2013年08月10日
温泉の3つの効果
その昔、「温泉へ行く」 といえば、それは “湯治” に行くことでした。
湯治とは、読んで字のごとく、温泉を利用して病気を治す民間療法です。
その効果は、医学が発達した現代でも、高く評価されています。
では、なぜ、温泉は体に効くのでしょうか?
大きく分けて、温泉には3つの効果があります。
その1つは、誰でも知っている温泉の成分による 「化学的作用による効果」 です。
皮膚や呼吸を通して、成分が体内に吸収されることにより、“薬理効果” を生みます。
また、飲用すれば、体内に吸収された成分が血液に入り、さきざまな効果をもたらします。
2つめは、「物理的作用による効果」 です。
これは、温熱や水圧、浮力といった入浴中に体にかかる物理的な作用による効果のことです。
たとえば、「温熱作用」。
温泉の持つ熱により体が温められ、新陳代謝の促進や自律神経の調整がされるため、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があります。
「水圧作用」 は、入浴中にかかる水圧により、筋肉などへのマッサージ効果や運動効果があります。
手足への血流が良くなり、全身の血行が促進されます。
そして 「浮力作用」。
入浴すると浮力が働き、体重は空気中の約9分の1になるため、足腰や関節への負担が軽く、水中での運動が楽になり、神経麻痺などのリハビリに有効です。
と、ここまでの作用は、日帰り温泉施設や温水プールでも効果を得ることができますが、実は、昔ながらの温泉地へ行く “湯治” には、あと1つ、絶対に現地でなければ効果を得られない作用があるのです。
その作用と、効果とは?
と、いうことで、僕が毎月、コメンテーターを務めている群馬テレビのニュース番組 『ニュースジャスト6』 では、次回、この温泉の持つ、3つの効果についてお話します。
ご興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。
●放送局 群馬テレビ(地デジ3ch)
●番組名 「ニュースジャスト6」
NJウォッチのコーナー
●放送日 (月)~(金) 18:00~18:30
●出演日 8月13日(火)
●テーマ 「温泉の3つの効果」
Posted by 小暮 淳 at 16:43│Comments(0)
│温泉雑話