2022年02月08日
最長連載記録更新中!
23年目に突入!
1,000回突破!
なんのことかって?
実はこれ、僕が新聞に連載している今日現在の記録なんです。
高崎市民のみなさん、こんにちは!
今日は、エリア限定でのお知らせです。
『TAKATAI (タカタイ)』 って、ご存じですか?
上毛新聞を購読している高崎市民のお宅に配布されているタブロイド判の週刊紙です。
※(「タカタイ」 とは、高崎タイムスの略)
僕は、この新聞に2000年2月から毎週、パズルの連載をしています。
なぜ、パズルなのか?
2000年といえば、僕が温泉取材を始めた頃ですから、まだ “温泉ライター” を名乗ってはいませんでした。
いわゆる、フリーライターという雑文書きで生業を立てていた時期です。
ある日、知人の新聞記者から電話がありました。
「パズルなんて、作れますか?」
「パズル?」
なんでも、紙面を担当していたパズル作家が、急きょ、降板することになったといいます。
「どんなパズル?」
「その人はクロスワードパズルでしたけど、別のパズルでもいいんです」
パズルを解くのは好きですが、もちろん、ただの一度も作ったことなんてありません。
まして、クロスワードパズルだなんて、考えるのが面倒くさそうです。
しかも、掲載紙は週刊です。
僕には、そんな才能はありません。
「いやぁ……、無理だな」
そう、一度は断ったのですが、新聞記者は僕を、こう持ち上げました。
「小暮さんならできますよ。できれば既存のパズルではなく、オリジナルをお願いします」
とかなんとい言われて、その気になって、電話を切る直前には、
「ああ、なんとか考えてみるよ」
と、無謀にも依頼を引き受けてしまったのです。
で、暗中模索の中、試行錯誤を繰り返し、難産の末に産み落とされたのが、「熟語パズル」 であります。
これは、2つの 「?」 のマスの周りに8つの漢字があり、これと対を成す漢字をリストの中から選び、さらに、その漢字と共通する二字熟語を探すと、答えの二字熟語になるというもの。
もう1つは、4つのブロックの中に9つの漢字があり、それぞれ3つずつの四字熟語を完成します。その際、3つの四字熟語に共通する別の漢字が1つ必要になります。その漢字4つを並べ替えてできる四字熟語が答えとなります。
という2種類のパズルを苦肉の末に考え出しました。
そして、この2つのパズルが隔週で交互に掲載されることになりました。
早いもので、あれから丸22年が経ちました。
今週金曜日に発行される 「TAKATAI」 で、1,002回を迎えます。
ついに、1,000回を突破しました!
まさか、こんなにも長く続くとは……
たかがパズル、されどパズル。
継続は力なり。
読者のみなさま、歴代の担当編集者の方々に、厚く御礼申し上げます。
今後とも末永く、よろしくお願いいたします。
(出題・スタジオJ)
Posted by 小暮 淳 at 11:33│Comments(0)
│執筆余談