温泉ライター、小暮淳の公式ブログです。雑誌や新聞では書けなかったこぼれ話や講演会、セミナーなどのイベント情報および日常をつれづれなるままに公表しています。
プロフィール
小暮 淳
小暮 淳
こぐれ じゅん



1958年、群馬県前橋市生まれ。

群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパー等の編集長を経て、現在はフリーライター。

温泉の魅力に取りつかれ、取材を続けながら群馬県内の温泉地をめぐる。特に一軒宿や小さな温泉地を中心に訪ね、新聞や雑誌にエッセーやコラムを執筆中。群馬の温泉のPRを兼ねて、セミナーや講演活動も行っている。

群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」講師(平成19年度)。

長野県温泉協会「研修会」講師(平成20年度)

NHK文化センター前橋教室「野外温泉講座」講師(平成21年度~現在)
NHK-FM前橋放送局「群馬は温泉パラダイス」パーソナリティー(平成23年度)

前橋カルチャーセンター「小暮淳と行く 湯けむり散歩」講師(平成22、24年度)

群馬テレビ「ニュースジャスト6」コメンテーター(平成24年度~27年)
群馬テレビ「ぐんまトリビア図鑑」スーパーバイザー(平成27年度~現在)

NPO法人「湯治乃邑(くに)」代表理事
群馬のブログポータルサイト「グンブロ」顧問
みなかみ温泉大使
中之条町観光大使
老神温泉大使
伊香保温泉大使
四万温泉大使
ぐんまの地酒大使
群馬県立歴史博物館「友の会」運営委員



著書に『ぐんまの源泉一軒宿』 『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい 四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯~老神片品11温泉』 『西上州の薬湯』『金銀名湯 伊香保温泉』 『ぐんまの里山 てくてく歩き』 『上毛カルテ』(以上、上毛新聞社)、『ぐんま謎学の旅~民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん)、『ヨー!サイゴン』(でくの房)、絵本『誕生日の夜』(よろずかわら版)などがある。

2022年09月20日

紙芝居ファン垂涎の書


 “絵と喋りのアナログ芸”

 う~ん!
 この言葉に、思わず唸ってしまいました。
 まさに、「紙芝居」 を言い表しています。

 なんでもかんでもデジタルで、ネット社会と化した令和の時代。
 だからこそ、なんでしょうね。
 昭和の香り漂うアナログの世界が、静かなブームとなっています。


 満を持してか、熱烈なファンらの要望からか、垂涎の紙芝居本が出版されました!

 『現代紙芝居読本 ~お代は観てのお帰りに~』
 現代紙芝居研究会・著 ライティング工房・発行
 頒布価格 800円


 僕は2年前、高校の同級生と再会したことが、きっかけで、紙芝居を上演する活動を行うようになりました。
 同級生の名前は、石原之壽(いしはらのことぶき)。
 プロの紙芝居師です。

 出身は群馬ですが、現在は茨城県土浦市在住。
 「壽ちんどん宣伝社」 の座長を務めるかたわら、「つちうら駄菓子屋楽校」 の校長として、地元の子どもたちに紙芝居をはじめとする昭和の遊びを教えています。

 そんな彼と意気投合して始めたのが、昨年1月から毎月開催している 「神社かみしばい」 です。
 「ふるさと群馬のために、何かできないだろうか?」
 との思いから、民話を題材にした紙芝居や創作紙芝居を作り、上演しています。


 『現代紙芝居読本』 の中に、こんな一文があります。

 <一般的に区分されてきたのが、「街頭紙芝居」 と 「教育紙芝居」、あるいは 「手描き紙芝居」 と 「印刷紙芝居」 の区分です。>

 そして本書では、紙芝居の歴史を分かりやすく解説しています。
 明治時代には、すでに “絵と喋り” の芸があったようですが、庶民に広まったのは戦後の街頭紙芝居でした。
 飴屋や駄菓子屋が、お菓子を売る際に、人寄せとして紙芝居を始めたのが原点だといいます。
 やがて高度経済成長期となり、テレビの普及とともに街頭紙芝居も姿を消しました。
 わずかに残ったのが、小学校で教材として使われた 「教育紙芝居」 でした。
 それも、今は無くなってしまいました。

 現在、残っているのは幼稚園や保育所で読まれている 「幼児紙芝居」 くらいかもしれません。


 本書では、そんな歴史から進化する現代の紙芝居まで、事細かに記されています。
 もちろん、石原之壽くんも 「現代紙芝居のプレーヤーたち」 の章で、全国21人の紙芝居師の一人として、その活動が紹介されています。


 興味を持たれた方は、ぜひ、ご一読ください。
 ただし、一般書店では販売されていません。
 毎月開催している 「神社かみしばい」 (伊勢崎市) の会場か、もしくは下記まで問い合わせを。

 ●壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480 (石原)
   


Posted by 小暮 淳 at 12:31Comments(0)神社かみしばい

2022年09月13日

「神社かみしばい」 9月口演


 ≪生まれは関東、上州でやんす。大利根の清き流れに産湯をつかい、からっ風に育てられ、義理と人情のためならば、ガブッと焼きまんじゅうを頬張って、悪を憎んで、弱きを助け、西東。姓は 「焼き」、名は 「まんじゅうろう」。あま辛みそダレの股旅野郎とは、おいらのことよ!≫


 群馬のニューヒーロー、「焼きまんじゅうろう」。
 昨年9月に彗星のごとく街頭紙芝居に登場するや、あれよあれよのうちに人気者になりました。

 1作目の 「焼きまんじゅうろう 旅すがた~おきりとおこみの巻」 で紙芝居デビュー。
 2作目の 「焼きまんじゅうろう 旅すが~宿場につめてぇ風が吹く」 が大当たり!
 この玉村宿 (現・玉村町) を舞台にした紙芝居は、「焼きまんじゅうろう旅姿~玉村宿の決闘」 と演題を変え、今年の5月には落語となり、県立土屋文明記念文学館にて上演されました。


 そして、紙芝居登場1周年を迎えた今月。
 早くも第3作が披露されることになりました。
 タイトルは、「焼きまんじゅうろう 旅すがた~上州のおっかさんの巻」 。
 作・画は、もちろん絵本作家の野村たかあき先生です。

