2010年08月16日
ヌエの鳴く夜に
ヒィーーーーン、ヒィーーーーン
不気味な怪音が、夏の夜に響き渡ります。
ヌエ(鵺)が今年の夏も、やって来たのです。
ヌエは、源頼政が射取ったという伝説上の怪獣。
頭はサル、胴はタヌキ、尾はヘビ、手足はトラ……。
頼政はある晩、怪獣のうなるような不気味な声の主をめがけて、一本の矢を射ったところ、見事に命中して怪獣は音をたてて、ドサッと地に落ちてきました。ところが、その姿は怪獣などではなく、鳥でした。夜に鳴く鳥なので、「鵺」と呼ばれるになったといいます。
そして、その正体は……
ツグミ類ヒタキ科の「トラツグミ」です。
何年か前から我が家の近くの木に、やって来るようになりました。
それにしても、鳥とは思えない金属音を発します。
その昔、前橋の街中に現れて、連日、新聞紙上をにぎわせたことがありました。
「UFOが来た」とか「何かのタタリだ」とか、そりぁ~大騒ぎ!
結局、日本野鳥の会が登場して、謎を解明。一件落着となりました。
そのトラツグミが、僕の家の2階の仕事場の前で、「ヒィーーーーン、ヒィーーーーン」と毎夜毎夜、大声を上げて騒いでいるのです。仕事の邪魔ったら、ありゃしない!
お恥ずかしい話、訳あって、我が家は僕の仕事場だけエアコンが付いてないのです(息子の部屋にはあるのにね)。
だから昼間は、リビングとか妻の部屋とか、エアコンのある部屋に避難して原稿を書いているのですが、夜は窓を全開にして仕事をしているのです。
そして、今夜も……
ヒィーーーーン ヒィーーーーン ヒィーーーーン
ヌエの鳴く夜は恐ろしい。
不気味な怪音が、夏の夜に響き渡ります。
ヌエ(鵺)が今年の夏も、やって来たのです。
ヌエは、源頼政が射取ったという伝説上の怪獣。
頭はサル、胴はタヌキ、尾はヘビ、手足はトラ……。
頼政はある晩、怪獣のうなるような不気味な声の主をめがけて、一本の矢を射ったところ、見事に命中して怪獣は音をたてて、ドサッと地に落ちてきました。ところが、その姿は怪獣などではなく、鳥でした。夜に鳴く鳥なので、「鵺」と呼ばれるになったといいます。
そして、その正体は……
ツグミ類ヒタキ科の「トラツグミ」です。
何年か前から我が家の近くの木に、やって来るようになりました。
それにしても、鳥とは思えない金属音を発します。
その昔、前橋の街中に現れて、連日、新聞紙上をにぎわせたことがありました。
「UFOが来た」とか「何かのタタリだ」とか、そりぁ~大騒ぎ!
結局、日本野鳥の会が登場して、謎を解明。一件落着となりました。
そのトラツグミが、僕の家の2階の仕事場の前で、「ヒィーーーーン、ヒィーーーーン」と毎夜毎夜、大声を上げて騒いでいるのです。仕事の邪魔ったら、ありゃしない!
お恥ずかしい話、訳あって、我が家は僕の仕事場だけエアコンが付いてないのです(息子の部屋にはあるのにね)。
だから昼間は、リビングとか妻の部屋とか、エアコンのある部屋に避難して原稿を書いているのですが、夜は窓を全開にして仕事をしているのです。
そして、今夜も……
ヒィーーーーン ヒィーーーーン ヒィーーーーン
ヌエの鳴く夜は恐ろしい。
Posted by 小暮 淳 at 22:06│Comments(0)
│つれづれ