2011年10月20日
霧積温泉 「金湯館」③
今日は朝から上信越自動車道を飛ばして、霧積温泉まで行ってきました。
A新聞の担当記者の I さんに、“これぞ秘湯” って温泉を見せてやることになりました。
( I さんは、大阪に家族を残しての単身赴任中です)
今年は7月に、温泉講座で訪れていますから、3ヵ月ぶり2回目の訪問となります。
取材ということなので、今回も特別、林道のゲートを開けていただき、一気に宿の近くまで車で行ってしまいました。
一般車両は、通行止めです。
1キロ下の 「きりづみ館」 の駐車場に車を置いて、通称 “ホイホイ坂” と呼ばれる山道を約30分歩いて登ることになります。 (※宿泊客は送迎あり)
宿に着くと、3代目主人の佐藤敏行さん、女将のみどりさん、4代目若主人の淳さん、若女将の知美さんが、揃ってお出迎えです。
「どーも、NHKの講座ではお世話になりました」
「こちらこそ、いつもありがとうございます」
なーんて、あいさつを交わすと、お茶とまんじゅうが出てきて、世間話となりました。
フロントのカウンターには、何種類かの本が販売されています。
小森威典・著 『正真正銘 五ツ星源泉宿 66 』(祥伝社新書) が、うず高く積まれています。
最近、出版された本で、僕もさっそく買って持っています。
確か、金湯館も載っていましたよね。
その他、群馬では……
下仁田温泉「清流荘」、川中温泉「かど半旅館」、谷川温泉「水上山荘」と「金盛館せせらぎ」、川古温泉「浜屋旅館」 が選ばれています。
で、隣には、拙著 『群馬の小さな温泉』 が置かれていますが、もう残りわずか4冊です。
7月に来たときに注文を受けて、出版元より30冊が送り込まれているはずです。
「あれ? もう、こんなにも売れちゃったんですか?」 と僕。
「そーなのよ。小暮さんの本は、年配の女性が良く買っていくのよね」 と女将さん。
年配の方……?
「もしかして、僕の講座の生徒さんくらいの女性ですか?」
「そう、そう」
そうそうって、65歳以上の熟女(?) ということですかね。
いずれにしても、嬉しいじゃないですか!
と、いうことで、またもや30冊もご注文をいただいてしまいました。
ありがとうございます。
さぞや、出版元も喜ぶことでしょう。
取材は話を聞くだけではなく、当~然、お湯もしっかりいただいて、お約束の入浴シーンの撮影も行いました。
浴室の扉を開けると、プ~~~ンと漂う硫黄臭!
ああ、僕の大好きな香りです。
もう、これだけで、テンションは上がってしまいます。
湯の温度は、相変わらずぬるめの約39度。
冷えた体には、スーッと染み込んでくる適温です。
(僕は、ぬる湯派なもので)
今日も今日とて、泡の付き具合が最強に、よろしい。
あっという間に、全身泡だらけの真っ白け~!であります。
「うわぁ~、凄いですねぇー! 泡だらけだぁ~」 と I さん。
「(ニヤッ)」 とだけ、僕。
どや顔ですよ、どや顔!
「どーうだい、群馬には、いい温泉が、いっぱいあるだろう!」
「本当ですね」
「このまま僕と温泉めぐりをしていれば、I さんも数年後には温泉ライターになっちゃいますよ」
「いやぁ~、なれますかねぇ・・・へへっ」
(おいおい、そう簡単になられてたまるかい! こっちの仕事がなくなっちまうじゃねーかよ)
と、いうことで、今回も楽しい温泉取材の1日でした。
女将さ~ん、美味しいお昼ご飯、ごちそう様でした。
また、寄らせていただきますね。
Posted by 小暮 淳 at 21:34│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
微な硫黄の香りは いいですよね
心が落ち着きます( ̄ー ̄)ニヤリ
これから外気も下がり 浴槽の温度を保つ為
温泉品質は 向上しますし
d(^-^) これからが旬です 温泉は
心が落ち着きます( ̄ー ̄)ニヤリ
これから外気も下がり 浴槽の温度を保つ為
温泉品質は 向上しますし
d(^-^) これからが旬です 温泉は
Posted by momotaka at 2011年10月21日 15:12
momotakaさんへ
ほのかな香りが、いいですね。
冷鉱泉ながら、有笠温泉や大島鉱泉は、ツ~~ンと硫黄臭がして好きな湯です。
ほのかな香りが、いいですね。
冷鉱泉ながら、有笠温泉や大島鉱泉は、ツ~~ンと硫黄臭がして好きな湯です。
Posted by 小暮 at 2011年10月22日 01:35