 またしても 「どどめ一家」 が、詐欺をはたらき、やりたい放題。
 そこへ、にっくき悪党どもを懲らしめに現れた焼きまんじゅうろう。
 必殺技 「あまから剣法 みそダレ返し」 が冴えわたる。

 そして、あの、決めゼリフが!
 「目に染みたか、身に染みたか、心に染みたか」

 会場では、みなさんもぜひ一緒に、ご唱和ください。

 「目に染みたか、身に染みたか、心に染みたか」


 たくさんの方のおいでを、お待ちしています。



     「神社かみしばい」 9月口演
 
 ●日時  2022年9月17日(土)、18日(日)
       10時、11時、12時、13時 
       ※屋外開催 (悪天候時は室内)
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  投げ銭制 ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は18日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 12:59Comments(0)神社かみしばい

2022年08月15日

やはり街頭に置け紙芝居


 「オンラインで、お願いできますか?」

 長引くコロナ禍、相変わらず、このようなメールが多く寄せられます。
 仕事の打ち合わせやイベント出演の依頼です。

 申し訳ない話、僕は生粋の “昭和人間” であります。
 仕事柄、仕方なくパソコンは使用していますが、携帯電話は、いまだガラケーです。

 当然ですが、急に非接触を求められるコロナ禍になったからといって、オンラインの環境は整ってはいません。
 ので、すべて丁重にお断りしています。

 ただし無観客でも、会場やスタジオから生配信するオンライン講演だけは、2回ほどお受けしました。
 無観客といえども現場には、主催者やスタッフが数名いるわけですからね。
 いつも通り、マイクを使った講演ができるわけです。


 最近、つくづく時代の未来化が進んでいると実感します。
 コロナ禍がそれに、一気に加速をつけています。

 便利になることは、良いことです。
 だから僕は、あらがいません。
 できることはするけれど、できないことはしないだけです。


 昨日は、月に一度の 「神社かみしばい」 の開催日でした。
 「神社かみしばい」 とは、2年前から僕と仲間が神社の境内で上演している街頭紙芝居のことです。
 ※(詳しくは当ブログのカテゴリー 「神社かみしばい」 参照)

 台風一過の昨日は、絶好の “紙芝居日和” でした。
 4回の口演は、満員御礼とはなりませんでしたが、全回、ほどほどにお客さんが入り、楽しい一日となりました。


 盆休み中ということもあり、市外や県外から来たお客さんが多かったようです。
 その中の一人に、東北から来られた方がいました。
 口演終了後、その方が主催者である紙芝居師の石原之壽(いしはらのことぶき)くんに言いました。

 「オンラインでも出演してもらえますか?」


 僕は隣で、2人の会話を聞いていました。
 石原くんは、
 「できないことはありませんが……」
 と、歯切れの悪い返事です。

 結局、名刺交換をして、後日、連絡を取り合うことになったようです。


 なんでも、かんでも、オンライン?
 ビジネスならば、それも、いいでしょう。
 “拙速をたっとぶ” こともあるでしょうから。

 でも、紙芝居は娯楽です。
 しかも、会場の雰囲気までもを楽しむ総合娯楽です。
 「できないことはない」
 と彼が言ったのは、その辺の不安が頭をよぎったからかもしれません。


 『手に取るな やはり野に置け蓮華草』

 この言葉になぞるなら、街頭で演じるからこそ、“街頭紙芝居” なのであります。

 街の雰囲気や観客の笑い声……
 駄菓子をほおばり、おもちゃで遊ぶ子どもたちの笑顔…… 

 たぶん、これらはオンラインでは、届けられないと思います。


 昭和~平成~令和と、世の中は便利になりました。
 でも、ちょっと足を止めて、“今” を見つめてみませんか?

 「これ以上、便利にならなくてもいいよ」

 そんな時代の本音が聞こえてきませんか?
    


Posted by 小暮 淳 at 11:06Comments(0)神社かみしばい

2022年08月09日

「神社かみしばい」 8月口演


 テレビの力って、スゴイですよね。

 ていうか、なんだか最近、やたらとテレビで群馬ネタの露出が多いと思いませんか?
 「秘密のケンミンSHOW」 とか 「オモウマい店」 とか、群馬のB級グルメが紹介されています。

 もしかして今、時代は群馬熱?


 僕らも、この群馬熱にあやかっています。
 6月初旬、伊勢崎市の竜宮伝説が 「ナニコレ珍百景」 にて紹介されました。
 すると、口演会場に 「テレビを観ました」 という観客が県内外から、やって来るようになりました。

 僕らとは、紙芝居師の石原之壽くんと画家の須賀りすさんと僕です。
 3人で地元の民話を紙芝居にして、1年半前から毎月、伊勢崎神社の境内で街頭紙芝居を行っています。


 『いせさき宮子の浦島太郎』
 これが 「ナニコレ珍百景」 で放送された龍神宮という神社を舞台にした民話紙芝居です。

 なぜ、海なし県の群馬に浦島太郎伝説なのか?

 謎が謎を呼んで、テレビ放送以降、地元のメディアも取材に来ました。
 ついには、伊勢崎市長までもが視察に訪れました。


 依然、猛暑日が続いていますが、神社の境内には大きなケヤキの木があり、木陰は時おり涼風が吹きます。
 万全のコロナ対策にて、みなさんのお越しをお待ちしております。

 ぜひ一度、なつかしい昭和レトロな街頭紙芝居の世界を体感しに来てください。



     「神社かみしばい」 8月口演
 
 ●日時  2022年8月13日(土)、14日(日)
       10時、11時、12時、13時 
       ※屋外開催 (悪天候時は室内)
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  投げ銭制 ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は14日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 12:40Comments(0)神社かみしばい

2022年07月16日

飛び出すウンコちゃん


 わろーた! わろーた!
 のは後のことで、その時は笑いをこらえるのに必死でした。


 毎月恒例の 「神社かみしばい」 での出来事。
 僕は1年半から仲間とオリジナルの民話紙芝居を作って、神社の境内で上演しています。
 ※(当ブログ 「カテゴリー」 の 「神社かみしばい」 参照)

 今月もたくさんの老若男女でにぎわいました。
 ただ、前代未聞の珍事が起きたのです。


 その回も客の入りは、ほぼ満席。
 やや後方の席に、一人の年配男性が座りました。
 推定年齢60代。

 紙芝居の上演が始まっても、キョロキョロと周りを見渡したり、モジモジと体を動かしたりと、落ち着きがありません。
 ついには立ち上がり、僕がいる販売ブースへとやって来ました。


 境内には、荷台に紙芝居を載せた自転車の前にイスを並べた “観劇ブース” と、その周りで僕の著書や画家の作品を売る “販売ブース”、それと子供たちのために、クジ引きやおもちゃを売る “駄菓子屋コーナー” が設営されています。
 当然ですが、みなさん、上演後のお楽しみに立ち寄ります。
 子供だって、その辺はわきまえています。

 ところが!

