2018年01月04日
天命元年
「今年は、天命元年ですか。いいですね」
毎年決まって、年賀のあいさつに伺うと、先生の第一声は、この “元年” 話から始まります。
先生とは、木彫家で絵本作家のN先生のことです。
先生と出会った30数年前から、僕は年賀状に “○○元年” と題して、必ずその年の目標を記しています。
ちなみに昨年は、「マルチ元年」 でした。
本業であるライターの枠を超えて、与えられたものは何でも挑戦して、こなして行こう!と、宣言しました。
結果、昨年は新年早々から某ミュージシャンのレコーディングに参加したり、某銀行での温泉講座講師を引き受けたり、ラジオやテレビのコメンテーターや旅番組のナビゲーター、雑誌や新聞からインタビューされる機会が増えました。
まさに “○○元年” は、僕にとって有言実行への指針となるキーワードなのであります。
で、今年、僕が選んだ言葉は、「天命元年」 です。
<人事を尽くして天命を待つ> といいます。
また、孔子は <五十にして天命を知る> といいました。
孔子と違い、僕は凡人ですから50歳では、天命を知ることはできませんでした。
でも、僕もやっと人並みに、“天命” を知る齢(よわい) を重ねる歳となりました。
今年、還暦(60歳) を迎えます。
もっともっと、あれも、これも、やりたかったとは思います。
でも、若い頃のように、あれも、これも、やりたいとは、もう思いません。
60年も生きてきたんだもの。
やるだけのことは、やってきた。
と、思うのです。
だってサラリーマンだったら、定年退職する歳ですからね。
とりあえず僕も、ここらで人生の “第一章” に、責任をとろうと思います。
すべての評価を、甘んじて受けます。
60年間の僕の生き方に、世間が出してくれた答えが、結果であると……。
良くも、悪くも、それが僕の人生の第一章とします。
さて、審判の年が明けました。
もう、逃げも、隠れもしません。
さあ、みなさん、僕の半生をご自由に評価してください。
Posted by 小暮 淳 at 13:41│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。
小暮先生の評価など弟子の立場として、とてもできませんが
還暦を通り越した人間として、一言言わせていただいても良いかなと。
60歳を過ぎたら、趣味や旅行で楽しい老後が過ごせると思っていたのに、
現実は、そんなに甘いものではありませんでした。
年金生活などとてもできない時代になり、一生懸命働いて何とか生きているという状況です。
いつまで働き続けるのか、健康なら死ぬまで働き続けるのか、人生設計が全くできていません。
人事を尽くしていないので、こんな時に天命がやってきてもらっても困るのです。
でも、天命が来たときは、従うしかありません。
60歳で天命元年と思われた小暮先生は、かなりのことをやってきたという自負があるからなのでしょう。
とても素晴らしいことだと思います。
ぜひ今後は、難攻不落の日本一の温泉を攻め込んでいただきたいと思っています。
小暮先生の評価など弟子の立場として、とてもできませんが
還暦を通り越した人間として、一言言わせていただいても良いかなと。
60歳を過ぎたら、趣味や旅行で楽しい老後が過ごせると思っていたのに、
現実は、そんなに甘いものではありませんでした。
年金生活などとてもできない時代になり、一生懸命働いて何とか生きているという状況です。
いつまで働き続けるのか、健康なら死ぬまで働き続けるのか、人生設計が全くできていません。
人事を尽くしていないので、こんな時に天命がやってきてもらっても困るのです。
でも、天命が来たときは、従うしかありません。
60歳で天命元年と思われた小暮先生は、かなりのことをやってきたという自負があるからなのでしょう。
とても素晴らしいことだと思います。
ぜひ今後は、難攻不落の日本一の温泉を攻め込んでいただきたいと思っています。
Posted by ヒロ坊 at 2018年01月04日 15:14
ヒロ坊さんへ
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ま、生活自体は、何も変わらないのですが、ダラダラと生きていても仕方がないので、とりあえず60年を一区切りとしました。
残りの人生は、この60年で得たものを、どう生かすか?
どう世の中に還元できるのか?
そんな “第二章” を描けたらと思っています。
ぜひ、お力を貸してください。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
ま、生活自体は、何も変わらないのですが、ダラダラと生きていても仕方がないので、とりあえず60年を一区切りとしました。
残りの人生は、この60年で得たものを、どう生かすか?
どう世の中に還元できるのか?
そんな “第二章” を描けたらと思っています。
ぜひ、お力を貸してください。
Posted by 小暮 淳 at 2018年01月05日 11:27