2014年11月28日
目の湯らーめん
なんの変哲もない、ふつうのラーメンです。
昔は食堂で 「ラーメン」 と言えば、これでした。
しょうゆ味のサッパリしたスープに、かん水の効いた黄色い麺。
具は、チャーシューとナルトとメンマ。
なんとも懐かしい、昭和の香りがします。
“ラーメン” と呼ぶには、あまりにも素朴な味に、
いつも僕は、お品書きを 「中華そば」 と書き換えたくなるのです。
今日は朝から野暮用があり、榛名湖へ行きました。
ワカサギ釣りじゃありませんよ。
ちょっと、榛名湖温泉まで、人に会いに行って来たのであります。
野暮用が終わって、時計を見ると11時30分。
午後は、東吾妻町の温川(ぬるがわ)温泉まで行かなくてはなりません。
でも、途中で昼飯を食べる時間がありません。
どうしようか……、と思案をするまでもなく、答えは1つ!
「目の湯らーめん」 があるじゃないか~!
ま、そんな名前のラーメンはないのですが、僕が勝手に呼んでます。
温川温泉は、江戸時代中期に発見された約230年の歴史を持つ湯治場です。
「白雲荘」 という一軒宿が営業していましたが、現在は休業中。
温川のほとりにある露天風呂だけが、日帰り入浴の営業を行っています。
昔から眼病に特効があることから、「目の湯」 と呼ばれています。
「目の湯」 には小屋があり、入浴の受付だけではなく、簡単な食事もできます。
うどん、そば、ラーメン、おでん、みそ田楽など・・・
で、僕は一杯550円のラーメンがお気に入りなのであります。
いつもは残すスープだって、ここのは最後の一滴まで飲み干しちゃいます。
だって、いまどき、なかなか、こんなシンプルなラーメンはありませんぞ!
(最近のラーメンって、存在感があって、自己主張が強過ぎませんか?)
あ~、大満足!
おかげさまで、午後の仕事もスムーズに進みました。
貴子さん、お母さん、ごちそうさまでした。
Posted by 小暮 淳 at 20:46│Comments(0)
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