2018年08月06日
だれにでもドア
昨日は、「フリッツ・アートセンター」(前橋市敷島町) で開催中の絵本作家・野村たかあきさんの原画展会場にて、ゲストに呼ばれ、トークショーを行って来ました。
予想以上の来場者があり、とても楽しいひと時を過ごすことができました。
というより、正直、感動すら覚えました。
ふだんから僕は、講演やセミナーを行っていますが、これらはすべて温泉がテーマです。
よって聴講される人たちも、主催者や関係者、または温泉ファンがほとんどです。
ときどき、僕の友人・知人が冷やかしに現れることはありますが、それはかなり稀なことであります。
でも、昨日の客層は違いました。
もちろん、知名度からして野村さんの集客力に負うところが大きかったのですが、僕の関係者もかなり来場されました。
温泉関係者や読者もいましたが、40年以上ぶりに会う同級生や兄の友人、友人のお姉さん……
昔、編集の仕事でお世話になった先輩たちも駆けつけてくれたりして、さながら僕にとっては “人生の同窓会” のようでした。
また、僕と野村さんが出会った30年前から2人を知る共通の友人の顔もあり、懐かしいやら、照れくさいやら、でも、メチャクチャうれしいやらで、最高の記念日となりました。
で、僕は、思ったのであります。
ドラえもんは、「どこでもドア」 という道具を使って、自由自在に好きな所へ行けるけれど、もしかしたら僕も “魔法” を使えるようになったのかもしれないって。
その魔法とは、名づけて 「だれにでもドア」!
もし、僕がふつうの勤め人をしていたら、60歳のときに、こんなにもたくさんの友人や知人、読者たちに出会えたでしょうか?
たぶん、無理だったと思うのです。
“ライター” という、ヤクザな職業に就いたからこそ、この歳になってから魔法を使えるようになったのだと思います。
まだまだ、会いたい人たちがいます。
その人たちに会うためには、もっともっと修行を積んで、魔法のワザを磨かなくてはなりませんね。
でも必ず、会いに行きますよ!
待っていて、くださいね。
トークショーおよびサイン会に、お越しいただいたすべての人に、心よりお礼を申し上げます。
そして、このような場を与えてくださった野村さんとフリッツ・アートセンターの小見社長に、感謝いたします。
ありがとうございました。
Posted by 小暮 淳 at 10:52│Comments(0)
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