2011年02月16日
四万温泉 「山ばと」
またまた昨日から、四万温泉に泊り込んでの取材活動でした。
昼に前橋を出る頃には、すっかり雪も止んで、青空が広がっていましたが、さすが四万は山の中です。
中之条までは出ていた太陽も、四万川をさかのぼるにつれて、雪が舞い出しました。
温泉街に着くと、そこは完全なる雪国。
四万温泉の四季を撮り続けているカメラマンは、大喜びでシャッターを切っていました。
今回は、四万温泉の中でも、奥の地区を回りました。
戦後になって誕生した新しい温泉街「ゆずりは」地区と、四万温泉の発祥伝説が残る「御夢想(ごむそう)の湯」がある最奥の「日向見(ひなたみ)」地区です。
日向見には、国指定重要文化財(かつては国宝だった)の「日向見薬師堂」があります。
昼間、雪の中の取材を終えて、昨晩は日向見地区にある湯の宿「山ばと」に泊めていただきました。
「山ばと」に泊まるのは初めてなのですが、2代目女将の山口良子さんにお会いするのは2度目です。
しかも10年ぶりであります。
2000年の10月に開催された 『探四万展(さがしまてん)』(四万温泉協会主催) のシンポジューム会場(中之条ツインプラザ) でパネリストと女将さん会代表としてステージでご一緒しました。
「山ばと」は小さな旅館です。
女将の “旅館の概念を変えたかった” という発案から、3年前に旅館の1階にダイニング「楽庵」をオープン。
旅館でありながら、一般客もランチとディナーができる経営に切り替えました。
「ここは薬師様の参道なのに、休憩できる店がないのよ。だったら私が!って、ね」
10年前と変わらぬ活発なお方です。見た目もまったく変わっていません。
いったい、あの時は何歳で、今は何歳なのか、年齢不詳の不思議な女性であります。
夕食は、囲炉裏で山の幸を焼きながら、カメラマン氏と仕事の成功を祈って「カンパーイ!」。
僕もカメラマン氏も、ビールは最初の1杯だけで、すぐに日本酒へ切り替えるタイプです。
今回も、地酒を注文。
キーンと冷えた純米吟醸酒が登場!
『四万の一雫』
蔵元は、僕の大好きな牧野酒造さんですから、味は間違いありません。
でも、あれれれれ……?
ラベルに見覚えがありますぞ!
我らが友人のアクリル画家、須賀りすさんの絵ではありませんか!
みなさんも、良く知っている「人には教えたくない温泉があります」というコピーのポスターでお馴染みの、あの四万温泉俯瞰図です(確か、群馬県知事賞を受賞しました)。
さっそく写メールにて、彼女に送ってやりました。
りす画伯は他にも「中之条小町」など、中之条町や四万温泉を題材にした絵を、数多く描いている作家です。
四万温泉「四萬館」には、彼女のギャラリーも開設されているので、ぜひファンの人は足を運んでやってください。
風呂は内風呂が2つと、露天風呂が1つ。3つとも貸切風呂です。
浴室へ向かう階段で、若いカップルとすれ違いました。
「いいですなぁ~、羨ましい」と心でつぶやきつつ、僕の目線はカメラマン氏へ。
オヤジです。
しかもヒゲ面です。
仕事とはいえ、オヤジ2人の貸切風呂ですよ。
撮影もそこそこに切り上げ、部屋に戻り、飲みなおしたことは言うまでもありません。
昼に前橋を出る頃には、すっかり雪も止んで、青空が広がっていましたが、さすが四万は山の中です。
中之条までは出ていた太陽も、四万川をさかのぼるにつれて、雪が舞い出しました。
温泉街に着くと、そこは完全なる雪国。
四万温泉の四季を撮り続けているカメラマンは、大喜びでシャッターを切っていました。
今回は、四万温泉の中でも、奥の地区を回りました。
戦後になって誕生した新しい温泉街「ゆずりは」地区と、四万温泉の発祥伝説が残る「御夢想(ごむそう)の湯」がある最奥の「日向見(ひなたみ)」地区です。
日向見には、国指定重要文化財(かつては国宝だった)の「日向見薬師堂」があります。
昼間、雪の中の取材を終えて、昨晩は日向見地区にある湯の宿「山ばと」に泊めていただきました。
「山ばと」に泊まるのは初めてなのですが、2代目女将の山口良子さんにお会いするのは2度目です。
しかも10年ぶりであります。
2000年の10月に開催された 『探四万展(さがしまてん)』(四万温泉協会主催) のシンポジューム会場(中之条ツインプラザ) でパネリストと女将さん会代表としてステージでご一緒しました。
「山ばと」は小さな旅館です。
女将の “旅館の概念を変えたかった” という発案から、3年前に旅館の1階にダイニング「楽庵」をオープン。
旅館でありながら、一般客もランチとディナーができる経営に切り替えました。
「ここは薬師様の参道なのに、休憩できる店がないのよ。だったら私が!って、ね」
10年前と変わらぬ活発なお方です。見た目もまったく変わっていません。
いったい、あの時は何歳で、今は何歳なのか、年齢不詳の不思議な女性であります。
夕食は、囲炉裏で山の幸を焼きながら、カメラマン氏と仕事の成功を祈って「カンパーイ!」。
僕もカメラマン氏も、ビールは最初の1杯だけで、すぐに日本酒へ切り替えるタイプです。
今回も、地酒を注文。
キーンと冷えた純米吟醸酒が登場!