 何を思ったか、このオッサンは突然、席を離れ、ツカツカと会場を歩き回り、まず僕のブースで絵本を買い、となりのブースでは、作家のイラスト入りの手拭いとマスクを買い出しました。
 「おいおい、おっさん、今は上演中だぜ!」
 と心の中では、つぶやいたのですが、お客さんには変わりありません。
 黙って、販売いたしました。


 ところが!
 そのオッサンは、さらなる暴挙に出たのです。

 席に戻ると、おもむろに買ったばかりのイラスト入りの手拭いを広げ、頭にほっかむりをしました。
 さらに、続けざまに、かわいいイラストの描かれたマスクをかけました。

 異様な風体。
 まさに、“変なおじさん” の出来上がりです。


 僕も笑いをこらえるのに必死でしたが、一番迷惑だったのは演者の紙芝居師でしょうね。
 子供ならまだしも、いい歳をしたオッサンが、ちょこまか会場を歩き回り、買い物をした挙句、その商品を我慢できずに開けてしまい、身に着けてしまったのです。

 と、ところが!
 オッサンの暴挙は、これで終わりではありませんでした。


 ほっかむりにイラスト入りマスク姿のオッサンは、またもや会場を徘徊しだしました。
 何を思ったのが、ツカツカと僕のいるブースに近寄り、無言で100円玉を渡してきました。

 「? 」
 意味が分かりません。
 僕のブースには、100円の商品なんてありませんからね。

 すると、隣の隣の無人のブースを指さします。
 《クジ引き 1回 100円》

 えっ、マジか?
 今、上演中だぜ!

 もし子供だったら、「紙芝居が終わってからにしようね」 と、なだめるところですが、相手は僕と同年配の筋金入りのオッサンです。
 しかたなく、隣の隣の “駄菓子屋コーナー” のブースへ連れて行き、クジ引きをさせました。

 すると見事、3等が大当たり!
 跳び上がって喜ぶオッサン。
 賞品を渡すと、満面の笑みをたたえながら席へと戻って行きました。


 読者のみなさんも、なんとなく察しがつきますよね?
 この後、どんな展開になるか?

 ええ、ええ、最低最悪の暴挙に出たのです!


 3等の賞品は、「飛び出すウンコちゃん」 です。
 当然、我慢ができないオッサンは、包装袋を破り、賞品を取り出し、会場の真ん中で、遊び出しました。

 「飛び出すウンコちゃん」 とは?
 棒の先に刺さっているウンコの形をしたスポンジでできた物体が、ボタンを押すとバネの力で飛び出すおもちゃです。

 ビヨ~ン、ビヨ~ン

 紐が付いているので、何度でも戻って来ます。


 もうダメです。
 こらえていた笑いにも限界があります。

 クスクス、クスクス、まわりからは笑い声が聞こえ始めました。

 紙芝居師も必死です。
 見ても、見ないふりをしながら口演を続けています。


 でも、僕には実に奇妙な光景に映りました。
 だって最前列では、小さな子供たちが行儀よく一列に並んで、真剣に紙芝居を見入っているのです。

 一方、後列では、ほっかむりにイラスト入りマスクをしたオッサンが、“ウンコちゃん鉄砲” を楽しそうに発射しているのです。
 これが、令和の正しい庶民の図なのでしょうか?


 平和な光景ではありますけど……
   


Posted by 小暮 淳 at 12:15Comments(2)神社かみしばい

2022年07月11日

竜宮から来た老婦


 「竜宮から来ました」
 小学生のお孫さんと最前列に座った老婦が言いました。 

 毎月、伊勢崎神社 (伊勢崎市) の境内で開催している街頭紙芝居。
 僕らは1年半前から地元の民話を題材にしたオリジナル紙芝居の口演を行っています。
 昨日は、その開催日でした。


 僕らとは、紙芝居師の石原之壽(いしはらのことぶき) くんと画家の須賀りすさん、と僕です。
 3人で、伊勢崎市宮子町の 「龍神宮」 に伝わる民話を紙芝居にしました。
 タイトルは 『いせさき宮子の浦島太郎』。 

 すると先月!
 かの人気テレビ番組 『ナニコレ珍百景』 で龍神宮が放送され、 珍百景として登録されました。
 放送後、地元紙にも掲載され、話題が話題を呼んで、街頭紙芝居にも、たくさんの人が来るようになりました。


 <県道2号線、駒形バイパスに 「竜宮」 という名の交差点がある。北に曲がり、広瀬川に架かる 「竜宮橋」 の上から覗き込むと、河川敷にこんもりとした茂みが見える。地元では竜宮城へつながっていることから 「竜宮の森」 と呼ばれ、浦島太郎伝説の地として 「龍神宮」 が祀られている。>
 (小暮淳・著 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) より)


 「私、テレビに出たんですよ」

 老婦は、まさに地元 「竜宮」 に暮らす住民だったのです。
 テレビ番組では、地元民として出演していた人でした。
 放送後、新聞で紙芝居になっていることを知り、お孫さんに見せてあげたくて連れて来たのだといいます。


 老婦は言いました。
 「急に有名になってしまって、ビックリしました。遠くから車でやって来る人が増えましたね」

 紙芝居が始まると、お孫さんと食い入るように見入っていました。

 「素敵な紙芝居にしていただき、ありがとうございました」
 そう礼を言って、帰って行きました。


 “竜宮” から来たのですから、あの老婦は、乙姫様だったのかもしれませんね。


 ※次回の 「神社かみしばい」 は8月13日・14日に開催します。
   


Posted by 小暮 淳 at 10:45Comments(0)神社かみしばい

2022年07月05日

「神社かみしばい」 7月口演


 なんだか、このところ、テレビ業界では “群馬ブーム” が続いています。
 「秘密のケンミンSHOW」 とか 「オモウマい店」 とか、群馬ネタの露出が増えています。

