2020年03月11日
妖怪の出番です!
東日本大震災から9年が経ちました。
今また、9年前と同じような事態が日本および世界中を襲っています。
デマ、風評、自粛の嵐です。
新型コロナウイルスという見えない敵に、人類は成す術がないのでしょうか?
新聞発表によれば、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、すでに群馬県内の宿泊施設では、少なくとも延べ10万人を超えるキャンセンルが出ているそうです。
また3~5月分の予約も前年同期比で5割以下になっており、その影響は大型連休にまで及んでいる状況です。
群馬県は4月から大型観光企画 「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」 が始まります。
誘客に向けた盛り上がりが期待されていただけに、関係者の落胆は大きいと思われます。
昔から人類は、数々の目に見えない “魔物” と闘ってきました。
細菌やウイルスが発祥元となる病気も、その魔物の仲間です。
そして、それら目に見えない魔物の正体は、妖怪や悪霊の仕業だとされてきました。
正に、この新型コロナウイルスは、妖怪や悪霊と同じです。
科学や医学が発達した現代ですが、正体が解明されるまでは、太刀打ちができません。
こんなとき、昔の人は願をかけ、神や仏の加護にすがりました。
今、SNSで、ある妖怪が話題になっているといいます。
「アマビエ」
妖怪には、悪いことをする妖怪にもいますが、これは人間を助けてくれる良い妖怪のようです。
江戸末期、「病気が流行したら自分の姿を写して人々に見せるように」 と伝えて海中に消えたと伝えられています。
半人半魚の妖怪で、顔は鳥のような口ばしがあり、髪が長く、首から下はウロコに覆われています。
三本足で歩き、体全体が発光するといわれています。
かなり不思議な妖怪ですが、見た目は愛嬌があり、マスコットになりやすいキャラクターであります。
ここまで自粛ムードが続くと、誰もがワラにも神にもすがりたい気分になります。
そんな時に現れた救世主、妖怪 「アマビエ」。
どうか日本を、いえ、人類を疫病からお助けください!
Posted by 小暮 淳 at 15:18│Comments(0)
│つれづれ