2018年10月20日
さらば、浮き草暮らし
NPO法人 「湯治乃邑(くに)」 を設立して丸3年。
貧乏団体にとって、その運営は波瀾万丈、紆余曲折、青息吐息の3年間でした。
何よりも事務所が定まらない。
設立当時は、家賃がタダの長屋で開業しましたが、雨漏りがひどくて引越し。
その後、工場の2階に間借りしたり、知り合いの会社や公共施設の会議室を仮事務所としながら転々としていました。
でも、やっと、これで地に足が着きそうです。
高崎市内の交通至便な場所にある古民家をリフォームしたシェアオフィスを借りました!
(うれしい! うれしい!! 本当にうれしい!!!)
これで、浮き草暮らしとは、おサラバじゃ~!
そして、これからは毎月の役員会議も、安心して開けます。
ということで昨日は、事務所開きを兼ねたオフィス開設お披露目パーティーが行われました。
NPOメンバーのほか、シェアオフィスの店子たち、大家さん、隣近所さん、地域の地区長さんらも集まっていただき、新しい門出を祝いました。
「おじゃまします。なんて、元は私の家だったんですよね。でも、なんだか見違えちゃって。一度は解体することに決めていたんですけど、こうやって、みなさんに利用していただいて、うれしいです」
と大家さん。
「過疎の町が、にぎやかになって大いに結構! ご活躍を期待しています」
と区長さん。
「これからも、よろしくお願いいたします。では、カンパ~イ!」
僭越ながら、理事長である僕が乾杯の音頭をとらせていただきました。
“消えゆく群馬の温泉を守りたい”
“湯治場としての温泉地を復活させたい”
たくさんの夢をのせて、「湯治乃邑」 は再始動しました。
みなさん、これからも応援をお願いいたします。
※今年も11月17日(土) 15時~ 高崎市産業創造館にて 『第3回 公開パネルディスカッション』 を開催いたします。
パネラーは、熊倉浩靖氏(高崎市商科大学特任教授)、森博昭(一般社団法人 四万温泉協会事務局長)、と僕です。
入場は無料。
詳細は、当ブログの2018年10月5日 「第3回 公開パネルディスカッション」 をご参照ください。
Posted by 小暮 淳 at 12:22│Comments(0)
│湯治乃邑