 そして先月、ついに 「ナニコレ珍百景」 に、我々が上演し続けてきた紙芝居 『いせさき宮子の浦島太郎』 の舞台である伊勢崎市の 「龍神宮」 が認定されました。
 ※(詳しくは当ブログの2022年6月6日 「ついに出た! ナニコレ珍百景」 参照)


 さあ、大変!
 オンエア後に開催した 「6月口演」 は、各回満員御礼の大盛況。
 ついには、伊勢崎市長まで現地視察に来られました。

 浦島太郎で、町おこし?
 なんだか、今後の展開が楽しみです。 


 一度話題になると、拍車がかかります。
 追って、朝日新聞群馬版 (6月27日付) が、《伊勢崎に浦島太郎伝説》 《海ないのに 「珍百景」 で話題》 と見出しを付けて、大々的に報道しました。

 そして迎える 「7月口演」。
 はたして、どんなサプライズが僕らを待ち受けているのでしょうか?


 ぜひ一度、伊勢崎神社にお越しください。
 お待ちしています  

 

      「神社かみしばい」 7月口演
 
 ●日時  2022年7月9日(土)、10日(日)
       10時、11時、12時、13時 
       ※屋外開催 (悪天候時は室内)
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  投げ銭制 ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は10日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:52Comments(0)神社かみしばい

2022年06月20日

2つの舞台と2人の首長


 僕らは毎月、伊勢崎神社 (群馬県伊勢崎市) の境内で、「神社かみしばい」 と銘打った街頭紙芝居の口演を行っています。
 僕らとは、興行主の壽ちんどん宣伝社座長の石原之壽くんと、画家の須賀りすさんと、僕の3人です。


 きっかけは、以前から興行を行っていた同級生の石原君から、「地元・伊勢崎の民話を紙芝居にしたい」 と誘いがあったからです。
 さっそく3人で現地調査をし、完成させたのが昨年1月から口演している 『いせさき宮子の浦島太郎』 です。

 伊勢崎市の宮子というところに 「竜宮」 という地名があり、「龍神宮」 というお社があり、今でも竜宮伝説が残っています。

 「えっ、海のない群馬県に竜宮伝説!」
 という驚きから今月、テレビ朝日 「ナニコレ珍百景」 にも登場しました。


 そんな僕らの活動に賛同してくださったのが、前橋市在住の絵本作家・野村たかあき先生でした。
 さっそく昨年秋、オリジナルの創作紙芝居 『焼きまんじゅうろう』 という群馬のニューヒーローの話を書き下ろしてくださいました。
 もちろん絵も、先生本人による手描きであります。

 現在、『焼きまんじゅうろう』 はシリーズ化され、ついには落語にもなりました。
 落語を演じたのは、前橋市在住のアマチュア落語家・都家前橋(みやこやぜんきょう)さん。
 先月、群馬県立土屋文明記念文学館で、『焼きまんじゅうろう旅姿~玉村宿の決闘』 と題した創作落語が初披露されました。
 ※(YouTube 「都家前橋 玉村宿の決闘」 で閲覧できます)

 紙芝居の2作目と落語の舞台となったのが上州 「玉村宿」。
 現在の群馬県佐波郡玉村町です。


 ということで、昨日開催された 「神社かみしばい」 では、この2本の作品を中心に口演しました。

 す、す、すると!
 想定外のハプニングが起こりました。
 な、な、なんと!
 会場に、『いせきき宮子の浦島太郎』 の舞台である伊勢崎市の市長と、『焼きまんじゅうろう旅姿』 の舞台である玉村町の町長が、そろって会場に来られたのであります。

 し、し、しかも!
 どこから、そのウワサを聞きつけたのか、新聞2紙もが取材に来てくださいました。
 これまた、おったまげ~!!

 おかげさまで口演は、各回満員御礼となりました。


 青葉まぶしい、神社の境内。
 緑の風が心地好く、最高の “紙芝居日和” となりました。

 市長さん、町長さん、そして、お暑い中、足を運んでくださったたくさんのみなさん、ありがとうございました。
 3人を代表して、お礼を申し上げます。

 また、お越しください。


 ※次回の 「神社かみしばい」 は、7月9日・10日の開催予定です。
  


Posted by 小暮 淳 at 10:21Comments(0)神社かみしばい

2022年06月14日

「神社かみしばい」 6月口演


 “海のない群馬県に伝わる竜宮伝説”

 今月初め、テレビ朝日の人気番組 『ナニコレ珍百景』 で放送されて、大変話題になりました。
 放送後、最初の口演が今週末に開催されます。
 ※(テレビ放送については、当ブログの2022年6月6日 「ついに出た!『ナニコレ珍百景』」 参照)


 僕らは毎月1回、伊勢崎神社の境内で、街頭紙芝居を行っています。
 僕らとは、画家の須賀りすさんと、壽ちんどん宣伝社座長の石原之壽くんと、僕です。
 昨年の1月から3人で、民話や創作の紙芝居を制作して、上演しています。

 テレビで放送された竜宮伝説も紙芝居にしました。

 『いせさき宮子の浦島太郎』
 作/小暮淳 画/須賀りす 演/石原之壽

 海なし県の竜宮城とは?
 浦島太郎の正体とは?
 乙姫様との約束とは?

