2020年05月14日
前世を探せ!
読者のみなさんは、覚えていますか?
以前、ブログに書いた、来世のために80歳を過ぎてから英会話教室に通い出した老人の話を……
※(2018年5月12日 「来世のために」 参照)
理由は、生まれ変わった時に苦労をしないために、英語を話せるようになってから死にたいとのことでした。
なんとも不思議な話ですが、では、なぜ、この老人は、生まれ変わりを信じたのでしょうか?
それは、“天才” と “凡人” の違いを知ったからです。
私たちは、常日頃、自分の才能の限界に苦しみながら生きています。
そのため、つい軽はずみで 「いいよな、才能のある人は」 などと口走ってしまいます。
すると、決って返される言葉が、
「天才は人一倍、努力をしている」 だの、「努力をしない人ほど、才能のせいにする」 だの、まことしやかな正論です。
でも、ちょっと、待ってください!
ここでいう “才能” とは、努力で解決できるレベルの才能ではないんです。
生まれながらにしての “天才” のことなんです。
子どもの頃を思い出してください。
算数や国語などの教科からはじまり、体育、美術、音楽もしかりです。
何度やっても、できない人と、1回でできてしまう人。
くり返し練習しても、うまくならない人と、すぐに上達する人がいます。
この差って、なんだと思いますか?
老人いわく
「すでに前世で、クリアしているから」
納得です。
同じ人間で、同じ環境に置かれながらも、雲泥の差がついてしまう不思議は、前世の差にあったのです。
となると、自分の前世が分かれば、誰もが何かの天才になれるということです。
が、僕の思考は、はたと、ここで止まってしまいました。
もし、前世が “凡人” だったら、どうしよう?
きっと老人も、僕と同じ結論に達したのだと思います。
“凡人” という負の連鎖を断ち切るために、残りの人生を勉学に捧げることにしたのだと思います。
来世のために……
それでも僕は、やっぱり前世が知りたい!
どなたか、前世の調べ方を知っていたら教えてください。
Posted by 小暮 淳 at 11:24│Comments(0)
│つれづれ