2010年05月05日
赤城温泉 「湯之沢館」
僕は完全なる内風呂主義者です。
良い湯守(ゆもり)のいる宿は、内風呂を大切にしているからです。
だから露天風呂のない宿が少なくありません。
露天風呂とは、戦後の高度経済成長期以降に、旅行会社が客の受けを狙って、旅館やホテルに造らせたものですから、本来の「入湯」とは理にかなっていない施設なのです。
まず湯を大量に使用し、温度が冷めやすい。そのため、よっぱどの高温で湯量が豊富な源泉を所有していない限り、加水して過熱して、循環ろ過するしかありません。
また、屋外であるため、レジオネラ菌が発生しやすいので、塩素消毒をしている場合が多い。湯のことを考えると、露天風呂とは、実に理に合わない浴槽なのです。要は、景色と解放感のためだけに造られている風呂です。
ということで、僕が感動する風呂は、ほとんどが内風呂です。とって付けたような露天風呂はいただけません。
でも、そんななかで、「これはいい」と思えた露天風呂の1つに、赤城温泉の「湯之沢館」があります。
同館の「瀬音露天風呂」は、自然の立地を利用した崖の途中に造られています。
滝を眺める風呂は、県内でもいくつかありますが、滝の途中にある風呂は大変珍しい! 風呂の脇を滝が流れ落ちて行くのです。「よくぞまあ、こんなところに風呂を造ったな~」という感じです。露天でありながら、かけ流しというのも気に入りました。
日帰り入浴もやってますので、ぜひ一度体感してみてください。ただし、混浴です(女性時間あり)。
良い湯守(ゆもり)のいる宿は、内風呂を大切にしているからです。
だから露天風呂のない宿が少なくありません。
露天風呂とは、戦後の高度経済成長期以降に、旅行会社が客の受けを狙って、旅館やホテルに造らせたものですから、本来の「入湯」とは理にかなっていない施設なのです。
まず湯を大量に使用し、温度が冷めやすい。そのため、よっぱどの高温で湯量が豊富な源泉を所有していない限り、加水して過熱して、循環ろ過するしかありません。
また、屋外であるため、レジオネラ菌が発生しやすいので、塩素消毒をしている場合が多い。湯のことを考えると、露天風呂とは、実に理に合わない浴槽なのです。要は、景色と解放感のためだけに造られている風呂です。
ということで、僕が感動する風呂は、ほとんどが内風呂です。とって付けたような露天風呂はいただけません。
でも、そんななかで、「これはいい」と思えた露天風呂の1つに、赤城温泉の「湯之沢館」があります。
同館の「瀬音露天風呂」は、自然の立地を利用した崖の途中に造られています。
滝を眺める風呂は、県内でもいくつかありますが、滝の途中にある風呂は大変珍しい! 風呂の脇を滝が流れ落ちて行くのです。「よくぞまあ、こんなところに風呂を造ったな~」という感じです。露天でありながら、かけ流しというのも気に入りました。
日帰り入浴もやってますので、ぜひ一度体感してみてください。ただし、混浴です(女性時間あり)。
Posted by 小暮 淳 at 15:15│Comments(0)
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