2015年03月09日
芯から温まる あつ湯の宿
この時季は “三寒四温” などといいまして、ひと雨ごとに暖かくなるものですが、それでも寒のもどりがあり、まだまだ寒さには気を抜けません。
やっぱ、身も心も温まる温泉が恋しくなりますね。
温泉ライター界の 「猫肌」 を自称する僕でさえ、寒い冬はやはり熱い湯に入りたくなります。
特に極寒の雪深い温泉では、いくらなんでもぬる湯とはいきません。
キーンと冷えた体を、ジーンと芯から温めてくれるのは、ちょっぴり熱めの温泉であります。
最近は、熱い湯を提供する温泉が、めっきり少なくなりました。
循環式の浴槽が増えたからかもしれませんね。
適温とされる41~42度に設定した浴槽が多くなりました。
でもね、探せばあるんですよ!
客に迎合しない頑固一徹な湯守のいる、昔ながらのアツーイ湯をそのままかけ流している温泉宿が!
加水もせず、加温もせず、自然流下により湯を冷ましながら浴槽に注ぎ入れている極上の湯宿です。
だから “熱い” のは、温泉が新鮮な証拠なんです。
一般的に加水しない場合は、湯の注ぎ入れる量を調節して、浴槽内の温度が上がらないようにしているのですが、それでも頑固な湯守のいる宿は、熱い湯をドボドボと流し入れています。
「てやんでぇ、これ以上、湯を絞り込んだら、浴槽の湯が汚れちまうんだよ!」
なーんて、言ってね。
キャー!カッコイイ~!
と、いうことで次回、僕がコメンテーターを務める群馬テレビの 『ニュースジャスト6』 では、ガツーンと芯から体を温めてくれる “あつ湯” の宿を紹介します。
●放送局 群馬テレビ (地デジ3ch)
●番組名 「ニュースジャスト6」
NJウォッチのコーナー
●放送日 3月13日(金) 18:00~18:35
●ゲスト 小暮 淳 (温泉ライター)
●テーマ 「芯から温まる あつ湯の宿」
Posted by 小暮 淳 at 19:55│Comments(0)
│温泉雑話