 ぜひ一度、昭和レトロただよう街頭紙芝居へ、お越しください。



      「神社かみしばい」 6月口演
 
 ●日時  2022年6月18日(土)、19日(日)
       10時、11時、12時、13時 
       ※屋外開催 (悪天候時は室内)
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  投げ銭制 ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は19日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:20Comments(0)神社かみしばい

2022年04月20日

「神社かみしばい」 4月口演


 昭和の頃、近所の御婦人とすれ違うと、
 「いいお日和で」
 なんて声をかけられたものです。
 今思うと、なんて素敵な言葉なんでしょう。

 最近は、聞かなくなりました。


 「○○日和」 と言えば、○○をするのに好都合な天候や陽気のことをいいます。
 洗濯日和、遠足日和、行楽日和……
 僕らは勝手に、こんな言葉を使っています。

 “紙芝居日和”


 僕らとは、壽ちんどん宣伝社の座長・石原之壽(いしはらのことぶき)君と、画家の須賀りすさんと、僕です。
 3人は、昨年の1月から毎月、伊勢崎神社の境内で街頭紙芝居を行っています。

 “街頭紙芝居” ですから基本、屋外で開催しています。
 雨の日は仕方なく屋内を借りて行いますが、まあ、僕は自他ともに認める “晴れ男” ですからね。
 ほとんど雨天日はありません。

 ただし群馬には、名物 「からっ風」 が吹き荒れます。
 展示物や駄菓子などが、落ち葉と一緒に舞い上がってしまい、イベントになりません。
 そして、真冬の寒さ!
 観客はジッとして見ていられないため、立ち止まっても素通りされてしまいます。

 よって、この数ヶ月間 (12月~3月) は、余儀なく屋内開催となっていました。


 でも、季節は変わりました!
 桜も咲きました。
 菜の花も咲きました。
 ヒヨドリも飛んでいます。

 春です!

 そう、絶好のシーズン到来です。
 まさに “紙芝居日和” となりました。

 今度の週末も暖かな陽気になりそうです。
 たくさんの方のご来場をお待ちしています。



      「神社かみしばい」 4月口演
 
 ●日時  2022年4月23日(土)、24日(日)
       10時、11時、12時、13時 
       ※屋外開催 (悪天候時は室内)
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は24日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:18Comments(0)神社かみしばい

2022年03月21日

民話と紙芝居の街に


 「『竜宮』 という地名の由来を、今日初めて知りました。ありがとうございました」
 上演後、小さなお子さんを連れた若いお母さんに、そう言っていただきました。


 僕らは毎月一回、伊勢崎神社で街頭紙芝居を行っています。
 僕らとは、この口演の主催者で 「壽ちんどん宣伝社」 の座長・石原之壽(いしはらのことぶき)氏と、画家でイラストレーターの須賀りす氏、と僕の3人です。

 1年前から地元・伊勢崎市の民話や伝説をもとにした創作紙芝居を作って、披露しています。
 「竜宮」 という地名も、伊勢崎市の宮子町にあります。
 交差点名は 「竜宮」、近くの広瀬川に架かる橋は 「竜宮橋」。
 そして、その橋のたもとには 「龍神宮」 が祀られています。


 この神社には、その昔、竜宮城へ行ったとされる男の話が伝わります。
 その話をもとに制作した紙芝居が 『いせさき宮子の浦島太郎』 です。

 ●文/小暮 淳
 ●画/須賀りす
 ●演/石原之壽

 この上演を通じて、地元に暮らしている人たちでも知らない民話や伝説があることを知りました。
 「さらに、この活動を続けて、伊勢崎市を民話と紙芝居の街にしよう!」
 と、僕らは上演のみならず、紙芝居の制作も続けています。


 昨日は、創作紙芝居の新作会議日でした。

 みなさんは、伊勢崎市の北 (旧赤堀町) に 「赤堀花しょうぶ園」 という公園があるのをご存じですか?
 毎年6月になると、約30種、約2万5千株の花しょうぶの花が咲き乱れ、「花しょうぶ園まつり」 が開催されています。

 でも、この公園、国の指定史跡だって知っていましたか?
 その名は、「女堀(おんなぼり)」。
 なぜ、そう呼ばれるようになったのでしょうか?

 そこには、あるお姫様とともに戦った大勢の女たちの伝説があったのです。


 新作紙芝居、近日公開!
 乞う、ご期待!
   


Posted by 小暮 淳 at 10:07Comments(0)神社かみしばい

2022年03月15日

「神社かみしばい」 3月口演


 ♪ 雪が溶けて川になって 流れて行きます
    つくしの子がはずかしげに 顔を出します
    もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか ♪

 ということで、久々に屋外で開催します!


 いや~、やっと2度目の春がめぐって来ました。
 夏の日照り、秋の落ち葉、冬の空っ風に耐えながら1年12回、休むことなく上演を続けている 「神社かみしばい」。
 さすがに極寒の12月~2月は耐えられず、屋内開催とさせていただきましたが、やっぱり紙芝居は青空の下で見る “街頭紙芝居” が風情があっていいですよね。


 この1年間で発表したオリジナルの創作紙芝居は4作品になりました。
 『いせさき宮子の浦島太郎』
 『やんちゃももたろう』
 『焼きまんじゅうろう 旅すがた』 ~おきりとおこみの巻~
 『焼きまんじゅうろう 旅姿』 ~宿場に冷てえ風が吹く~

 現在、新作紙芝居を続々制作中であります。
 ご期待ください!


 春風に誘われて、友人知人、家族、ご近所さん同士で、お越しください。
 スタッフ一同、お待ちしています。

    

      「神社かみしばい」 3月口演
 
 ●日時  2022年3月20日(日)、21日(月・祝)
       10時、11時、12時、13時 
       ※屋外開催 (悪天候時は室内)
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は20日のみ在社いたします。

  


Posted by 小暮 淳 at 10:47Comments(0)神社かみしばい

2022年02月21日

TVカメラがやって来た!


 コツコツ、コツコツ
 晴れても雨でも風の日でも
 コツコツ、コツコツ、
 人が集まっても集まらなくても
 休むことなく、神社の境内に立ち、演じ続ける男がいます。

 彼の名は、石原之壽(いしはらのことぶき)。
 「壽ちんどん宣伝社」 の座長です。
 そして彼は、僕の同級生。
 1年前、彼のために紙芝居用の物語を書き下ろしたのが縁で、僕も毎月、街頭紙芝居に参加するようになりました。


 昨日は今年2回目の 「神社かみしばい」 口演日でした。
 開演30分前、会場である伊勢崎神社へ行くと、すでに数人の人影がありました。
 よく見ると、お客さんではありません。
 大きな撮影カメラと収音マイクを抱えたテレビクルーです。

