2012年04月29日
GWだ!里山へ行こう!
先週、出版元の上毛新聞社より、「改訂した“里山”の増刷本ができました。著者分の本を用意してありますので、ついでの時にお寄りください」 との電話がありました。
“里山”とは、昨年の1月に出版した拙著 『電車とバスで行く ぐんまの里山 てくてく歩き』 のことです。
(業界では、本のタイトルを短縮して呼びます)
で、GWに突入する前日、取材の帰りに出版元へ寄って、5冊ほど刷りたてホッカホッカの本をもらってきました。
うれしいものですよ。
増刷って!
書き下ろしの新刊本を手にするときは、当然、我が子の誕生のように感動します。
でもね、出版業界も不況の波を受けて、なかなか本が売れないのですよ。
だから、たとえ本を出しても、初版で消えて行く本がほとんどなんですね。
そんな時代での、改訂増刷です!
まるで、我が子が成長して、入学式を迎えたような喜びであります。
おかげさまで、僕の本は、これで3度目の増刷となりました。
(過去に 『ぐんまの源泉一軒宿』 が、2度増刷しています)
でもね、内容の改訂は初めてなんです。
「このテの本(登山本) にしては、異例のスピードで売れています。本来、山登り本は、一部のファンにしか売れない本ですから、何年もかけて増刷される類いの本なんですよ」
とは、出版担当者。
どうも、僕の書いた “里山本” は、登山ファンだけが買っているのではないようです。
どちらかというと、温泉ファンが、そのまま同じ著者が書いた本だということで、「つられ買い」 をしているのかもしれません。
だとすれば、本当にありがたいことです。
この場をお借りして、著者よりお礼申し上げます。
「買ってくれて、ありがとうございます」
で、改めて今日、マジマジと、昨年出版した初版本と改訂された増刷本を見比べてみたのです。
当然ですが、見た目は、まったく同じです。
表紙は、イラストレーターの飯塚裕子女史に描いていただいたパステル調のイラストです。
山里の風景の中を、ハチ巻きをした僕が歩いています。
実は、この “僕” は、粘土で作った人形なんです。
僕が女史に頼んで、立体のイラストに仕上げてもらったのです。
大成功でしたね。
たぶん、この表紙のおかげで売れた部分もあると思います。
で、見た目は同じでも、ページをめくると多少違いがあります。
まず、奥付(最終ページ)。
“2012年4月29日”の日付けと、“2刷”の文字が追加されています。
そーです! 今日なんですよ。
GWに合わせて増刷するなんて、出版元も憎いことをしますね。
あとは、本文と巻末の入浴施設一覧に、いくつかの訂正がされています。
マニアの方は、初版と見比べて、どこがどう変わったかを探してみてください。
まだゴールデンウィークは、始まったばかりです。
いかがですか?
新緑の里山歩きを楽しんでみては?
もちろん、いい汗をかいた後は、温泉が待っていますよ!
Posted by 小暮 淳 at 21:18│Comments(2)
│著書関連
この記事へのコメント
歩行はやっと30分という私なので、里山歩きは夢の世界でしたが、ブログを拝見して・・・歩いてみたい・・・先ずは先生のご本で。それから、里山と温泉とのコンビネーションに惹かれました。次回5月の講座での購入をよろしくお願い致します。
Posted by しをちゃん at 2012年04月30日 14:54
しをちゃんへ
了解しました。
次回の講座に、お持ちします。
里山歩きは、ハイキングとウォーキングのちょうど中間。
散歩よりは歩きがいがありますが、その分、里と山と両方の景色が楽しめますよ。
ぜひ、歩いてみてください。
了解しました。
次回の講座に、お持ちします。
里山歩きは、ハイキングとウォーキングのちょうど中間。
散歩よりは歩きがいがありますが、その分、里と山と両方の景色が楽しめますよ。
ぜひ、歩いてみてください。
Posted by 小暮 at 2012年04月30日 19:34