2010年05月24日
夢の軌跡
「夢は叶うもの」いつも僕は、そう思って生きています。よく「叶える」という人がいますが、そうは思わないんですね。
なんだか「叶える」というと努力が必要です。でも本当に好きなものって、努力なんてしません。勝手に心と体が動いてしまいます。時に、無我夢中で一生懸命な姿を見て、他人は「努力している」と評価するのかもしれませんが、本人は好きなことですから、なんら苦痛を感じていないんですね。むしろ楽しくてしょうがない。だから人一倍頑張ってしまう。気が付くと、夢が叶っているということです。
10代のとき、歌手になりたくて東京へ出ました。音楽学校へ通いながら、ライブハウスや路上で(今で言う、ストリートです)歌ったり、仲間とコンサートを開いていました。いつしか、そんな僕を見ていた人が「レコーディングをしないか?」と言ってくれて、本当にレコードデビューの夢が叶ってしまいました(もちろん、ヒットはしません)。
20代になって役者になりたいと思い、劇団に入りました。稽古はちょっぴり辛かったけど、舞台に立つのが楽しくて夢中になりました。何年か後に、池袋のサンシャイン劇場のステージに立っていました。
夢が叶っても、続かないのが僕の悪いところです。
30歳を前に、小説を書こうと思い、原稿を新聞社へ送ったところ、掲載されてしまいました。
これで図に乗って、タウン誌に勤めて、雑誌の編集を始めたのですが、どうしても自分の名前(記名)で文章が書きたくなって、会社を辞めてしまいました。これがフリーライターの始まりです。
辞めて最初にやったことは、仕事を探すことより、自分の本を出版することでした。1年間かけて、本を作りました。それが『上毛カルテ』(上毛新聞社)です。
それからはアジアを旅したいと思ったら旅に出て、離島の生活を書きたいと思ったら島に何年も通いました。
それらは本になったり、展示会をしたり、と形になりました。
この頃から、夢は叶えるのではなくて、叶うものなのだと思うようになりました。ただ、その「夢」は、本当に好きなことなのか? 本当にやりたいことなのか? この見極めは必要です。苦痛が伴った時点で、夢は夢と化してしまうからです。
40歳を過ぎてからは、ひたすら温泉ばかり入っています。「50歳までには本にしたい」と漠然と思っていたのですが、ぎりぎり昨年、その夢も叶いました。
今の夢は、もっと温泉の本を書くことです。
この夢は、もうお約束されている夢ですが、まだ叶っていないので、夢は夢です。
もしかしたら僕は、叶う夢しか見ていないのかもしれませんね。傷つくのが恐くて、あえて叶いそうもない夢は見ないようにしているのかもしれません。ま、いいじゃありませんか! 叶う夢が多いほど、人生は楽しいですぞ!
なんだか「叶える」というと努力が必要です。でも本当に好きなものって、努力なんてしません。勝手に心と体が動いてしまいます。時に、無我夢中で一生懸命な姿を見て、他人は「努力している」と評価するのかもしれませんが、本人は好きなことですから、なんら苦痛を感じていないんですね。むしろ楽しくてしょうがない。だから人一倍頑張ってしまう。気が付くと、夢が叶っているということです。
10代のとき、歌手になりたくて東京へ出ました。音楽学校へ通いながら、ライブハウスや路上で(今で言う、ストリートです)歌ったり、仲間とコンサートを開いていました。いつしか、そんな僕を見ていた人が「レコーディングをしないか?」と言ってくれて、本当にレコードデビューの夢が叶ってしまいました(もちろん、ヒットはしません)。
20代になって役者になりたいと思い、劇団に入りました。稽古はちょっぴり辛かったけど、舞台に立つのが楽しくて夢中になりました。何年か後に、池袋のサンシャイン劇場のステージに立っていました。
夢が叶っても、続かないのが僕の悪いところです。
30歳を前に、小説を書こうと思い、原稿を新聞社へ送ったところ、掲載されてしまいました。
これで図に乗って、タウン誌に勤めて、雑誌の編集を始めたのですが、どうしても自分の名前(記名)で文章が書きたくなって、会社を辞めてしまいました。これがフリーライターの始まりです。
辞めて最初にやったことは、仕事を探すことより、自分の本を出版することでした。1年間かけて、本を作りました。それが『上毛カルテ』(上毛新聞社)です。
それからはアジアを旅したいと思ったら旅に出て、離島の生活を書きたいと思ったら島に何年も通いました。
それらは本になったり、展示会をしたり、と形になりました。
この頃から、夢は叶えるのではなくて、叶うものなのだと思うようになりました。ただ、その「夢」は、本当に好きなことなのか? 本当にやりたいことなのか? この見極めは必要です。苦痛が伴った時点で、夢は夢と化してしまうからです。
40歳を過ぎてからは、ひたすら温泉ばかり入っています。「50歳までには本にしたい」と漠然と思っていたのですが、ぎりぎり昨年、その夢も叶いました。
今の夢は、もっと温泉の本を書くことです。
この夢は、もうお約束されている夢ですが、まだ叶っていないので、夢は夢です。
もしかしたら僕は、叶う夢しか見ていないのかもしれませんね。傷つくのが恐くて、あえて叶いそうもない夢は見ないようにしているのかもしれません。ま、いいじゃありませんか! 叶う夢が多いほど、人生は楽しいですぞ!
Posted by 小暮 淳 at 17:48│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
ご無沙汰しています。
Blog始められたんですね!
それから、娘さんご結婚されたんですか!?
時の経つのは早いもの、こちらも年取る訳ですわ・・・
お元気でご活躍何よりです。
こちらの「呂號」関連もいろいろ進んでいます。
七月から学◎の「歴◎群像」で「呂號」の連載が始まります。
また千葉県某市では「地下構造物」の発掘調査に関わっていたりと何かと忙しくしています。
今年こそは、飲みましょう!!
Blog始められたんですね!
それから、娘さんご結婚されたんですか!?
時の経つのは早いもの、こちらも年取る訳ですわ・・・
お元気でご活躍何よりです。
こちらの「呂號」関連もいろいろ進んでいます。
七月から学◎の「歴◎群像」で「呂號」の連載が始まります。
また千葉県某市では「地下構造物」の発掘調査に関わっていたりと何かと忙しくしています。
今年こそは、飲みましょう!!
Posted by しばた at 2010年05月26日 17:38
しばた様
気づいてくれたんですね、ありがとうございます。
「ご無沙汰、ご無沙汰」と言いながら、十数年が経ってしまいました。
そーなんですよ。今夏には、僕はおじいちゃんになるようです。あまり実感はないんですけどね。人生はシナリオのないドラマですから、いつでも出たとこ勝負です。そのとき、考えることにしています。
ぜひ、ぜひ、また飲み語りましょう。
気づいてくれたんですね、ありがとうございます。
「ご無沙汰、ご無沙汰」と言いながら、十数年が経ってしまいました。
そーなんですよ。今夏には、僕はおじいちゃんになるようです。あまり実感はないんですけどね。人生はシナリオのないドラマですから、いつでも出たとこ勝負です。そのとき、考えることにしています。
ぜひ、ぜひ、また飲み語りましょう。
Posted by 小暮 at 2010年05月27日 01:08