2010年07月18日
連休はゲラカン
いよいよ、9月に出版される温泉本のゲラ刷りが上がって来ました。
「ゲラ刷り」とは、原稿や写真が組まれて、印刷前に校正用に試し刷りされたプリントのことです。
まだ未取材、未入稿の原稿がありますが、とりあえず124ページ中、本文前半の22ページが送られてきました。
この連休は、ゲラ校正のカンヅメ (ゲラカン) であります。
校正は、もちろん著者一人がやるものではありません。
取材先へも送られますし、編集者もがっちり見ます。ただ、原稿は著者に権利があるので、最終的な判断は著者が行います。
出版元が新聞社ですから、編集者からは、なかなか厳しいチェックが入るんですね。
使用できる漢字、送り仮名、表記の仕方などなど……。
例えば、「循環濾過」→「循環ろ過」、「運動麻痺」→「運動まひ」となります。
「癒し」の送り仮名は「癒やし」だったり、また動植物の表記は基本的にはカタカナとなります。
でも植物の名前は、サクラと書くより「さくら」や「桜」の方が風情や情緒がありますよね。だから僕は、できるだけ押し通すようにしていますけど。
例えば「ゆぶね」です。
僕の文章には頻繁に出てくる言葉です。一般的には「湯船」と表記しますが、僕は断固として「湯舟」で通しています。
何度も赤チェックを入れられますが、その都度“このまま(で良し)”と青チェックで返します。
どう考えても、小さなお宿の風呂は、「湯舟」なのですよ。
でも、ゲラ校正は本作りの作業の中でも、とても楽しい時間です。
しいて言うならば、遠足の前夜のよう。リュックサックの中の持ち物チェックをしているときみたいで、ワクワクしながら校正を続けています。
“明日になれば、待ちに待った楽しい遠足だ!” まさに、そんな気分なのです。
“この作業が終われば、待ちに待った本の出版”なのです。
連休は、またしてもカンヅメですが、僕にとってはこれも楽しい連休の過ごし方です。
大好きな “ゲラカン” ですから!
「ゲラ刷り」とは、原稿や写真が組まれて、印刷前に校正用に試し刷りされたプリントのことです。
まだ未取材、未入稿の原稿がありますが、とりあえず124ページ中、本文前半の22ページが送られてきました。
この連休は、ゲラ校正のカンヅメ (ゲラカン) であります。
校正は、もちろん著者一人がやるものではありません。
取材先へも送られますし、編集者もがっちり見ます。ただ、原稿は著者に権利があるので、最終的な判断は著者が行います。
出版元が新聞社ですから、編集者からは、なかなか厳しいチェックが入るんですね。
使用できる漢字、送り仮名、表記の仕方などなど……。
例えば、「循環濾過」→「循環ろ過」、「運動麻痺」→「運動まひ」となります。
「癒し」の送り仮名は「癒やし」だったり、また動植物の表記は基本的にはカタカナとなります。
でも植物の名前は、サクラと書くより「さくら」や「桜」の方が風情や情緒がありますよね。だから僕は、できるだけ押し通すようにしていますけど。
例えば「ゆぶね」です。
僕の文章には頻繁に出てくる言葉です。一般的には「湯船」と表記しますが、僕は断固として「湯舟」で通しています。
何度も赤チェックを入れられますが、その都度“このまま(で良し)”と青チェックで返します。
どう考えても、小さなお宿の風呂は、「湯舟」なのですよ。
でも、ゲラ校正は本作りの作業の中でも、とても楽しい時間です。
しいて言うならば、遠足の前夜のよう。リュックサックの中の持ち物チェックをしているときみたいで、ワクワクしながら校正を続けています。
“明日になれば、待ちに待った楽しい遠足だ!” まさに、そんな気分なのです。
“この作業が終われば、待ちに待った本の出版”なのです。
連休は、またしてもカンヅメですが、僕にとってはこれも楽しい連休の過ごし方です。
大好きな “ゲラカン” ですから!
Posted by 小暮 淳 at 14:45│Comments(0)
│執筆余談