2018年11月01日
湯宿温泉 「湯本館」④
「小暮さん、お久しぶりです。あーーーっ、ああ、頭が~!!!!」
相変わらずのオーバーリアクションで、出迎えてくださいました。
とってもユニークな方なんです。
だから僕も応えました。
「そーなんですよ、ちょっと竜宮城に行ってましてね。帰って来て、玉手箱を開けたら、このとおり、真っ白になってしまいました」
昨日は雑誌の取材で久しぶりに、みなかみ町の湯宿(ゆじゅく)温泉 「湯本館」 を訪ねました。
ご主人の岡田作太夫さんは、21代目であります。
代々館主は 「作太夫(さくだゆう)」 を襲名するのですが、21代目は本名も “作太夫” であります。
「父も祖父も曽祖父も本名は違いました。しばらく作太夫がいなかったので、父が私に付けたようです。でも本名は “さだお” と読みます」 と以前、話していました。
ところで、古い読者は 「海パンカメラマン」 という言葉を覚えていますか?
僕の入浴シーンを撮影するために、あえて自分も湯舟に入るため水着を着用するプロ根性のあるカメラマンことです。
「おおおおおーーー! 竹ちゃんじゃないか! 久しぶりだな~、また組めるなんてうれしいよ。よろしくな!」
「いゃ~、僕は小暮さんをいつもテレビや雑誌で見ているから、あんまり久しぶりの感じがしませんよ。頭が白くなったことだってテレビで見て知っているし」
湯本館の玄関で、初代海パンカメラマンの竹ちゃんと、感動の再会をしました。
竹ちゃんは、過去には雑誌連載のパートナーであり、拙著 『群馬の小さな温泉』(上毛新聞社) の表紙およびグラビア写真を撮ったカメラマンであります。
※(詳しくは、当ブログの2010年8月12日 「竹ちゃんの逆襲」 を参照)
そんな感動のダブル再会でスタートした取材だもの、テンションもアゲアゲです。
「小暮さん、いいですね。はい、その顔、いただきました!」
「は~い、ここまで歩いて来てください。はい、そこで立ち止まって、目線ください!」
相変わらずの竹ちゃん節が飛び出して、いつもよりもサービスショット多めの撮影となりました。
湯宿温泉の熱い湯も、なんなくクリア!
素晴らしい入浴シーンが撮れました。
竹ちゃん、これからも、よろしく頼むぜ!
ご主人、ご協力ありがとうございました。
Posted by 小暮 淳 at 14:23│Comments(0)
│温泉地・旅館