 聞けば、NHKテレビの取材だといいます。


 その5分後、またしても同じ機材を抱えた人たちが現れました。
 こちらは、群馬テレビのクルーでした。
 やはり、取材に来たようです。

 よりによって、2つのテレビ局がブッキング取材です。
 会場は、さながら記者会見のようで異様な雰囲気となりました。


 「紙芝居が、始まるよ~!」
 いつものように拍子木を鳴らしながら、座長が自転車の荷台にくくり付けた紙芝居の前に立ちます。
 2台のカメラが回り出します。

 緊張している様子もなく、彼は子どもたちに飴を配り、クイズを出し、正解するとラッパを鳴らして賞品を手渡し、いつもどおりに、パフォーマンスを続けます。
 今回、演じたのは3つの創作紙芝居。

 1つは、彼オリジナルの 『桃太郎?』。
 昭和の高度経済成長期のドブ川に流れ着いた桃とおばあさんの話です。

 2つめは、前橋市在住の絵本作家・野村たかあきさん作 『焼きまんじゅうろう 旅すがた』。
 江戸時代の上州 (群馬県) を舞台に、渡世人のまんじゅうろうが悪を懲らしめて大活躍します。

 そして3つは、僕が地元・伊勢崎市に伝わる民話を題材に書いた 『いせさき宮子の浦島太郎』 です。


 群馬テレビは、昨夜のニュースで放送されました。
 NHKは、これから編集作業にかかり、3月1日の夜のニュース番組の中で、特集されます。

 「たかが紙芝居、されど紙芝居」
 僕は、いつもそう思いながら彼の活動を応援してきました。
 昭和~平成~令和と時代は変わり、世の中も変わりました。
 「それでも子どもの笑顔は変わらない」
 と彼は言います。


 コツコツ、コツコツ
 ライフワークのように彼の口演活動は続きます。

 継続は力なり……

 まさに、そう感じた一日でした。
   


Posted by 小暮 淳 at 10:57Comments(0)神社かみしばい

2022年02月15日

「神社かみしばい」 2月口演


 ♪ ハア~ 背中(せな)で転がす からっ風
    焼きまんじゅうろう 旅すがた
    あまから みそだれ 一刀流 ♪
  (作詞/野村たかあき 作曲/小暮淳 『焼きまんじゅうろう 旅すがた』 より)


 昨年1月からスタートした 「神社かみしばい」。
 おかげさまで先月、1周年記念特別口演を無事に開催することができました。
 地元伊勢崎市の民話をもとに制作した 『いせさき宮子の浦島太郎』 は、この1年間、さまざまなメディアに取り上げていただき、市内はもとより市外や県外からも、たくさんの方々に来社していただきました。

 “たかが紙芝居、されど紙芝居”

 あらためて、昭和娯楽の魅力と底力を思い知らされました。


 さて、この1年間に、もう1人、ヒーローが誕生しました。
 そうです、「焼きまんじゅうろう」 であります。

 舞台は江戸時代の上州 (現・群馬県)。
 三度笠に合羽姿の渡世人。
 どこからともなく風のように現れては、悪人どもをバッタバッタと退治します。

 <利根の流れに産湯をつかい、からっ風に育てられ、義理と人情のためならば、ガブッと焼きまんじゅうろうを頬張って、悪を憎んで弱きを助け、西東。姓は “焼き”、名は “まんじゅうろう” と申しやす>


 必殺技は、「あまから剣法みそだれ返し」
 焼きまんじゅうの味噌ダレを、悪人目がけて飛ばします。

 そして最後は、この決めゼリフ!

 <目に染みたか、身に染みたか、心に染みたか>

 「よっ、まんじゅうろう!」
 と、観客からは声がかかります。


 作・画は、前橋市在住の絵本作家、野村たかあきさんです。
 現在、下記の2作を上演しています。
 ぜひ、ニューヒーローに会いに来てください!

 ●「焼きまんじゅうろう 旅すがた」 ~おきりとおこみの巻~
 ●「焼きまんじゅうろう 旅すがた」 ~宿場につめてぇ風が吹く~



         「神社かみしばい」 2月口演
 
 ●日時  2022年2月19日(土)、20日(日)
       10時、11時、12時、13時 ※寒冷のため屋内開催
 ●会場  伊勢崎神社 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は20日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:28Comments(0)神社かみしばい

2022年01月31日

ジンタの響きに太郎も踊る


 ♪ むかしむかし うらしまは たすけたカメにつれられて……


 泣けた、泣けた!
 なぜか知らないが、ジンタの響きに胸の奥がジーンと熱くなり、感極まってしまいました。

 古き良き昭和の光景に、誰もが酔いしれたひと時でした。


 昨年の1月から始まった 「神社かみしばい」。
 地元伊勢崎市の民話を題材に、伊勢崎神社で開催している街頭紙芝居です。

 『いせさき宮子の浦島太郎』
 ●作/小暮淳 (フリーライター)
 ●画/須賀りす (画家・イラストレーター)
 ●演/石原之壽 (いしはらのことぶき・壽ちんどん宣伝社)

 海のない群馬県で、なぜ、浦島太郎伝説が?

 そんな謎学をはらんだ紙芝居の上演一周年を記念して、昨日はスペシャルイベントが開催されました。


 「高崎チンドン俱楽部」 のみなさんが、お祝いに駆けつけてくださいました!

 チンドン太鼓、ゴロス(大太鼓)、クラリネット、サックス……

 ちょんまげ姿のお侍さんに、色鮮やかな着物に身を包んだ町娘たち。
 ジンタッタ、ジンタッタ……
 と軽やかなジンタのリズムを刻みながら登場です。

 まずはチンドン屋といえば、この曲。
 定番の 「竹と雀」、通称 「たけす」 がオープニング。
 その後、会場の子どもたちのために 「アンパンマン」 や 「ドラえもん」 などのアニメソングを演奏。

 最後は座長の口上で、『いせさき宮子の浦島太郎』 一周年への祝いのお言葉をいただき、エンディングでは、なんと! サプライズで童謡 「浦島太郎」 を演奏してくださいました。


 うる、るうるうるうる……

 もうダメです。
 哀愁に満ちていて、もの悲しくもあり、童謡が童謡として聴こえてきません。

 すごい! 凄すぎる!
 これぞ日本が誇る昭和の伝統演芸じゃーーーーっ!!


