2010年03月02日
亀沢温泉「亀沢温泉センター」
取材がない日は、たいがい家の仕事場で、朝から原稿を書いています。が、午後も3時を過ぎると、だんだん執筆能力も低下して、だらけてきます。そんな時は、愛犬のマロ君を連れて、散歩に出かけるのが日課となっています。
僕の家の周辺は、前橋市内とは思えないほどの田園が広がっています。だからサラリーマン家庭は少なく、ご主人たちは畑仕事や酪農作業をしています。散歩の楽しみは、そんな農夫たちとのおしゃべり。時には、採れたて野菜をもらうこともあります。
昨日もマロ君と田んぼ道を歩いていると、耕耘機に乗った近所のご主人に、声をかけられました。
「読んでるよ、温泉の記事! 亀沢温泉って、いい湯なんだってね~」
月刊Deli-Jの最新号を読んだようです。ご主人は、かなりの温泉好きのようで、受け応えをしているうちに、耕耘機から降りてきてしまいました。そして、長い長い立ち話がはじまりました。
いい湯とは、思わぬ場所で見つけるものです。旧倉渕村に湧く亀沢温泉も、その一つ。
亀沢温泉と聞くと、日帰り温泉のイメージが強くて、あまり温泉通の人からは話がでませんが、僕は好きなお湯です。
意外と知られていないのが、歴史。明治時代には、すでに湯治場として湯小屋があり、昭和40年頃までは「湯の沢温泉」と呼ばれ、近在の人たちの療養の場として、たいそう賑わっていたといいます。
何よりも湯量が豊富なのです。内風呂も露天風呂も、完全放流式(かけ流し)。日帰り温泉施設では、とても珍しいと思います。
また、旧源泉が水道水として使われていることも、意外と知られていません。湯上りの一杯が、たまらなく旨い! 体の内と外から温泉が楽しめます。
いい湯は、身近な場所にもあるものなのです。でひ、源泉を巡礼してみてください。
僕の家の周辺は、前橋市内とは思えないほどの田園が広がっています。だからサラリーマン家庭は少なく、ご主人たちは畑仕事や酪農作業をしています。散歩の楽しみは、そんな農夫たちとのおしゃべり。時には、採れたて野菜をもらうこともあります。
昨日もマロ君と田んぼ道を歩いていると、耕耘機に乗った近所のご主人に、声をかけられました。
「読んでるよ、温泉の記事! 亀沢温泉って、いい湯なんだってね~」
月刊Deli-Jの最新号を読んだようです。ご主人は、かなりの温泉好きのようで、受け応えをしているうちに、耕耘機から降りてきてしまいました。そして、長い長い立ち話がはじまりました。
いい湯とは、思わぬ場所で見つけるものです。旧倉渕村に湧く亀沢温泉も、その一つ。
亀沢温泉と聞くと、日帰り温泉のイメージが強くて、あまり温泉通の人からは話がでませんが、僕は好きなお湯です。
意外と知られていないのが、歴史。明治時代には、すでに湯治場として湯小屋があり、昭和40年頃までは「湯の沢温泉」と呼ばれ、近在の人たちの療養の場として、たいそう賑わっていたといいます。
何よりも湯量が豊富なのです。内風呂も露天風呂も、完全放流式(かけ流し)。日帰り温泉施設では、とても珍しいと思います。
また、旧源泉が水道水として使われていることも、意外と知られていません。湯上りの一杯が、たまらなく旨い! 体の内と外から温泉が楽しめます。
いい湯は、身近な場所にもあるものなのです。でひ、源泉を巡礼してみてください。
Posted by 小暮 淳 at 12:53│Comments(0)
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