2012年09月08日
只今、連載記録更新中!
今でこそ何本かのエッセーやコラムの連載を持っていますが、18年前に独立してフリーのライターに成り立ての頃は、連載はおろか、1本の執筆依頼もありませんでした。
タウン誌の編集者時代にお世話になった店や会社を回って、名刺やチラシ、レストランのメニューの注文をいただいて、細々と暮らしていました。
“せっかく独立してフリーのライターになったのに、これじぁ、印刷屋の営業と変わりないじゃないか・・・”
そんなジレンマの中で、来る日も来る日も悶々(もんもん)としながら生きていました。
当時の目標は、とにかく 「連載」 を持てるライターになること!
どうして連載なのかと言えば、それは “記名” で原稿が書けるからです。
いくら執筆の仕事があっても、いつまでも無記名原稿の大量生産では、いずれ 「使い捨てライター」 になってしまうと、いつも我が身を案じていました。
「何でも書きます!」 では、誰でも書ける仕事しか依頼されません。
僕でなければ書けない記事を書きたい。
それには、唯一無二のジャンルを身に付けない限り、記名の連載仕事は絶対にやって来ません。
独立して8年後。
念願の記名連載がスタートしました。
当時、前橋市と高崎市内に無料配布されていた 「月刊ぷらざ」 という雑誌でした。
タイトルは、『癒しの一軒宿 源泉ひとりじめ』 。
そうです、このブログのタイトルと同じです。
ブログ開設にあたり、僕は “初心忘れるべからず” の思いを込めて、記念すべき初連載エッセーのタイトルを付けました。
このエッセーは、2004年4月~2006年9月までに、30回の連載をしました。
その後、「月刊 Dell-J (でりじぇい)」 に 『源泉巡礼記』 を 48回 (2006年11月~2010年11月)、
「ちいきしんぶん」 に 『里山をゆく・ぶらり水紀行』 を 29回 (2006年12月~2010年8月)、
コラムサイト 「ハイハイQさんQさんデス」 に 『温泉で元気』 を 79回 (2011年11月~2012年8月)、
などを連載しています。
現在でも、朝日新聞(群馬版) に 『湯守の女房』 を隔週で連載していますが、これは今週で第30回を迎えました。
また、「ちいきしんぶん」(高崎市のフリーペーパー) では、今年の4月から 『一湯良談 (いっとうりょうだん) 』 という温泉コラムを月刊で連載しています。
ところが実は、もう1つ、僕は最長連載記録を更新している連載があります。
それは、エッセーやコラムではなく、パズルなんです!
「タカタイ」(高崎タイムスの略) という、上毛新聞社高崎支社が週刊で発行している生活情報誌に、なんと!12年以上も前から 『漢字熟語パズル』 を書いているんですよ。。
「えっ、あのパズルは小暮さんだったんですか?」
と思った方、ズバリ、あなたは高崎市民だね!(秘密のケンミンショー風に)
本名ではなく、「スタジオJ」 という屋号で書いているので、気づかない人も多いと思いますが、これが、昨日発行の9月7日号で、ナナナナナ~~ント! 532回という超超長期連載記録を更新中なのであります。
自分でも数えてみて、ビックリしてしまいました。
連載がスタートしたのが2000年2月ですから、無理もありません。
それにしても、よく続いているものだと、我ながら感心しています。
確かに、連載を複数抱えるということは大変なことですが、これぞライター業の醍醐味(だいごみ) というものであります。
Posted by 小暮 淳 at 20:56│Comments(2)
│執筆余談
この記事へのコメント
始めてお便りします、私の家族の事なのですが娘と息子が縁があり結婚はしたのですがまもなく五年が過ぎようとしていますが娘、息子夫婦共まだ子供が授からなくてチョッピリ寂しい毎日を過ごしています。何時になれば孫の顔を見る事が出来るのかと心配をしています。
小暮さんの第39回の記事の載っている「願いを叶える氏神様」の記事を読み、随分と時間が過ぎてはいるのですが一度お参りに行って見ようを思っています。
神社の名前を紹介いただけないものかとあつかましいお願いですが
よろしくお願いします。
小暮さんの第39回の記事の載っている「願いを叶える氏神様」の記事を読み、随分と時間が過ぎてはいるのですが一度お参りに行って見ようを思っています。
神社の名前を紹介いただけないものかとあつかましいお願いですが
よろしくお願いします。
Posted by 高木正三郎 at 2012年09月11日 15:15
高木正三郎さんへ
Qさんコラム 『温泉で元気』 の記事のことですね。
この回は、たくさんの方から編集室を通してメールをいただきました。
この神社は、吾妻郡嬬恋村干俣の 「諏訪神社」 です。
米と酒を供物すると、願いを叶えてくださるようですよ。
詳しくは、近くの奥嬬恋温泉 「干川旅館 花いち」 の女将さんにお尋ねください。
Qさんコラム 『温泉で元気』 の記事のことですね。
この回は、たくさんの方から編集室を通してメールをいただきました。
この神社は、吾妻郡嬬恋村干俣の 「諏訪神社」 です。
米と酒を供物すると、願いを叶えてくださるようですよ。
詳しくは、近くの奥嬬恋温泉 「干川旅館 花いち」 の女将さんにお尋ねください。
Posted by 小暮 at 2012年09月12日 17:54