『四万の一雫』
蔵元は、僕の大好きな牧野酒造さんですから、味は間違いありません。
でも、あれれれれ……?
ラベルに見覚えがありますぞ!
我らが友人のアクリル画家、須賀りすさんの絵ではありませんか!
みなさんも、良く知っている「人には教えたくない温泉があります」というコピーのポスターでお馴染みの、あの四万温泉俯瞰図です(確か、群馬県知事賞を受賞しました)。
さっそく写メールにて、彼女に送ってやりました。
りす画伯は他にも「中之条小町」など、中之条町や四万温泉を題材にした絵を、数多く描いている作家です。
四万温泉「四萬館」には、彼女のギャラリーも開設されているので、ぜひファンの人は足を運んでやってください。
風呂は内風呂が2つと、露天風呂が1つ。3つとも貸切風呂です。
浴室へ向かう階段で、若いカップルとすれ違いました。
「いいですなぁ~、羨ましい」と心でつぶやきつつ、僕の目線はカメラマン氏へ。
オヤジです。
しかもヒゲ面です。
仕事とはいえ、オヤジ2人の貸切風呂ですよ。
撮影もそこそこに切り上げ、部屋に戻り、飲みなおしたことは言うまでもありません。
Posted by 小暮 淳 at 22:00│Comments(3)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
四万温泉からですね
(゚-゚) 知ってそうで 知らない所でして
源泉の場所や宿の情報が 詳細に解ると 有り難いかも(;^_^A
最近は 都会の人専用に 成りつつあり 足が余り 向きません
りすさん(;゜д゜)
スズランで 作品を拝見した事があります
曲線を意識した絵で ウサギが可愛い
こちらは 栃尾又温泉 自在館に土曜日出掛けます
(ノд<。)゜。
県内の宿ではなくて 残念さ…
放射能泉とお米を楽しんできます
お酒も 美味しいらしいですが?
(゚-゚) 知ってそうで 知らない所でして
源泉の場所や宿の情報が 詳細に解ると 有り難いかも(;^_^A
最近は 都会の人専用に 成りつつあり 足が余り 向きません
りすさん(;゜д゜)
スズランで 作品を拝見した事があります
曲線を意識した絵で ウサギが可愛い
こちらは 栃尾又温泉 自在館に土曜日出掛けます
(ノд<。)゜。
県内の宿ではなくて 残念さ…
放射能泉とお米を楽しんできます
お酒も 美味しいらしいですが?
Posted by momotaka at 2011年02月17日 12:53
momotakaさんへ
りすさんをご存知でしたか!
我が家には、りす画伯の大きなウサギの絵がありますよ。
(ちょっと高かったけど、金のあるときに買いました)
「山ばと」は、湯の泉の湯と山鳥の湯の2つの源泉を引いています。
湯の泉の湯は、奥四万湖畔の共同湯「こしきの湯」と同じ源泉です。
りすさんをご存知でしたか!
我が家には、りす画伯の大きなウサギの絵がありますよ。
(ちょっと高かったけど、金のあるときに買いました)
「山ばと」は、湯の泉の湯と山鳥の湯の2つの源泉を引いています。
湯の泉の湯は、奥四万湖畔の共同湯「こしきの湯」と同じ源泉です。
Posted by 小暮 淳 at 2011年02月17日 16:33
..._φ(°∀°) メモしておきます
Posted by momotaka at 2011年02月18日 12:26