 会場には、親子連れにまざって、おじいちゃんとお孫さんの姿もちらほら。
 昭和を知らない若いカップルは、初めて見るチンドン演奏を食い入るように見ていました。

 ご来場された、たくさんのみなさん、お寒い中、本当にありがとうございました。

 今年は新作紙芝居も上演いたします。
 今後ともよろしくお願いいたします。


 ※次回の上演は、2月19日・20日の予定です。
 ※昨日の様子は、今日の上毛新聞に掲載されました。
  


Posted by 小暮 淳 at 10:57Comments(0)神社かみしばい

2022年01月25日

「神社かみしばい」 新春特別口演


 早いもので丸一年が経ちました。

 事の始まりは、2年前の夏。
 高校の同級生で、退職後にチンドン屋を開業した友人が、僕の講演会場に現れました。

 「生まれ育った地元に、何か恩返しがしたい」

 講演終了後、そう声をかけてきました。
 彼の出身は、群馬県伊勢崎市。
 現在は茨城県に暮らしていますが、里帰りのついでに、講演会に顔を出したといいます。

 「できれば地元の民話がいい。ジュン、頼むよ。書いてくれ!」


 ということで完成したのが、『いせさき宮子の浦島太郎』 です。
 拙著 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) からの抜粋ですが、初版出版当時からマスコミに取り上げられ、話題になった伝説です。

 <なぜ、海なし県に浦島太郎伝説が?>
 <もしかして、群馬が浦島太郎発祥の地?>

 地元紙、全国紙問わず、一斉に書き立てました。

 「これで行こう!」
 迷うことなく、民話紙芝居の第1作が決まりました。


 ●作/小暮淳 (フリーライター)
 ●画/須賀りす (画家・イラストレーター)
 ●演/石原之壽 (いしはらのことぶき・壽ちんどん宣伝社座長)


 昨年の1月より毎月、伊勢崎神社 (伊勢崎市) の境内を借りて、上演を続けてきました。
 これまでに、たくさんの方々に来社いただきました。
 またテレビや新聞などマスコミをはじめ、伊勢崎市の市長さん、教育委員会の方々にも観覧していただきました。
 心より御礼申し上げます。

 そんな感謝の思いを伝えたくて、来たる1月口演は、“新春特別口演” と銘打ち、スペシャルゲストに 「高崎チンドン倶楽部」 のみなさんを招き、にぎやかに1周年を祝いたいと思います。
 昔懐かしい紙芝居と駄菓子屋とチンドン屋が、一堂に集まります。
 昭和レトロの風景を、お楽しみください。
 
 僕も終日、会場にて著書の販売をしております。
 ぜひ、お出かけください。
 待ってま~す!



        「神社かみしばい」 新春特別口演

      『いせさき宮子の浦島太郎』 1周年記念
       高崎チンドン倶楽部共演スペシャル
 
 ●日時  2022年1月30日(日)
       10時、11時、12時、13時 ※紙芝居は屋内開催
 ●会場  伊勢崎神社 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ※チンドン演奏は11時と12時を予定しています。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:26Comments(0)神社かみしばい

2021年12月20日

作者来社


 「あ~、つかれた~!」
 そう言いながら座長が、遅れて店内に入って来ました。
 「そんなに疲れたか?」
 と僕。
 「ああ、緊張したよ」

 僕らはいつも、口演終了後、遅い昼食をとりに近くの食堂に集まります。


 昨日は、毎月恒例の 「神社かみしばい」 の開催日でした。

 僕と座長は、高校の同級生です。
 一昨年の夏、彼から相談がありました。
 「伊勢崎神社で行っている紙芝居で、オリジナルを上演したい。できれば地元の民話を紹介したい」

 これに応えて完成したのが 『いせさき宮子の浦島太郎』(作・小暮淳、画・須賀りす) でした。


 オリジナルの民話紙芝居を上演し続けて、今月で丸1年が経ちました。
 その間に、我々の活動に賛同し、支援してくださる人たちが現れました。
 その一人が、前橋市在住の絵本作家・野村たかあき先生です。

 我々のために、無償でオリジナルの紙芝居を書き下ろしてくださったのです。
 それも、すでに2本!(驚きました)

 第1話 『焼きまんじゅうろう 旅すがた』 ~おきりとおこみの巻~
 第2話 『焼きまんじゅうろう 旅すがた』 ~宿場につめてぇ風が吹く~

 昨日は、第2話の新作発表口演日だったのであります。


 たぶん、情報が漏れたんでしょうね。
 「野村先生が来社するらしい」 という。

 1日4回口演を行っていますが、おかげさまで昨日は、毎回、たくさんの入場者がありました。
 ※(昨日は寒かったため、境内ではなく屋内で開催しました)

 野村先生は、11時と12時と13時の回を観覧してくださいました。


 まんじゅうろうの必殺技は、「あまから剣法みそだれ返し」。
 そして、必殺技を決めた後の決めゼリフがふるっています。

 ≪目に染みたか、身に染みたか、心に染みたか≫

 この名ゼリフは、会場が一体となって、老いも若きも子どもも一緒になって、大合唱となります。


 「でも、先生もよろこんでいたぞ!」
 「ああ、3時間も居てくれたんだもんな」
 「『浦島太郎』 のリクエストまでしてくれた」
 「ああ、ありがたいね」
 「いよいよ、来月は、1周年記念イベントだぜ」
 「ああ、よろしく頼む。とりあえず、今年一年間、お疲れさまでした」

 「カンパーイ!」
 お冷で互いの労をねぎらったのであります。


 今年、「神社かみしばい」 に足を運んでくださった方々に御礼申し上げます。
 ありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします

 ※新春特別口演は1月30日を予定しています。
    


Posted by 小暮 淳 at 10:19Comments(0)神社かみしばい

2021年12月16日

「神社かみしばい」 12月口演


 今年もだいぶ押し迫ってまいりました。
 1月から毎月、伊勢崎神社の境内で開催している創作紙芝居の上演も、今年の最終日を迎えます。

 開催初日から新聞やテレビ等で報道されたため、話題となり、回を重ねるごとに認知度も上がり、毎回、たくさんの方に来社していただいています。
 スタッフ一同、御礼申し上げます。。


