2014年10月26日
ケンカをしようぜ!
今週、前々から約束をしていた “熱き若者たち” と会ってきました。
(若者といっても学生や20代の青年ではありません。僕より若いというだけで、十分オジサンたちですが)
彼らは、「今の群馬は見てられない」「このままで良いのか?」「もっともっと群馬を元気にしたい」 という志のもとに集まった団体です。
県内で、学生や婚活などの支援活動を行っていますが、手がける活動の1つに “温泉プロジェクト” というのがあります。
2年前、僕はメンバーの1人から熱烈な猛アタックをもらいました。
僕の本の読者で、雑誌で僕と山田べにこさん(温泉愛好家) との対談を読んだ彼は、出版社まで問い合わせて、半ば強引に僕との連絡先を聞き出して、コンタクトを取ってきたのです。
(彼は、僕の息子くらいの正真正銘の若者でした)
情熱とは、恐ろしいものですね。
こんな、のほほ~んと生きている中年オヤジのハートに火を付けてしまうのですから。
「ぜひ、群馬のために力を貸してください」
と頭を下げる彼に、僕は思わず、
「おお、やろうじゃないの!」
快諾していました。
で、開催されたのが、僕が講師を務めた 「温泉セミナー」<基礎編><中級編><上級編> でした。
前橋市の前橋プラザ元気21の学習室を貸し切って、3日間にわたり行われました。
現在、その時に実行委員を務めた彼は在籍していないとのことでしたが、また新たな若者(?) 2人が、僕を訪ねて来ました。
「県は、いま、富岡製糸場に夢中だからね。何もしてくれないよ。だったら、ケンカをしかけようじゃないか!」
気が付いたら、今回も僕は、ヤル気満々になっていたのです。
ケンカといっても、別に暴力を振るうわけでも、ののしり合うわけでもありません。
口で言っても分かってもらえない相手には、実行して結果を示して、分からせるということです。
群馬のブランド力の低迷、幸福度ランキングの最下位と、なにかと “いじめられキャラ” の群馬県ですが、いえいえ、群馬には温泉があるじゃないか!
と、そのことに気づいてくれた若者(?) が、こんなにもいるだけで心強いじゃありませんか!
やりましょうよ。群馬をもっともっと元気にするために!
でも、“酒がなくては戦(いくさ) はできぬ ”といいます。
まずは、ミーティングを兼ねた飲み会からでしょうかね(笑)。
Posted by 小暮 淳 at 11:29│Comments(0)
│温泉雑話