノコギリクワガタが早々に、夏を知らせに来てくれました。
この土地に引っ越してきて、23年目の夏です。
当初に比べれば、野原も田畑も雑木林も、だいぶ消えてしまいました。
それでも生き物たちは、住みかを追われながらも、こうしてたくましく生きているのですね。
ケーン! ケーン!
今日は朝から隣の空き地で、キジが鳴いています。
がんばれ、がんばれ、生き物たち!
今年も夏がやって来ました。
Posted by 小暮 淳 at 14:16│Comments(0)
│つれづれ