 さて、今回もすでに新聞等で大きく報道されたため、ご存じの方も多いかと思いますが、この 「神社かみしばい」 から誕生した群馬のニューヒーロー 「焼きまんじゅうろう」 のシリーズ第2話が早くも登場します!
 (詳しくは当ブログ12月8日 「早くも続編! 「焼きまんじゅうろう」 参照)

 作者は、あの日本絵本界の最高賞 「絵本にっぽん賞」 受賞歴もある前橋市在住の絵本作家・野村たかあき先生であります。
 今年9月から上演を続けている第1話 「おきりとおこみの巻」 に続き、今回、新作 「宿場につめてぇ風が吹く」 を初口演いたします。


 必殺技は、「あまから剣法みそだれ返し」。
 そして、あの決めゼリフが空っ風に舞います。

 「目に染みたか。身に染みたか。心に染みたか」

 乞う、ご期待!
 たくさんの方の御来社をお待ちしております。
 


         「神社かみしばい」 12月口演

          『焼きまんじゅう 旅すがた』
          ~宿場につめてぇ風が吹く~
 
 ●日時  2021年12月18日(土)、19日(日)
        10時、11時、12時、13時 ※雨天の場合は屋内開催
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は19日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 10:57Comments(0)神社かみしばい

2021年12月12日

新春は1周年スペシャル口演


 “来年の事を言えば鬼が笑う” と申しますが、3週間後は、もう来年なんですね。
 イベントの告知をすれば、すべて鬼に笑われてしまいます。

 先日、「神社かみしばい」 の12月口演の告知をしたばかりですが、早くも来年1月の新春口演の日時とスペシャル企画が決定しました!


 今年の1月からスタートした、ご当地民話を題材にした創作紙芝居の上演会。
 その第1弾は、地元伊勢崎市に伝わる “浦島太郎伝説” でした。


   『いせさき宮子の浦島太郎』

 ●作/小暮淳 (フリーライター)
 ●画/須賀りす (画家・イラストレーター)
 ●演/石原之壽 (壽ちんどん宣伝社 座長)


 この作品の上演1周年を記念して、2022年新春の第1回口演は、スペシャルゲストを招いて、お正月らしく、にぎやかに華々しく開催したいと思います。
 そのゲストとは?

 「高崎ちんどん倶楽部」 のみなさんで~す!


 高崎ちんどん俱楽部といえば、かつて、僕もゲストに呼んでいただき、あの名曲(?) 『GO!GO!温泉パラダイス』 を演奏・熱唱して、アマチュアちんどん大会にて特別賞をいただいた仲であります。
 また、口演主の石原之壽氏は、元高崎ちんどん倶楽部員。
 そして、須賀りす氏にいたっては、現役の倶楽部員であります。

 そんな密な関係ということもあり、1周年記念イベントに、友情出演してくださることになりました。

 年配者には懐かしく、若者には新しく、子どもたちにはテーマパークのようなドキドキ感に包まれた紙芝居とちんどん屋がコラボした “昭和ワールド” を、ぜひ、ご堪能ください。



        「神社かみしばい」 新春特別口演

      『いせさき宮子の浦島太郎』 1周年記念
       高崎ちんどん倶楽部共演スペシャル
 
 ●日時  2022年1月30日(日)
       10時、11時、12時、13時 ※雨天の場合は屋内開催
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ※ちんどん演奏は11時と12時を予定しています。
  


Posted by 小暮 淳 at 10:44Comments(0)神社かみしばい

2021年12月08日

早くも続編! 「焼きまんじゅうろう」


 やられました!
 このブログで紹介する前に、朝日新聞にスッパ抜かれました(笑)。

 今日の朝日新聞群馬版に、大きく記事が掲載されました。
 <焼きまんじゅうろう また悪退治>
 <続編の紙芝居完成 18・19日に伊勢崎神社で披露>

 そーなんです!
 9月口演に初お目見えして、わずか3ヶ月。
 早くも群馬のニューヒーロー 「焼きまんじゅうろう」 の第2話が登場です。


 僕らは、今年の1月から伊勢崎市の伊勢崎神社境内を借りて、創作紙芝居の上演を行っています。
 僕らとは、口演主の壽ちんどん宣伝社座長・石原之壽さん、画家でイラストレーターの須賀りすさん、と僕の3人です。

 最初は3人で創った地元を題材にした民話の紙芝居を上演していたのですが、この活動に前橋市在住の絵本作家・野村たかあき先生が賛同してくださり、オリジナルの紙芝居を書き下ろしてくださいました。
 そのタイトルが 『焼きまんじゅうろう 旅すがた』 です。

 群馬名物の 「焼きまんじゅう」 を題材にしたキャラクター 「焼きまんじゅうろう」 が、悪を懲らしめる勧善懲悪の痛快時代劇です。
 姓は 「焼き」、名は 「まんじゅうろう」。
 利根の流れに産湯をつかい、空っ風に育てられた江戸時代の渡世人であります。


 第1話 「おきりとおこみの巻」 では、まんじゅうろうの幼なじみ、おきりとおこみ姉妹の茶屋が舞台でしたが、第2話 「宿場に冷てぇ風が吹く」 では、敵方の 「どどめ一家」 の親分が、上州の宿場町に大賭博場を中心とした総合リゾート計画を立ち上げ、住民が困惑しているという物語です。

 今回も 「どどめ一家」 の三悪人、赤城なべ割りのごん蔵、榛名ガラメキの判次、妙義白雲の岩太が登場!
 「上毛三山、まとめて、さんざんな目にあわせてやるぜ!」 と、まんじゅうろうの必殺技 「あまから剣法みそだれ返し」 が炸裂します。
 そして、あの名ゼリフで一件落着!

 「目に染みたか。身に染みたか。心に染みたか」


 第2話の初口演は、下記の日時に決定しました。
 たくさんの方のご来社をお待ちしております。



          「神社かみしばい」 12月口演
 
 ●日時  2021年12月18日(土)、19日(日)
       10時、11時、12時、13時 ※雨天の場合は屋内開催
 ●会場  伊勢崎神社 境内 (群馬県伊勢崎市本町21-1)
 ●入場  無料 (投げ銭制) ※ペイペイ可
 ●問合  壽ちんどん宣伝社 TEL.090-8109-0480

 ☆小暮は19日のみ在社いたします。
  


Posted by 小暮 淳 at 11:26Comments(0)神社かみしばい