2017年09月23日
殺人トング?
我が家から実家へ行く途中に、話題の惣菜店 「D」 があります。
この店で食品を購入した人たちが腸管出血性大腸菌O-157に感染し、ついに死者まで出てしまいました。
すでに閉店しているため、店内はブルーシートに覆われていて、駐車場は閑散としています。
なのに昨日、1台のタクシーが停まっていました。
信号待ちで見ていると、タクシーの中からテレビ局の腕章を付けた男性が出てきて、小型のカメラをまわしていました。
事件は、まだ未解決です。
“殺人トング”
ドキッとする見出しが、目に飛び込んできました。
昨日発売された週刊誌の記事です。
最初、感染経路はポテトサラダだとされていました。
ところが亡くなった女児は、ポテトサラダは食べていません。
食べたのは、「D」 で買った炒め物の惣菜です。
加熱食品です。
これにより感染経路の特定は、製造場所から販売場所へと移行しました。
そして浮上したのが、惣菜を客が取り分ける “トング” です。
新たな容疑者の出現で、話は二転三転しています。
「ファミレスのサラダバーは大丈夫なのか?」
「ホテルのバイキングやビュッフェ形式の宴会・パーティーは?」
いつしか、トングが悪者扱いです。
まだ犯人だとは、決まったわけじゃないのにね。
でも、テレビや雑誌などマスコミは、こぞってトング使用の危険性を報じています。
疑わしきは、悪ですか?
疑わしいのだから、なぜ原因が解明されるまで、報道を待てないのでしょうか?
もし感染源や感染経路が、まったく別のところあったら、どうするのですか?
責任はとれるのでしょうか?
20日、群馬県と埼玉県と栃木県にある 「D」 の全17店舗が閉店してしまいました。
僕のまわりでは、「おいしかったのに」 「便利だったのに」 と残念がる声が多く聞こえてきます。
真実は、どこだ!
一日も早い原因の究明が待たれます。
Posted by 小暮 淳 at 12:19│Comments(0)
│つれづれ