2019年09月07日
晴れ男 VS 天気の子
僕は自他共に認める “晴れ男” です。
過去に数々の奇跡を起こしてきました。
ビアガーデンで、降り出した雨を念じてピタリと止めたこともあります。
ライブ会場で、ドシャ降りの雨が僕らのバンドが出演する時間帯だけ止んだこともあります。
雨予報の日に登山に出かけて、1回も雨具を使用せずに下山したこともありました。
ラジオの野外公開生放送にゲスト出演すると、僕の出演時間帯だけ雨が止んだこともありました。
これらの奇跡は、たびたび、このブログにも掲載してきました。
間違いなく、僕は正真正銘の “晴れ男” です。
そんな僕に挑戦状を叩きつけるような映画が、現在、大ヒットしています。
『君の名は』 で一世を風靡した新海誠監督のアニメ映画 『天気の子』 です。
なんでも主人公の女の子は、僕と同じように空に向かい念じると、その場所だけ雨が止んで、晴れ間が差すといいます。
相手は、子どもです。
しかも現実ではなく、アニメです。
それでも、なぜか、僕のプライドが許しません。
いざ、対決だッーーー!!!
百聞は一見にしかず、ということで、映画を観てきました。
まだ映画をご覧になっていない方のために、あらすじや内容は話せませんが、率直な感想だけ述べます。
負けました(笑)。
何が負けたかって、念力の強弱ではありません。
その能力の使い方であります。
彼女は、他人のために使っていたのです。
引き換え僕は、自分のためだけに使っています。
というか、かつて僕は、「天気にして欲しい」 という依頼を受けたことがありません。
たとえ頼まれたところで、この能力を他人のために使うつもりはありませんし、まして、商売にするなんて……(ちょっとネタバレ)。
ま、新海監督が次回作で、続編の 『晴れ男 VS 天気の子』 という映画を作りたいというのであれば、協力は惜しみませんけどね。
ただ、この能力を、命を縮めてまで使うつもりはありませんので、あしからず(これまたネタバレ)。
Posted by 小暮 淳 at 11:32│Comments(0)
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