2020年10月18日
今こそ湯治場の復活を
本来ならば、毎年この時期、NPO法人 「湯治乃邑(くに)」 主催による 「公開パネルディスカッション」 開催のお知らせをしているのですが、コロナ禍であるゆえ、感染拡大を懸念し、今年は中止とさせていただきました。
楽しみにしていた方、毎年お越しいただいていた方には、お詫びを申し上げます。
来年、通常開催できることを、主催者としても切に望んでいます。
「湯治乃邑」 は、2015年に設立した特定非営利活動法人です。
目的は1つ、“湯治場の復活を考える” です。
このスローガンは、毎年開催している公開パネルディスカッションのタイトルにもなっています。
群馬県内の温泉・介護・医療関係者を招き、フリートークにて討論をしていただいています。
昨日は、年に1回の総会日でした。
高崎市に借りている事務所の会議室に、役員が集まりました。
理事長のあいさつから始まり、事業報告、決算の承認、次年度事業計画と予算についての報告がありました。
設立から5年、改めて 「湯治乃邑」 の活動意義を考えました。
次年度の事業計画書の中に、「事業実施の方針」 という項目があり、こう記されています。
<日本の温泉文化を守るため、絶滅危惧される源泉一軒宿を本来の湯治機能とリハビリ・介護機能とのコラボレーションにより事業再生・事業承継を支援する。調査を基に再生のため必要な活動を行う。>
5年前の志が、よみがえってきます。
役員、会員一丸となって、コロナ禍の中だからこそ、温泉の力、湯治の必要性を訴えていこうと思います。
今後とも更なる支援、および叱咤激励、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
NPO法人 「湯治乃邑」 代表理事 小暮 淳
Posted by 小暮 淳 at 10:51│Comments(0)
│湯治乃邑