2017年10月21日
下仁田温泉 「清流荘」⑨
昨日、下仁田温泉(群馬県甘楽郡下仁田町) の一軒宿、「清流荘」 に行ってきました。
取材です。
でも、クルマで行ったのではありません。
5時間歩いて、たどり着きました。
僕は、2006年から高崎市のフリーペーパー 『ちいきしんぶん』(発行/ライフケア群栄) に、「里山をゆく」 という紀行エッセイを連載しています。
その一部は、すでに 『ぐんまの里山てくてく歩き』(上毛新聞社) というタイトルで本になり出版されているので、他の地域にお住まいの方でも知っているかもしれませんね。
で、この本には、サブタイトルが付いています。
“電車とバスで行く”
そうなんです。
温泉と酒が好きな僕は、山歩きをした後は、温泉に入りたいし、酒も飲みたい!
ということは、クルマは利用できません。
ならば、公共交通機関だけを使って移動すればいい!
ということになり、スタートした連載企画なんです。
世の中には、山と温泉と酒が好きな人が多いんですね。
連載を開始すると、人気シリーズとなり、本まで出版されました。
で、このシリーズが、11年経った現在でも、まだ続いているのです。
上信電鉄の高崎駅を午前9時に出発した電車は、1時間後に下仁田駅に到着しました。
そこから「清流荘」 までは、直線で歩けば、わずか20分ほどの距離です。
でも、たどり着いたのは、午後3時でした。
はてさて、僕は、どこをどう歩いたのでしょうか?
泥だらけになり、両脚のふくらはぎと太ももは、筋肉痛でパンパンであります。
温泉に浸かった時は、まさに 「極楽!」 のひと言。
全国でも希少な炭酸泉の湯が、全身を揉みほぐしてくれました。
湯上がりのビールが、うまかったことは、言うまでもありません。
それにしても僕は、“持って” ます!
昨日は、1度も雨具のお世話になりませんでしたもの。
一時は、雲の切れ間から日が差したくらいです。
やっぱり、究極の “晴れ男” のようですよ。
Posted by 小暮 淳 at 11:47│Comments(0)
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